東方狸囃子   作:ほりごたつ

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EX その45 忘れ物

 思うこともなく歩く雨道。

 昨晩の(おそ)い時刻から降り出した秋雨は、お天道様の勤務が始まっても未だ止まずに降っている。秋入梅(あきついり)と言うには少し遅く、冬場の氷雨(ひさめ)と言うには少し早い季節、そんな最中を二人歩む、大きめの、紫色の蛇の目にお邪魔して。右肩から先だけを僅かにはみ出し湿らせて、何やらケープなど羽織って女化しこんでいる本人は濡れないように気を使いつつ、左手はその紫色に引かれたままで。何故にこうなっているのか、それはちょっと前の世間話でそうなったからである。

 

 

 特にやることも、行く場所も相変わらずなくて、今日は何処の誰で暇を潰そうかなと考えふと訪れた人間の里。降る雨に打たれ、ポタリ滴らせるいい女となりつつ進んでいた中見つけた丁度いい相手。甘味処の門口で何やら隠れていたところで声をかけ、何か奢るからちょっと暇つぶしに付き合えと話してみたら驚いてくれた付喪神。

 誰かを驚かせるために隠れていたのだろうに、ちょっと奢ると言っただけで驚いてくれてそれもまた面白く、同時にこの程度で驚くのかとほんの少しだけ面食らっていると、それが腹に溜まったらしく笑ってくれた古い傘。(おど)かされて驚いたわけではなく、よくわからない一面に僅かに浅んでいただけだったのだが、腹が膨れたのなら何でも良しとしようか、機嫌も良くなったようだし、言った手前もあるのでそのまま食後の甘味を奢る事としてみた。 

 御萩(おはぎ)、あと一月も過ぎれば北窓(きたまど)と名前を変える和菓子を二つずつ頼み、互いにそれを腹に収めた後あたり、口直し代わりにお願いしたおかわりの玄米茶を啜り適当に世間話をしていた時だ、そういえばなんて切り出された。

 

「そういえば、あんたさぁ、私、言わなかった?」

「いきなりなに? 主語がなくてよくわからないわ」

 

 膨れた腹にお茶が染みるだの、今年の事八日はあんまり儲からなかったから、今は懐が寂しくて久しぶりの甘いものだっただの、可愛い顔して色々と言われた気もするが、今の問いはどれに対してだろうね。

 

「忘れ物よ、忘れ物!」

「忘れ物って‥‥どこかに何か忘れてた?」

 

 どうやらあたしの忘れ物に対しての問いかけだったらしい、そう言われても思い当たらず、ドコのナニについて言われているのか見当がつかなくて素直に言い返してみた。すると、大きな溜息と共に落とした肩に自身の本体を担ぎ、これから取りに行くから、と、またも主語がないままに息巻く忘れられた傘お化け。

 湯のみを煽ってか細い喉を鳴らした後、すっくと立ち上がると、空いている右の手が伸ばされて、あたしの手を取り引っ張ってくれる。ふむ、言いっぷりと雰囲気からこのままお手々を繋いで濡れ場での逢瀬となるらしいが、一体何処へ連れて行ってくれるのだろう?

 

「ついでにお説教されたらいいわ、いつまでも置きっぱなしでって、住職も呆れてたし」

 

 何処へいくのか、という淡い期待を浮かべていると、言われたお言葉。それを言い放ってきた小傘の悪戯な顔から行き先の察しがついてしまった。

 なるほど、行き先は寺か、最近は何かと相性のいい種族付喪神からのデートの誘いだったというに、随分と近場で、手近な所で済まそうとしてくれるものだ。なかった主語も、多分妖怪寺に置きっぱなしの蛇の目の事についてだろうが、あれは忘れているわけではないぞ?

 忘れた(てい)で置きっぱなしにして、あの寺の連中の妖気に当てて妖怪化しないかなとお試ししているだけなのだから。あそこの住職が呆れているってのも、新しい妖怪をあの寺で拵えようって考えについてだろうよ。

 行き場のなくなった妖怪連中を匿って人間に締め上げられた過去のある命蓮寺。

 住職を筆頭にその下で修行をしていた入道使いも、同居していた船幽霊も封印されてしまった流れのある場所で新しい妖怪を生み出す、そんな酷くて楽しい皮肉を思いついてしまった為に行っているあたしの悪戯、そこに呆れているんだろうさ。

 と、思い当たった忘れ物の事を考え雨空を見上げてみれば、視界に入ってくる二色の瞳。

 

「いい加減に持って帰ってあげてよ」

 

 赤い瞳は変わらず、蒼い方の瞳を僅かに赤らめて、まるで身内の不幸でも語るかのように切なさ満開の声色で語ってくれる唐傘お化け。つい先程までは満足気な笑顔で腹を擦っていた気がするが、季節の空模様と同じくこいつの顔色もコロコロ変わって面白い。

 

「あれは置き傘だって言ったでしょ、寺帰りに降っていたら使う為に置いてるの」

「なら今日でいいじゃん! 雨だよ! 丁度いいよ!」

 

 持ち帰らないと伝えてみれば、その場で地団駄を踏み始める小傘。普段の驚かしが失敗続きで慣れているからなのか、鍛冶仕事で蹈鞴を踏む事に慣れているからなのか、一本足で力いっぱいに地を蹴る姿がやたらと似合う。

 

「ねぇ、聞いてる!?」

「聞いてるわ」

 

「じゃあ持って帰‥‥」

「聞いているけど、話を聞いているだけよ。言う事を聞いてはあげられないわ」

 

 全部言わせずに口を挟み、キいているけどキいてあげないと答える、そうするだけで蒼い瞳を更に紅くさせるオッドアイ。やっぱりこいつは素直で、唐傘らしくからかい甲斐があるな。二つ名の通りに愉快な奴だとほくそ笑んでいると、握られている手に力が込められた。

 流れからそのままに立たされて、ようやく立ち上がった、このまま寺まで連れて行くんだからと息巻いてくれる不憫な不法投棄物。華奢な身体にしては随分と力強く感じるが、鍛冶仕事をするくらいだしこれくらいの力強さは備えているのかもしれない、と、評している暇はないな。

 取り敢えず勘定を席に投げ、半歩ほど先を歩く蛇の目傘の中に身を投じる事にした……

 

 というのがこうなるまでの流れで、雨降りの中お手々繋いでいる理由なのだが、本当にこれはどうしたもんだろうか? このまま寺に行ってしまえば傘を回収するまで離れてくれそうにないし、まかり間違えば本当に魔住職からのお説教が始まってしまいそうで、それもそれで面倒臭いな。お説教、というか説法自体は悪くない、他の妖怪連中も、偶に行われている法会はスリリングでエキサイティングだから良い余興だと楽しんでいると聞くし、その合間に始まることがある三味線ロックも悪くないという話だ。

 それらを楽しむことが出来るなら、ホイホイと連れられて説法の一つや二つ聞くなり、逸らすなりして、上手いこと般若心経ライブを楽しむのだけれど‥‥

 

 人里の道すがらに出来上がった小さな水溜り、それを気にしつつ歩き、頭ではこれからどうやって逃げ切るか、そんな事を考えながらの短い逢瀬はすぐに終わった。見ていた足元がいつの間にやら踏みしめられた里の道から、整えられた石畳の参道へと変わった事で気がついたのだが、今日はどうにも様子がおかしい。

 晴れ間であればあの狗っぽい子がギャテギャテ言いながら掃き清めている寺の参道、今日は生憎の雨模様だから響子ちゃんがいなくとも当然なのだが、それにしたって静かすぎる気がするのだ。

 葬儀でもあって出払っているのか、それともまた出開帳にでも出ているのかなと、視点を上げてみればなんだ、一揖する山門どころか寺自体が見当たらない。

 

「あれ? ない? 引っ越した?」

「みたいね」

 

 参道の真ん中を突き進む小傘も流石に立ち止まる、キョロキョロと周りを見渡すオッドアイ。

 左右の色味が違う瞳でそう見回してもあたしの銀眼と見えるものは一緒だろうに。

 残念ながらお寺は引っ越したかまた封印でもされたか、もしくは御本尊様がうっかり寺を失くしでもしたのだろう。これでは忘れ物の傘どころか失せ物となった寺探しから始めなければならず、小傘の思惑としては潰れたも同然だろうな。実際は引っ越しではなくて、あれだ、幻想郷上空を観光飛行する不定期な定期遊覧船として今日は出ているってだけなのだろう。その事について小傘も知らないわけではないだろうに、気が付かないのはしてやったりという心情からずり落とさされたからだろうな、小気味よい。

 

「で、ないけど。どうやって持ち帰れって言うのよ?」

 

 本来寺がある辺りで立ち尽くす茄子っぽいの、というのは失礼か、どこかの頭でっかちの言葉を借りてださい傘としておこう。で、そのださい傘に目的のものはございませんでした、持ち帰りたくとも持って帰れないわ、と、繋がっていない右手をひらひらとさせて語ってみる。

 

「な、なにさ! 急に強気になって! 寺がなかったからっていい気にならないでよね!」

 

 そうするだけでまた息巻いた、何処ぞの天邪鬼よろしく、べぇっと舌を見せてくれてから語気強いままに言い返してくる‥‥ここで話を切り上げて帰ってしまってもいいのだけれど、そんな風に無視したりするとやたらと落ち込むのがこいつだ、そうなると次回に顔を合わせた時に面倒なので、ここは取り敢えず付き合っておこう。

 

「急でもないわ、最初から持ち帰らないって言ってるじゃない」

「そ、そうだけど‥‥ぐぬぬ……」

 

 歯がゆそうに言い淀む小傘。

 ちょっと言い返すだけで、白い歯を僅かに見せて食いしばっている姿を見せてくれる。なんというか少しの事で表情を変えてくれるこいつが面白い、さすがは名鍛冶屋だ、打たれりゃ響くってのを顔で見せてくれるとは。しかもぐぬぬと言いやがったぞこいつ、ソレは口に出して言うようなモノでもないだろうに。本当にからかい甲斐のある唐傘だ。

 

「なによ! 厭味に笑ってくれちゃって! いい気にならないでってば!」

「はいはい、悪かったわ。雰囲気や表情をそう評する事はあれど、実際に言う相手を見るのは初めてだったのよ」

「お? 驚いた?」

「驚いた驚いた、腹に届いたみたいだし、分かるでしょ?」

 

 うん、と頷く元気な娘。今の今まで敵意のような感情を顔に貼り付けていたというのに、ちょっと食事を提供してみればいい笑顔で笑ってくれる。千変万化、一言で現すならこんな状態の小傘だけれど、あんまりそうやって変えすぎて忙しくはないのか?

 あっちの、感情表現は豊かだけれど顔に出せない付喪神にでも少し分けて、もうちょっと落ち着きを得たら良いのではないとか思えるくらいだ。

 まぁなんだ、笑ってもらえたのなら何よりだが、本当にどうしようか。ここでこうして待ちぼうけしていれば寺、というか今は船か、聖輦船となった命蓮寺も直に帰ってくるのだろうし、そうなれば笑顔からまた表情を変えるのだろうし‥‥どうせなら可愛い笑顔をさせたままで逃げ切りたいのだが、何かないかね……そうだな、ぼやいていたし、そっちの線で取り計らってみようか。

 

「そういや小傘、今年は儲からなかったって言ってたけど、厳しいの? 貸してあげる?」

「貸すって、ここの親分も言ってくれたけどすぐに返せる保証がないのよね‥‥それでもちょっと厳しいし、あぁ、どうしよう?」

 

「貸し付ける側のあたしに問われても困るわ、言い草から姉さんには借りなかったみたいね」

「返せる宛もないのに借りるのはちょっと、ねぇ?」

 

「そうね、懸命だわ。姉さんの取り立ては結構厳しいし」

「そうなの? さでずむな感じだったりするの?」

 

「さでずむというよりは、ふろうどって感じかしら?」

「ふろうど? いんぐりっしゅはわかんないよ?」

 

 (かし)ぐ頭に(かたむ)く傘、お陰であたしの右肩に雨露が垂れていい感じに濡らしてくれる。さでずむだっていんぐりっしゅってやつではなかっただろうか、ソレを言うから習って返したというのに、特にそっちの言葉に詳しいってわけではなかったか。

 

「詐欺よ、詐欺。ちょっと前にあたしも借金背負わされたのよ」

「アヤメが親分さんに? 仲良しなのに?」

 

「仲が良くてもソレはソレコレはコレ、ってのが商売人ってヤツよ。小傘も鍛冶仕事するんだからわかるでしょ、霊夢に売り込みに行ったってくらいなんだし」

「あぁ~‥‥巫女さんからのお代も回収できてないのよね、アレ払って貰えれば多少は潤うんだけど」

 

 横に傾いていた頭が今度は前に落ち込んでいく、表情の次は角度がふらふらと変わって、こっちもこっちで忙しそうだがもう面倒だしこれはいいや、気が付かなかった事にしよう。代わりに気が付いた部分、回収できていないって辺りを突いてみるか、ちょっと前にお賽銭奮発したばかりだし、ぐうたら巫女さんがすぐに使い切るはずもなかろう。

 

「今日あたりなら払ってくれるかもよ」

「お? なんでよ?」

 

「多分小金持ちになってるから。少し前に誰かが賽銭箱に結構放り込んだって聞いたわ、それなら機嫌もまだいいだろうし、ここで暇してるくらいなら行ってみたら?」

「でも、そうするとあの子(蛇の目)が‥‥」

 

「だから持ち帰らないって言ったでしょ? あんまりクドいと本気で忘れるわよ?」

「本気って‥‥本当に忘れてない? 本当に置き傘にしてるだけ?」

 

「そうだって言ってるじゃない、ソレがクドいって言ってるんだけど?」

 

 煮え切らないから追い込んでいく、二度クドいと伝えて指を折って見せてみた。

 そうしてみると少し呆けてからまた顔色を変えてくれる小傘。

 ふむ、仏様の顔は三度までってのは知っているらしい、連日寺に通っているからかそういった事は知っていた、というか知っていて当然か。こいつ自身も結構古い付喪神らしいし、いんぐりっしゅではなくこの国のことわざってやつだしな。

 兎も角もう一遍言う前にどうするのか決めろと伝えてみると、今迄繋いでいた手を離され、両手で腕組みし頬と肩で本体の足を挟んで抑え始める。そうしてこちらに被る面積が減ったので、離されて空いた手でなんとなく傘の手元、下駄履いてるから足元なのかもしれないが、部分的には持ち手に当たるから手元だろう、そこに手を伸ばした。

 軽く触れると一瞬ピクリと揺れるケープ、それでも離れたりはしなかったので、本来なら藤巻という、持ち手の少し上辺りを軽く握って預かってみた。

 

「あ、ごめんね。濡れるよね」

 

 流石に逃げるか、と思ったが、これでも逃げたりせず、寧ろこちらに気を使ってからそのまま悩み始める傘妖怪。なんというかあれだ、化狸が付喪神と相性が良いってのこういう面でも出るらしい、逃げずに本体を預けてくれて、傘らしく、あたしが濡れないようにと気まで回してくれるとは、出来た雨具さんだわ。

 それから少しの時間、思い悩む小傘と持っている小傘を見比べて色々と楽しんでいた。真剣に悩む人っぽい形の方は難しげな顔をしていて、持っている傘の方はあたしが置いている傘よりも細かな作りで、細いが靭やかそうに見える受け骨は、なんとなくだが良い作りで、作り手の丁寧さが伺える気がした。

 こうして中から拝むのは初めてだが意外とちゃんとした傘らしく、仕立ても細やかで丈夫そうな、長く使い込むことが出来そうな逸品なのかもしれないと感じる‥‥そんな驚きがまた届いたのか、組んでいた手を離し、再度人の手を取ってくる付喪神。

 自然に手を取られても悪い気がしないのは先の相性って部分が関係するのだろうか、それとも個人として面白く、好ましい相手だからだろうか。両方と思っておくか、その方がきっと良い。

 

「考えは纏まったの?」

「え?」

 

「腕組みを解いたんだし、答えは出たのかなって」

「あ、出たよ! 出た出た」

 

「そ。で、どうするの? あたしから借りる? 取り立てる?」

「取り敢えず取り立てに行ってみて‥‥ダメだったらちょっと、次の事八日でどうにか稼ぐから貸してもらえない?」

 

「いいけど、行く前からダメな場合の予防線を張るのは商いとしてどうなのよ?」

「そりゃそうだけどさ、相手が相手なんだもん」

 

 ぐすん、と、これもまた口で言う事がないような事を口にするこやつ。

 いいからそうやって落ち込むような姿勢を取るなと、また下がり始めた頭、そのおでこを前から持ち上げてみる。くいっと上げると今日の天気のようなぐずついた上目遣いで見てくる小傘、相手が悪いってのはわからなくもないがあの巫女さんも話せれば話がわかる相手だとは思うぞ、あくまでもきちんと話せれば、だが。

 それを伝えてみたものの、やっぱり何度も退治されていて怖いのだろう、自信なさげに取り敢えずの取り立てに行こうと誘ってくる。まぁそれもいいか、特に予定もなかったわけだし、小傘をからかった次は神社で巫女さんか、いるだろうお姫様、もしくはロリ小鬼でもからかうとするかね。

 小傘一人で取り立てられなくとも横から要らぬ槍を投げつけて入ればそのうち嫌になるか、諦めるかしてくれて、キッチリと耳を揃えて代金支払うか退治されるかはされるだろう。どちらにせよいい暇つぶしにはなると思えるし、あたしの蛇の目からは完全に話題が逸れてくれたみたいだし、ここは小傘に乗っかって遊びに行くとしますか。

 

「そういえば先に言っておくけど、あたしの取り立ても結構しつこいわよ?」

「げ。そうなの? 今度こそ……さでずむ?」

 

「場合に寄ってはさでずむかもしれないわ、痛いより気持ちいいって感じさせてみせるけど」

「ん? どういう意味?」

 

「身体で払えって事よ」

 

 言い切って、繋いだままの手に少し力を込め、爪を立てる。

 爪先が僅かに食いこむとピクリと跳ねる水色髪。それを笑って半分は冗談だと話すと、これから取り立てに行くのに余計な茶々を入れるなと、取られている手を強めに握り返された。

 そうしてくる辺り、さでずむなのは小傘の方じゃないのかなとも思えるが‥‥そんな事を言い合っていると話が先に進まないので、傘の代わりにコレは忘れた事にし、妖怪寺から妖怪神社へと続く参拝デートに興じる事として、少し明るい東へと緩く二人で飛んだ。




あまり間が空くと書き方を忘れそうなので、リハビリ代わりにちょっとした小話を

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