リトルバスターズ〜死んだ世界に参戦……?〜   作:ブラックくまさん

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今回は前後編に分けようと思います
とりあえずリトルバスターズ全員揃えたのでオペレーションにはいっていきます

HN:個性が欲しい

あらゆる特技をお持ちの棗先輩に質問です
「こいつ…こんな特技が…」と周りから言わしめたその特技を教えてください

恭介の回答

授業中に先生の出す問題に全てジャンプしながら的確に答える、という特技だ
授業中にうっかり披露してしまった時のクラスの奴らは「こいつ…こんな特技が…」って顔をしていたな


ミッションスタート 前編

恭介達が食堂に来ると、すでに全員集まっていた

 

「お!来たな恭介」

 

真人が恭介に話しかける

 

「ああ、みんなご苦労」

 

「しかしみんな揃うとはな」

 

恭介の後に謙吾がそう言った

 

「して、恭介氏」

 

「なんだ来ヶ谷?」

 

「そこの可愛らしい女生徒は誰だ?」

 

奏を指差しながらそう恭介に来ヶ谷は聞いてきた

それを聞いて恭介がいった

 

「そうだな、まず自己紹介と行こうか」

 

そう聞き全員自己紹介にはいった

 

「ふむ、ではまず私から行こう」

 

「来ヶ谷 唯湖だ、呼ぶときは来ヶ谷か、来ヶ谷ちゃんで頼む」

 

来ヶ谷と名乗った者の容姿は、身長が少し高く、黒髪のロングヘアー

左側にリボンをつけていて、何処か大人びた雰囲気を醸し出していた

 

「ども、初めまして!」

 

「三枝 葉留佳です!よろしくよろしく!」

 

来ヶ谷の次にそう気楽そうな声で言ってきたのは

ピンクがかった長い髪を左側で二つ二つに結び

何処か騒がしそうな雰囲気がある、元気な少女だった

その声に静かにツッコミを入れる声があった

 

「自己紹介くらい静かにしたらどうですか?」

 

「ミオちんひどい!」

 

三枝にミオちんと呼ばれた少女の方を見る

 

「西園 美魚です、よろしくお願いします」

 

西園の容姿は青色の髪にカチューシャをつけていて、手には日傘を持っていた

物静かな印象を受ける少女だった

 

「最後は私だね、神北 小毬です、よろしくね〜」

 

小毬は奏の方を向き楽しそうにそういった

小毬の容姿は黄色い髪に星型のリボンを付けて何処かほんわかする雰囲気を出していた

 

小毬の自己紹介の後、真人が言った

 

「一応俺たちも言っとくか」

 

「俺は井ノ原 真人だ」

 

「能美 クドリャフカです」

 

「宮沢 謙吾だ、よろしく」

 

全員の自己紹介を聞いて奏は言う

 

「立華 奏...生徒会長をしているわ」

 

それからしばらくは奏と全員で談笑していた(奏はあんまり感情表現していなかったが)

そんな中奏は言った

 

「もうそろそろ行かなくちゃ」

 

そう聞いて全員は笑顔で手を振り奏を見送った

 

「ああ、またな立華」

 

「おう!筋肉が必要になったらいつでも呼んでくれ!」

 

「立華さん、しーゆーです」

 

「奏ちゃんまたね〜」

 

リトルバスターズに背を向けて奏は歩いて言った

それを見送った後、恭介は全員の方を向き

 

「じゃあみんな!早速だがミッションだ!」

 

そう言った

来ヶ谷がその言葉に反応する

 

「ふむ、やはり何かするのか」

 

「ああ、これからその説明をするのからよく聞いてくれ」

 

そう言って恭介は全員に説明をし始めた

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「…という訳で、ガルデモのライブを護衛することになった」

 

恭介は全員に説明をした

その説明を聞いて来ヶ谷が恭介に言う

 

「また随分と急な話だな」

 

「ああ、でもいつものことだろ?」

 

「ふむ、そうだったな」

 

恭介は全員を見渡して言う

 

「じゃ、夜になったら校長室前に集合な」

 

「集合時間はメールで伝える」

 

そう言って恭介は携帯を持ってない者たちに渡した

 

じゃ、夜まで各自自由行動という恭介の宣言で皆ばらけて行った

残ったのは謙吾と真人

二人は恭介に問いかける

 

「んで、恭介はどうすんだよ?」

 

「お前の事だ、何かするんだろう?」

 

「ああ、色々準備する」

 

恭介は二人を見ていった

 

「お前たちも手伝ってくれ」

 

恭介の言葉に二人は「おう!」と即答する

恭介とは一番長い付き合いのある二人は恭介の頼みを断るという選択肢はなかったのだ

 

「じゃ、色々準備しに行くぞ!」

 

そういい恭介は真人、謙吾を連れて歩いていった

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

夜になり、リトルバスターズは校長室に来ていた

もちろん、死んだ世界戦線(通称:SSS)のメンバーも揃っている

そんな中、ゆりは恭介に問いかける

 

「…棗君、前よりも人数が増えて居るのは気のせいかしら?」

 

その問いに恭介は答える

 

「ん?ああ、こいつらはリトルバスターズのメンバーだ」

 

その答えを聞いてゆりは軽く息を吐き言った

 

「はぁ、まさかこんなにこっちに来てるなんて…見つけていたら速攻で勧誘してたのに…」

 

リトルバスターズのメンバーとしってゆりは勧誘をもう諦めているようだ

 

恭介達がそういう会話をしてるなか互いのメンバーは自己紹介を終えていたようだ

 

それを見てゆりは顔を引き締めて言った

 

「これより、オペレーションの概要を説明する」

 

そういってオペレーションの細かい部分を説明した

 

ガルデモのライブ中の食堂を天使の侵入から守るという作戦だった

 

説明を終えるとゆりはリトルバスターズを見て言った

 

「今回は強力な助っ人も居るわ!ライブの最後の曲までいけるかもしれない!」

 

ガルデモのライブは天使の妨害により最後まで続けられた事がほとんど無いらしい

 

続けてゆりは恭介に言う

 

「あなた達の配置はどうしましょう?」

 

その言葉に恭介は答える

 

「こっちはこっちで好きにやらせてもらう」

 

そう聞いてゆりは「そう、よろしく」とだけ言った

もう諦めているのか、それとも数秒でも時間稼ぎになればいいと考えていたのか分からないがその言葉を聞き、恭介はリトルバスターズに向かって言う

 

「今回はガルデモの護衛だ!相手は立華だが気を抜くなよ!」

 

その言葉に来ヶ谷が反応する

 

「ちょっと待て、恭介氏」

 

「奏君と戦うのか?」

 

そう聞いて恭介は答える、立華と戦うとは思っていなかったのか

立華が天使だと知らない者は驚いていた

 

「ああ、どうも立華は天使ということになっているらしい」

 

「ふぇ?奏ちゃん天使だったんだぁ!」

 

「これは驚きです」

 

「ななななんだって〜!?」

 

「確かに奏君は天使のように可愛かったが…」

 

慌てている者を見て恭介は言った

 

「何も真剣に喧嘩しようって訳じゃない」

 

「こっちは時間稼ぎらしいし、リトルバスターズらしい方法で行く」

 

恭介の言葉に再度来ヶ谷が質問する

 

「なるほど、してどのような時間稼ぎをするんだ?」

 

恭介は少し間を置いて答える

 

「…無論、皆知っての通りバトルだ!!」

 

そう言う恭介に今度は西園が質問する

 

「しかし、バトルをするのであれば観客が必要ですが」

 

「一般生徒はライブに行ってしまってるのでは?」

 

「その点は心配ない」

 

恭介は「ただ」と前置きしてから

 

「全員で戦っても立華は連戦になってしまう」

 

「連戦になるのは仕方ないが、人数を決めさせてもらう」

 

「疲れきった立華相手にバトルしても面白くないからな」

 

「俺を含めて4人…後三人話し合って決めてくれ」

 

そう全員に言った

全員は恭介の言葉に納得して話し合った

全員戦いよりも面白いという方が大事なのである

 

数分後話し合いを終えて恭介は言った

 

「…これで決まったな」

 

「では、ミッションスタートだ!!」

 

そういいリトルバスターズは校長室を出て食堂付近へと向かった




次回から、バトル連戦です

エンジェルビーツのあの人もバトルするかも…?

てな訳で今回はここまでです

次回投稿が何時になるかわかりませんが近いうちに上げますので

でわでわ、また今度!

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