死後で繋がる物語   作:四季燦々

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こちらはオリキャラの紹介となっています。

ネタバレを大いに含んでいますので、最後に読んでいただけるといいかと思います。


Character introduction

神乃

 

本名:????

 

身長:175cm

 

体重:62kg

 

年齢:18歳ぐらい

 

今作の主人公。ある日突然死後の世界の学校である天上学園内で目を覚ます。一切の記憶を持たず、どうしたものかと考えて彷徨っている時にSSSに出会いここが死後の世界だということを知る。失われた自身の記憶を取り戻すためにSSSへと入団し、神乃という名をもらい彼ら彼女らと行動を共にするようになる。

 

一度決めたことは貫き通そうとする性格。ギルド降下作戦でゆりへと誓った誓いを最後まで忘れず、SSSの皆の為に戦い抜いた。主にツッコミ担当であるが、偶にボケる。

 

その正体は、死後の世界に模範生として存在するNPCにバグが発生したことにより心が生まれた存在。初めは自身の正体に大きな戸惑いを見せていたものの、遊佐の懸命な働きかけによりそれを乗り越え、コハクが現れた時にはその心境を語ったりしている。最後は修復プログラムにより己の存在を修復し、その()()は世界へと帰っていった。

 

SSSの班としては通信班に所属。そこで遊佐と出会い、彼女との関係が始まった。毒舌に折れそうになるが、いつもギリギリで持ちこたえるタフなメンタルな持ち主である。決してドMではないためあしからず。本編では描かれていないが、最終的には通信班のボディーガードとして一目を置かれていた。

 

扱う武器は刀とハンドガン。主に刀を使うため接近戦が得意。初めの頃は素人に毛が生えた程度にしか振るえなかったが、チャーの指導や自身の特訓により影相手にも張り合えるほどの実力者へと成長していく。ハンドガンは時々扱うが、そこまで精度は良くない。無いよりはマシというほどで、たびたびゆりや日向から射撃の訓練もしろと言われたりしていた。しかし、やはり刀優先を貫いていた。刀が2本になったりしたが、そのタイミングがもっと早ければハンドガンはとっくに手放していただろう。刀剣最高の思考の持ち主である。

 

たびたびネタ発言をする。なぜ死後の世界の住人である彼がそんなに詳しいのかというと、彼は元々そうプログラムされたNPCだったからである。現実の世界から迷い込んだ者達の中にそういった知識が好きな者ももちろんいる。そのため、神乃はそういった者達と関わりを持ちやすくするためにそうプログラミングされていた。端的に言うならば隠れオタクである。死後の世界の迷い込む者達の趣味への対応具合はすごい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コハク

 

本名:雪本 琥白

 

身長:135cm

 

体重:????

 

年齢:10歳

 

オリジナルストーリーに登場したサブヒロイン?娘?妹?的な少女。ある時死後の世界へと迷い込む。生前の苦しみから屋上から身を投げようとするも決心がつかず断念。しかし、足を滑らせて本当に落ちてしまったところを神乃が偶然通りかかり助けられる。最初は神乃や周囲に冷めた態度で察していたが、のちに可愛らしい一面を見せ始めるようになる。

 

アルビノの少女。白い髪に白い肌。そして赤い目が印象的。容姿は大変可愛らしく、神乃曰く将来は10人中11人が振り向く美人になるとのこと。ちなみに1人多いのは他者10人+神乃の計算だからである。遊佐からプレゼントされた日傘はかけがえのない宝物である。

 

生前には聖教者であった両親から容姿ゆえに激しい虐待を受ける。最後には狂った実の父親によって命を奪われた。そのため、酷く他者の温もり――愛に飢えているが、また嫌われるのではないかとなかなか本心を打ち明けられずにいた。神乃と遊佐の必死の説得により、今までため込んでいた物が瓦解。嫌われないようにかぶっていた大人びた仮面を脱ぎ捨て、年齢より幼く感じるほど2人には甘えていた。

 

生前嫌われないようにと必死になって身に着けた学により、頭は非常に優秀。その知能は弱冠10歳にして有名大学の大学生と並び立つほど。本編にはないが、一度神乃と遊佐で冗談交じりでハーバード大学の入試問題を受けさせたところ、ほぼ満点の得点を叩きだし、遊佐は驚愕、神乃は目をひん剥いた。ちなみに神乃も受けてみたが全て英語のため、問1で早々のリタイヤを余儀なくされた。

 

甘いものとボードゲーム、そして読書が好きである。甘いものは特にケーキに目がない。神乃とボードゲームで勝負する際は必ず勝利している。学問だけではなく、この純白の少女はIQも高かった。ちなみにその彼女にガチ勝負で僅かながらも勝利している遊佐も大概すごい。神乃?ハンデを付けようとも取るに足らない相手だそうだ。読書のジャンルは問わない。物語から論文まで幅広く網羅している。

 

神乃と遊佐を実の兄、姉のように慕っている。しかし、彼女の年齢に合わない幼い外見や神乃と遊佐との会話から時折親子のようにも見られたりする。神乃や遊佐としては構わないのだが、コハクとしてはなかなか複雑な心境なようだ。理由としてはバカで無鉄砲だが、とても頼りになる兄的存在が気になるためである。思春期の少女の考えを理解するなど、その相手には不可能だろう。


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