今回は幹部級の奴が現れます。
謎の洞窟
???「そうか・・・・・・ことごとく指輪の魔法使いに邪魔されているのか。」
遊「そうなんだよ。めっちゃ強くて雑魚じゃ歯がたたない。」
???「そうか・・・・・・・ところでコーヴァスは?」
遊「もう行ったぜ。指輪の魔法使いを倒すために。」
???「そうか・・・・・・・」
遊「大丈夫だろ?あいつは俺が戦っても一回も勝てなかった。あいつに任せるわ。ワイズマン。」
ワイズマン「そうか・・・・・・・」
彩南高校
リト「あ~疲れた~最近ファントムしか遭遇してねーからな~・・・・・・」リトは目の下にくまができていた。多分かなり疲れたと顔に出ている。リトは屋上で寝ていた。その時、誰かがドアを開けた。
メア「結城せんぱーい!」
リト「メア!?」彼女の名前は黒崎メア。編入生で、リトの事を先輩だと思っている。健気な少女。
メア「どうしたんですか?目の下にくまができてますよ。」
リト「あ?これ?魔法使いすぎた。」
メア「意味分かんないな~魔法って・・・・・・ゲームの世界じゃないんですよ。」
リト「いや・・・・・・だから・・・・・・」すると、空から小さい塊が落ちてきた。すると、グールが召喚された。
メア「なにこいつら!?」メアは離れて戦闘態勢に入った。
リト「行くぞ!」
メア「え?結城先輩戦うんですか!?」
リト「訳あってな!」リトは右手をベルトにかざした。「ドライバーオン プリーズ」ウィザードライバーを腰に装着し、左に回転した。「シャバドゥビタッチヘンシーン! シャバドゥビタッチヘンシーン! シャバドゥビタッチヘンシーン!」そして、左手にフレイムスタイルの指輪はめた。
リト「変身!」「フレイム プリーズ ヒーヒーヒーヒーヒー!」そして、リトはウィザードに変身し、ウィザーソードガンで攻撃した。
メア「ウオ!?先輩すご!?」そう感心していると、メアの目の前にグールが飛びついてきたが、メアは回し蹴りをグールに的確に当て、グールを吹っ飛ばした。
リト「メアがゲートか!?だったらさっさと倒す!!」ウィザードは右手の指輪を変え、ウィザードライバーを右に回転し、右手をかざした。「ビック プリーズ」そして、ウィザードは魔法陣に右手を突っ込んだ。すると、ウィザードの右手が巨大化し、グール達を掴み、投げ飛ばした。
リト「フィー」そして、ウィザードはリトの姿に戻った。
メア「すごい!結城先輩すごーい!!」
リト「俺が魔法使いになったからか?」
メア「本当に魔法使うんだね!!!驚いちゃった!!!」
コーヴァス「チ!」コーヴァスは遠くからその光景を眺めていた。
コーヴァス「指輪の魔法使いめ・・・・・・・・」コーヴァスがじっと見ていると、そこにリヴァイアサンの人間体、古手川遊が現れた。
遊「よぉコーヴァス。」
コーヴァス「リヴァイアサン!?」
遊「どうなっているかと思ったら・・・・・・・失敗してるんじゃないか?」
コーヴァス「次は必ず成功させる・・・・・・必ずだ!!!あの小娘の心の支えを壊してやる!!」
遊「あんまりイライラすんなよ、ワイズマンに怒られるぞ。」
コーヴァス「そうか・・・・ならいい。」
リト「ヤミ!いたいた!」
ヤミ「結城リトどうしたんですか?」金色のヤミ。メアの姉で、好物はタイ焼きのカワイイ暗殺者である。
リト「ちょいといいか?」
ヤミ「なんでしょう?」
リト「メアの事だが・・・・・・」
ヤミ「メア?」
リト「あいつ何者かに狙われた。」
ヤミ「そうですか。」
リト「ちょっと今日から一緒に帰る事は出来ないか?」
メア「お願いだよ!お姉ちゃん!!」そう言ってメアは頼みごとをした。
ヤミ「別にいいですけど。」
メア「やった!」
ヤミ「でも・・・・・結城リトはちょっと使えるかどうかは・・・・・・」
メア「お姉ちゃん!結城先輩は魔法が使えるんだよ!!」
リト「メア・・・・・・あまり言い過ぎるなよ。」
ヤミ「そうですか・・・・・ならば確かめてみましょう。」そう言ってヤミは右手を剣に変え、リトに襲いかかった。
リト「結局こうなるのかよ!?」リトは右手をすぐにかざした。「コネクト プリーズ」そして、魔法陣に手を突っ込み、ウィザーソードガンを装備し、剣で攻撃を防いだ。
ヤミ「え?」
リト「俺も今までの様にならないからな。」そう言ってリトはウィザーソードガンを回し、納刀した。
ヤミ「・・・・・・・・・・・信用するわ。」
リト「サンキュー!!」
結城家
リト「ただいま。」
美柑「おかえり~」
メア「お邪魔しまーす!」
ナナ「メアじゃないか!どうした?」
リト「今回奴らはメアの狙っている。メアがゲートだ。」
ララ「メアちゃんがゲート!?」
メア「わけあって結城先輩が守ってくれるんです!」
コヨミ「いらっしゃい。リト・・・・・この娘がゲート?」
リト「そうだ。」すると、そこに、輪島がいいタイミングで来た。
輪島「リトおかえり。」
リト「おっちゃん!例の指輪は?」
輪島「そうだったな・・・・・・・完成したよ。」そう言うと、二つの赤い指輪をリトに渡した。一つ目は魔法の指輪。二つ目はフレイムスタイルにそっくりな指輪だった。
リト「二つ作ったんだ。」
輪島「魔法石が言ってたんだ。二つ作れと。」
リト「ありがとな。」
ナナ「メア!早速遊ぶぞ!」
メア「はーい!!」ナナとメアはすぐに階段をのぼり、ナナの部屋に向かった。
リト「メアの心の支えか・・・・・・・」
コヨミ「リト。」
リト「ん?」
コヨミ「あのメアって人・・・・・・」
リト「あぁ・・・・・俺の友達・・・・・かな?」
ヤミ「メア・・・・・・・あなたの事守れるかどうかは分からないけど、きっと・・・・」
コーヴァス「ほほう。お前があのメアって子のお友達かな?」ヤミが振り向くと、漆黒の羽根がヤミに襲いかかった。ヤミは避けた。飛ばされた羽根は地面に突き刺さった。
コーヴァス「ものすごい身体能力だな・・・・・金色のヤミ。」
ヤミ「あれがファントム!?」ヤミはすぐに戦闘態勢に入り、攻撃をし、コーヴァスに攻撃を当てたが、コーヴァスは羽根に変わった。
ヤミ「分身!?」
コーヴァス「ここだ!!」コーヴァスはカラスの翼の様な大鎌を振りおろした。しかし、ヤミは振り向いて右手の剣で切り裂いた。しかし、これもまたコーヴァスの分身だった。
ヤミ「あれは一体!?」ヤミは戸惑ってる姿をコーヴァスが超発した。
コーヴァス「攻撃が当たってないな・・・・・・どうした?」
ヤミ(歯がたたない・・・・・・)ヤミはある言葉を思い出した。それは、リトとメアと一緒に帰る時の記憶を。
数時間前
リト「ヤミ・・・・・・無理にファントムと戦うな。」
ヤミ「ファントム?」
リト「まだ俺が戦ってないファントムがいるからな・・・・・・・一人で戦うな。」
ヤミ「それじゃあメアを守る意味がないじゃない。」
リト「まだ俺とお前が一緒に戦い、倒せても、お前は俺よりファントムと遭遇してないからな。」
ヤミ「つまり・・・・・・・一人の時は戦わず逃げろって事?」
リト「そうだ。ファントムに対抗できる魔法使いは今は俺一人だ。その時はお前は戦わず逃げろ。」
ヤミ(逃げる・・・・・・そんなことできるわけがない!)ヤミはその考えを振りきり、コーヴァスに飛びついた。
コーヴァス「愚かな・・・・・・・」コーヴァスは羽根を飛ばした。
ヤミ「しまっ・・・・」ヤミは避けようとしたが、羽根が突き刺さった。
ヤミ「・・・・・・・・!?」それは言葉にできないほどの痛みだった。
コーヴァス「さようなら。」
翌日、
メア「結城先輩!!」
リト「メア?どうした?」
メア「お姉ちゃんが・・・・・・お姉ちゃんが・・・・・・・」メアは少しパニックになっていた
リト「落ちつけ!?メア!?」
メア「お姉ちゃんが・・・・・・・・」メアは気絶してしまった。
リト「メア!?おい!?」
春奈「結城君!?」
ララ「メアちゃん!?しっかりして!?」
リト「気絶しているだけだ。二人とも速く保健室に!俺は早退する!!」リトは急いで廊下を走りだした。
ララ「リト!?」
リト(あいつ・・・・・・まさかファントムと戦ったのか!?逃げろって言ったのに!!)リトはマシンウィンガーでガルーダの後についていった。
リト「ガルちゃんで大体は場所が分かった。後は様子を見に行くだけだ。」その時、黒い羽根が地面に突き刺さった。リトは急ブレーキをし、止まった。
リト「誰だ!?」リトはヘルメットを外し、マシンウィンガーから降りた。そこにコーヴァスが立っていた。
コーヴァス「指輪の魔法使い・・・・・・」
リト「お前がやったのか!?」
コーヴァス「そうよ・・・・・・・結城リト。」コーヴァスの放つ殺気にリトはビビった。額には汗、さらに、呼吸の乱れをしょうじていた。
リト「なんだよ・・・・・・・この殺気!?」そして、コーヴァスがリトに急接近した。リトは右手をすぐにかざした。「コネクト プリーズ」ウィザーソードガンを構え、弾を発射した。しかし、コーヴァスは羽根だけになった。
リト「分身か!?」その時、後ろにコーヴァスが現れ、大鎌で切ろうとした。リトは振り向き、避けた。そして、右手をベルトにかざした。「ドライバーオン プリーズ」そして、ウィザードライバーを腰に装着し、左に回した。「シャバドゥビタッチヘンシーン! シャバドゥビタッチヘンシーン! シャバドゥビタッチヘンシーン!」そして、フレイムスタイルの指輪を左手に着けた。
リト「変身!」「フレイム プリーズ ヒーヒーヒーヒーヒー!」リトはウィザードに変身し、ウィザーソードガンで切りつけた。しかし、また当たったのは分身で、羽根だけが散らばっていた。
リト「またか!?」その時、コーヴァスが上空から羽根を飛ばしてきた。ウィザードは焦らず、右手の指輪を変え、ウィザードライバーを右に回転し、右手をかざした。「ディフェンド プリーズ」ウィザードの上空に炎の盾を出した。
コーヴァス「隙あり!!」コーヴァスが羽根に気を取られているウィザードを大鎌で切り裂いた。
リト「グ!?こうなったら!!」ウィザードは左手の指輪を昨日貰った指輪に変え、ウィザードライバーを左に回転し、左手をかざした。「エラー」
リト「・・・・・・・・・え?」ウィザードは戸惑いながらももう一回左手をかざした。「エラー」しかし、これも失敗してしまった。
コーヴァス「終わったようね。」
リト「まだだ!!」ウィザードはウィザードライバーを右に回転、さらに、左に回転し、指輪を変えた。「ランド プリーズ ドドド!ドドド!」ウィザードはランドスタイルに変身し、ウィザーソードガンのオブジェを開き、左手をかざした。「ランドスラッシュストライク!ドドド!ドドド!」そして、衝撃波を放ち、コーヴァスに当てたが、また分身に当たった。
コーヴァス「残念だったね。もう私には勝てない。だって・・・・・・漆黒の暗殺者だから。」ウィザードの後ろにコーヴァスがつぶやいた。ウィザードは振り向いたが、コーヴァスの大鎌に切られた。
リト「ウワァーーーーーーー!!!!????」ウィザードはやられ、ぐったりと倒れた。
ウィザードが初敗北回になってしまった!!??
次回は逆転できるか!?次回予告!!
次回!仮面ライダーウィザード!
リト「あんなの倒せねーよ!?」
メア「先輩まで絶望しないで!!」
コーヴァス「終わりだ!」
リト「俺に力を貸してくれ・・・・・・・ドラゴーン!!!」
次回「目覚める力」