リトルバスターズ〜死んだ世界に参戦……?〜   作:ブラックくまさん

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岩沢さんの過去を聞いた恭介はどう行動するのか…色々考えてるんですがまとまりません…まぁやっていきます

棗恭介の一問一答

HN:思い出の斎藤

3回連続でガリガリ君の当たりを出したことのある棗先輩に質問です
ガリガリ君の当たりをどうやって見分けたのですか?

恭介の回答

ガリガリウェーブに乗ればいい、ガリガリウェーブとはガリガリ君の当たりが出やすい時期の事だ



オペレーションの情報

ガルデモが練習に使っていた空き教室から少し離れた廊下を恭介と音無は歩いていた

 

恭介が何気なく壁を見てみると、ポスターが無造作に張られていた

 

そして少し先の開けた廊下の壁に、ポスターを張ったであろう人物がいた

戦線の制服を着て、小悪魔風の尻尾のアクセサリーをした少女だった

背丈は小さく、クドよりすこし大きいくらいだった

 

恭介はその少女に近づき声をかけた

 

「よ、何してんだ?」

 

「ふぇ?」

 

ポスターを張ったままの姿勢で少女は恭介に振り返る

 

「ああ、あなたでしたか!」

 

「俺を知ってるのか?」

 

「はい!なんかでっかい斧持った先輩が、彼奴らは最悪の権化だ!特に棗という奴に気を付けろって言い回ってました」

 

「あいつか…」

 

恭介は斧で野田の事を思い出した

少女は恭介の後ろにいる音無に反応した

 

「おお!音無先輩もいたんですか!」

 

「よう、さっきぶり」

 

そう言い音無は片手を軽く挙げて返す

そして恭介は再度少女に聞く

 

「で、お前は何をしてるんだ?」

 

「ああ、これです!」

 

そう言って少女は、小悪魔風の肩掛けカバンからポスターを取り出して恭介に渡す

恭介は渡されたポスターに目をやった

 

「Girls Dead Monster in 体育館…?」

 

どうやら、ライブの告知のようだった

 

「これは…えっと、お前名前は?」

 

恭介は少女に名を尋ねる

 

「ユイです!まだ陽動班の下っ端ですが…それでもガルデモのお手伝いが出来て満足です!」

 

キラキラとした目で言うゆいに、恭介は質問する

 

「そうか…じゃ、ユイ」

 

「この告知ライブは何のためにやるんだ?」

 

「ええっと…なんかオペレーションに使うみたいです!」

 

そう元気に言うユイ

そしてユイは熱がこもったような声で恭介にせまった

 

「ところで!知ってます!?Girls Dead Monster!略してガルデモ!」

 

「ボーカルの岩沢を始め…「ちょっとストップ」…はい?」

 

熱く語ろうとするユイを恭介は止めた

 

「まだ仕事の途中だろ?語り合うのは終わってからにしよう」

 

「そうでした!ではこれで!棗先輩!後で絶対語りましょう!」

 

シュタッと片手を挙げて、ユイはポスターを貼りに次の場所へと向かった

それを見送り、恭介は音無に聞いた

 

「さっき、ユイが言ってたオペレーションってなんだ?」

 

音無は少し考えてから答える

 

「ん?…まぁ棗なら話しても大丈夫か」

 

「えっと…確か天使エリアに侵入するためにライブをやるとかって…」

 

「天使エリア?」

 

「俺も詳しくは分からないが、この世界の秘密があるかもとかで…」

 

「なるほど、それで一般生徒を集めるための告知か…」

 

「ああ、どうも告知は今回が初めてらしくてな、天使だけじゃなく教師まで動くかもしれないらしい」

 

「つまり告知は正式に認められたものじゃないって事か…」

 

恭介は少し考える仕草をしてから、音無に言った

 

「悪い音無、急用を思い出した」

 

「ん?ああ、そうか」

 

「ああ、またな」

 

そう言い恭介は歩き出した

 

(俺の考えが正しいのなら…)

 

(このライブはやらせなきゃいけないな…)

 

(そのためには…まず立華に会わないとな…)

 

そう考えて恭介は奏を探して歩き出した

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

奏は廊下に貼られたポスターを剥がしていた

その姿を見た一般生徒達は奏に声を荒げて言う

 

「このくらい見逃せよ!生徒会長!」

 

「そうよ!ガルデモのライブは私達にとっての唯一の楽しみなのよ!」

 

「それを奪うな!」

 

「そーだそーだ!」と一般生徒達が奏の行動に対して批判していた

そんな中、一人の一般生徒が声を上げる

 

「あれ?」

 

全員が注目してみると、奏の姿が消えていた

 

「さっきまで…ここに…」

 

そう言いながらキョロキョロと辺りを見回す一般生徒達

 

そんな一般生徒達から少し離れたところを奏は歩いていた

奏は剥がしたポスターを見て一人呟く

 

「まるで悪役ね…」

 

そんな奏の後ろから声が聞こえた

 

「今回はその悪役になってもらう」

 

奏が振り返るとそこには真剣な表情をした恭介が立っていた

恭介の言葉に奏は首を傾げた

 

「ミッションが決まった…」

 

「決行はポスターに書いてある、3日後の19時…」

 

「今からみんなを集めるから一緒に来てくれ」

 

そう言う恭介に奏はコクっと頷き、歩き出した恭介の後を追った





今回はここまでです
次回はライブ行けたらいいなぁ…

まぁいつもどうりやっていきますw

誤字脱字がありましたら、すいません

それと、今回の最後は奏ちゃんの視点でやらせて頂きました!物語を進みやすくするためです

最後に
ここまで読んでいただいた方々!また、お気に入り登録していただいた方々!
ありがとうございます!

でわでわ!また今度!

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