Neverwinter Nights - Deekin in Halkeginia   作:ローレンシウ

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第百十五話 Another world

 

 王宮からの人員が到着し、引き継ぎもそろそろ終わりそうな見通しがついたところで、ルイズとタバサは仮眠をとっているディーキンを起こしに向かった。

 前者は形の上ではディーキンの主人なのだからまあ当然であり、後者は無口なために引き継ぎの説明要員としては役に立っていなかったのもあってなんとなくついてきたのである。

 

「ディーキン、そろそろ時間よ?」

 

 ルイズはドアをノックしてそう声をかけてから、部屋の戸を開けた。

 

 しかし、ディーキンはまだ眠っている。

 彼にしては珍しいことだが、やはり寝不足だったのだろう。

 普段なら、冒険中は眠る前にアイテムから《油断なきまどろみ(ヴィジラント・スランバー)》の呪文を発動して事あればすぐに目覚められるようにしておくのだが、今回は屋内での短時間の仮眠ゆえに使っていない。

 

「……ウ、ウ~……」

 

 おまけに、寝苦しいのか、悪い夢でも見てうなされているのか、何やら寝床の中で顔をしかめて小さく唸っていた。

 

 ルイズとタバサは顔を見合わせて首を傾げると、彼の傍に近づいて揺り起こそうとする。

 その時、ディーキンがぽつりと寝言を呟いた。

 

「……ウーン、その、ルイズ……、ごめんなの――」

 

 それを聞いたルイズは、一瞬きょとんとした顔をして、次いで僅かに頬を染めてぷんすかしてみせた。

 

「ちょ、ちょっと。何を夢に見てるのよ……、もうっ!」

 

 大事なパートナーが自分のことを夢に見ているのかと思うと少し嬉しいような気もするのだが、側にいるタバサにもそれを聞かれたと思うと何だか気恥ずかしかった。

 別に自分の寝言でもないし、やましいことがあるわけでもないのだから、本来は気にする必要のないことなのではあるが。

 

 タバサの方はといえば、微かに眉をひそめて、やや曇った顔になっていたが……。

 

(人は、いろいろな夢を見るもの。何の意味もない夢だって多い)

 

 彼の夢に今、たまたまルイズが出てきていようと、大したことじゃない。

 そう自分に言い聞かせて、ともすれば愚かな感情が湧きだして来ようとするのを努めて抑制した。

 

 2人の女性たちの反応はさておき、当のディーキンはといえば、寝床の中で奇妙な夢を見ていた。

 彼にとっては、ちょっとした悪夢だと言えよう……。

 

 

 

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 ディーキンは暗い中でどことも知れぬ場所に立っており、目の前にはルイズが立って彼と向かい合っている。

 

 だが、何やら彼女の態度がおかしい。

 顔が赤くてもじもじしていて、挙動不審だった。

 

『い、いいのかしら、ホイホイ召喚されちゃって! 私は、呼び出されたのが同性だろうと、ショタっ子やおじいちゃんだろうと、異種族だろうと……。いえ、剣だのの無機物相手でさえ、お構いなしに惚れ倒す“二次”ルイズなのよ!』

 

「……アー、その……、ええと?」

 

 さっぱり意味が分からなかったが、そんなことを言いながらじりじりにじり寄ってくるのがなんだか怖かったので、ディーキンは思わず後ずさった。

 そうした態度が彼女のお気に召さなかったらしく、ルイズは腰に手を当ててぷんすかしながら、またぞろ意味不明な物言いを始める。

 

『な、なによぅ……、私に召喚されたくせに! やっぱり、しょっちゅう別の世界の血を引いてることになって設定がよりどりみどりに変わるシエスタとか、任務の関係で絡んだり恩を売ったりしやすくて話のわかるタバサの方がいいっていうのね!?』

 

「イヤ、あの……。ディーキンが、ずっとルイズの傍にいるわけにはいかなかったのは、申し訳ないとは思ってるけど……」

 

『い、いいわよ、別にっ! 私には、他にもあっちこっちから来た使い魔がいっぱいいるもん! あんた一人くらい、どうにでも好きにすればいいのよっ……!』

 

「エエ……?」

 

『で、でも……。……いなくなったらやだ。……なにしてもいいけど、それだけは、ダメなんだからあっ……!』

 

「…………」

 

 夢なのは間違いないが、一体なんでまた自分はこんな珍妙な夢を見ているのかと、ディーキンは本気で悩んでいた。

 

 夜の妖婆(ナイト・ハグ)にでも憑かれたのではないかとさえ思ったが、それならもっとわかりやすい悪夢を見そうなものだ。

 目の前のルイズらしき女性は、ひたすら顔を赤くしたり、わめいたり、乗馬用の鞭を振り回したり、かと思うと唐突に泣いたりデレデレしてみたりと、そんな態度を彼女から取られた覚えのないディーキンにはまったく理解不能な行動を延々と続けていた。

 

 あるいは、自分はルイズに対して心のどこかで引け目を感じているのだろうか?

 

 自分は、この世界に来た時に彼女の使い魔として仕事をすると約束した。

 決して、その約束を破ったわけではない。

 彼女に対してはずっと誠実であったつもりだし、『虚無』のことなどでもできる限り力になろうとしてきたはずだ。

 しかし、いろいろと事情があってやむを得なかったのではあるが、ルイズの元を離れてタバサと行動を共にしたり、シエスタに稽古をつけるのに時間を割いたりすることも多かった。

 それに加えてつい先程は、タバサと、薬のせいとはいえあんなことがあったわけだし……。

 決してルイズを軽んじてはいないが、かといって他の仲間より優先しているというわけでもなく、そのことに対して自分の中でいくらか後ろめたい気持ちがあるのかもしれない。

 

 だとしても、“二次”がどうのとかいう話はまったく意味不明だったが。

 そのあたりはもしかしたら、バードとしてあちこちから仕入れたもののほとんど忘れ去っているトリビアルな知識だの異世界の知識だのが、無意識下から出てきてごちゃまぜになってでもいるのか?

 

 なんにせよ、早く目が覚めてほしいものである……。

 

 

 

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「ほら! ディーキン、もう出発よ、起きなさいよっ……!」

 

 やや赤らんだ頬を膨らませながら、ルイズはディーキンの上から毛布を剥ぎ取って、少し乱暴に彼の体を揺さぶった。

 

「ウウ……、ンン……?」

 

 ディーキンは寝床から体を起こして、寝惚け眼でルイズの方を見つめ……。

 夢の中に出てきたのと同じような少しぷんすかした様子の彼女の姿に、ぎくっとして寝床から飛びだした。

 

「きゃっ……! ちょ、ちょっと。何よ、急に跳ね起きたりして。びっくりするじゃないの!」

 

「……ル、ルイズ?」

 

 ディーキンはしばらく、どぎまぎしたような様子でルイズとタバサの姿を見比べていたが……。

 やがて、どうやら夢の続きではなさそうだとわかって、ばつが悪そうに頭を掻いた。

 

「アー、その……、ごめんなの。おはよう、ルイズ。タバサも」

 

「まったく、もう。……ほら、どんな夢を見てたのか知らないけど、もう出発の時間よ。早くしないと、お昼になっちゃうわよ?」

 

 ディーキンは頷いて、先導するルイズに後続した。

 もう少し使い魔らしいことができるように、何か考えておかないといけないかなあ、などと思いながら……。

 

 

 

 タバサは、そんなディーキンの様子を見て、下腹部に鈍い痛みを感じていた。

 どぎまぎした様子でルイズの方を見つめたり、きまりが悪そうにルイズと自分とを見比べたりする姿を見ていると、彼はやはり何かルイズに関係した、深い感情的な意味のある夢を見ていたのではないかと思わざるを得なかった。

 

(私と……、あんなことがあったばかり、なのに?)

 

 もちろん、ルイズが彼の主人であることはわかっている。

 

 2人の間に特別の絆があるのは当然だし、彼に彼女を見捨ててくれなどと言うつもりもない。

 メイジと使い魔との間にある絆に、他人が割り込んでよいものではないのだ。

 自分だって、誰から要求されようとも決してシルフィードを見捨てたりはしないだろう。

 

 それでも、彼女は不安とも寂しさとも嫉妬ともつかない、なにか愚かしい感情を覚えずにはいられなかった。

 

 たとえ普通ならば関わり合うことのない異種族同士であろうとも、使い魔の契約だけは両者を確かに、そして永遠に結びつけるのだ。

 ルイズと彼との間には、双方の命のある限り永遠に切れることのない、そのつながりがある。

 不安定で儚い感情の結び付きや口約束などではなく、自分と彼との間には決して結ばれることのない、確かな実体のある絆が。

 

 そして、その契約を結んだ時に、2人は口付けも交したはずだ。

 たとえ、それがただの儀式の一環であるにしても。

 自分よりも先に、ルイズは、彼と……。

 

「…………」

 

 とはいえ、もちろんタバサは、そんなことを口に出したり、あからさまに態度に表したりするような女性ではなかった。

 これから危険な戦場へ向かうのだから、いつまでも愚かな感傷に浸ってはいられない。

 彼女は静かに深呼吸をして気持ちを切り替えると、ルイズに先導されるディーキンの後ろにぴったりとくっついて、一緒に仲間たちの元へ向かった。

 

 実際には、ルイズとディーキンとは正式に使い魔の契約を結んではいなかった。

 それこそ、タバサが先程儚いものだと感じた口約束によって、正確にはその背景にある互いへの信頼によって結びついた仲なのだが、彼女はまだそのことを知らない……。

 

 

 移動には、特に予期せぬ問題などは生じなかった。

 

 ディーキンは、首尾よく《場所の念視(スクライ・ロケーション)》の呪文を再現してニューカッスル城を念視し、城壁のすぐ傍へと全員を連れて瞬間移動した。

 その際には城を見張っているかもしれぬレコン・キスタ側の兵に転移した瞬間を見咎められないよう、念のため《不可視球(インヴィジビリティ・スフィアー)》を用いて全員を透明化させておいた。

 フーケは、マチルダ・オブ・サウスゴータ時代の自分を知っている者にいらぬ嫌疑をかけられて仲間に迷惑をかけないように、ディーキンの勧めどおり《変装帽子(ハット・オヴ・ディスガイズ)》を用いて別の適当な女性の姿に変装している。

 

 到着後は速やかに城門へ移動し、見張りについていた兵士たちに事情を説明して取り次ぎを願い出た。

 もちろん、彼らが心術などの影響下にないこと、デヴィルか何かが変身した偽者でないこと、魔法的な感知器官で見張られたりしていないことは、声をかける前にあらかじめざっと確認をしておいた。

 兵士といっても、その半数以上はメイジのようだったが。

 おそらく平民の兵は、そのほとんどが既に敗北の決まった王党派を見限ったか、あるいは後衛のメイジを守るために率先して前線に立ったがゆえに戦死したのであろう。

 

 その際には、「トリステインの大使がどうやってここまできたのか」という当然の質問をされたが、そこは概ね正直に答えておいた。

 つまり、フーケに帽子を貸したディーキンは本来の姿で同行していたので、ルイズの使い魔であるこの亜人が特殊な魔法を使って見張りの目をかいくぐったのだ、と説明したのである。

 兵士たちはいささか疑わしそうにしていたが、ディーキンが透明化の指輪を使って実際に目の前で姿を消して見せると、ひとまず納得してくれた様子だった。

 

「失礼いたしました。他国に、まだ我々の味方をしてくれる貴族がいようなどとは思いもせず……」

 

 感極まったように兵士たちは敬礼し、そのうちの一人が城内へと、この思いもよらぬ来客の訪れを告げに向かった。

 

 しばらくして、パリ―と名乗る年老いたメイジが奥の方から姿を現す。

 ウェールズ・テューダー皇太子の侍従だということだった。

 変装したフーケが彼の姿を見てやや複雑そうに顔をしかめていたあたりからすると、知っている人物なのであろう。

 

 パリーは深々と頭を下げると、話し始めた。

 

「このような危険な場所にお運び頂き、感謝の言葉もありません。……しかし、ウェールズ殿下は今、敵の補給路を断つために軍艦に乗り込んでおられまして」

 

「軍艦で、補給路を? ……失礼だけど、完全に包囲されちゃってるみたいなのに、そんなことができるのかしら?」

 

 キュルケが、無遠慮にそんな疑問を口にした。

 パリーはさして気にした様子もなく、むしろ誇らしげに頷いた。

 

「さよう。確かに、我らは包囲されておりますが……、しかし、大陸の下側から雲海に紛れて反乱軍どもに見つからぬよう航行することくらいは、王立空軍の航海士にとっては造作もないことですぞ」

 

「オオー……、そうなの?」

 

 ディーキンは雲のただ中を空飛ぶ船が往くさまを思い浮かべて、非常時でやむを得なかったとはいえ、飛行船に乗れなかったのは残念だったなあ、と考えた。

 飛行する船はフェイルーンでも皆無ではないがかなり珍しく、これまで乗ったことはないので、是非一度体験して見たかったのだが。

 

 それにしても、気付かれずに城から出ていける船を持っているのに、包囲されたこの場所に留まっているということは……。

 王党派の人々はもはや逃げても行く場所もなく、生き恥を晒すだけだとでも考えて、この場で玉砕する覚悟を既に決めているということなのだろうか。

 その選択に賛成ではないが、とはいえそうであるならば、単に亡命を勧めるなどしても効果は無さそうだ。

 

 ディーキンの思案をよそに、パリーは話を続けた。

 

「陛下がお会いしてご用件を伺えればよいのですが、ご高齢でお体の調子も優れませんので……。つきましては、ウェールズ殿下が戻られるまでは、どうかお待ちいただきたい」

 

 一行が承諾すると、パリーは先頭に立ってルイズらを城内へ案内した。

 一応、兵士も同行したが、ほんの2人だけだ。

 ずいぶんと簡単に信頼してくれたものだが、既に敗北が確定した自分たちに今さらこんな手の込んだ謀略を仕掛けてもくるまい、と考えているのだろうか。

 あるいは、念入りに見張ろうにも、それに割けるだけの兵の余裕すらないというのもあるのかもしれない。

 

(……落ちぶれたもんだね……)

 

 フーケは、かつては豪奢だったニューカッスルの城内ががらんとしているのを、複雑な思いで眺めた。

 金に換えられるようなものは、みな放出してしまったのであろう。

 アルビオンの王家は父を殺し、家名を奪った憎むべき存在であったが、仇を討つ気も失せるような哀れな衰退ぶりであった。

 

 パリーが一行を案内した部屋も、客間とは思えぬほどに殺風景だった。

 質素なソファーと椅子が何脚か、地味なタペストリー、それに水差しとビスケットの箱が乗った大きな机があるだけだ。

 

「叛徒どもは明日の正午に総攻撃をかけると予告してまいりましたが、当日の朝に女子供を乗せて巡洋艦がここを離れることになっておりますので、あなた方もそれに乗られるとよいでしょう。できれば、その者達だけでもトリステインの方で亡命者として受け入れていただければありがたいが……」

 

 一行を部屋の中に通しながらパリーがそう言ったのを聞いて、ルイズらの顔が曇った。

 

「その……、王軍に勝ち目はないのですか?」

 

 ギーシュの質問に、パリーはあっさりと頷いた。

 

「ありませぬな。今朝のうちに出ていった決死隊の者たちも戻らず、我らはついに残り三百名足らず。対する叛徒どもは、総勢五万は下らぬ。真の忠臣は死など恐れぬということを奴らに知らしめてやる以外に、できることがありましょうか」

 

 それを聞いて、ギーシュは青くなった。

 ルイズは唇を噛んでしばし俯き、それからぐっと顔を上げて、熱っぽく説いた。

 

「それなら……、勝ち目がないのなら、あなたたちもトリステインへ亡命を!」

 

 しかし、パリーは顔色も変えずに、首を横に振った。

 同行している2人の兵士たちも同様だった。

 

「はるばる来ていただいた大使殿には申し訳ないが、それはできませんな」

 

「なぜですか!」

 

「既に、どれほどの同胞が勇ましく散っていったことか。今さら我らだけが、ましてや自分のような老骨が、おめおめと生き残るわけにはまいらぬ。それに、ジェームズ陛下も、ウェールズ殿下も、決して亡命などなさらぬでしょう。この戦いが始まって以来、同胞と信じた大勢の者達が王家を裏切ってきたのです。最後に残った我々が、どうして忠義を尽くさず、お2人を見捨てて逃げられようか?」

 

「……ですが! 私のような平民が口を出す事ではないかもしれませんが、それでも……!」

 

「お止めなさい。無意味ですわ」

 

 シエスタがたまりかねたように横から口を出そうとするのを、フーケがやや冷たく制した。

 

「ウーン……、そうだね。ディーキンにも意見はあるけど。でも、話は、皇子様が戻って来てからの方がいいんじゃないかな?」

 

 ディーキンがそう言うのを聞いて、シエスタやルイズは、渋々ながら一旦引き下がった。

 

「では、失礼いたします。今夜はささやかながら祝宴が催されますので、是非ともご出席くださいませ」

 

 パリーはひとまずの話が済むと会釈して退出したが、一応の見張りとして2人の兵士はその場に残っていた。

 ディーキンは椅子にちょこんと腰かけると、彼らに話をせがんだ。

 

「それで、よければちょっと、待ってる間に話を聞かせてほしいんだけど……」

 

 こちらの状況とか、敵軍にデヴィルらしきものがいないかとか、聞いておきたいことはいくらでもある。

 そうして、ウェールズが夕方近くになって戻ってくるまでの間に、ディーキンは彼らからさまざまなことを聞き出した……。

 





ヴィジラント・スランバー
Vigilant Slumber /油断なきまどろみ
系統:占術; 1レベル呪文
構成要素:音声、動作
距離:自身
持続時間:12時間または目覚めるまで
 術者は発動時に、自分が自動的に目を覚ます特定の状況を定める。
たとえば、「サイズが仔猫大以上の生物が10フィート以内に近づいたら」とか、「月が天頂に差し掛かったら」とかいった具合である。
ただし、指定する状況は術者が普通に目を覚ましていれば気付くことができるようなものでなくてはならない。
つまり、「1000マイル離れた城からドラゴンが飛びたったら」とか、「目に見えない敵が10フィート以内に接近して来たら」とかいったものは不可である。
指定した状況が起こった時には術者は即座に、完全に頭のはっきりした状態で目が覚め、すぐに行動することができる。

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