NARUTO 龍と共に生きる者   作:きんざき

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更新が遅くてごめんなさい
更新頻度が3日に一回とか5日に一回など。


……とりあえず続きをどうぞ(^_^;)


第6話

火影岩に立つ4つの影…

彼らはこの地で生まれそだった。あるものは木の葉のために尽くし、あるものは里人から避けられていた。

だが、それももう終わる…。彼らは里抜けを実行するのだから……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~火影岩の上~

 

やはり上から見下ろす木の葉は綺麗だな…だが中が汚れ(けがれ)ている…。そうでなければ俺は里を出ることもなく過ごせたのにな。

 

サク「まーったくもう、最後に里を見るっていうからちょっとだけだと思ってここまで付き合ってあげたのに30分以上見る必要ある?」

 

サス「でも、見るにも丁度いい時間だと思うぜ?」

 

サク「追っ手が来ても知らないわよー?私達はともかくカカシやヴェンは里に知られてるからすぐに来てもおかしくない時間帯だし」

 

カ「ま、いいんじゃない?俺も任務ばかりでゆっくりこうする時間もなかったし(こうやって見てみたかったしな)」

 

サク「最後なんかいった?」

 

カ「いや、別に」

 

『俺は一度だけここに来た。火影のじいさんに連れられてな…。あの日以来ここに来てなかったんだ。最後にこの風景を見たかったし。

それにこんな時間里人は大抵寝ているさ。ましてや夜中の3時に起きてる奴等は全然いねーし、門番もいないから堂々と外へ出れる。』

 

サク「そりゃ…そうだけど…」

 

それに結界みたいなのも弱いしな。

 

『じゃ、行くとしますか』

 

 

 

 

~火影邸・火影室~

 

ー朝ー

 

火影室にはいつも通り三代目火影・猿飛 ヒルゼンがいた。「今日も平和じゃの」とお茶を飲みながら資料や報告書を読み通していたが第三者によりその光景は崩れる。

 

バァン!!

 

?「火影様!!大変です!!」

 

火「なんじゃ?ギンザイ、落ち着いて話せい」

 

ギ「は、はい。はたけカカシ並びにうずまきヴェン他二名が里を抜けました」

 

火「なんじゃと!?」

 

ギ「火影様、捜索部隊の出動を願います!」

 

火「ふむ、そうじゃな。ギンザイよ、お主はもう少し事情を聞かせて貰うからここにおれ。ワシは捜索部隊に今すぐ捜索を申し込んで来る」

 

ギ「…分かりました……(カカシ…いったいどうしたんだよ…)」

 

 

 

~火の国の森~

 

 

カ「まずいな」

 

サス「もう来たか…」

 

『いや、まだ木の葉の里から出てはいないが、来ているようだな』

 

サク「だから言ったじゃない!!長居してればすぐに来るって!」

 

 

まさか、もう追っ手が来るとはな。というより、まず俺らのスピードに付いて行けるかの問題もあるが…数は20人程度か、強さは俺たちより弱いな。このようすだと火影に知らせる時間が結構遅かったようだな。

 

『もし、追っ手が1㎞ぐらいまで来たら黒狼達を使うぞ。俺たちが相手していればいくら雑魚でも時間が掛かるからな』

 

「「「了解!」」」

 

もし、黒狼達がやられたら強制的に俺たちの中に戻るようになってるし問題はない。てゆうかそう簡単に倒せるかっての。なんせ黒狼達は皆大きさは金冠サイズ(キングサイズ)だし、そもそもやられるなんて思ってもいない。それにもし、黒狼達がやられれば翼を使えば高速で目的地に行ける。

 

向かうは北西…新里の予定地だ。

あそこの土地の長は【黒き大剣竜・ファラスト】…

一週間前に下見にいき、木の葉から見て北西へと向かった。途中で強い力を感じたのでその場所へ行くと黒狼達をも越える大きさの黒い竜がいた。話によるとここ数日、この土地の後継者を探すべく、竜の神殿から外の世界を透視していたようだ。そして木の葉を透視したとき俺を見つけたらしい。その日からずっと様子を伺っていて、俺たちが木の葉を出ること知った。でも何故俺なのかを聞くと膨大な力を感じ、なおかつ心よき人物らしい。そうでなければこの神殿には入れないらしいのだ。…俺普通に入ったんだけどな。

 

話が逸れたな。……どうやら追っ手は引き返したようだな。これで休憩しながら目的地へ行けるな。

 

サス「追っ手は諦めたようだな」

 

『みたいだな。このまま北西へ向かうぞ』

 

サク「そう言えば、何で北西へ行ったの?」

 

『東へ行けば雲隠れ、北東に行けば砂隠れと里が多い。あまり知らない場所へはまず西へと。そうする方が都合がいい。北から行けばあとは帰る時に南へ向かうから行きやすい方だ。

とは言っても今向かってる所は木の葉から四日半掛かる場所だがな』

 

サク「はぁ!?四日半!!?」

 

カ「だいぶ隠れた所にあるのね…」

 

サクラとカカシが呆れながら何か言ってるがその方が本当に都合がいいのだ。木の葉から抜けた身内を調べ大体な場所が分かっても普通の人間ならば本当にそこに行けるか不安を抱く日数なのだ。

 

『ま、あの土地には持ち主がいる』

 

サス「持ち主?」

 

『あぁ、大きな黒い竜だがな』

 

サク「本当にその竜に里の設立の許可を貰ったの?」

 

『あぁ、貰ったぜ。どうやら後継者を探していたようだしな。着いたら竜の神殿に行く』

 

「「竜の神殿?」」

 

カ「その竜はそこにいるって訳ね」

 

『そーそ。まず、着いたら挨拶に行かないとな』

 

 

 

 

二日半がたった後里の設立予定地に着いた。そして、膨大な力を感じる場所、竜の神殿向かった。

 

~竜の神殿~

 

サク「すごい…本当に神聖な場所ね」

 

『この先の広場にファラストがいる。行くぞ』

 

~大広間~

 

フ「待っておったぞ、この時を。漸く安心してこの地で力が着ける」

 

『おいおい、死ぬのはまだはえーぜ?ファラストさんよぉ』

 

カ「どうゆうことです?」

 

フ「我はずっとここを守ってくれるものがおらぬか飛び回りながら探しておった。しかし、歳をとり、飛べる力はあまりなく、寿命もあまりない。その為、透視という方法で後継者を探していた。そしてお主達を見つけたのだ。

お主達ならここを任せられるほどの力を持っておる、特にヴェンがのう」

 

『何で俺らかはもう問わねーよ。その力の持ち主呼んでやるよ。』【口寄せの術】

 

九「四日ぶりの外じゃー♪む?貴様はファラストじゃねーか」

 

フ「ほう、膨大な力を感じたのはお主じゃったか、久しいな九喇嘛よ」

 

え?まじの知り合いだったんすか(・・;)

 

九「おう、久しいものだな。それと、ヴェンの言う通り、死ぬにはまだ早いんだがなお前さんは。せめて里が出来てからでもよいではないのか?」

 

フ「その方が良いかもしれんのう…。そうだ、後の三名よ、名を名乗れ。この土地の長として名を登録する」

 

カ「俺ははたけカカシです」

 

サス「俺はうちはさすけ」

 

サク「私は春野サクラです」

 

名前を言った後、何かが神殿内に吸い込まれるような感じがした。これが登録か…。

 

フ「お主達の土地長の登録が完了した。後は好きにしてもらってもかまわない」

 

「「「ありがとうございます!」」」

 

さぁ、里の建設と行こうかな♪

 

 

 

そして六年の月日が経ち、五大国のような広大な新里が作られた。

国の名は龍の国、里名を龍隠れの里

新に国が出来たため、龍の国を大国として登録され、六大国のうちの一つとなった。




次は章が変わります。
一番長かった…。

やっぱ進撃の巨人のキャラクター出します。その名前が出るときにタグを増やします。

もっと先っと思ってたらすぐに来ちゃったw

次回からは幻想卿から東方キャラが来たり、ヴェンが幻想入りをしたりします。ついでに作者は東方のゲームはプレイしていません。

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