暴君の家庭教師になりました。   作:花菜

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お待たせしています。
学生編としてしばらくいくつもりです。
やっと彼を出せました。
さりげなく、ディーノ君も苦労しています。
ツッコミ役が少ないから仕方ないね。

評価、感想ありがとうございます。


捕獲しました。

 

 そう。きっとこの出会いは運命。

 すなわち――

 

「叔父さま! 坊ちゃんにお友達が出来ました!!」

『なんじゃと!? 

 今すぐボンゴレの総力を挙げて、絶滅危惧種と同じくらい厳重に守るのじゃ!』

「なんだそりゃああっっ!!!!」

 

 銀髪のサメ獲ったどおおおおおおおっっっ!!!!

 

 

   ◇◇◇――◇◇◇――◇◇◇

 

 

 そう、それは入学式という坊ちゃんの晴れ舞台。

 うちのインテリ眼鏡のカメラ技術ではやはり不安があったため、カメラマンをボンゴレの指示で配置し、ついでに保護者の代わりにみんなの写真をついでに送ってあげることにしたのですが、やっぱり私は坊ちゃんの制服姿をこの学校でみたくなってしまったので――

 

「――こんな単純な手に気付かないなんて盲点でした」

「……いや、レオ――ン兄さん。

 それバレたらザンザスが怒ると思うんだけど」

 

 困ったようにディーノ君が突っ込みます。

 そんなに簡単にバレるでしょうか?

 改めて自分の男子用の制服姿を、鏡を取り出し見つめてみます。

 黒髪はブラウンの短髪の鬘に押し込み、黒縁の分厚い眼鏡をかけ、化粧で陰影をつけた顔だちは、いつもよりも男性的に見えます。

 リボーン先生のカメレオンのレオンと同じ名前になってしまいましたが、咄嗟に名前を呼ばれたときに反応できそうなものにしたので、考えなしに付けたわけじゃないんですよ。

 

「メイドさんたちは完璧な美少年!って褒めてくれましたよ」

「……美少年なのは認めるけど、見る人が見ればすぐわかるって……」

 

 やや疲れたように、校門の傍に立っている大樹に凭れかかるディーノ君。

『苦悩する美少年』とか名付けて芸術家なら飾っておきたいとか思いそうですねえ。

 

「レオンさん。

 ボス。ここにいたんですか」

「あ、ロマーリオさん。

 どうでしたか? 坊ちゃんはまだ帰ってないとは思うんですが」

「いや、それがどうも裏口から既にザンザス様は出ていったみたいですね」

「え? いつの間に……」

「……なんかしょーもない予感がして逃げたんじゃ……」

 

 ぼそりと突っ込むディーノ君にムッとして私は言い返します。

 

「何言ってるんですか!

 せっかくみんなで学校の前で写真撮ろうとしただけですよ!

 こんな格好すること滅多にないんですから」

「お似合いですよ。レオンさん」

「ありがとうございます」

「いや、俺達ももっと若ければその手を使ったんですが……っていうか何人か使い掛けましたが」

 

 まあ、皆さん勇者ですね。

 あら、ディーノ君がこけています。

 

「な、何やってんだあいつら」

「流石に無理がありすぎたたため、止めましたが……俺も今日参加できなかったら、使っていたかもしれません」

「皆さん愛が深いですねえ」

「いや、絶対やるなよ」

 

 真剣な顔をして言う部下に釘を刺し、ディーノ君は疲れたように起き上がります。

制服の土を払ってやると、礼を言い、

 

「で、どうすんだレオ――ン兄さん。

 ザンザスも逃げたみたいだし、帰るか?」

「ええ。

 ああ、そういえば、ディーノ君。

 クラスメイトはどうでした?」

「どうって?

 いや、まだそんなに話してないけど。

 別にまあ、普通の奴らだったぜ?」

 

 その返答に私は頭を振ります。

 そうではなく――

 

「坊ちゃんの愛らしさにやられて、間違いを犯しそうな輩はいませんでしたか?」

「俺の突っ込みにも限界があるからな! レオ姉!!」

 

 そんな、私は真剣に言ってるのに。

 

「坊ちゃんの愛らしさは老若男女、種族の境界すら超えるんですよ!!

 そんな坊ちゃんをみた思春期バリバリの青少年たちがよろめいてしまうのは……必然でしょう?」

「……ロマーリオ……なんか突っ込んでくれ……」

 

 ロマーリオさんは一つ頷き――

 

「……うちのボスもその危険があるのでしょうか?」

「待て」

「そうですね。坊ちゃん程ではないかもしれませんが、あるかもしれません」

「そうですか。

 そんな危険な輩を野放しにするわけにはいきませんね」

「勿論です」

「ちょ、ほんっとに待てええええええええっっっ!!!」

 

 結局、ディーノ君の死ぬ気の説得により、第一回『うちの坊ちゃん(ボス)によろめきそうな奴らを刈り取ろう』大会は中止されました。

 

 

   ◇◇◇――◇◇◇――◇◇◇

 

 

「いいんですか?

 ディーノ君。疲れているみたいですし、もう帰った方が」

「……誰の……いや。

 今度こそザンザスにレオ姉を絶対放すなって言っておかなきゃならないから、俺も行く」

 

 そんな情熱的な台詞は坊ちゃんに通用するのでしょうか。

 

「言わなきゃ俺の胃が蒸発する」

「ボンゴレの胃薬は効きますよ」

 

 効果の程は守護者さんたちでバッチリですし。

 

「……その部門が異様に特化した原因考えてやろうよ」

「主に9代目のせいです」

 

 私が断言するとディーノ君が肩を落とします。

 ついでにぶつぶつと『絶対、ザンザスに物申してやる』と呟いています。

 

「それにしても、坊ちゃんどこに行ったんでしょうね?

 結構この辺では坊ちゃんは有名ですし、その辺の店の人たちに聞いてみましたが、今日は見ていないとの答えでした。

 ……ついでに『あら、レオ様今日はまたいい男になって』と店の女性陣に褒められました。

 そんなにわかってしまうものでしたか。この変装。

 

「どこ行ったんでしょう、坊ちゃん――」

 

 ゴオオオオオオオオっっ!!!

 

 呟いた瞬間――色鮮やかなオレンジの炎が少し離れたところから、火柱となって立ち昇りました!

 

「坊ちゃん!?」

「あれは『死ぬ気の炎』!?」

 

 ディーノ君と視線を合わせ、頷くとその場へ全速力で駆け出しました。

 

 

   ◇◇◇――◇◇◇――◇◇◇

 

 

 現場に着くと私達は目を見張りました。

 ちょっと焦げたチンピラっぽい人たちと、坊ちゃんとそして――

 

「俺はアンタについてくぜっ!!」

「……うるせえ……」

 

 銀髪の少年が、キラキラとした瞳で坊ちゃんに親しげに話しかけていました。

 これはすなわち――

 

「坊ちゃん!」

「ザンザス! 無事か!!」

 

 駆け寄るディーノ君に面倒そうな視線を向け、その更に奥にいた私を見留め、『テメエ、何やってやがる!!』という視線を向けてくる坊ちゃんですが、今の私はその怒気を孕んだ視線を向けられても私は動じません。

 そんなことより大事なことがあります。

 

「……坊ちゃん。

 そちらの人はもしかして、坊ちゃんの『お友達』ですか?」

「ああ?

 そんなんじゃ――」

「おう。俺はザンザスの『剣』になる男だぜ」

 

 坊ちゃんの言葉を遮り、力強く言い切る少年に、思わず私の目に涙が滲みます。

 

「少年、貴方のお名前は?」

「あ?

スペルビ=スクアーロだ」

 

 ――!!

 これぞ運命と言わず、なんというのでしょうか? 

 ケータイを取り出し、急いで電話します。

 

「もしもし!

 9代目! 坊ちゃんにお友達が出来ました!!」

『なんじゃと!? 

 今すぐボンゴレの総力を挙げて、絶滅危惧種と同じくらい厳重に保護するのじゃ!』

「なんだそりゃああっっ!!!!」

 

 おお!

 ツッコミもバッチリ!!

 まさしく、ボンゴレに必要な人材!!

 嘆息して、慰めるようにその肩をディーノ君が叩きます。

 

「……まあ、頑張れ」

「あのカス親父は……」

「なんなんだコイツらはああああああっっっ!!!」

 

 薄暗い路地裏に、捕獲された銀髪のサメの絶叫が響き渡りました。

 後日、彼はボンゴレに対する評価を改めるのですが、それはまた次回の話で。

 

 

SIDE:スクアーロ

 

 この出会いは運命だと思った。

 ………………………って、なんでこうなった!?

 

 

   ◇◇◇――◇◇◇――◇◇◇

 

 

 マフィアの御曹司どもが多数通うこの学校に俺が入学したのは、自分の実力を試すつもりだった。

 とうに一般人として生きる気はなく、また生きることも出来ないと考えていた俺にはうってつけの場所だった。

 何故か今年から始まった体育館で行っている『入学式』とかいうかったるい式で、保護者に囲まれながら校長が長無駄話を適当に聞き流していると、隣の生徒がこっそりと話しかけてくる。

 

「よお、オマエ知ってるか?

 今年はなんとボンゴレの御曹司が入ってくるんだと」

「ボンゴレ? あのボンゴレか?」

 

 あまりの暇さ加減に俺が、相手をしてやればそいつもかなり退屈していたらしく、乗ってくる。

 

「そうあのボンゴレだ。

 この『入学式』とかいう制度も、大スポンサーであるボンゴレⅨ世が作ったらしいぜ」

「へえ」

 

 なんのために作ったんだ、こんな制度?

 

「あのボンゴレⅨ世のことだから、生徒一同を集めて優秀そうなヤツを予めボンゴレの配下に置くためにしてるって話だぜ。

 ついでに敵対しそうなファミリーの御曹司や組織の重要人物も拝めて一石二鳥ってヤツだろ。

 ボンゴレⅨ世が主催しているようなこの場所に、その辺の適当な部下をやるわけにはいかないからな。

 なんでも、全員の写真を撮るためカメラマンも今回は配置させたらしい」

「……そこまで入念に準備するなんて、本気みてえだな……」

 

 流石は『Ⅱ世の血を最も濃く引く男』と言われている9代目だな。

 そんなことを考えつくなんて誰も思わねえぜ。

 

「で、その御曹司っていうのはどいつだ?」

「ああ。あの一番目立っているヤツだ」

「ああ、やっぱりアイツだったのか」

 

 俺らの席よりも随分と後の方だが、異彩なオーラを放つ男が不機嫌そうに腰かけている。

 褐色の肌に黒い髪。

 整った野性的な容姿。

 そして何よりも特徴的な暴力的とも言っていいような意志を持つ、血よりも赤い瞳。

『全てを統べるために生まれてきた男』――そんな風に呼ばれていると風の噂で聞いたことがある。

 見れば、興味があるのは俺達だけではないらしく、ほとんど全ての生徒どころか保護者や 

教師まで視線を注いでいる。

 ふいにシャッター音が響いた。

 その音に一層男の顔が不機嫌そうになる。

 

「……ついでにこの写真は皆、参加した保護者たちにも無料で配られるらしい」

 

 耳打ちされ俺も真実に気付く。

 

「……なるほど。

 敵対している奴らには『お前らの大事な子供をマークしているぞ』という警告にもなるってことか」

 

 どこまでも用意周到だ。

 流石Ⅸ世。やることが半端ねえぜ。

 その息子である男がどんな奴なのか、俄然興味が沸いてきた。

 

 退屈だと思っていたこの式の重要性を知り、俺はこの学校に通うことが楽しみになった。

 

 授業も無事に終わり、今度こそあの御曹司に声をかけようかと思ったが、既に見当たらない。

 休み時間もすぐに消えてしまい、帰りこそはと思っていたんだが。

 替わりに校門の大樹の傍で変な奴らを見かけた。

 甘めの容姿のハニーブロンドと茶髪の分厚い眼鏡を掛けた男の二人組だ。

 良く見れば、眼鏡で隠れているが茶髪の男もかなり整った容姿をしている。

 どこかハニーブロンドの男は呆れたような疲れたような顔だ。

 と、近寄ってきた黒服にサングラスのどこかの保護者らしき男も加わり、何か話している。

 

「――危険――抹消――」

「――いや――止め――」

「――刈り取る――」

 

 ところどころしか聞こえないが、かなり物騒なことを話し合っているようだ。

 流石はマフィアが集うところだ。

 退屈はしなさそうだな。

尚も真剣に話し合っている奴らを置いて、俺は学校を出ていった。

 

 

   ◇◇◇――◇◇◇――◇◇◇

 

 

 どこへ行くでもなく、町をふらついていると猫が細い裏道から出てくる。

 何気なく、そちらに視線をやると、あの御曹司の姿が見えた。

 迷うことなく俺はその裏路地に続く道へと駆け込んだ。

 

 大分奥に入ると少し開けた場所が見えた。

 そこにあの御曹司とそいつを取り囲むようにして、チンピラ共が立ちはだかっている。

 見れば、うちの制服のヤツも一人いる。

 黒髪で整った顔だちをしたヤツだが、どうにも人を見下した感じがする男だ。

 ほお、ヤツもどっかのファミリーの御曹司か?

 

「――だいたいテメエはボンゴレの御曹司っていっても、所詮はスラム街出身の薄汚いチンピラじゃねえか!!

 それが俺達より上にいるなんて我慢ならねえんだよっっ!!」

「なんとか言いやがれっ!!」

 

 口々に罵倒する奴らを差し置き、囲まれている御曹司は眉一つ動かさない。

 その瞳に浮かぶのは軽蔑すら超えて憐れみだ。

 相手にならないというよりも、存在すら認めてもらっていないだろう。

 バカな奴らだ。

 身の程を知らないというのは本気で哀れだな。

 加勢など必要はなさそうだが、これからどうなるのか興味があったのでそのまま見物させてもらうことにする。

 何も言わない御曹司に焦れたのか、眦を吊り上げ叫ぶチンピラ。

 

「だいたいテメエみたいなガキを選ぶなんて、ボンゴレⅨ世も大したことねえな!!」

「そうだ!

 あの『ボンゴレの魔女』とか呼ばれているあの女も、そのうち破滅させてやるぜっ!!!」

 

 刹那――空気が変わった。

 

 チンピラ達が一斉に押し黙り、御曹司を中心にビリビリと刺すような空気が放たれている。

 血よりも赤い瞳が、ギラギラと奴らを睨みつけている。

 漸くチンピラ共にも自分達の立場がわかったらしい。

 あの時、奴らが言った台詞があの御曹司の逆鱗に触れ――自分たちが獲物に成り下がったことを。

 突如、御曹司の右手に炎が灯る。

 あれは――

 

「……覚悟はできたか、ドカス共」

「ひっ……!」

 

 騒然とする奴らに、澄んだオレンジと赤が僅かに混ざった美しい炎を纏った手が突き出される。

 御曹司を中心に放たれた炎は、竜が暴れ狂うが如く、周囲のチンピラを飲み込み激しく舞う!

 

 これが、あの噂の――

 

「――『死ぬ気の炎』か……」

 

 その炎の威力に、美しさに、それを意のままに操る男に見惚れる。

 どんな奴らが来ようとも、この男に敵うヤツなどいない。

 そう思わされるだけの力と自信がこの御曹司にはあった。

 凄まじい炎が叫ぶチンピラ共をしばらく嬲るかの如く舐めとると、満足したかのように炎が消えていく。

 

「……オイ、いつまで見てやがる」

 

 視線をこちらに向けられる。

 やっぱり気付いていたのか。

 冷めることがない興奮のまま、御曹司に近づく。

 

「すげえな、アンタ!!」

「あ?」

 

 不機嫌を隠さぬ瞳に睨まれても、まったく怯む気はなかった。

 それよりも俺は、この目の前の男に一生ついて行きたいと思っていた。

 

「俺をアンタの部下にしてくれ!!」

「ああ?」

 

 男の眉間に更に皺が寄る。

 それでも俺は言い募る。

 

「直感したんだ!

 アンタは俺のボスだ!!」

 

 眉をピクリと動かし、不機嫌な態度は崩さない御曹司に俺は頭を下げる。

 

「この通りだ!! 頼むっ!!」

「……テメエは何が出来る」

 

 漸く、まともな返事が来て勢いよく頭を上げると、ヤツの目を見て断言する。

 

「俺は剣なら誰にも負けねえ!!」

 

 俺の断言に奴は何かを考えているようだったが、フンと鼻を鳴らし、背を向ける。

 

「好きにしろ」

「おおっっ!!」

 

 認められた!!

 

「俺はアンタに一生ついてくぜ!」

「……うるせえ……」

「坊ちゃん!」

「ザンザス無事か!?」

 

 どこかで見たような二人が駆け込んでくる。

 ……あ。

 あのとき校門にいた奴らだ。

 ハニーブロンドの奴が心配そうに尋ねるのを適当にあしらい、御曹司の視線は茶髪の男――じゃねえ、よく見ればコイツ女じゃねえか!

 何やってんだ、こんな格好で!?

 女は俺と御曹司――ザンザスと言う名前を俺はこの時初めて知った――を交互に眺め、真剣な眼差しで問う。

 

「……坊ちゃん。

 そちらの人はもしかして、坊ちゃんの『お友達』ですか?」

「ああ?

 そんなんじゃ――」

「おう。俺はザンザスの『剣』になる男だぜ」

 

 その台詞を聞いた途端、女の大きな緑の瞳が潤みだす。

 は? なんだ?

 

「少年、貴方のお名前は?」

「あ?

スペルビ=スクアーロだ」

 

 女は驚いたように目を見張ると、慌ててケータイを取り出し、電話を掛ける。

 誰に掛けてんだ?

 2コールも掛けることなく、相手が電話に出たらしい。

 興奮したまま女が告げる。

 

「もしもし!

 9代目! 坊ちゃんにお友達が出来ました!!」

 

 9代目?

 もしかして、ボンゴレⅨ世のことか!?

 この女もしかして、さっきあのチンピラ共が言ってた『ボンゴレの魔女』か?

 

『なんじゃと!? 

 今すぐボンゴレの総力を挙げて、絶滅危惧種と同じくらい厳重に保護するのじゃ!』

「なんだそりゃああっっ!!!!」

 

 思わず絶叫する俺を、満足そうに頷きながら、女が見つめている。

 ハニーブロンドが俺の肩を沈痛な面持ちで、叩く。

 

「……まあ、頑張れ」

「あのカス親父は……」

「なんなんだコイツらはああああああっっっ!!!」

 

 ――後日、『入学式』の真相を知り、俺が脱力したのは言うまでもない。

 ……ボンゴレって……なんなんだあああああああっっっ!?

 

 

 




サメは逃げようとした!
しかし、捕獲されてしまった!

勘違いってすごいね。というお話。

皆さんの心配通りに逃げきれずにスクアーロは捕獲されました。
これから、予想通りに苦労しまくります。

守護者に胃薬をそっと渡されることが多そうです。

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