暴君の家庭教師になりました。   作:花菜

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今回も長くなってしまいました。

色々独自解釈入っていますが、ご容赦ください。
今回も9代目が親ばか絶好調です。

評価、感想ありがとうございます。
モスカが意外と人気なのに、びっくりしました。






坊ちゃんの初めての誕生日

坊ちゃんがお屋敷に来て一月が立ちました。

初めて坊ちゃんがここを訪れたのは9月の初旬であり、今日は10月10日――

 

「坊ちゃん、今日のこの日はやっぱり『天使降誕祭』として、イタリアの休日にするべきではないでしょうか?」

「……カスが……」

 

 今日は朝から皆さん大忙しです。

 何故なら今日は、天使降誕祭――もとい、坊ちゃんの誕生日です!

 その割に坊ちゃんのテンションは今一つなのは、先ほどのやり取りでお判りでしょう。

 

「……坊ちゃん、9代目はお仕事ですけど、7時には帰ってくると仰っていましたよ」

「……別にそんなことは気にしてねえ……」

 

 と言いつつ、微妙に纏うオーラが沈んでいるのは気のせいではないと思います。

 9代目は今日はというか、今日もお仕事です。

 その上、今日は半年に1度行われる同盟組織を含めての会議の最終日らしいので、きちんと帰って来られるのかが不安なのですが……。

 他にももう一つ気になることが……。

 

 ――あれは3日前のことでした。

 

 

   ◇◇◇――◇◇◇――◇◇◇

 

 

「……レオ、3日後はザンザスの誕生日だね?」

「ええ、きちんと覚えて下さっていたのですね」

「勿論だとも。儂はこの日を『天使降誕祭』としてイタリアの休日にするべきか迷っている程だ」

 

 真顔で断言しないでください。

 

「……坊ちゃんに白い目で見られたくなければ、冗談で済ませておいてくださいね……」

 

 私の突っ込みに、むぅと唸る9代目。

 釘を刺さなかったら本気でやる予定だったようです。

 あ、ガナッシュさんが白いタブレット状の薬をこっそり飲んでいます。

 この頃、ボンゴレの医薬品研究部門で胃薬の開発がかなり上位に食い込んでいると聞いていましたが……ほんと、お疲れ様です。

 まあ、それはともかく。

 未だに『天使降誕祭よりも愛天使降臨祭の方が、響きが良いだろうか?』とかぶつぶつ言っている9代目の暴走を止めるべく、口を挟みました。

 

「そういえば、叔父さま。

 坊ちゃんへのプレゼントは決めましたか?」

「うむ。

 何がいいか、色々迷ったのだが、島を一つ買ってそこにザンくん専用の遊園地を造ろうかと――」

「却下致します」

「何故!?」

 

 容赦なく、切り捨てると心底驚いたような顔をする9代目。

 

「当たり前です。

 そんなもの造っても、坊ちゃんの性格からして年に数回の利用がせいぜいですよ。

 第一、制作にかかるコストと維持費が掛かりすぎです!

 そんな無駄なことをすれば坊ちゃんだって喜びませんよ!!」

「……そんな……ザンくんのためなら儂は金など惜しまないつもりなのに……」

 

 ショックを受けて、顔を手で覆う9代目を横目に深く嘆息します。

 いつの間にこんなバカ親になったのでしょうか?

 ガナッシュさんに目を遣れば、「よく言ってくれた!」と言わんばかりに、親指を立てています。

 無言で私も親指を立てておきます。

 遊園地の維持ってものすごい費用が掛かるのですよ。

 いえ、なんだって維持しようと思えばお金は掛かるものですが、これは使用する人間が1人しかいない上、他に収入あるわけではないという、単なる金食い虫の施設になります。

 某ネズミの国ぐらいの儲けがない限り、こんな施設は無駄でしかありません。

 確かに他の人たちを巻き込まないようにし、他組織から狙われないよう厳重な警備をするためには仕方がないのかもしれませんが。

 というよりも――

 

「だいたい、遊園地ならマフィアランドがあるでしょう。

 あちらを完全貸切にする方が、まだ費用は掛かりませんよ。

 それに、今からそのような遊園地を誕生日までに造る時間はありませんよ。

 ボンゴレで迎える初めての誕生日なのですから、その日に何か渡してあげてください」

「……しかし、と言っても遊園地でなければ何をあげれば……」

 

 本気で眉間に皺を寄せ悩む9代目に私は溜息をつきます。

 そんなに難しく考えなくても良いはずなのですが。

 

「……叔父さま。

 難しく考えないでください。

 坊ちゃんはボンゴレの御曹子になった以上、物質的な満足はほぼ満たされることは約束されているも同然なのですよ」

 

 玩具やお菓子、美味しい料理に珍しい動物、その気になれば土地や家なども当たり前のように手に入ります。

 

「……確かにそうだな……しかし、それならば余計に何をあげればいいのか……」

「叔父さま。

 人に、特に子供に必要なものは、物質的な満足よりも精神的な満足だと思います。

 精神的に満たされて、初めて物質的満足も得られるものだと私は思います」

 

 たくさんのおもちゃやお菓子だけを与えられても、子供は育ちません。

 親の愛情を受けて、無償の愛情というものを知ってこそ、物質的なものによる喜びもわかるものではないでしょうか。

 ……まあ、愛情も物も与えすぎて、バカにしてもらっても困るので、そこの線引きはこちらでさせてもらいますが……

 

「精神的な満足か……」

「ええ、そうです。例えば、叔父さまはお母様――8代目に誕生日に何をしてもらいましたか?」

「母上に?

 そうだな……なんだったかな……」

 

 9代目がこのように人格者(たまに疑問も出てきますが)に育った以上、8代目も良い母親だったのではないかと思ったので、昔を思い出してもらえば、ヒントになるかと思ったのですが。

 本格的に考え込んでしまった9代目の邪魔にならないように、米神を抑えているガナッシュさんに近寄りました。

 

「ガナッシュさん、大丈夫ですか?」

「……ああ……大丈夫だ……」

 

 ちっとも大丈夫には見えませんが、そのことには触れないことにします。

 ……正直私にもどうにもできませんし……

 それよりも大事なことがあります。

 

「3日後の坊ちゃんの誕生日ですが、7時ぐらいまでには皆様――いえ、それが無理なら叔父さまだけでも本邸には戻って来れそうですか?」

「……ああ。たぶん何事もなければその時間までギリギリならば戻って来れるだろう。

 ……あくまで何事もなければだが……」

「何かありそうなのですか?」

 

 私の問いに、少し彼は眉根を寄せ、声を低くしました。

 

「……まあ、代替わりをしてからあまりボンゴレに良い印象を持っていない同盟組織がいてな……少し揉めるかもしれなくてな……」

「……そうですか……」

 

 こういった内部の事情を私に洩らすことは、守護者の皆さんは滅多にしません。

 ですが、言っておかないといけないと思ったほど、手こずる相手なのかもしれません。

 ……大丈夫でしょうか……?

 不安が顔に出てしまったのでしょうか。

 俯き、考え込む私の頭を大きな手が撫でました。

 

「心配するな。滅多にない『娘』の願いごとだ。

 何があっても叶えるさ」

「ガナッシュさん……」

 

 優しく微笑まれて、私も微笑み返します。

 本当に良い『父親』たちを私は持ったものです。

 

「それではお願い致します」

「ああ。任せろ」

 

礼をしてから、未だに9代目を置いて、後をガナッシュさんに任せ、私はその場を後にしたのでした。

 

 

◇◇◇――◇◇◇――◇◇◇

 

 

 まあ、このようなことがありまして、些か不安を覚えてはいるのですが、大丈夫でしょう。……たぶん……

 あっという間に朝は過ぎ去り、昼は消え去り、夜に踏み込む時間帯になってしまいました。

 皆さん今日は大忙しで、シェフは張り切って坊ちゃんのお気に入りの料理やお菓子を作っていますし、メイドさんたちは大広間の飾りつけをしています。

 庭師のコルトさんは綺麗に咲かせた花を惜しげもなく切り取りました。

 クレイさんは皆さんへの指示と、最終的なチェックをしています。

 ちなみに今回の誕生日会は他のファミリーの方々は一切呼んでいません。

 本当はこの誕生日会でザンザス坊ちゃんの組織へのお披露目をしようという提案があったのです。

 が、私がその提案に待ったを掛けさせて貰いました。

 たった一か月しか立っていないのに、もう坊ちゃんを人前に晒すのはどうかと思ったのです。

 勿論、坊ちゃんなら苦も無く、9代目の息子としての役割をきちんと果たすでしょう。

 しかし、人生に一度くらいは、坊ちゃんの誕生日を心から喜んでくれている人たちだけで祝ってあげたかったのです。

 ……甘いでしょうか?

 それでもまだ、あの好奇と悪意が混じった毒蛇の巣の中に放り込むのはもう少し後でも良いのではないかと思ったのです。

 これから嫌という程、坊ちゃんはその一挙手一投足すべての行動を皆が注目します。

 少しでもミスをすれば、表立ってではなくても裏では非難されるでしょう。

 そのようなストレスにしかならない環境の中で、この本邸は息を吐ける場所だと思って欲しかったのです。

 ここの皆は坊ちゃんの味方だと、わかってほしかったのです。

 バルコニーに出て、暗くなってきた空を眺める坊ちゃんはどこか物憂げです。

 星が見え始めた濃紺の空を一緒になって眺めながら、私は訊ねてみました。

 

「坊ちゃん。ご自分の誕生日が嬉しくないのですか?」 

「……別に嬉しいとは思わねえ」

「どうしてですか?」

 

 眉間に皺を寄せ、複雑そうな顔のまま口を開きます。

 

「……こんなことしてもらったことがねーからわからねーし。

 それに、誕生日なんて年を取るだけのことだろ。

 言い換えれば、死に向かっているだけじゃねーか。

 それをなんでわざわざ祝わなければならねーんだ?」

 

 心底疑問だと言わんばかりの顔に、私は思わず苦笑してしまいます。

 5歳になったばかりの質問とは思えない程ですね。

 幸いにもその答えを私は知っていました。

 坊ちゃんの前にしゃがみ込み、その両手を私の手で包み込みます。

 真っ赤なルビーのような瞳に視線を合わせます。

 

「いいですか、坊ちゃん。

 誕生日は生まれた日を祝うのと同時に、その人に出会えたことを祝う日なのですよ」

「……出会えたことを祝う日……?」

 

 戸惑いに揺れる瞳に私が映っています。

 

「こうやって何十億という人がいる中で、誰かと誰かが出会うということは奇跡に等しいのですよ。

 私と坊ちゃんが出会ったのも奇跡のようなものです」

「……奇跡……?」

「はい。その上、その人に会えて嬉しいと思えるなんて、それこそ最高の幸運に出会ったようなものです。

 それは坊ちゃんがこの世界に生まれてくれたから起こったことなのですよ」

「…………」

 

 包み込んだ手を強く握り締めます。

 

「私は坊ちゃんに出会えて本当に幸せです。

 貴方が生まれてきてくれたから、私はあなたに出会えました。

 貴方の誕生日を心から嬉しく思います。

 有難うございます、坊ちゃん。

 貴方が生まれてきてくれて本当に良かったです」

 

 私がそう告げ、笑うと坊ちゃんは目を一度見開き、俯いてしまいました。

 替わりに小さな手が私の手を握り返してきます。

 口が音を発さないまま、何かの言葉を形作ろうとしています。

 

 ――と、その時、良く見知った車が最高速度でこちらに向かってくるのが見えました。

 

「――坊ちゃん。もう一人、貴方の誕生日を心待ちにしていた方が来ましたよ」

「……あ……」

 

 坊ちゃんの手を握り、急いで下の階に降りるべく、部屋を出て階段を駆け下ります。

 そこには車から飛び出し、誰かが扉を開けるのを待つこともなく扉を開け放つ父親が一人。

 

「お帰りなさいませ、9代目」

「……はぁ……ああレオ……儂は――間に、合ったかね?」

「ええ、もちろんです」

 

 ちょうどその時、時計の針が丁度7時を指し、鐘を七回打ち鳴らします。

 9代目があからさまにホッとしています。

 どこか呆然とした坊ちゃんをそっと彼の前に促します。

 

「ザンザス。

 ただいま。帰ったよ」

「………」

 

 9代目がその小さな肩を抱き寄せても、坊ちゃんは無言のままでした。

 いつもと違うその様子に、9代目も何か思うところがあったようです。

 坊ちゃんの前にしゃがみ込み、その顔を覗き込みます。

 

「ザンザス。

 今日は君の誕生日だな。

 プレゼントに何をあげればいいのか色々考えたのだが、良い案がなかなか浮かばなくてなあ。

 そこで、昔母上に儂が何をしてもらって一番嬉しかったか、考えたのだ。

 母上はとても忙しい人でな。

 儂はほとんど、母上と一緒にいられることがなかった。

 だが、誕生日だけは本を読んでくれたり、遊んでくれたり、ずっと儂と一緒にいてくれた。

 ……儂もザンザスとこの一月共に過ごせたことはほとんどないと思い当ってな。

 ザンザス、君さえよければ今日の残りの日は儂と一緒にいてくれないか。

 勿論、他にもっと欲しいものがあるならば、用意するがっ!」

 

 9代目が言葉に詰まったのは、突然坊ちゃんがぶつかるように抱き付いてきたからでした。

 オロオロする9代目と坊ちゃんを、いつの間にか集まってきた本邸の人々が息をのんで見守っています。

 

「……ザンザス……?」

「……し……から……」

 

 何かを坊ちゃんが言っているようですが、聞き取れません。

 9代目も同様だったようで、首を傾げています。

 

「なんだい?」

「――仕方ねえからいてやるっていってんだっ! バカ親父!」

 

 その台詞に9代目が破顔します。

 坊ちゃんを抱え上げ、強く抱きしめます。

 

「ザンザス!

 儂の息子として生まれてきてくれて、ありがとう!」

「――!」

 

 その時の坊ちゃんの表情は、まるで迷子の子供がやっと親に会えたような、安心して泣き出しそうな――幸せそうな表情でした。

 思わず、零れそうになった涙を拭い、ふと周りを見渡せば、皆さんハンカチで目元を押さえたり、男泣きしていたりしています。

 

「さあ、みんな! ザンザスの誕生日を祝うぞ!!

 今日は無礼講だ!!」

 

 9代目のその台詞と皆の歓声で、坊ちゃんの誕生日パーティーは幕を開けたのでした。

 

 

◇◇◇――◇◇◇――◇◇◇

 

 

 そういえば……

 皆さんが大広間に移ってから、私も後をついていこうとしたのですが、守護者さんが誰一人いないことに気付きました。

 護衛でもある彼らは、誰か一人は必ず9代目のそばにいる筈です。

 どうしたのでしょうか?

 9代目がここにいるということは、会議は無事に終わったはずでしょうが、何か引っかかります。

 

「エレオノーラ様、どうやら皆様車にまだおられるようです」

「え?」

 

 まだ大広間に行っていなかった、クレイさんに指摘され、外に止まっている車を見れば、よく知った人影が車内に見えます。

 一向に出てくる様子が見えないため、こちらから近づいてドアを開け、中を覗き込むと、その中で皆さんが疲れ切った表情と態度でぐったりとしていました。

 

「ど、どうしたのですか!?」

「……ああ、エレオノーラか……」

 

 運転席にいたニーさんが、ノロノロとハンドルに持たれていた顔をこちらに向けます。

 その動きはカタツムリよりも遅いと言っても過言ではありません。

 ……何があったのでしょう……?

 まさか、会議で敵対していた組織と一戦やらかしたのでしょうか?

 けれど、その割に9代目はピンピンしていましたし……

 

「あの、もしかして同盟組織の方々と何かあったのですか?」

「「「「「「………………」」」」」」

 

 私が問えば、皆さんが黙って互いに視線を送りました。

 代表して口を開いたのは、クロッカンさんでした。

 

「……いや、まあ……なんというかな……ボンゴレを良く思っていない同盟組織がそろそろ会議も終わるという時にネチネチと組織と9代目の甘さをつついてきてな……いつもならば……9代目ものらりくらりと交わして終わるのだが……」

「はあ」

 

 まあ、9代目もそういった輩の相手なんて、何十年もやっているでしょうし、問題ないでしょう。

 

「……今日はキレた……」

「はっ?」

 

 続けて言われた言葉の意味が一瞬わかりませんでした。

 

「9代目がその同盟組織のいつまでも終わらない嫌味にキレて、『儂が甘いというのか。では甘さというものを捨ててやろう』と言い放って、いきなり死ぬ気の炎をそいつにぶっ放しそうになった……」

 

………………………………。

 

「――はあ!? 9代目が!?!?」

「……ああ……その時は守護者全員で止めに入ってなんとか事なきを得たがその後も、他の同盟組織や組織の幹部たちも騒然とするわ、嫌味を言っていたヤツも9代目の本気を感じ取って半狂乱になるわ、全てを収束させるのに守護者と組織の人間が総動員してようやく……なんとかケリをつけたが……前代未聞の会議になってな……」

 

 その場を思い出したのか、皆さんの顔が引きつっています。

 

 ……『温厚』の代名詞はどこにやったのでしょう……?

 

 息子の誕生日に間に合わせるためとはいえ、死ぬ気の炎を同盟組織にぶつけようとするなんて……一歩間違えば、同盟完全崩壊に繋がるのでは……?

 一つの可能性に思い当り、思わず冷や汗が背中を伝いました。

 

「……幸いにもその組織は代替わりしてから、あまり他の組織にも良い印象を与えていなかったため、9代目の行為は当然であると皆に受け入れられて事なきを得たが……ほんとに……大変だった……」

 

 その最後の言葉に皆さんの涙腺が緩んだのをみて、クレイさんは空を仰ぎ、先ほどとは違った意味で私も涙を誘われました。

 

 ――間違いなく、今回の功労賞は彼らでした。

 

「皆さん、本当にお疲れ様でした!!」

 

 クレイさんと共に深々と頭を下げます。

 

――坊ちゃんの誕生日が終わったら9代目は説教コースで。

 





守護者の苦労は続くよどこまでも。というお話ではなかったのですが、結果的にこうなりました。あれ?
しかし、坊ちゃんの健やかな成長には、守護者たちの苦労が必然のため、レオはよっぽど酷い暴走じゃない限り、止めないと思います。ヒドイネ。

9代目が穏健派から武闘派になってしまったらどうしましょう。


色々、書きたいことはあるのですが、一応重要な部分だけ抜き取って書いているつもりなのですが、まだ幼少期編続きそうです。
それでもよろしければ、もう少しお付き合い頂けると嬉しいです。

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