リトルバスターズ〜死んだ世界に参戦……?〜   作:ブラックくまさん

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後編いきます

オペレーション:トルネードがやっと終わる…俺は…消えるのか?
いえ、消えません
頑張ります

言い忘れてましたが中編はPCで書きました
普段は携帯からの更新ですので遅いかもしれません

棗恭介の一問一答

HN:hattiman
以外な物でスキーをしたことのある棗先輩に質問です
何でスキーをしたのですか?教えてください

恭介の回答
ダンボールで作った板を使った、途中でダンボールがしなって危なかったぜ
みんなは真似しないようにな


ミッションスタート 後編

来ヶ谷とのバトルが終わり、奏と恭介は食堂までの道のりを歩いていた

 

しばらくして、人影が見えてきた

その人影を見て恭介は奏に言った

 

「次の相手は謙吾だ、手強い相手だが頑張ってくれ」

 

謙吾は奏の方を向き言った

 

「ほう、来ヶ谷に勝ったのか」

 

奏は黙って頷く

それを見て謙吾が言った

 

「では、はじめるとしよう」

 

また奏は黙って頷く

 

「それじゃ、第三回戦!バトルスタートだ!」

 

恭介は二人にそう宣言した

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

完全無欠の可憐な天使

立華奏

 

VS

 

最強の男児にして真人のライバル

宮沢謙吾

 

野次馬から次々物が投げ入れられる

 

「これね…」

そういい奏が掴んだ物は……おもちゃのナイフ

 

「見えた…!」

そういい謙吾が掴んだ物は……テニスのラケット(男子は網の柔らかい部分でのみ攻撃を許す by恭介)

「こう使うのかしら?」

奏の攻撃

奏はおもちゃのナイフを突き刺した

しゅこしゅこ!謙吾に200のダメージ

 

「いくぞ!めーん!」

謙吾の攻撃

謙吾はテニスラケットで叩いた

奏に300のダメージ

 

「こんな感じかしら?」

奏の攻撃

奏はおもちゃのナイフを突き刺した

しゅこしゅこ!謙吾に200のダメージ

 

「ぅめーん!」

謙吾の攻撃

謙吾はテニスラケットで叩いた

「当たらないわ…」

しかし奏はひらりと躱した

 

「少し分かった…」

奏の攻撃

奏はおもちゃのナイフを突き刺した

しゅこしゅこ!謙吾に200のダメージ

しゅこしゅこ!謙吾に200のダメージ

「以外と使えるのね」

奏は「突き刺す」技術が上がった

 

「これならどうだ!マーン!」

謙吾の攻撃

謙吾はテニスラケットで叩いた

クリティカル!

奏に600のダメージ

「この武器は…竹刀をも超えた…」

謙吾は「叩く」技術が上がった

 

「…」

奏の攻撃

奏はおもちゃのナイフを突き刺した

しゅこしゅこ!謙吾に200のダメージ

 

「これで終わりだ!」

謙吾の攻撃

謙吾はテニスラケットで叩いた

「させない…」

しかし奏はおもちゃのナイフで受け止めた

「ていっ」

奏の反撃

奏は反撃した

謙吾に100のダメージ

 

「これで終わりね」

奏の攻撃

奏はおもちゃのナイフを突き刺した

しゅこしゅこ!謙吾に200のダメージ

しゅこしゅこ!謙吾に200のダメージ

 

「なに…この俺が…」

謙吾は倒れた

 

「とても危なかった…」

奏の勝利

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「すげぇ…三連勝だぜ…」

 

謙吾とのバトルの後に恭介はそう呟いた

 

「いい勝負だった、存外強いのだな」

 

謙吾は負けた事よりいい勝負ができて満足だったようだ

 

「よし!称号を与えてくれ!立華!」

 

恭介は奏にそう告げた

 

「そうね…こんなのはどうかしら…」

 

謙吾は【剣道着を着てるのに剣道部に入っていない】の称号を手に入れた

 

「あまんじて受け入れよう、ではまたな」

 

そう言って謙吾は歩いて行った

それを見ながら恭介は奏に聞いた

 

「立華、お前かなり強いんだな」

 

「そうかしら?」

 

奏は首を傾げた

 

「ああ、これじゃ真人は勝てないかもな」

 

その言葉に奏は質問する

 

「井ノ原君は弱いの?」

 

「いや、弱いわけじゃない」

 

「腕っ節だけなら謙吾よりも上だな」

 

その言葉で奏はさらに首を傾げた

それを見て恭介は言った

 

「まぁ戦えば分かるさ」

 

そう言い歩き出した恭介の後を奏は追った

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

奏と恭介が歩いていると声がかけられた

 

「あの謙吾を倒して来たか…」

 

真人は不敵に笑ってそう奏に言ってきた

続けて真人は言う

 

「だが、俺は倒せねぇぜ!」

 

筋肉をアピールしてそう宣言する真人を奏は無言で見ていた

 

「それじゃ、はじめるとするか」

 

恭介はそう前置きして

 

「第四回戦!バトルスタート!」

 

そう宣言した

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

完全無欠の可憐な天使

立華奏

 

VS

 

憎めない筋肉馬鹿一直線

井ノ原真人

 

野次馬から次々物が投げ入れられる

 

「これは使えるのかしら?」

そう言い奏が掴んだ物は……木刀

 

「へっ!俺はこいつだ!」

そう言い真人が掴んだ物は……3D眼鏡

「うおおおお!ハズレじゃねぇかぁぁ!」

 

「いくわ…」

奏の攻撃

奏は木刀を真人に振りかざした

真人は250のダメージを受けた

 

「……」

 

無言で佇む真人に恭介は言った

 

「どうした?早く攻撃しろよ」

 

「出来ねぇんだよぉぉぉ!」

 

叫ぶ真人に奏は無言で近づいた

奏の攻撃

奏は木刀を真人に振りかざした

真人に340のダメージ

 

「うおおお!こうなれば物凄い勢いでこいつをかけて、物凄い勢いで飛び出すお前を見てやるぜ!」

真人の攻撃

真人は3D眼鏡で奏を見た

奏が飛び出したように見えて真人は怯んだ

真人に150のダメージ

 

「一番楽だった…」

奏の攻撃

奏は木刀を真人に振りかざした

クリティカル!

真人に500のダメージ

真人に670のダメージ

 

「うおおおおおおお…」

真人は倒れた

奏の勝利

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「勝負ありだな」

 

恭介の言葉に真人は反応する

 

「ちょっと待て!なんかおかしくね!?」

 

「どこが?」

 

「相手は本物の武器で俺は自爆武器じゃねぇかぁぁ!」

 

「お前が掴んだんだろ」

 

「理不尽だぁぁぁ!」

 

頭を抱えて叫ぶ真人を後目に恭介は奏に言った

 

「立華、真人に称号を」

 

「そう…」

 

真人は【おきのどくに】の称号を手に入れた

 

「うああああああ、称号まで憐れまれたああああ」

 

そう叫ぶ真人を置いておき恭介は奏に言ってきた

 

「じゃ、最後のバトルの場所まで行こうか」

 

奏は恭介に質問した

 

「ここで戦わないの?」

 

「同じ場所で戦っても面白くないだろ」

 

奏の質問にそう答え、恭介は歩き出した

その後を少し遅れてついていく奏、去り際に真人に「おきのどくに…」と言い残し歩き出した

真人は二人が去った後もしばらく叫び続けていたらしい

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

歩いていた恭介は立ち止まり奏の方を向いた

 

「ここが最後のバトル会場だ」

 

そう恭介は奏に言った

恭介たちが居るのは食堂へ続く階段の手前だった

階段を登ればすぐ食堂に着くという場所で恭介はバトルするらしい

その場所を選んだ恭介に奏は質問した

 

「ここでいいの?」

 

「ああ、ラスボスっぽいだろ?」

 

子供のような笑顔で言う恭介に奏は少し驚いた

 

「…おかしな事を言うのね」

 

「そうか?」

 

「私と貴方は戦っているのに私に有利な場所を選ぶなんて」

 

「その方が燃えるだろ」

 

まるで遊んでいるような楽しそうな声で恭介は言った

 

「さて、ライブももう終わりが近いみたいだな」

 

そう恭介が言うと食堂から最後であろう曲が聞こえ始める

 

「BGMにはちょうどいいぜ!」

 

恭介は嬉しそうに言った

 

「俺を倒さないとライブは終わる」

 

「そうなれば立華の負けだ」

 

「だが、俺を倒せば立華は食堂へ行きライブを止められる」

 

「食堂に入るまでは俺も手伝うしな」

 

「どうだ?燃えてくるだろ?」

 

笑顔で同意を求める恭介に奏は言った

 

「…早くはじめましょう」

 

奏は少しソワソワしながら待っていた

それを見て恭介は宣言した

 

「ああ、手加減なしだ」

 

「では、最終戦!バトルスタート!」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

完全無欠の可憐な天使

立華奏

 

VS

 

あらゆる日常をミッションにするリーダー

棗恭介

 

野次馬から次々物が投げ入れられる

 

「これね…」

そういい奏が掴んだ物は……エンジェルプレイヤー(それを持っている間だけ、ガードスキルの使用を許可しよう、ハンドソニックは刃を切れないようにしていれば使用可能だ by恭介)

 

「こういうのを鬼に金棒って言うんだぜ」

そういい恭介が掴んだ物は……ハンドガン(エアーガン)

 

「は!」

恭介の攻撃

恭介はハンドガンに弾を装填した

 

「ガードスキル:ハンドソニック」

奏の攻撃

奏はガードスキル:ハンドソニックを発動した

 

「どうだ!」

恭介の攻撃

恭介はハンドガンを奏に向かって撃った

奏に200のダメージ

弾が逸れた

弾が逸れた

奏に100のダメージ

弾が逸れた

 

「ふっ!」

奏の攻撃

奏はハンドソニックを恭介に向かって突き出した

「蚊が止まって見えるぜ」

しかし恭介は体を傾かせそれを躱した

 

「弾切れか…」

恭介の攻撃

恭介はハンドガンに弾を装填した

 

「隙だらけね…」

奏の攻撃

奏はハンドソニックを恭介に向かって突き出した

恭介に500のダメージ

「一撃でこの威力かよ!」

 

「今度はこっちの番だ!」

恭介の攻撃

恭介はハンドガンを奏に向かって撃った

奏に100のダメージ

奏に200のダメージ

弾が逸れた

奏に100のダメージ

弾が逸れた

「こいつは最早殺戮兵器とかした」

恭介は「弾を当てる」技術が上がった

 

「おしまいね…」

奏の攻撃

奏はハンドソニックを恭介に向かって突き出した

「あたらなければ意味はない」

しかし恭介はギリギリでそれを見切った

 

「装填だ…」

恭介の攻撃

恭介はハンドガンに弾を装填した

 

「これでどう?」

奏の攻撃

奏はハンドソニックを恭介に向かって突き出した

「なんどやっても同じだ!」

しかし恭介はギリギリでそれを見切った

 

「これは反則かな?」

恭介の攻撃

恭介はハンドガンを奏に向かって撃った

弾が逸れた

奏に100のダメージ

弾が逸れた

弾が逸れた

奏に200のダメージ

 

「……」

 

「どうした?早くこいよ?」

 

「ハンドソニック:ver2」

奏のハンドソニックが形を変えた

 

「なんだよそれ!?」

 

「特攻性に特化した薄いフォルム」

 

「クソっ!」

恭介の攻撃

恭介はハンドガンに弾を装填した

 

「いくわ…」

奏の攻撃

奏はハンドソニック:ver2を恭介に向かって突き出した

「くっ!」

恭介に250のダメージ

 

「躱せなかったか…だがこれで終わりだ!」

恭介の攻撃

恭介はハンドガンを奏に向かって撃った

「ガードスキル:ディストーション」

弾が逸れた

弾が逸れた

弾が逸れた

弾が逸れた

弾が逸れた

「はぁ!?なんだそれ!?はぁ!?」

 

「おしまいね…」

奏はハンドソニック:ver2を恭介に向かって突き出した…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

奏が恭介にトドメの一撃を刺そうとしていたところに紙吹雪のようなものが降ってきた

奏はそれを見て手を止めた

 

「…どうしたんだ?」

 

恭介は不信に思い奏に聞いた

 

「どうやら、時間切れね」

 

そういい奏はハンドソニックをしまった

どうやらライブが終わってらしく紙吹雪のような物はよく見ると食券だった

 

「間に合わなかったようね」

 

そういい奏は食堂から去ろうとした

それを見て恭介は奏を止めた

 

「どこに行くんだ?」

 

「帰るの、間に合わなかったから…」

 

奏は恭介に背を向けて答えた

そんな奏に恭介は言った

 

「そうか…じゃあみんなも呼んで一緒に飯でも食わないか?」

 

奏は恭介に振り返り驚いた様な顔で聞いた

 

「なぜ…?」

 

「あんだけ動いたんだ、腹も減るだろう?」

 

奏は少し首を降り

 

「そうじゃなくて、なぜ私を誘うの?」

 

そう、恭介に聞いた

恭介は奏の質問に笑顔で当然の様に答えた

 

「みんなで食った方が楽しいじゃないか!」

 

「もちろん、食券は自分達で買うから安心しろ」

 

奏はその言葉を聞いて少し戸惑うように恭介に聞いた

 

「…いいのかしら?」

 

「もちろんじゃないか!」

 

奏の質問に即答して、恭介は携帯でリトルバスターズのメンバーを呼んだ

最初は遠慮しがちだった奏だったが次第に馴れてきたのか、集まるのを待っている間に恭介に色々質問した

 

「なぜ、これが投げ入れられて来たのかしら?」

 

そういいながら奏はエンジェルプレイヤーと書かれた本を手に持って眺めていた

それに恭介は答えた

 

「ああそれな」

 

「立華に案内してもらった後に図書室前で拾ったんだ」

 

「よく分からないが面白そうだから投げ入れさせたんだ」

 

奏は「そう」とだけ答えるとそれを大事そうに抱えた

それを見て恭介は聞いた

 

「大切な物だったのか?」

 

「そうね…これがなかったらたぶん戦えないから…」

 

「そうか…そいつは悪いことしたな」

 

恭介は申し訳なさそうに奏に謝った

しかし奏は首を降り

 

「別に構わない、楽しかったから」

 

そう答えた

 

「そりゃ、良かった」

 

恭介は安心してそう答えた

 

「そういえば、戦ってないみんなはどうしてたの?」

 

「ああ、ライブを見に行ったらしい」

 

「そう…」

 

奏は少し落ち込んだような雰囲気だった

食券を巻き上げるライブは生徒会長としてはいいものじゃないだろうしそれを嬉々として見に行く奴が居るのもショックなんだろうと恭介は思った

そして奏に言う

 

「食券さえ巻き上げなければいいライブなんだろーな」

 

その恭介の言葉に付け加えるよう奏は言う

 

「…場所の許可も取ってくれたらね」

 

とりとめない会話のおかげか奏は元の無表情じみた雰囲気に戻っていた

 

しばらくしてリトルバスターズのメンバーが集まってきた

 

全員揃うと食堂へ向かい始めた

賑やかな食事を終えてその日は解散となった

最後、恭介に向かって奏は「ありがとう」と小声でいい女子寮に戻って行った

それを見送り恭介は思った

 

(人にありがとうと言えるあいつが悪いやつな訳がないな…)

 

(この世界で未練を解消すると消えるって仲村が言ってたが…)

 

(あいつは天使じゃないなら人だ…つまり何らかの未練があるんだろうな…)

 

(それはきっと普通に授業を受けたくらいの青春じゃなくならないものなんだろうな…)

 

(だったら、せめて俺たちが居る間はどんなことでも楽しんでもらいたいな…)

 

そう考えて恭介は男子寮に向かった

 

 





これでエンジェルビーツ一話終わりかな?

相変わらずの駄文ですいません
矛盾してる点があったらすいません
誤字脱字があったらすいません

…謝ってばっかだな…

次はギルドに行こうと思ってますが体調を崩してしまいまして少し遅れるかもしれません

後、補足説明ですが、奏のハンドソニックは真剣と模造にわけさせてもらいました
バトルの時のハンドソニックは模造刃です。(バトルにハンドソニック使ってもらいたかった為)
模造刃のハンドソニックの プログラムは最初から作ってたって事にして下さい

ここまで読んでいただきありがとうございます

でわでわ、また今度!

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