東方狸囃子   作:ほりごたつ

167 / 218
EX その19 月の兎と地上の兎詐欺

 路地裏の一騒ぎとなった女子高生との出会いから然程経たず、少し空気の臭う地上世界での一服も済ませた後。思いつきと勢いに任せてキュッと握り、ふらっと空へと舞い始めた月の羽衣だったけれど、フラフラしていたのは最初だけですぐに強めに握る羽目になってしまった。

 ふるふると揺れてからユラユラと動いたのは始動時のみで、一度動き出してからは空から落ちてくるお星様の如き勢いで、雲を抜いて飛び上がり壁のような何かも抜いて、見やる月へと一目散に上り始めた。

 

 段々と近づいてくるお月様。

 しかしなんだ、まさか見上げるだけだと思っていた場所へ向かう日が来ようとは。

 いつだったか赤いお屋敷の門番と見上げた事を思い出す、あの時は日中で地上から眺めるお月様は随分とか細い光だったが、こうして真っ暗な空から眺めてみると非常に明るくて素晴らしい。

 訪れた本屋で僅かに仕入れた知識からすればこれは太陽光を反射しているから明るいらしい、そう言われるのもわからなくもない、浴びる月光からはよく知る地獄の三本足のような朗らかさが感じられて心地よい。

 月見て陽烏を思い出すってのもなんだかなと思えるが、この光はお日様の光だというのだからそう感じてもなんら不思議ではないだろう。

 そういえばこの暗い宇宙もお月様にも空気がないそうだ、空、宇宙と言うんだったか?

 この黒い空に空気があろうがなかろうがそれはどうでもよいとして、月に空気がないってのは嘘だと思える、ないとするなら輝夜や永琳、鈴仙達は何を吸って生きてきたというのか?

 前者二人は生きてきたというか、死んでこなかった?

 いや、死のない?

 よくわからんから忘れるとして、玉兎という妖怪の鈴仙には空気は必要不可欠なものだと思えるのだが‥‥あれか、魚みたいに大気以外からも酸素を取り込めるのか、月見て跳ねる兎という種族なのだから案外そうかもしれない。

 だとしたらそれは素敵だ、あの子の評価をまた改めないといけない。

 溺れた後に助けてくれた相手の事を魚に例えるなどなんだかなとも感じるが、ただの思いつきで暇つぶしだ、さしたる意味も必要ない。

 ズンズンと迫り大きくなってくるお月様よりも、その地に昔住んでいたご近所さん達の事を考えているといつの間にやら地表が見える、いや、地球ではないのだし月表とでも言うべきか?

 どうでもいいな、地面には違いない。

 

 着地する寸前まで派手な勢いで引っ張ってくれた月の羽衣、降り立つギリギリ、足が触れるか触れないかという辺りまで勢いそのままに機能していたが、月の肌に足を伸ばしてみると進入角度を変えて動いてくれた。

 鋭角から緩い角度に進行方向を変えてくれて勢いも収まっていく、なんとも出来た道具だと関心したところで一気に勢いが衰えてしまい、急に動きが変わったものだから笑窪のような地につんのめって肩から地面に着地する羽目になった。

 専用の乗り物だったら最後まで面倒見てくれ、この不良品が。

 

 ザザッと転がった地面の上で数回転しどうにか足を着ける、肘やら膝やらが随分と汚れてしまったが、見てくれるものはいないし雑に払うだけにして周囲を見やった。

 見れば見るほど何もない、というのは語弊があるか。

 あるにはある、外の世界の街道を走っていたような鉄造りの乗り物、それが長い時を経て朽ちてしまったような残骸やら、似たような金属で出来たナニカが横たわっている。

 この辺りが月の頭脳が言っていた旗が立てられたという土地なのだろう、打ち捨てられている機械群の雰囲気からは永琳の言う文明の発達した月世界の科学よりも、外の世界の科学に似た風合いが見受けられた。

 そういえば、大気はあるらしい。

 残骸を見つめつつ煙管咥えて火を入れてみれば問題なく灯ったからだ、おかげで鈴仙の評価を改めずに済んだ、再評価など面倒なことをしなくて済むのはありがたい。

 ポヤポヤと副流煙を斜め後ろに流して歩く、少し歩くと見えてきたのは大きな大きな水たまり、海なんて何年ぶりに見るのだろう?

 時間があるのなら海水浴にでも興じるのだが、生憎それほど時間もない。

 ついでに言えば一人じゃ無意味だ、見目麗しい肢体を晒してくれる誰かでもいれば舌なめずりして眺めるが、今見られるのは自分の身体くらいしかない、それなりに出るとこ出てくびれもあると自負しているが、何千年と見過ぎていて今ではなんとも思わない。

 下世話でつまらない考えは捨て置いて、まずは何処へと向かったものやら。

 目的地には着いたけれど、目的にしたいモノは見られないお月様、月の都はどこだろか、彷徨い歩くがとんと見えず。つらつら歩いて脳裏に浮かんだ走尸行肉という言葉。

 なんでまたこれが浮かんだのか?

 わからないがまぁいいさ、これもどうでもいい事だ。

 どうでもいい事ばかりを考えていたから思い出した亡霊の先輩のお言葉、ざっくり言えば死んだも同じって意味だったか、同じというか正しく死んでいるのだからこれはあたしには当てはまらないな。

 

 再度どうでもよい事を思いついていると、静けさを湛える海の先、随分と遠くに見える辺りに何やらモヤモヤしたものが見える気がした。

 左右対称で造られた屋根っぽいナニカの影に始まり、大きさは大小様々だが似たような造りの町並みに見えるシルエット、それにうっすら明かりまでも見られる。

 いきなり現れて何かと思ったが結構歩いて来たらしい、地上とは違って天候に変化が見られないから時間の感覚がわからなかったようだ、星の位置も地上から見る位置とは違っているから時間なんかも読みきれなかった‥‥パッと星詠みをして時を読めれば便利そうだな、そんな事を考えて星が描かれたカードを投げてきた女子高生もなんとなく思い出していた。

 鉄の塔っぽい残骸を抜け、見えてきた街(予定)に向かう。途中黒鳥の羽とその骨が落ちていたが、鳥くらい何処にでもいるだろう、気にもせずに先を急ぐ。

 

 揺らいで見える街の端、そこからお邪魔してみようとヒョイッと壁を乗り越えるつもりで飛んでみたが、思っていた軌道で飛べず、何もない空中で何かに阻まれる感覚を覚えた。

 これがなにかはわからなけれど入るのに邪魔なものには違いない、わからないが触れられて、そこに在ると認識できた以上あたしの勝ちだ、労せず逸らし歪ませる事で無事に中へと入り込めた。

 少し歩くとすぐに広がる月の繁華街。

 さすがにここでは能力を使い間者としての姿で動く、あの胡散臭いのとは違って喧嘩を売りに来たわけではないのだから隠れる必要はない、そう理解しているが感覚が掴めるまでは様子見するに留まった。しばし眺めて動き出す、隠れもせずに煙管を咥え堂々とその場で化ける。

 化ける姿は地上の兎詐欺。

 月なのだから玉兎の方を真似ればいいかとも思えたが、街を行く住人達の皆が皆垂れ耳ばかりで、こっちの姿の方が場の雰囲気に溶け込みやすく感じられた為そうしただけだ。

 素直な狂気の兎よりも詐欺師のこっちの方がキャラ作りが楽だからとか決して考えてはいない、と自分を騙して、店の軒下で囲碁盤を囲むおじさん兎の間を縫って、近くの店へと潜り込んだ。 

 

「こんにちは」

「はい、いらっしゃいお嬢ちゃん、お使いかな?」

 

「そうなの、でも久しぶりの外だからよくわからなくて」

 

 普段よりも低い視点で並ぶ品を見ていると、カウンター奥の店員さんと目が合った。

 ちょっとだけ気弱な声で挨拶をしてみればニコニコと、人が良さそうな顔で迎えてくれる折れ耳のお姉様兎、鈴仙のような耳の奴もやっぱりいるのかと顔を見てから再度品物へと目線を戻す。少し背伸びをして並んでいる商品を見回すと、モチモチしていそうな食べ物、言うならまんま餅だな、それらが並んでいてここは餅屋だと気が付く。

 月の兎が売るには妥当過ぎて、なんというか捻りがないなと頭を傾けていると、久しぶりってどういう事? とお姉さんに問われた。

 

「病気で長く寝てたの、起きたのは少し前? でも、起きたら景色が違っててわからないの」

「長く寝てた? 景色がって‥‥あぁ、人工冬眠(コールドスリープ)明けかな? って事はお嬢ちゃん大昔の人なんだね、だったらわからなくても仕方ないわ」

 

「こーるどすりーぷ?」

「病気が治せるようになるまでお昼寝して待つって言えばわかるかな?」

 

 聞きなれない単語をオウム返ししてみると、態々噛み砕いてくれて、わからない者相手にもわかりやすく話してくれる兎のお姉さん。

 幼女姿だからそれっぽくしてくれたのだろうが、見た目の雰囲気通りに人がいいお姉さんで騙し甲斐がなくてつまらない、が、こちらの情報を聞くには丁度良い相手に思えて、少し呆けた顔で頷いて見せる。

 

「偶にいるの、地上にいた頃に病気や怪我をしてしまって治せるようになるまで寝ている人達が。起こしてもらえたお嬢ちゃんはきっと治ったんだと思うよ、良かったね」

 

 アホの子ですと見せれば追加が出る、そう踏んだがその通りに話してくれて、こちらの心配までしてくれる始末‥‥

 幻想郷の人間も平和ボケしているが、こっちの者はその上をいくなと感じられる。

 それでも悪い相手ではないし、ここで変な動きを見せては違和感しかない、臆面もなくうんと微笑んで頷くと、紅白の大福らしい物を手渡し肩をポンポンと叩いてくれた‥‥快気祝いだと言ってくれるが本当に人が良くて優しくて、裏がありそうで中々に面白い。

 頷いて戻した視線の端には揺れる折れ耳の先端を追うような視線が映った、プレゼントをくれるのに屈んだから揺れ動き、それを見ただけと考えればそれまでだけれど‥‥ここは紫が苦渋と美味しいお酒両方を得た世界、考えすぎて悪いなんて事はないだろう。

 考えが好ましい方向へと向かうと表情にもそれが現れる、少しだけ影の差す笑みを浮かべてしまい、ん? と一瞬に訝しがられたが幼女らしくニシシと笑い、雑に誤魔化してその店先から出た。

 ワイワイと騒ぐ喧騒に紛れ路地裏を曲がり視線を逸らす。

 そうして少し待っていると現れた折れ耳の集団。

 鈴仙の着ている格好そのままの垂れ耳少女達が、キャッキャしながらあたしが入ってきた路地裏の一角を埋め尽くしていく。

 一羽二羽と増え、十羽近くにまで増えると最後に姿を見せた垂れ耳タイプの月の兎が、この場をどうにかしようと話を仕切り始めた。

 

「いた?」

 

「いないわ」

「こっちにも‥‥あっちにもいないって」

「逆の路地にもいないみたい」

 

 問いかける水色頭の兎と、返答を述べる他の兎。

 こっちにはいるのだけれど、あっちにもいないってのはどこから取り入れている情報なのだろうか、耳票付きの折れ耳の先を上目遣いで見つめてからそう語る軍人兎達。

 

「連絡が来てすぐ動いたのに逃げ足の早い‥‥手分けして探しましょ、取り敢えず一度解散ね」

 

 逃げ足は然程早くない、口うるさい天狗からは逃げ切れる自身がないしその上司にも最後には捕まり喧嘩を売られた事がある、というよりも急いで逃げるような事があまりない。

 尻尾を巻いて逃げると常々言っているが、実際は逃げる事よりも今のように能力使ってそこにいるのに気が付かれないようにしてやり過ごす事が多いと思う、その方が相手の動きが読めて逃げるのに楽だと経験から知れたからだ。

 とまぁいらない自分語りはここまでとして、連絡が来て動いたというが、先ほどの玉兎達といいこの子といい、何を何処から聞き入れている?

 見る限り不審な素振りは見られないが見落としているだけかね、それとも見て気が付いているがそう認識できていないだけ‥‥前者だったならばあたしの目が節穴だってだけで納得出来るのだが‥‥ 

 

「そう、そっちにもいないのね‥‥だとすればやっぱりこの辺りが怪しい、いないのに穢れだけ感じるなんてどういう事だろう?」

 

 視界の先で邪魔そうに垂れているうさみみ、それをチラリと見つめてからいないと独り言を呟く水色頭、三度も見せて貰えれば何となく気がつける。

 あれが彼女達の情報伝達の術か、見知った兎を鑑みればわからなくもないな、以前に取り外し可能だと言っていた気がするしあれは所属する団体の中で連絡を取り合う為の物だろう、あちこちであたしを探す鬼兎と会話をしながらの捜索ってところだろうな。

 一つ謎が解けたが同時に湧いたもう一つも考える。

 いないのに穢れだけを感じるとはどういう事か?

 今のあたしは向けられている意識も視線も逸らしている、言うなれば地霊殿の妹妖怪の在り方に近い、その場にいるのに気にされないような状態でいる。

 それだというのに穢れを感じ取られるとは‥‥

 

「でもなんだろう、この穢れ。ちっちゃいなぁ、地上で感じた穢れはこんなもんじゃなかったし‥‥地上の穢れじゃないのかなぁ?」

 

 似合わない腕組み姿で悩む少女がう~んと唸る。

 なにやら楽しげな考え事をし始めていて出来ればあたしも混ざりたい、姿を見せてもいいかもしれないが相手の事を知らなすぎて素直に出るには気が引ける、そんなむず痒い思いを身に宿したからか変に痒い腹の辺り。

 右の袖から腕を抜き、ワンピースの中でポリポリと掻いてみると手に触れるカサつくナニカ。なんだこれと取り出すとそれは地上で仕入れた紙幣、これの角が触れて痒かったのかと納得し腕を戻して外に出してみると、兎さんから『あ』と聞こえた。

 こっちを、正確には紙っぺらを見つめて吐かれた言葉。

 穢れとはこれの事‥‥か?

 試しに一枚放ってみると、すぐに飛びついた月の兎。

 

「なにこれ!? 地上の‥‥何?」

 

 ぴょんと飛んで拾ったはいいがそれがなにかはわかっていないのか、それでも良しとしておこう、ただの気まぐれで仕入れた物だったが存外いい餌になってくれそうなのだから。

 あたしが触れていればあたしの物として逸れるだろうが、先ほどのようにピラッと放ってやるだけで清き清浄な世界に穢れをお届けすることが出来るようだ。

 ならこれを使って少し遊んで、ついでになにか目ぼしい物でもありそうなところにでも案内してもらうとするかね。二枚目を取り出してシュルっと針のように纏め路地ではなく通りに向かって飛ばしてみる、神社の巫女さんの封魔針のようにして往来の辺りに刺してみると、ワラワラと再度集まる軍隊兎。

 二枚目? 形状からすれば二本目か?

 なんでもいいかソレも拾い上げられたのを確認してから、指の間に三本ずつ握りあっちこっちにチクチク放る。商店や誰かの住居の壁にカカッと刺さると兎さん達が少し焦り顔になり始めた、悪くない反応だ、このまま手持ちが切れる前に大事にまで発展してくれればありがたい。

 

 残りの枚数が三枚くらいになるまで遊んだ穢れ撒き。

 放った数は拾伍枚ほど、後は右手の指の間に残るこれをポイっとすれば打ち止めでお終いってところまできたのだけれど、これを放つ前に兎さん達に動きが見られた。

 何やら皆で集まって先ほどの、場を仕切ろうと四苦八苦していた水色兎に集めていた、流れと雰囲気から何となく読める動き。皆で集めたソレを一人が代表で持って行くんだろう、何処かは知らんがソレを報告しなければいけない場所にでもね。 

 こちらとしてはそれなりに楽しいお戯れとなったし、汗を飛ばせて走り回る兎ちゃんたちも愛でることが出来たしと、中々に悪くない遊びだった。

 程々に楽しんだのだから今回はこの辺りで〆として、後は程々におつかいをこなしてどうにか帰ろう、持ち出すものと同じく帰り方も聞いてないが握れば多分帰れる気がする。

 なんの確信もないただの思いこみだが、いざ帰る際に帰れないと感じるよりは帰れないわけがないと考えていた方が心臓に良い、動いていないというかあるのかすらわからないのに思うのは言葉の綾ってやつだろうね。

 それはともかくそろそろ動くか、お札を握ったウサちゃんも動き始めたようだ。

 化けているてゐの姿に習い、両腕を頭の裏で組んで通りを歩く。

 普段の姿よりも腕が短くて頭がでかく感じられるが、可愛い悪戯がパンパンに詰まった頭を支えるのはこれまた可愛いお手々だなと、良いように捉えて先行く兎の後をつけた。

 

~兎詐欺追跡中~

 

 テクテク歩く兎さん、向かう先はどちらでしょうか?

 寄り道もせずに真っ直ぐ進む生真面目そうなその背中に言葉にせずに問い掛けると、大きな屋敷の前で立ち止まってくれた、ここがあの子の目的地らしい。

 高くそびえる壁の中央に進むと、地上の本屋で見たような自動で開く引き戸をくぐって行く玉兎、ガ~と開いて閉じきる前にあたしも身体をねじ込んでおく、逸らしたままの今の姿では戸を開けてくれるナニカに気が付かれないかもしれない。

 それほど影は薄くない、そう思ってはいるがこれが開閉役の人の仕事だとしたら認識されないだろうし、下手を打つ前に後に続いた。

 少し進むと外から見たよりでかい屋敷が目に留まる。

 なんとなく娘々や美鈴が似合いそうな造りの月のお屋敷。

 正門らしい大きな扉とその左右にある二回りくらい小さな扉が目立つ正面玄関、真ん中には守衛が二人ほどいるが左右にはいないらしい、二人で三箇所守っているのか、仕事熱心な者達だ。

 その二人に向かってピコピコと、垂れ耳揺らして何かを話す水色兎。

 身振り手振りとお札を見せてすぐに中へと進んでいった。

 ここまで来られればあの子に用はない、後はテキトーに侵入してテキトーにもらうもん貰って帰るだけだ、見た目の造りから立派な誰かが住んでいそうなお屋敷に見えるし、ここなら月の主従が求める何かしらもあるだろう。

 幸い守衛の男達は付け耳を装備しておらず、遠距離での会話は出来なさそうに見えるし、交代か何かで姿を消した時にでも中へ進めばよさそうだ。

 誰の屋敷で入ればどうなるのか?

 そんな事には興味もないし、知ったところで何もない、あるとするなら‥‥なんだろうね、わからないしいいさ、入ればわかる。


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。