リトルバスターズ〜死んだ世界に参戦……?〜   作:ブラックくまさん

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はい!今回はテスト回に入って行きたいと思います
ついにあの話を書くのか…まぁやっていきます

棗恭介の一問一答

HN:世界の七不思議

ハロウィンの魔女は何で空を飛んでいるのですか?

恭介の回答

なんだお前ら、今度はハロウィン攻撃か?
愛だよ!もうハロウィンは全部愛でいいだろ!
もうやめるぞこの学校!


テスト開始前

 

この学校のテストはカンニング防止の一環として、各クラスの全員がバラバラの教室にあてがわれる

同じ教室になったのは

真人、謙吾、美魚、そして…

 

「何でお前が居んだよ…」

 

「そもそも学年が違うだろう…」

 

「どうやってここに割り当てられたのか気になります」

 

恭介だった

 

「俺だけ一人でテストを受けるなんて不公平だ!俺もここで受ける!」

 

恭介は力強く宣言した

 

 

しばらく会話をしてからふと恭介は教室を見渡した

 

恭介は奏の姿を見つけ、近づいた

 

「よう!勉強か?」

 

奏は恭介の言葉に振り返った

 

「…棗君?」

 

「よう」

 

恭介は片手をあげて軽く挨拶する

 

「貴方は学年が違うわ」

 

「別にいいじゃないか」

 

「ダメよ」

 

「テストは真面目に受けるし大丈夫だ」

 

恭介の言葉に奏はしばらく考えて言った

 

「…いいのかしら?」

 

「大丈夫だ」

 

という会話をしていると、教室の扉が開き一人の教師が箱を持って入ってきた

 

どうやらクジ引きで席を決める様だ

 

教師は黒板に席順を書き、クジ箱を教卓の上に置いて教室を出て行った

 

それを見て恭介は言う

 

「お!早速引きに行くか」

 

恭介の後に続き奏は教卓の前に移動する

恭介がクジを引くのを見て他のみんなも恭介に続いた

 

全員がクジを引き終え、席順が決まった

扉側の端の列の先頭から二番目に奏

その後ろに恭介

中央の列の真ん中と後ろあたりに真人と謙吾

窓際の列の最後尾に美魚となっていた

黒板に書かれた席順を見て、謙吾が言う

 

「上手い具合にばらけたな」

 

謙吾に続き真人が言う

 

「くそう!これじゃわからない問題を聞けねぇじゃねぇか!」

 

その真人に美魚は突っ込む

 

「そもそも誰も教えません」

 

何故かワクワクしながら奏は真人に注意する

 

「カンニングはダメよ」

 

それを見て恭介は言う

 

「よし!それじゃみんな、賞品目指して頑張ってくれ!」

 

恭介の言葉に奏は質問した

 

「賞品?」

 

「ああ、立華には言ってなかったか…」

 

恭介は奏に賞品と罰ゲームについて説明をした

 

「…というわけで、立華も頑張ってくれ」

 

恭介の言葉を聞き、奏は素早く席に着いて勉強を始めた

それを見て恭介は言う

 

「お!やる気だな!負けてられないぜ!」

 

恭介は奏に続き自分の席に着いて勉強を始めた

 

それを見て他の三人もそれぞれ自分の席に着いた

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

恭介達が自分の席に着いてからしばらくして

数名の生徒が教室に入ってきた

恭介は何気無く、その生徒達を見るとそれは戦線メンバーだったのが分かった

 

ゆりを始め、音無、日向、高松、大山、眼鏡を掛けた少年の6人だった

それを見て恭介は考える

 

(仲村達か…また何かするのか?最後の奴は初めてみるな…まぁ、テスト受けに来ただけだしあまり深く考えないでいいか…)

 

恭介がそう考えている内にゆり達はクジを引き終えていた

 

ゆりは窓際の先頭、音無は中央の列の真ん中で真人の隣

 

日向は窓側から二列目の最後尾から二番目の席で高松は窓側から三番目の列の真ん中あたりだった

 

眼鏡を掛けた少年は奏の前の席を引いていた

 

クジを引き終えてから、戦線メンバーはゆりの席に集まり

何かを話しているようだった

 

話を終えて、眼鏡の少年はこちらへやって来るのが見えた

 

それを見て恭介は話し掛ける

 

「よう、お前も戦線なのか?」

 

眼鏡の少年は恭介に振り返った

 

「…あなたは?」

 

「俺は棗恭介、お前は?」

 

「僕の事はクライストと呼んでください」

 

「クライスト?」

 

恭介が首を傾げていると、音無が歩いてきた

 

「そいつは竹山だ」

 

それを聞いて恭介は頷き言った

 

「そうか、よろしくな竹山」

 

「だから僕の事をクライストと…」

 

その言葉を聞き流し、音無は近くにいる奏の方を向いて恭介に聞く

 

「…なぁ棗、あいつ…えっと…生徒会長の名前ってなんて言うんだ?」

 

恭介は首を傾げて答える

 

「ん?立華だが?」

 

「下は?」

 

「奏…だが?」

 

「そっか、ありがとう」

 

「それがどうかしたか?」

 

「いや少し気になってな」

 

「…そうか」

 

音無は奏の名前を聞くと席に戻った

それを見ていたのか奏は恭介に話し掛ける

 

「なにを話していたの?」

 

「ああ、音無が立華の名前を知りたいって言ってきたんだ…教えちゃダメだったか?」

 

奏は首を振って答えた

 

「それは構わないけど、音無?」

 

「ああ、あいつだよ」

 

そういい恭介は音無に指を指した

 

「あー...あの人...」

 

奏は納得したのか勉強に戻っていた

 

それを見て恭介も席に戻った

 

恭介が席に戻り、しばらくしてテスト開始のチャイムが鳴った





はい!今回はここまで!
また長くなりそうな予感が…
読みづらかったら申し訳ない
今回は恭介が同じ教室でテストを受ける事になったところまでです!

テスト中はどうなるのか…

誤字脱字や矛盾してるところがありましたらすいません

最後に
ここまで読んでいただいた方々!また、お気に入り登録していただいた方々!アドバイスやコメントなどを下さった方々!
ありがとうございます!

でわでわ!また今度!

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