リトルバスターズ〜死んだ世界に参戦……?〜   作:ブラックくまさん

7 / 39
拙い文章でも読んでくれてる人が居るって嬉しいです
今回からバトル多目に入れていきたいと思っています

それでは皆様のお暇つぶしにどうぞ

棗恭介の一問一答

HN:黒猫
どんな闇の存在をも消しされるという棗先輩に質問です
闇の存在とは何が弱点なのでしょう?

恭介の回答
奴らは光的なものに弱い、光的なものを当てるとその場で消えてしまうからな
だから俺は常に懐中電灯を持ち歩いている
奴らがいつ現れてもこれさえあれば負けることはないな




ガルデモ

「オペレーション:トルネードを実行するわ!」

 

そうゆりは言い放った

その言葉に対して大山、日向、藤巻が反応する

 

「これはまた凄いのが来たよ!!」

 

「いよいよやるのか!ゆりっぺ!」

 

「へっ!腕が鳴るぜ!」

 

そんな中で真人が質問した

 

「おい、そのオペレーション:トルネードってなんだ?」

 

「これから、オペレーションの内容を説明するわ」

 

その質問に答えようとしていたところに怒鳴り声が響いてきた

 

「ちょっと待ったぁ!」

 

怒鳴り声の主の方を全員が見る

そこには校長室の扉を勢い良く開け放つ野田の姿があった

 

「ゆりっぺ!そんな奴らを作戦に参加させるなど俺は認めん!」

 

そう恭介達を指差し言ってきたのだった

そんな野田を見て戦線メンバーが言った

 

「バ…バカな!野田がトラップに引っかからないだと!?」

 

「いつもの野田ならトラップで吹っ飛ばされてるのに!」

 

「凄いよ野田君!成長したんだね!!」

 

野田の言葉よりも、野田がトラップに引っかからないことの方に注目していた

そしてトラップに引っかからなかった答えをゆりが言う

 

「さっき井ノ原君を入れる時にトラップは解除してあるから引っかからなかったのね」

 

その言葉を聞いて全員「なんだ…そんなことか…」と興味をなくしていた

 

「ええい貴様ら!…まぁいいとにかく俺は作戦にそいつらが参加するなぞ認めんぞ!」

 

そう声を荒げて言う野田にゆりは言った

 

「野田君、彼らが参加するのは決定事項よ」

 

「しかしゆりっぺ!」

 

そう言い合う二人に恭介は提案してきた

 

「…それならバトルをしよう!」

 

その発言にゆりは「は?」という顔をした

それを無視して恭介は話し出す

 

「俺たちが勝ったら作戦に参加させてもらう」

 

「あんたが勝ったら俺たちはあんた達に今後一切関わらない」

 

「ふっ面白い」

 

恭介の言葉に対して野田は挑発的な笑みを浮かべてハルバードをかまえた

 

「おっと、バトルのルールは前回のを使う」

 

恭介の言葉を聞いて野田は反論した

 

「ふざけるな!あんなもの二度するか!!」

 

「ほう…あんたはあのルールじゃ俺たちに勝てないって言うんだな?」

 

「なに!?」

 

「その手に持ってるものが無ければ戦えないと…」

 

「そんな訳があるか!いいだろう前は武器が紙飛行機だったから負けたのだ!まともな武器なら負けはしない!」

 

「OK!じゃあ人を集めてくる…」

 

そう言い残し恭介は人を集めにいった

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

数分後、多数の生徒を連れた恭介が戻って来た

 

「…棗君、あなたどうやってその数の一般生徒を集めてきたのよ…」

 

ゆりはそう恭介に質問した

 

「いや、普通に声をかけただけだが…」

 

「あのね、一般生徒は人格がないのよ?」

 

「どういう事だ?」

 

ゆりは恭介に一般生徒、NPCの事を説明した

 

「…というわけで、これだけ集められるのは最早以上なのよ」

 

「へぇ、まぁなんでもいいじゃないか!」

 

面白ければかまわないと言わんばかりの顔で恭介は言った

ゆりはもう諦めたのかそれ以上は何も言わなかった

 

「早くしろ!」

 

野田は恭介に言う

 

「まぁ焦るなって、初めて見る奴らもいることだしもう一回ルールを説明しておこう」

 

恭介はバトルのルールを説明した

 

「…以上だ」

 

「なんでもいい!早くはじめろ!」

 

「OK、ちょっと待ってな、今対戦相手を決める」

 

そう言うと恭介は謙吾達のとこへ行こうとする

 

「ちょっと待て、貴様が戦うのではないのか?」

 

野田はそう聞いてきた

 

「別に俺が戦ってもいいが、他に戦いたい奴がいたら申し訳ないだろ?」

 

「…まぁいい前哨戦にしてやる」

 

その言葉を聞いて恭介は謙吾達のとこへ向かった

 

恭介が来ると真人が言ってきた

 

「久々のバトルだな!」

 

その言葉に謙吾が続く

 

「して、誰がやる?」

 

「わふー俄然やる気が出てきたのですー」

 

「お!クー公気合入ってんな!」

 

「じゃあ能美、行ってこい」

 

「わふー頑張るのです!」

 

対戦相手はクドに決まった

野田のところ戻る恭介

 

「お前の相手はこいつだ!」

 

「わふー!れっつバトルなのです!」

 

「いいだろう!相手が誰であれ容赦はしない!」

 

「それじゃ、バトルスタート!!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

エキゾチック(自称)なマスコット

能美 クドリャフカ

 

VS

 

根は真面目

野田

 

様々な物が投げ入れられる

 

「これにするのです!」

そう言いクドが掴んだものは…ハイパーヨーヨー

 

「今回こそは…!」

そう言い野田が掴んだものは…消しゴム

「またこんなものかぁ…」

 

「それじゃあ、いくのです!」

クドの攻撃

クドはヨーヨーを野田に向かって投げた

 

「当たらん!」

 

しかし野田は体をそらしかわした

 

「次はこちらの番だ!」

野田の攻撃

野田は消しゴムを千切って投げた

 

「痛いのです!」

クドに20のダメージ

 

「ふははは!どうだ!」

 

「今度は当てるのです!」

 

「ていやぁ!」

クドの攻撃

クドはヨーヨーを野田に向かって投げた

 

「何度やっても同じだ!!」

野田はヨーヨーをかわした

…しかしヨーヨーのヒモに絡まってしまった

「うお!?」

野田は転けてしまった

野田に153のダメージ

 

「くそッ!」

 

野田は立ち上がろうと体を起こした

 

「追撃するのです!!」

 

起きようとしている野田にクドは追撃した

 

「わふー!」

クドの攻撃

クドはヨーヨーを野田に向かって投げた

「くっ!」

野田に300のダメージ

野田に292のダメージ

 

「これはいいものですね!」

クドは「投げる」技術が上がった

 

「遊びは終わりだ…!」

 

野田は起き上がりクドに仕掛けた

 

「ふっ!」

野田の攻撃

野田は消しゴムを千切って投げた

「当たりました!?」

クドに60のダメージ

クドに70のダメージ

クドに50のダメージ

 

「…愛用の武器になるかもしれん」

野田は「投げる」技術が上がった

 

「これで終わりなのです!」

クドの攻撃

クドはヨーヨーを野田に向かって投げた

「この攻撃は…かわせん!」

野田に600のダメージ

野田に500のダメージ

 

「またか!!」

 

野田は倒れた

 

「わふー!勝ちました!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「勝者、能美 クドリャフカ!」

 

恭介がそう宣言すると「うおおお!」と歓声が上がった

 

「それじゃあ能美、野田に称号を」

 

「なに!?また称号をつける気か!?」

 

恭介の言葉に野田が反応する

 

「当たり前だろ?そう言うルールだ」

 

「待て!それじゃあ称号を戻すにはどうすればいいのだ!?」

 

野田は恭介にそう質問した

 

「そうだな…あんたらは戦線で天使と戦ってるんだろ?」

 

ゆりの方を見て聞く恭介

 

「ええ、そうよ」

 

「なら、このルールで天使に勝ったら称号を戻していい事にしよう」

 

「もちろん、天使にも称号を与えられる」

 

「逆に天使に負けたら、天使の称号が戻り…」

 

「天使から称号を与えられる」

 

恭介が説明し終えると野田は立ち上がり

 

「なるほど、早速今から天使を倒してくるか!!」

 

そう言った、しかし恭介はそれを遮った

 

「それはダメだ」

 

「何故だ!?」

 

「だって天使って立華の事だろ?お前さっき負けてたじゃないか」

 

「2日以上立たないと再戦は認められないからな」

 

「む…」

 

恭介の言葉に反論出来ず黙り込む野田に恭介は言った

 

「さて能美、野田に称号を」

 

「わふーしょーごーふぉーゆーとぅーゆーなのです!」

 

野田は【ハルバード一号さん】の称号を手に入れた

 

「ぬああああああ!」

 

野田の叫びが響き渡る中、ゆり達に向かって声が掛けられた

 

「何の騒ぎだ?ゆり?」

 

ゆりは声の方を向き答えた

 

「あら音無君、お帰りなさい」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

野田とのバトルが終わり、校長室まで戻って来た

 

「紹介するわ、彼は音無君」

 

そう言いながら音無の方へ手を向ける

 

「えっと…始めまして」

 

「彼は昨日戦線へ入隊したわ」

 

「生きてた時の記憶が無くて名前しか分からないの」

 

そう説明するゆり

音無と恭介達は互いに自己紹介をした

 

「それじゃあ、今回のオペレーションについて説明するわ」

ゆりはそう言うと恭介達と音無を見た

そしてこう言った

 

「一般生徒から食券を巻き上げる!」

 

その言葉を聞いて恭介達と音無は一瞬時が止まった

そして数秒後、音無がいった

 

「はぁ!?なんだよそれ!?カツアゲかよ!?」

 

「頭数揃えてやることがカツアゲかよ!見損なったぜお前ら!!」

 

その言葉にゆりは言う

 

「話は最後まで聞きなさい」

 

それからゆりは作戦の細かい説明をした

食堂に集まった生徒の気を引き、巨大な扇風機で食券を巻き上げるらしい

そして、巻き上げている最中に天使の進行を阻止するという作戦だった

そこに恭介は質問する

 

「どうやって生徒の気を引くんだ?」

 

「それは…そろそろ来るかしら…」

 

ゆりがそう言い終えると校長室の扉が開きギターケースを持った少女が入ってくる

 

「ゆり、来たぞ」

 

そう少女はゆりに話しかけてきた

 

「ご苦労様、紹介するわ!彼女は岩沢さん」

 

「戦線の陽動班よ」

 

岩沢と呼ばれた少女は恭介達に聞いてきた

 

「あんたら、新入り?」

 

「いや違う、でも作戦には参加する」

 

岩沢はそれだけ聞くとソファに腰をかけた

 

「岩沢さんはガルデモのボーカルよ」

 

ゆりは恭介達に説明する

 

「ガルデモっていうのはこの戦線が率いるバンド名で陽動の時、今回の作戦でいう一般生徒の気を引く時とかにライブをしてもらうの」

 

「ライブをして気を引くって事か?」

 

音無がゆりに聞く

 

「そうよ」

 

そこで恭介も質問をする

 

「つまり、ライブ中のガルデモの護衛って事か?」

 

「そんな感じよ」

 

「それは面白そうだぜ!」

 

恭介は笑顔で謙吾達の方を向き

 

「この世界でリトルバスターズの初ミッションが決まった!!」

 

「ガルデモのライブを全力でサポートするぞ!」

 

そう宣言した




やっとアニメ一話の話にいけた
音無君の入れるところがわからなかったため無理矢理入れた感が半端ないですね

複数のキャラを書くのって難しい、基本的に恭介に視点を当てて書いてるのであまり喋ってないキャラも居ますがどうかご了承下さい

でわでわ、また今度

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。