今回はウィザードのあいつらが登場します。
後、後書きの文章もちょっと変わります。
春奈「結城君!」
リト「どうした?」
春奈「今日は私のお母さんの親戚が来るよ!」
リト「そうなのか?」
ララ「ホント!一度会ってみたい!」
コヨミ「リト。私先に帰って輪島さんの様子を見て来る。」
リト「おう。分かった。気をつけろよ。」
コヨミ「うん!」
輪島「さてっと・・・・・・指輪を作りますか。」輪島は道具を取り出し、魔法石に向かって座った。その時、「ピンポーン」玄関からインターホンが鳴った。
輪島「はーい。」輪島は玄関に向かった。そこにいたのは警官がいた。
警官「輪島さんだな?」
輪島「どちら様ですか?」
警官「国安0課だ。あなたに頼みたい事がある。」
輪島「何ですか?」
警官「連れていけ。」そう言うと、二人の警察官が輪島を囲み、腕を掴み、ワゴン車に乗せられた。
輪島「ちょっと!?」そうしていると、輪島の乗ったワゴン車が走り出した。
コヨミ「輪島さん!?」コヨミはすぐに携帯電話を取り出し、リトに連絡した。
リト「もしもし?コヨミか?」「リト!大変!輪島さんが警察官に連れて行かれちゃった!!!」
リト「おっちゃんが捕まったー!?」
ララ「どうしたの?」
リト「おっちゃんが・・・・・・・・警察に連れて行かれた。」
春奈「ウソ!?あの人優しい人なのに!?」
リト「とにかく俺はガルちゃんを呼ぶ!」リトは右手の指輪を変え、ベルトにかざした。「ガルーダ プリーズ」そして、パーツに指輪をはめ、ガルーダに変形した。
リト「輪島のおっちゃんの居場所を教えてくれ!!」
ララ「リト!?私も行くよ!!」
春奈「輪島さんはなにもしてないことを教えてあげなきゃ!!」
リト「そうだな・・・・・ガルちゃん!二人を頼む!」ガルーダはうなずき、ララ達を案内した。リトはマシンウィンガーに乗り、後を追った。
コーヴァス「指輪の魔法使い・・・・・・・動きだしたか!!」
遊「コーヴァス・・・・・・・まだ妬んでいるのか?」
コーヴァス「確かにあの時、私の分身がなければ私はやられていた・・・・・・」
遊「なるほど・・・・・・・そんで・・・・・・・今回のゲートは?」
コーヴァス「今サキュバスが向かっている。」
遊「あいつか・・・・・・・今回も面白い事が起こるな・・・・・・」
リト「ここか?」
ララ「何だろうここ?」
春奈「警察署?」
リト「とにかく入ってみるか。」
輪島「あの~私を連れてきてもなにもないですよ。」
警官「私があなたに頼んだのは・・・・・・・これです!!」アタッシュケースを受け取り、開けた。そこには緑色に輝く魔法石が入っていた。
輪島「魔法石?どこで手に入れたんだ?」
警官「あなたに教える筋合いはない。」
部下「木崎さん・・・・・」
木崎「どうした?」
部下「玄関に高校生が三人来ています。」
木崎「なに?」
リト「だから!輪島のおっちゃんに会わせろ!」
警備員「あのね・・・・・・君達は今日入館届を出してないんだけど・・・・・」
ララ「そこを何とかお願いできますか!?」
木崎「誰だ?」
リト「あんたがおっちゃんを!」
木崎「君が結城リトか?」
リト「なんで知っているんだよ?」
木崎「当たり前だ。我々は君を監視対象にしたからだ。」
リト「ハァ!?」
木崎「とにかく!今回は帰ってもらおうか。」
警官「木崎さん!それはちょっと言いすぎじゃないか?」
春奈「雄二おじさん!」
雄二「よぉ!春奈ちゃん!元気だったか?」
木崎「知り合いか?」
雄二「まあ・・・・・・・親戚でよ。」
春奈「雄二おじさん!中に入れさせてもいいですか!?」
ケンイチ「う~ん・・・・・・・本当はダメだけど・・・・・・カワイイ従妹の為に特別にだ!!」
木崎「雄二!?お前!」
雄二「いいじゃないですか!たまには頭もリラックスしてさ!」
木崎「ホント考えている事がさっぱり分からん。」
雄二「あんたらが春奈の知り合いか?」
リト「すみません!俺の名前が結城リトです!」
ララ「私はララ・サタリン・デビルークです!」
雄二「おいおい!そんなに礼儀正しくしなくてもいいさ!あんたらの目的は輪島さんのことだろ?案内するよ!!」
輪島「お~リト!それにララちゃんと春奈ちゃん!」
リト「おっちゃん!大丈夫か!?」
輪島「まぁ・・・・・・今回私をここに連れてきた理由は・・・・・・・・指輪を作れってさ。」
リト「指輪?」
輪島「また・・・・・・違う魔法石が出てきてな・・・・・・・・作れと言ってくるんだ。」
ララ「だったら作りましょう!!」
輪島「いや!私は人に頼まれた指輪は作らない主義なんだ。」
春奈「でも解放されますよ!」
輪島「大丈夫だ。明日明後日に必ず戻るよ。」
リト「分かった。コヨミにそう伝えておく。」
雄二「いやー悪いな!うちの木崎さんが頑固でね!!」リト達は雄二と一緒に近くの喫茶店で寄り道をしていた。
リト「いえ・・・・・・・まさか俺が監視対象にされているなんて思わなかったです。」
ララ「あの~国安0課って何ですか?」
雄二「簡単に言えばトップシークレットの警察だ。」
春奈「雄二おじさんはなんであそこで働いているの?前までは警視庁の刑事だったのに。」
リト「警視庁の刑事!?」
雄二「理由は・・・・・・・警視庁が俺を国安0課に移転命令が来てな・・・・・・それで今は頭カチカチの木崎さんの部下になったのさ。」
リト「そうですか・・・・・・・後、気になる事があるんですが!!」
雄二「分かっている!君が監視対象にされてる理由だろ?これが理由だ!」雄二は数枚の写真を取り出し、リトに見せた。
リト「これって?」そこに写っていたのは、フレイムドラゴンに変身したウィザードとコーヴァスだった。
リト「俺!?」リトはさらに他の写真も見た。廃工場で戦っている写真、教会でマリオネットと戦っている写真、彩南高校の屋上で戦った写真があった。
雄二「これが君が今監視対象にされている理由だ。派手に君が魔法を使い、それをうちらが写真で収めていたんだよ。」
リト「マジかよ・・・・・・・・」
雄二「でも!春奈ちゃんを助けてありがとうな!」
リト「ハハ・・・・・・・」その時、何かが窓に刺さった。リトは椅子から立ち上がり、周囲を見渡した。
リト(まさか・・・・・・ファントム!?どこにいるんだ!?)リトは客全員を見てみた。しかし、どこにもファントムはいなかった。
リト(こんな時にコヨミがいたらな・・・・・・)
ララ「リト?」
リト「みんな!すぐに出よう。」
春奈「どうして?」
リト「どこかにファントムがいるかもしれない・・・・・・・気をつけろ!」
雄二「分かった・・・・・・とりあえずお金は払っておくよ。」カウンターに向かい、会計をしようとした。
女性アルバイト「お会計は・・・・・・・あなたの心の支えで支払ってください。」
雄二「え?」その時、女性アルバイトはサキュバスに変身した。
ララ「ファントム!?」
リト「みんな逃げろ!!」リト達は扉を開け、お金を置き、すぐに店の外に出た。しかし、目の前にサキュバスが現れた。
リト「厄介な奴が現れたな・・・・・・・ララ!西蓮寺!雄二さんを頼む!」
ララ「分かった!行こう!」
春奈「雄二おじさん!」
雄二「しゃーないなー・・・・・・・頼むぞ!」
リト「言われなくても。」リトは右手をベルトにかざした。「ドライバーオン プリーズ」腰にウィザードライバーを装着し、左に回転した。「シャバドゥビタッチヘンシーン! シャバドゥビタッチヘンシーン! シャバドゥビタッチヘンシーン!」そして、左手にフレイムスタイルの指輪をはめた。
リト「変身!」「フレイム プリーズ ヒーヒーヒーヒーヒー!」リトは魔法陣に向かって走り出し、ウィザードに変身し、サキュバスを切りつけた。しかし、サキュバスは右手に剣を持ち、防いだ。
サキュバス「指輪の魔法使い!」
リト「さぁ・・・・・・ショータイムだ。」
ララ「ここなら安全です!」
雄二「ありがとう。春奈ちゃんもよく頑張った!」
春奈「ありがとう!」その時、目の前にグールの集団が現れ、槍を構えていた。
雄二「こいつら!?」
ララ「ファントムの手下!」グール達がジリジリと近づいてきた。その時、リヴァイアサンが現れた。
遊「こいつら・・・・・・・」
ララ「ファントム!?」
遊(こいつがララちゃんか・・・・・・・そして・・・・・・・春奈ちゃん・・・・・結城のお友達か。)
遊「あんたらは結城の友達か?」
春奈「はい・・・・・・・」
遊「逃げろ。」
ララ「ありがとうございます!行きましょう!」
雄二「はい!」
リヴァイアサン「さてと・・・・・・・お前達・・・・・・・溺れさせてやる。」リヴァイアサンが兆発すると、グール達が一斉に攻撃してきたが、リヴァイアサンが対大剣を振りおろし、地面を切り裂き、グール達の態勢を崩した。
遊「面白い・・・・・・」
リト「チ!」
サキュバス「ハァ!!」サキュバスが光弾を放つ。しかし、ウィザードは避けて、そのまま切りにかかった。しかし、サキュバスが瞬間移動した。
リト「消えた!?」
サキュバス「ここだ!!」サキュバスが後ろから切り裂こうとした。しかし、ウィザードは振り向き、切り裂いた。
リト「さっさと終わらせるか!!!」ウィザードは左手の指輪を変え、ウィザードライバーを右に回転し、左手をかざした。「フレイムドラゴン ボウボウボウボウボウ!」そして、フレイムドラゴンに変身し、右手の指輪を変え、ウィザーソードガンのオブジェを開き、右手をかざした。「コピー プリーズ」そして、魔法陣に手を突っ込み、もう一つのウィザーソードガンを構え、二刀流で攻撃をした。サキュバスは怯みながらも、攻撃を防ぎ、後ろに下がった。
サキュバス「おのれ・・・・・・・」サキュバスが消え、ウィザードはリトの姿に戻った。
リト「逃げられたか・・・・・・・・」
遊「結城!」その呼び声にリトは振り向いた。そこにいたのはリヴァイアサンの人間体、古手川遊が立っていた。
リト「遊さん・・・・・・・・無事だったんですか!?」
遊「すまねえ・・・・・・俺はファントムになっちまった・・・・・・・」
リト「そんな・・・・・・・」
遊「それから・・・・・・・コーヴァスは生きている。」
リト「な!?」
遊「けど・・・・・・・あいつを倒せるのは・・・・・・・お前だけだ。信じている。」そう言って遊はその場から立ち去った。
リト「そんな・・・・・・・・」
リト「謎を解け!魔法使いの秘密!」
リト「どうも主人公の結城リトです!」
べリアル閣下「どうも!作者のべリアル閣下だ!ヴァンガードのクランはゴールドパラディンだ!」
リト「スパイクブラザーズは使わないんだ。」(中の人ネタ)
べリアル閣下「それより!このコーナーはなんだ!?今まで次回予告だけじゃなかったか!?」
リト「ちょっと次回予告飽きてる人もいるかもしれないから作ったのさ!」
べリアル閣下「そうか・・・・・・じゃあやろうぜ!」
リト「賛成!早速魔法使いの事を調べるよ!」
べリアル閣下「おう!そもそも・・・・・魔法使いってなんだ?」
リト「魔法使いは、人々の希望を守る戦士なんだ!指輪を使い、いろんな魔法で攻撃するんだ!」
べリアル閣下「なるほど・・・・・・だったら分かりやすい!」
リト「魔法使いの一人目 仮面ライダーウィザード!俺が変身したらめっちゃカッコイイ!!」
べリアル閣下「みんなも仮面ライダーウィザードの事や作品に対する質問なんでもオッケーだぜ!」
リト「それじゃあ次回予告!!」
べリアル閣下・リト「「待ったねー!!!」」
次回!仮面ライダーウィザード!
雄二「俺の力じゃ守れねーかもしれないな。」
サキュバス「お前はこれから大切な人を失う!」
リト「希望を守らなくてどうする!?」
春奈「結城君!雄二おじさんを守って!」
次回「二人を守る力」