リトルバスターズ〜死んだ世界に参戦……?〜   作:ブラックくまさん

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今回で4話終了します
以外と長かった気がする
まぁ話自体はまだはてしなく続いていくのですけどね!

野球回は今回で終了ですね!

棗恭介の一問一答

HN:ハロウィンの幽霊は俺

ハロウィンのジャック・オー ・ランタンのカボチャには何が詰まっているのですか?

恭介の回答

愛が詰まっている



結果

「プレイボール!」

 

一般生徒のその掛け声でリトルバスターズと日向達のチームの試合が始まった

 

先攻はリトルバスターズ

 

「真人、お前の出番だ!」

 

「おうよ!かっ飛ばしてくるぜ!」

 

1番目は真人、相手ピッチャーは音無だった

真人はバッターボックスに立ち、構える

 

「投げていいか?」

 

「いつでも来い!」

 

その言葉を聞き音無はサイドスローでボールを投げる

球速はまぁまぁ早いが…

 

「うらぁ!」

 

真人は捉えてバットにボールを当てる

しかし力み過ぎてあまり飛ばない

 

「いっくぜぇ!」

 

ボールが飛ぶと同時に一塁に真人は走る

 

飛んだボールはワンバウンドして二塁方面へ落ちる

 

「ふん!貰った!」

 

野田がキャッチして一塁へ投げる

真人が付くのと、ほぼ同時に一塁にいた椎名が野田の投げたボールをキャッチする

 

「…セーフ!」

 

「危なかったぜ」

 

ギリギリセーフだった

日向は音無にボールを投げて言う

 

「どんまい!次がある!」

 

次の打者がバッターボックスにたつ

 

「頑張るよ〜」

 

2番目は小毬

 

「よし、いくぞ!」

 

音無はサイドスローでボールを投げる

 

「うりゃー」

 

「ストライク!」

 

一球目はストライク

二球目…

 

「えい!」

 

「ストライク!」

 

二球目はストライク

三球目…

 

「おんどりゃー」

 

「ストライク!バッターアウト!」

 

「しょぼ〜ん」

 

三球目はストライク

三振した 小毬はベンチに戻って行った

 

「ごめんなさい、打てなかったよ〜」

 

「なに、心配するな!次で打てばいい!」

 

そう言い、謙吾はバッターボックスに向かった

 

3番目、謙吾

 

「かかってこい!」

 

そういい、謙吾はバットを構える

 

「ふっ!」

 

音無はサイドスローでボールを投げる

 

「甘い…」

 

「見切った!」

 

謙吾はボールをよく見てバットの芯でボールを捉えた

カキーンッという音と共にボールは伸びる

 

「ホームラン!」

 

そう言われ、真人、謙吾がホームベースを踏む

 

「リトルバスターズ、2点GETです」

 

美魚が得点板に点数を書き込む

 

「くだらない…さっさと終わらせる…」

 

直井がバッターボックスに向かった

4番目、直井

 

「少し本気で…!」

 

音無はサイドスローでボールを投げる

 

一球目…

 

「…ふっ!」

 

ボールがバットを掠める

 

「ファウル!」

 

一球目はファウル

二球目…

 

「…っ!」

 

ボールがバットを掠める

 

「ファウル!」

 

二球目はファウル

三球目…

 

「…くっ!」

 

直井はバットを振り遅れた

 

「ストライク!バッターアウト!」

 

「ふん…」

 

三球目はストライク

三振して直井はベンチに戻って行った

 

「どんまいなのですー、次頑張りましょう!」

 

そういい、クドはバッターボックスに向かった

 

「ドンと来い!なのですー」

 

クドはバットを構えた

 

それを見て音無はサイドスローでボールを投げる

 

一球目…

 

「たぁー」

 

軽く当たり大きく弧を描いて飛ぶ

 

「あさはかなり…」

 

椎名がノーバウンドでキャッチする

 

「アウト!スリーアウト!チェンジ!」

 

攻守交代して日向チーム

こうして試合は進んで行った

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「…タイム!」

 

音無はタイムをかけた

 

試合は終盤

リトルバスターズが4点

日向チームが5点

リトルバスターズの攻撃で最終局面

リトルバスターズの最後の逆転のチャンスだった

 

 

途中で日向チームに松下が守備として加わった為、大きく点差を開けず一点差をつけられてしまったのだった

 

音無は日向に近づいて何かを話していた

 

話の内容は恭介のいるところからじゃ聞こえないが、何か日向からはいつもと違う雰囲気を感じていた

 

(…なんだ?日向は野球に未練でもあるのか?)

 

(まぁ今は知る術はないし、集中するか…)

 

一旦恭介は思考をやめて、試合に集中した

 

試合はツーアウト、ランナー二、三塁

 

バッターは奏

 

奏はバッターボックスに立った

 

音無はサイドスローでボールを投げる

 

奏はバットを振るった

 

バットにボールが当たり、飛ぶ

ほぼ定位置のセカンドフライだった

ボールの落下して行く先には日向が居た

 

日向はどこか安らかな笑顔を浮かべながら、ボールにグローブを伸ばした

 

それを見て音無が走る

 

「取るな!!日向!!」

 

恭介は音無がそう言った事で理解した

日向は生前野球に対して何らかの未練があり

この試合に勝ったら、もしくはあのセカンドフライを取ることができたら未練が解消されるのだろうと

 

日向がキャッチする瞬間

 

「隙だらけじゃああ!」

 

ユイが日向に卍固めを食らわせた

当然ボールは落ちる

 

「あででででで!てめーこんな時に!」

 

ユイは卍固めを解いて日向に言う

 

「すいません、隙だらけだったものでつい」

 

テヘッと可愛さアピールをするユイに近づき、日向は逆に卍固めを食らわせた

 

「てめぇぇ!今のは絶対ゆるさねぇ!!!」

 

「先輩痛い!痛いです!!」

 

そんなやり取りをどこかほっとした様子で眺めている音無

 

恭介は(あいつの未練は解消できなかったか…)と考えていた

 

ユイと日向が言い争っている間に奏はホームインしていた

試合は、リトルバスターズの勝利で幕を閉じた

 

試合が終わった後、恭介は日向に近づいた

 

「よ!残念だったな、あの時のセカンドフライ」

 

「ああ棗か…いや、逆にとれなくて良かったのかもな…」

 

そうさみしそうに日向は呟く

それを聞いて恭介は言う

 

「…自分が納得出来たなら、取れなくても良いだろ」

 

日向は恭介を見た、恭介は背中越しに手を上げて歩き出していた

 

日向は一人「なんだよそれ…」と笑いをこぼしていた

 

そして、球技大会は終了した




はい!今回はここまで!

今回はバトル描写に近い形で書かせていただきました
そんな訳で野球回終了です!

次回は…あの話か…奏ちゃんを…私は…でもやらないと直井君だした意味ないし…

てな訳で、次回は私個人が戦線を罵倒しまくった話に入って行きます

誤字脱字や矛盾してるとこがありましたらすいません

最終に
ここまで読んでいただいた方々!また、お気に入り登録していただいた方々!コメントやアドバイスをしてくださった方々!
ありがとうございます!

でわでわ!また今度!

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