東方狸囃子   作:ほりごたつ

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EX その5 心積り

 耳に届くのはカッコンと響く竹の音。

『ゆ』と書かれた暖簾に続いてあたしと妹妖怪で拵えた、姉妖怪向けの悪戯第二弾が、湯を溜めては吐いてカコンと鳴り風情を醸し出している。

 設置した当初は例のジト目で睨まれたが、今となっては慣れ親しんでいて、地霊殿の大露天風呂を彩る一部となっていた。

 

 鳴る鹿威しから視界を手前にずらすと目に留まるのは片手でも余る大きな山から、手の平ですっぽり収められる小山まで、選り取り見取りな妖怪連山。

 大きな地霊殿の湯船をぐるりと並んで浸かる妖怪少女達のたわわだったり、あらあらだったりする山々が見える。

 時偶に視界に入る湯気のようなモノが少し邪魔だが、円となり広がる連山のどこに焦点を合わせても面白いと、一人で舌舐りするように見ながらお猪口を煽り底を舐める。

 小さなぐい呑を煽ると直ぐに注がれる美味しいお酒、注いでくれるのは頬まで髪と同じ様に染めている愛する嫁さん。

 最初は大人数で風呂に入る事に抵抗があったようだが、全員が全員隠すことなく脱いで思い思いに洗ったり浸かったりし始めると、その場のリズムに合わせるように自分も気にせず場の雰囲気にノッた雷鼓。

 どうせなら他の皆と楽しく湯浴みでもすればと思う心半分、世話になった地底の連中の前でも気にせず寄り添ってくれて嬉しさ半分といった気分で、酒を煽り揉まれている。

 揉んでくれているのはいつもの妹。

 相変わらずの手癖の悪さで、全員の腹の上に跨がり揉み比べてから、最後にはいつものあたしの所に落ち着いた。落ち着いたとはいうが、気に入ってくれているというわけではなく、慣れているから何故か落ち着くというだけらしい…褒められた気がしないが、気を落ち着けるために訪れる屋敷住まいの者が落ち着くのなら、別にいいかと気にしないでいる。

 偶に摘まれる時はさすがに気になるが。

 

「やはりコレが落ち着くわ、お姉ちゃんのは揉むところがなかったし」

 

 悪戯な目で姉妖怪を見て、両手を動かす妹妖怪。

 あたしの胸を揉みながらコレなどと言いおって、落ち着くというのは悪くないし言葉自体は心地良いがその言い草はどうかと思う。

 気に入らないとまではいかないが、褒められたのか雑に扱われているのか判断できずにむず痒い。

 

「コレって言い方はさすがに面白くないわ、悪い言い方をするなら取り上げるわよ?」

 

 好き放題にされている胸元を見ながら、手癖の悪い痴漢妖怪を窘めると、ケチだの地霊殿(うち)にいる間くらい好きにさせてだのと開き直られた。

 あたしに対して開き直る者などこいつくらいで、中々に面白いが窘めたのだから少しは気にしてほしい。触れられていなければこいしの両手に能力使って逸らしてやる事も出来るのだが、直接触れられていては逸れる事などなく、下手をすれば力加減や揉む場所が変わってしまいそうで滅多な事が出来ない。煙と化してしまえばいいのだろうが、湯船の中でそれをやると湯に溶け込んでしまいそうで、それも出来ないでいた。

 手癖の悪い者に手が出せず少し歯痒いがまぁいいか、取り上げると言ってから少し丁寧に扱うようになったし。

 シコリとかないか?

 あった所で既に意味がないが、そのせいで手触りが悪いのでは具合が悪い。

 

「こいしちゃんには好き放題されるのね、私は好きにさせてもらえないのに」

「言って聞く相手にはお預けして焦らす、言って聞かない相手は諦める、それだけよ」

 

「雷鼓ちゃんお預け長かったね? 半年くらい?」

「四ヶ月くらいかな? こいしちゃん毎日来たわね、お陰で考えなくて済む時間が多くてありがたかったわ」

 

 フフン、と鼻を鳴らして、してやったりという顔を見せるこいし。

 あたしの腹の上からちょっと体を動かして右手で雷鼓、左手であたしと、良い顔のままで比べている。なにも言われずに揉みしだかれても気にする素振りを見せない太鼓、ちょっといなかった間に随分と仲良くなったものだ、それを好きにしていいのはあたしだけのはずだったのが、意識の外の相手に妬んでも無意味か。

 ならば良い、聞かない相手は諦めるといった手前もあるし、好きにさせておこう。

 

「雷鼓ちゃんはお空と同じくらいだね」

(うつほ)ちゃん? あんなにあるかな?」

 

 ある。

 と、どちらも楽しんでいるあたしは確信出来るのだが、首を傾げて思い悩む濡れ姿の雷鼓も良いので敢えて教えない。

 しかしまぁ、生まれて一年位だというのに発育がいいお嫁様だ。

 世に生まれて数百年は経っているはずの、三つ目の姉妹は共に残念なサイズだというのに‥

 サイズが違うのだから比べても、と思いながらほぼ同じサイズの橋姫さんを眺めてみると、お空のデカイ瓜をヤマメと一緒になって収穫していた…以前の風呂で触れて気に入ったのか?

 金髪二人に挟まれておもちゃにされているお空、おもちゃにされていると理解していないのか、無邪気にくすぐったいだの騒ぎ出して、挟む二人に比べると邪気といったものが見えない。

 楽しそうに笑い笑顔で喜んでいて素直で可愛らしい。

 うん、パルスィが気に入るその気持ちはわかる。

 

「アヤメちゃんはパルスィと同じくらい、というかほぼ同じ」

「なんだ、自称じゃなかったのね。パルスィさんの方が綺麗な気がするけど」

 

 揉まれるお空を見ながら、あっちの二人とあたしを交互に見る雷鼓。

 こいしに続いて雷鼓にまで気に入らない事を言われてしまい、散々だ。

 それでも特に気にはしない、出戻っても以前の通り接してくれるのだから、この程度で文句を言ってはココでも自宅でも居心地が悪くなる。

 けれどこのまま引き下がるのは癪だ、この場で何もせず夜に散々泣かしてもよいのだが、ここで何も言い返さないのでは癪に障ったままで強めにイジメてしまいそうだ。

 

「また悪巧み、いや、かわいいイタズラでも思いついたか?」

 

 嫁いびりなんて考えていたからか、悪い顔にでもなっていたのだろうか?

 また悪巧みか、なんて言って真っ赤な盃を傾けて、口から胃へと酒を流す勇儀姐さん。

 企み事もあるにはあるが、それは別として正しく訂正しておこう、後々で違うじゃないかと嘘にされ殴り消されても困る。 

 

「常に抱えてる企み事は別として、何か悪戯はしたい、わね」

 

「ほぅ、腹抜かれたくせに懲りん奴だ」

「穴空きだから常に企んでないと漏れてなくなるのよ」

 

 あぁ言えばこう言う、と言い返してくれる勇儀姐さんだがどの口が言うのか。

 風呂に入った時から飲んでは煽っていて、盃が邪魔で見えないが酒臭くなっている口で言ってきているのだろう。

 酒精を多量に含んだ吐息を漏らし始めた一本角の鬼。

 見ているだけで飲みたくなる飲みっぷりだが、お空が一緒の時には飲まないと決めたし、この後を思うと酔うわけにもいかない…という割にはお猪口を煽っているが、中身は般若湯だ、酒じゃないから大丈夫。既に酒場で少し引っ掛けてきているし、酒場の過ごし方として正しい過ごし方をした後だ、既に酔っているのなら取り決めの範疇外だろう。

 とりあえずだ、酒を飲めないのなら別の物を飲んでおこう。 

 

「姐さん、後ろの桶から煙管取ってくれない?」

「お、なんだ、持ち込んでたのか。葉っぱが湿気っちまうぞ?」

 

「それが、バッグの中だと湿気ないのよ、くれたのは勇儀姐さんなのに知らなかったの?」

「知らなかったな、矢なんて湿気ても気にならんし、そもそも撃つなら走って殴った方が早いと思わないかい?」

 

 全く以て思わない。

 そう言うと、そうかと笑って黄色いプラスチック製の桶から煙管を取り出し、咥える側を向けて手渡してくれた。ご丁寧に向きを考えて葉まで込めて手渡してくれる、この辺りに繊細さが伺えて唯の豪快なだけの鬼ではないとわかる…気の利く女で妬ましいわ。

 そんな風に鬼を妬み、嫉妬エネルギーを補給した所で思いついたかわいい悪戯を仕掛ける。腹の上で煙管を見ているこいしを優しく押して湯船に沈めた後、開放された体を湯船から出し煙管咥えて煙を纏う。

 

 湯船に沈んだこいしと動きを見せたあたしに、また何かするのかという視線を浴びせてくる姉妖怪がいるが、お前は後だ、まずは別の者に悪戯を行う。

 さとりも含め、皆からの注目を浴びる中、全身を煙で隠して綺麗に化けてから煙を払う。

 あたしの白混じりの灰髪は怪しく輝く金髪へと変わり、やる気の感じられない銀の瞳は嫉妬の炎を宿らせる緑の瞳へと変えた。

 顔つきも、普段よりも目に力を込めて揺らすように、肌の色や耳、大きな尻尾など本人と差異のある部分は本気で隠して全身を橋姫さんに変えてみせた。

 

「貴女…またなの?」

 

 おぉ、と皆が驚く中で一人だけ呆れ声で話しかけてくるパルスィ。

 お空のしでかした間欠泉の異変以来化けていなかったが、一度变化しているし、体型はほとんど同じだからそっちは敢えて真似ていない。

 少し科を作るように体をくねらせると、やめて、と静かに怒られるが、皆が笑ってくれたお陰で本気で怒られずに済んだ。

 変化していない素のあたしがやっても呆れられるか、またかとしか思われないのにちょっと色気を放つだけで驚かれて妬ましい…今の妬みはどっちに向けてだ?

 化けたあたしか?

 それとも真似ているパルスィ本人に向けてか?

 

「ぱっと見じゃわからないけど匂いでバレるよ、お姉さん」

 

 鼻を鳴らす二本尻尾に匂いでバレると即答されるが、温泉に浸かりながらでも鼻が利いて妬ましいな、だが、それは想定の範囲内だ。

 指摘してきたお燐が住む地霊殿のお湯は、天然温泉ではあるが無色透明で硫黄臭い感じはしない、ガスが吹き出すほどに硫黄臭い温泉は地上の寂れた神社の方だ。

 どちらのお湯も地底の核融合炉の影響で湧いているはずだが、より近い地霊殿の方が臭くないというのは何故だろうか?

 地上と地底の間にある地層が何かしら悪さしているのかね、まぁいいか、そんな事は今はどうでもいい事だ。

 

「鼻が利いて妬ましいわね、お燐。それなら匂いは逸らすから当ててみなさい」

 

 普段のようにだらだら歩かず、女性らしい科のある歩き方で本物パルスィの横まで歩き、そのまま隣に腰を下ろす。贋作パルスィであるあたしを見る緑の瞳が揺れているが、同じく揺らして見つめ返すと、スッと湯船から上がりかけた。

 ここで逃しては面白くないと、本物の太腿に両手を回し引き止める。

 あたしの動きに呼応したヤマメがもう片方の太腿に抱きついて、二人で本物を見上げる形になった。 

 

「ちょっと、巻き込まないで、ヤマメもやめて、離しなさいよ」

「いいじゃないか、減るもんでもない。今逃げたら妬まれるよ? 逃げ足の早いつれない女、お高くとまって妬ましいってな」

 

「あたしのセリフを取るなんて、読みが鋭くて妬ましい…こっちもこっちで綺麗な肌、艶かしくて妬ましいわね」

 

 化けた橋姫さんらしく協力者のヤマメを妬み、ついでに本来妬む側のパルスィも妬む。

 透き通るとか、澄んだとか、そういった爽やかさが感じられるモノではないがなんというか、しっとりとした憂いのある肌というのだろうか?

 温泉まっただ中で濡れ肌だからというのもあるのだろうが、それを差し引いても綺麗な肌に感じられて、思わず抱きついている腿を舐めた。美女連中の出汁が利いた温泉味のする腿を舐めると声を上げずに身震いするパルスィ、普段とは別の意味で瞳を揺らしてくれて面白いが、こっちを見つめてくる嫁の目が、普段のパルスィのように揺れていて怖い。

 

「少し調子に乗りすぎたわ、約束も守ったし先に上がって熱冷まししてるわ」

 

 パルスィが絶対に見せない、意地の悪い笑みを浮かべ言うだけ言ってヒタヒタと出入口へと歩む。怖い雷鼓と睨む橋姫、ついでに呆れ顔のさとり、それぞれの視線が背に刺さりだいぶ痛いが今のあたしは橋姫さんだ。それぞれから感じるモノを、雷鼓のモノは素直な嫉妬、好き放題したパルスィからの視線は傲慢で妬ましい、さとりの方も奔放で妬ましいと、都合よく捉えて栄養源とする事にしよう。

 やりたい放題して追いかけてこないようにしつつ、訪れた本題をこなす事にしよう。

 

 変化を解いてさっさと水分を取る。

 湯上がりからすぐ動くせいでさすがに熱く、着ていた開襟シャツは一度部屋へと戻り置いていく。スカートとインナーだけの黒尽くめな見た目で能力使って、向けられる意識やら視線やらの全てを逸らす。堂々と歩いてもバレることなど無いのだが、見た目からすれば盗人のそれららしい色合いだし、やらなければならない事もそれっぽい事なのだから、抜き足差し足の猫足で歩く。狸が猫を真似て動くなど、お燐に見られたらまた指摘されそうだが、あの子は正確には火車だ。

 コレを指摘してくるならヤマメか?

 蜘蛛も音なく動けるはずだ、が、蜘蛛は盗まず狩りしかしないか。

 なんて事を考えていると、今回の来訪の裏の本題、ソレがあるさとりの書斎へとたどり着いた。

 

「さて、お宝を少し拝借」

 

 それらしい独り言を呟きつつさとりの机。

 その引き出しを静かに開けると、キチンとしまわれた赤い本が目に入る。

 開かずとも中身はわかるが、今回ばかりは致し方なし。

 間に挟まるスクラップ記事のせいで一瞬指が止まったが、とりあえずやることやらにゃあと、ペラペラと流し読みし、らしい記述がない事を確認し日記を戻した。

 他者の考えを文章として読む、それが読みものであるならば面白いと思えるが、懇意にしている友人の、頼れると感じているさとりの日記を盗み見るハメになるとは…これではさとりを裏切っているようでなんだか申し訳ない。 

 が、地上を怨霊で埋め尽くすとか、硫黄ガスにわざと混ぜて地底の怨霊を解き放つとか、そういった企み事といった記述は見られなかった。

 日記にそんな事を書く奴がいるとは思えないのだが、あたしの監視役である小町、その上司から見て来て欲しいと直々に頼まれたのだから仕方がない。

 神社の近くで不意に湧き出す怨霊。

 それを握り潰し輪廻の輪から無理くり解き放つ悪鬼、じゃなかったな、今は仙人か。

 あの人の行動を監視して、ついでに見ている小町が映姫様に何か進言したようだ。

 

 まぁその辺はいいさ、上司と部下で仕事なのだから。

 気に入らないのはその進言から映姫様が考えられた事だ。

 映姫様自身が困り顔でないとは思いますが、なんて言っていて、あり得ないとわかっているようだったが、管理すべき怨霊が漏れている事実と部下からの物言いがあったせいで閻魔として、地底の動きを調べざるを得なかったのだろう。

 それもそれでいいさ、仕事だもの。

 

 問題はそれをしてこいとあたしに頼んできた事だ、最初は当然断った。

 けれど、映姫様の困り顔と声色が珍しくて可笑しくて、面白かったのでその御礼という形で今回は引き受けた。輪廻の内から逸れた、なんて言ってくれてあるべき裁判から逃げたあたしの在り方を、目を瞑り黙認してくれている御方からの頼みなら聞かないわけにはいかない。映姫様が閻魔様としては目を瞑ってくれたのだから、あたしもあたしとしては目を瞑り、逃げて成り果てた亡霊として閻魔様のお役に立とうと、今回慣れない盗みなど働いてみたが…

 慣れない盗み読みなんてする羽目になった理由を思い出していると、書斎へと向かってくる誰かの足音が聞こえる。

 パタパタとスリッパで廊下を歩む聞き慣れた足音がする。

 聞こえる音から視えるのは、見慣れたキビキビと歩く姿だ。

 並んで歩く足音は誰だ?

 四足っぽい足音だがお燐にしてはデカイ、あぁ、あの大きな黒猫か。

 なんて悠長に考えていると、風呂上がりで寝間着に着替えたここの主が、誰も居ないはずの書斎の扉を開き、真っ直ぐに机に向かい日記を開いた。

 

「酷い目に遭いました」

 

 黒猫に向かって笑いかけ話しているさとりだが、酷い目とは随分な物言いだ。

 こいしと二人で前と後ろからこれでもかと弄んでやったというのに。頬を染めて吐息を漏らして、さとりもそれなりに楽しんでいたように感じられたが、もしやあれか?

 雷鼓みたいに噛まれたりした方が燃えるのか?

 それはそれで悪くないが、酷い目という割には楽しげに笑んでいるしよくわからんな。

 

「いつもの事って、そうね、いつもの事よね。次は貴方も混ざったら? 若い男と混浴なんてあの人喜ぶ…けど雷鼓さんが怖そうね」

 

 黒猫が何を話したのかわからないが、そういえばあの猫と風呂に入る約束も考えていたな。忘れているだけで心残りが多くて困る、これでは解消しきれない。

 思い出した事だし明日はあの子も風呂に連れ込むか、ペットを見つめ優しく微笑むさとりの顔を見てそんな事を考えたのと同時に、別の事も考えていた。

 

 もしも次回も、なんて映姫様から頼まれても二度とやらない。

 日記に挟まれていたスクラップ記事を見ていなければまた目を瞑っても良かったのだが…切り抜かれスクラップされた天狗の新聞記事のせいで、もうないと一人誓った。

 刷られた文字が少し滲む訃報、端に少しだけ握られたような跡の見える記事。

 悲しんだのは雷鼓だけではない、そう素直に言ってくれたさとりがこれを読んでどうなったのか、なんとなく理解できたから次はない。

 ジト目さとりは見慣れていて、そう見られてもなんて事はないが…

 三つ目を涙で濡らす姿など見たくはないし、覚が泣いて目を伏せては妹のようになってしまいそうで、もしそうなったら面白くない。

 目を瞑るのは映姫様や紫など、お偉いさん達だけでいい。

 本当はさとりも管理者側ではあるのだが、そこは目を瞑り気が付かなかった事にしよう。


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