暴君の家庭教師になりました。   作:花菜

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ご無沙汰しております。
感想ありがとうございます。
少しずつですが、頑張っていきます。

さて、やっと彼が登場します。
この二人が仲良くてもいいじゃないですかね。


かわいいは正義

 

「じゃあ悪いけど、レオ頼むな」

「はい。こちらはお任せくださいな。

 ほーら、ツナくんもバイバイって」

「あう。とーたん、ばいばい」

「ツナああああああああああっっっ!!

 父さんいってくるからなあああああっっっ!!!」

 

 玄関ホールで小さな手を振るツナ君に、でれっでれに顔を緩めながら、いつもと少し違う姿で手を振り返す家光さん。

 ほら、奈々さんが待ってるんだから早く行きなさい。

 まあ、そんな訳で家光さんは奈々さんと遅い新婚旅行に出かけて行ったのです。

 

 ツナくんももう早いものでこの間で三歳になりました。

 彼が生まれた時、それはもう、家光さんの喜びようはこの上ないものでした。

 お祝いに並盛に出向いた私と坊ちゃんに、それはそれは子煩悩全開で9代目に負けず劣らず親バカMAXのせいで、切れた坊ちゃんとやり合う場面もありましたが、母子ともども健康で何よりでした。

 ぷっくぷくの頬っぺたを桜色に染めて、私の指を握るツナくん。

 彼もまた『原作』通りにいけば、ボンゴレでの最重要人物となります。

 しかし、この幸せそうに私の腕の中で笑っている小さな子供が、裏の世界を見ることとなるのは嫌だなあ、と思うのは偽善でしょうか?

 ギュッと私の服を握りしめるちっちゃな手を軽くぽんぽんと叩くと、にっこり笑う顔に癒されます。

 ああ、可愛いなあもう!

 思っていたほど、人見知りはしていないようなので一安心です。

 後はこの屋敷で10日ほどお父さん、お母さんがいなくても大丈夫だといいのですが。

 私がじっと見つめると、幼児特有のバランスの悪さで、こてんと頭が落ちます。

 

「う? ねーたん?」

「なんですか~」

 

 あざといっ!!

 わざとやってるんじゃないの分かるけどあざとい!!

 あっという間に、叔母さんメロメロですよぉ~

 

「ツナくん、お腹減りませんか?

 プリンは好きですか?」

「ぷりんっ!!

 ちゅな、ぷりんしゅきっ!!」

「そうですか~。

 じゃあ、叔母さんが作った果物いっぱい載った美味しいプリンを食べましょうねえ」

「たべゆ~」

 

 目をキラキラと輝かせる小さな甥っ子を抱えて、私は自分の部屋に向かいました。

 

 

 ――◇◇◇――◇◇◇――

 

 

「ツナくん、プリン美味しいですか?」

「おいちいっ!!」

 

 一心不乱に目の前の器に盛られたプリンアラモードを、飾りの生クリームとチョコレートで口の周りをベタベタにしながら食べるツナくんに顔が自然と綻んでしまいます。

 甥っ子を(厳密には違いますが)しばらく預かって欲しいと家光さんに頼まれたときは何かあったのかと身構えてしまいましたが、奈々さんを新婚旅行に連れていきたいからと言われて脱力しました。

 

 ――てゆーか、まだ連れて行ってなかったんかい。

 

 まったく、しばらく忙しい時が丁度新婚時期に重なったとはいえ、そこはどうにか折り合いつけるとかしましょうよ。

 子供生まれてからも新婚旅行ていうのかというツッコミが入りそうですが、お二人は永遠に新婚モードなので特に問題はないようです。

 因みに行く場所はここ、イタリアらしいです。

 正直、危なくないかなあと思ったりしたのですが、奈々さんに、『家光さんの働いている国を見て見たいの』と愛らしく囁かれた、普段、仕事仕事で妻をほったらかしにしているダメ夫がNoを言えるはずもなくもなく、決定されたそうです。

 流石奈々さん。

 今回は奈々さんもちょっと軽い変装をしての旅行だそうです。

 まあ、家光さんが守るから大丈夫でしょう。命がけで。

 ま、何人か護衛も遠くからつくでしょうし……。

 この本邸にも奈々さんは来ず、ツナくんだけを変装をした家光さんが連れてきました。

 ……念には念を入れてとのことなのでしょうが。

 寝ているツナくんをバッグから取り出したときは、『どこの誘拐犯ですか?』と突っ込んでしまいました。

 目が覚めたときお母さんがいないことに気付いたツナくんが、泣き出してしまうハプニングもありましたが、私が久々に女装をして抱っこすると漸く泣き止んでくれました。

 やっぱり女の人の方が安心するんでしょうね、子供は。

 

「ねーたん」

「あら、どうしました?」

 

 つい先ほどのことを回想していると、ツナくんが顔を上げ私をみています。

 そして、最後の一口のプリンを私に向けて――

 

「ねーたん、あーん」

 

 どうしよう、この可愛い生き物。

 ああ、家光さんのデレデレ振りがうつってしまう。

 

「最後なのに私にくれるんですか?」

「あい、あーん」

「あーん」

 

 ぱくりと差し出してくれたプリンの載ったスプーンを口にくわえると、どこか満足げな表情をしているツナくん。

 この表情は初代に似ているような気がするなあ。

 

「ご馳走様。ツナくんありがとうね」

「ねーたん、ぷりんありあと~」

 

 舌足らずでも一生懸命にお礼を言って、頭を下げてくる3歳児。

 奈々さんの教育の賜物ですね。

 家光さんは……名誉のために何もいわないでおきます。

 ツナくんのベタベタになった顔を濡らしたタオルで丁寧に拭きます。

 ん。綺麗になったかな。

 

「はい、おしまい~」

「あう、ねーたんありあと。

 あのね、ねーたん」

「ん~、何ですか?」

「あのね~、ちゅな、ねーたんおよめしゃんにしゅる~」

「あらあら、本当ですか?」

 

 やだ~かわいい!

 可愛いは正義だなあ、もう!

 この天使ちゃんめ~!

 叔母さんすっかりメロメロでしゅよ~!!

 

「ねーたん、ちゅなのおよめしゃんにしてあげりゅ」

「ふふ。そうですか、ありがとうございます」

「ねーたん、しゅき~」

 

 ギュッと抱き付いてくるツナくんを抱きしめ返します。

 プロポーズされちゃいました。

 ふふ、10年後くらいにからかっちゃおうかなあ。

 

「んにゅ~」

「おねむですか、ツナくん。

 じゃあ、ベッドにいきましょうねー」

 

 頭をコクコクと揺らしているツナくんをベッドに連れていき、寝かしつけます。

 大きなベッドでちょこんと顔を出して眠るツナくんを見ていると、坊ちゃんの小さいころを思い出します。

 ……そういえば、坊ちゃんはそういうことは言ってくれなかったなあ。

 まあ、育った環境と元からの性格からそういうことは考えもしなかっただろうけど。

 惜しかったですねえ。一回ぐらい言ってもらえば良かったです。

 

「う……にゅ……」

 

 小さく寝言を呟くツナくんを見て、ついやりたくなったことが一つ。

 辺りを見回し、誰もいないことを確認し――

 

「えいっ」

 

 死ぬ気の炎を発動させれば、ぽんっと小さな音を立てて、ツナ君の頭とおしりにうさ耳としっぽが付きました。

 うんうん。やっぱりツナくんはうさ耳が似合うわ~。

 異論は認めますが、薄茶のたれ耳ウサギな感じにしてみました。

 手にももこもこの毛が生えてしまっていますが、全体的に良い出来です。

 せっかくなので、写メって家光さんたちに――

 

 件名:かわいいでしょ?

 

 と書いて、うさツナくんの写真を貼って送ってみます。

 さて、どんな反応をするかな――ってもう来た。

 バイブの音とともにメールをみると――

 

 件名:ツっくんは嫁にはやらねえぞっっっ!!!!!!

 

 本文:あら、可愛い。

    レオちゃんツナのことよろしくね。

 

 …………家光さんは………自分の子供の性別ぐらい覚えていてほしいところです…………。

 件名が家光さんで、本文が奈々さんですね。当たり前ですけど。

 本当に女の子とか生まれなくて良かったですよねえ。

 坊ちゃんの結婚相手にとかどう考えても、ものすごくしょーもない理由でボンゴレが二分しそうです。

 しかも苦労するのはどう考えても部下の人たちだろうし。

 溜息を吐いて、証拠隠滅をするべくうさ耳としっぽを消します。

 坊ちゃんに見られたら怒られるところでした。

 

「――レオ」

「――!

 あら、坊ちゃん。

 お仕事はお休みですか?」

 

 突然入ってきた坊ちゃんに、内心冷や汗を掻いてしまいました。

 坊ちゃんにテレパシーとかの能力がなくてよかった~

 読まれてたら怒られてましたねえ。

 

「……何か妙なことしてただろ」

「やだ、坊ぼっちゃんたら、そんなこと……アリマセンヨ」

「……俺の目を見ていってみやがれ」

 

 やだ~、やっぱり坊ちゃん超直感あるんじゃないですかねえ?

 あからさまに目を逸らす私に溜息をついて、ベッドの方に視線をやると口元を緩めます。

 

「ツナヨシが来てたのか」

「ええ。

 奈々さんと家光お兄様は少し遅い新婚旅行に出かけましたよ」

「今頃か。甲斐性ねえな」

「まあ、そう言わないであげてください」

 

 私もそう思いましたが、忙しかったのは事実ですからね。

 坊ちゃんが身を乗り出して、ツナくんの頬っぺたを突いています。

 

「坊ちゃん、ほどほどにしないとツナくん起きちゃいますよ」

「ほんとにぷにぷにしてるもんだな」

「あれ? 坊ちゃんはマーモン師匠の頬っぺたぷにぷにしたことありませんっけ?」

「……あれは本当に赤ん坊に分類されるかわかんねーだろ」

 

 ……いや、まあ実年齢は確かにそうですが……

 

「ん~」

 

 小さな手で坊ちゃんの指を掴むツナくん。

 あ、坊ちゃんがキョトンとしてる。可愛い。

 

「……家光の血が入っているとは思えねえな」

「ええと、家光さんだって子供時代はあった筈ですよ」

「……アイツは絶対ガキの頃からクソ生意気だったはずだ」

 

 やたらきっぱりと断言する坊ちゃんに苦笑します。

 まあ、子供の頃から(ほとんど暇つぶしで)構われてましたからねえ。

 

「実は家光の血が入ってないんじゃねえか?」

「いやいやいや、坊ちゃん。

 そういう子供の教育に良くなさそうな発言は控えてください」

「じゃあ、奈々が自力で生んだんじゃねえか?」

「まあ、奈々さんは女神だからそれならアリかもしれませんが……っていうか坊ちゃん。

 意地でもツナくんが家光お兄様の血を引いているって認めたくないんですか?」

「アイツの血を引いてるのに、可愛いなんておかしいだろ」

 

 …………家光さんがからかい一辺倒の愛情で構うから、こんなとこに弊害が…………

 

「百万歩譲っても、奈々の血が99.8%で、残りの0.2%が家光だろ」

「普通、遺伝的にそれはあり得ないんですけど」

「チッ!」

 

 そこまで嫌そうに舌打ちしなくても……

 まかり間違って家光さんに似て育ったら、いろいろ面倒なことになりそうだなあ。

 まあ、90%くらいの確率で奈々さん似だから問題はないでしょうけど。

 

「んにゃ~」

 

 寝返りをうったツナくんが、うっすらと目を開けました。

 あ、起きちゃいましたか。

 ツナくんの視線が自分の頬っぺたを触っている人物へ遣ります。

 ツナくんと坊ちゃんの目と目が合って、きっかり10秒後――

 

「うわあああああああああああんんんんっっっ!!」

「――!

 なんで泣く!?」

 

 大泣きするツナくんに坊ちゃんが珍しく動揺しています。

 

「いきなり知らない人がいたからびっくりしたんだと思いますよ。

 ほーら、ツナくん大丈夫ですよ~。

 坊ちゃん怖くありませんから~」

 

 泣き出したツナくんを抱きかかえてぽんぽんと背中を叩いてやると、落ち着いてきたのかそーっと、私の腕の中からそーっと坊ちゃんを覗き見ています。

 

「……う……だりぇ?」

「……ザンザスだ……」

「じゃんじゃ……?」

 

 幼児には発音が難しかったのか、こてんとまた首を傾げるツナくん。

 どういえばわかるのか頭を悩ませているのか、坊ちゃんの眉間に皺が寄っていきます。

 それを見てツナくんの身体が僅かにびくっと竦むのが分かりました。

 ええと――

 

「ツナくん。

 この人はザンザスお兄ちゃんですよ。

 言いにくかったら、お兄ちゃんって呼べばいいんですよ」

 

 私がそう言うと、ツナくんは一度私を見上げてから、

 

「にーたん?」

 

 と呟きました。

 坊ちゃんが「おう」と短く頷くと、そのまま二人して見つめ合っています。

 ツナくんはまだ警戒しているようで、私の腕の中で身を固くしています。

 坊ちゃんはこの従兄弟(一応)に対してどういう態度を取ればいいのか決めかねているようです。

 

「……………………」

「……………………」

「………………とりあえずいい天気ですし、外にでも出てみます?」

 

 沈黙に耐えかねた私が提案すれば、二人はこっくりと頷くのでした。

 

 

 ――◇◇◇――◇◇◇――

 

 

 ――で外です。

 あほみたいに広い、敷地内に森と湖と小高い丘とだだっ広い原っぱが広がっているこの本邸はそれだけで、子供たちが遊び倒すには持ってこいの場所です。

 ただし危険がなければの話ですが。

 まかり間違ってここに遊びに来た子供たちが人質として狙われる可能性がないとは言い切れないため、それを実行に移すことは難しいでしょう。

 という訳でここは私と坊ちゃんと時々、ディーノ君ぐらいしか子供が遊んでいたことはありません。

 庭師のコルトさんが作ってくれたブランコやシーソーなどの遊具は未だに綺麗に残っており、私はツナくんを抱えたままブランコに腰を下ろしました。

 未だに坊ちゃんとツナくんは見つめ合ったままです。

 そんなに警戒しなくても。

 ツナくんを抱えたまま、コルトさんの力作のアーモンドの花の精緻な飾りがついたベンチに座ります。

 ツナくんは坊ちゃんをじーっと見つめたまま、坊ちゃんもその視線から目を離しません。

 ……なんなんだろ、これ?

 そろそろ私がアクションを起こすべきだろうか、と思っているとケータイが鳴っています。

これは緊急用のものなので、滅多に鳴ることはないのですが。

 

「もしもし?」

 

 出てみれば、待たせることなく「はい」とクレイさんのいつもの落ち着いた声が……って今日は心なしか動揺しているような?

 

「エレオノーラ様」

「クレイさん?

 何かあったのですか?」

「はい。実は興業に来ていたサーカス団からライオンが逃げたそうで、どうやら

こちらの方に逃げているという連絡が入りまして、もしかしたらここに来るやもしれませんので、皆様も気を付けて――」

 

 ……その声は最後まで聞き取れませんでした。

 何故かというと――

 

「グウウウウルルゥゥウウウウウウウゥウウウ」

 

 大きな影が低い唸り声と共に降り立ち、目の前にくだんのライオンが出現したからです。

 腕の中のツナくんの震えが伝わってきて、これが現実だと認識できました。

 

 ――なんでよりによってここにっ!?

 

 私も思わず、身を固くし、ツナくんを抱きしめます。

 どどどどどど、どうしよう……?

 あ。でも、坊ちゃんなら何とかできそうですが。

 

「グガウッッッ!!!」

「……ふえええええええええぇええええぇぇんんんんっっ!!!!」

 

 到底人間では出せない迫力のある吠え方に、とうとう耐え切れなくなったツナくんが泣き出してしまいました。

 ああ、余計ライオンの注目がこっちに!!

 ……ってツナくんの周りを何かが纏いはじめて、ってこれは――

 

「――死ぬ気の炎?」

 

 坊ちゃんの呟きが聞こえます。

 そう、確かにこの美しいオレンジ色の炎は間違いなく『死ぬ気の炎』でした。

『原作』でも、子犬に驚いて9代目が気付いた筈。

 でも、今ここにいるのはライオン。

 なんでこうなった?

 

「ツナヨシ。泣くな」

「ふええええぇぇぇぇ……にーたん……?」

「泣くとライオンがオマエらを強襲――飛びかかってくるかもしれないから泣くな」

「ふえっ! うぅぅぅぅ。」

 

 小さい子に配慮してか、わかりやすく言い直す坊ちゃん。

 ツナくんは理解できたのか、自分の口を自分の手で押さえています。

 なかなか賢い。

 それを見て坊ちゃんは頷くと、ゆっくりとライオンの方に向かっていきます。

 低い唸り声を上げながら近づいてくる人間を警戒するライオン。

 目の前に立つと、坊ちゃんはしっかりとライオンと目を合わせ――

 

「――座れ」

 

 その一言ともに込められた気迫は、百獣の王にすら通じたらしく、ライオンが大人しく地面に寝そべります。

 そのまま坊ちゃんに鬣とか撫でられています。

 はあああああああああああ。

 あー坊ちゃんがいてくれて良かった。

 私だと、気迫だけでどうにかするのは無理でしょうし。

 傷つけて血がどばーっとかいうスプラッタになるのは教育上よろしくないですし。

 静かに事の成り行きをみていたツナくんに、もういいと告げようとして――いつの間にか口から手を外し、目を零れんばかり大きく見開いてこの光景を見ています。

 

「ツナくん、もう大丈夫ですよ。ツナくん?」

「……しゅごい」

「え?」

「にーたん、しゅごいっ! しゅごいっ!!」

 

 琥珀の瞳を輝かせ、しゅごいと連発するツナくん。

 坊ちゃんを称えているのか小さな手をぶんぶんと振っています。

 坊ちゃんに近づくと、服を掴んで、満面の笑みを浮かべます。

 

「にーたん、しゅごいねっ!!

 かこいいっ!!!」

「……そうか」

 

 ぽん、とツナくんの頭に手を置き、坊ちゃんが撫でてやるとツナくんはますます嬉しそうに笑います。

 

「にーたん、かこいい!!

 とーたんよりしゅごいっ!!」

「そうか。ツナヨシは見る目があるな」

 

 その言葉にニヤリと坊ちゃんの口の端が上がります。

 

 ……あーこれは、もう家光さんが帰ってきたとき喧嘩勃発しますねえ……。

 

 私の心配をよそに、この日を境に二人はとても仲良くなったのでした。

 後日、家光さんが血の涙を流したのは言うまでもありません。

 

 

 




やっと原作主人公が出てきました。
ザンザス坊ちゃんと仲良くてもいいじゃない。
実際、精神的に安定して年齢も十歳離れていれば、喧嘩の対象にはならないんじゃないかと思います。
家光さんは帰ってきたら、血の涙を流しながらザンザスに食って掛かるでしょう。
それで、ツナに幻滅されてさらに泣くという悪循環に……。
次回ももう少しツっくん回になります。

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