ToLoVEる×仮面ライダーウィザード   作:べリアル閣下

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第十一話です。ハリケーンスタイル強化されます。


アイドルファイト!

 リト「おっちゃん!指輪完成したか?」

輪島「勿論だ。ほら。」そう言って輪島はリトに緑色の指輪をリトに渡した。それは、ハリケーンスタイルにそっくりな指輪とドラゴンが落雷を放っている指輪だった。

リト「今回も指輪二つ作ったんだ。」

輪島「そうなんだよ。なんでかな?」

リト「まあ!指輪が増えれば戦力も上がるからいいや!ありがとう!」「ピンポーンピンポーン」

 美柑「リトー!玄関に出てー!」

リト「はいよ!」リトは玄関に向かった。

リト「どちら様ですか?」

 レン「リトか。」

リト「レン?どうした?」すると、いきなりレンが地面に手をついた。

レン「頼みごとがある!頼む!手伝ってほしんだ!!!」

リト「よく分からないけど、とりあえず上がれ!!」

 

 リト「で?何の用だ?」

レン「これを見ろ!」それは、FAXのコピーだった。リトは手に取り、確認した。

リト「ルン様へあなたはアイドル総選挙の代表に選ばれました。開催日は連絡してお伝えします。」

 リト「アイドル総選挙?」

レン「そうだ!これは歌、ダンス、衣装、性格で決まる戦いだ。」

リト「つーかなんで俺?」

レン「実は・・・・・・・歌の指導員、ダンスの指導員、衣装制作の人達がインフルエンザで・・・・・・・・・・」

リト「マジか。」

レン「お前ならいけそうな気がしたんだ。」

リト「いや・・・・・あのな・・・・・・」

レン「頼む!ルンを日本一のアイドルにさせてくれ!!!!」そう言ってレンは頭を上げた。

リト「分かった!やるよ!」

レン「本当か!?」

リト「あぁ・・・・・・・・とっておきのな・・・・・・・」

 

 翌日

 ルン「レン・・・・・誰を連れてきたの?」

レン「あぁ・・・・・・結城だ。」

リト「よぉ。」

ルン「リトくーん!!!!」ルンがいきなり急加速で近づいた。

リト「大丈夫なのか?練習とか衣装の事とか?」

ルン「ダメみたい。」

リト「衣装は・・・・・・・・・・いい事考えた!」リトはポケットから指輪を一つ取りだした。

 リト「ちょっと右手貸せ。」

ルン「え?いいけど?」そう言ってリトはルンの右手の中指に指輪をはめた。そして、リトのベルトに手を当てた。「ドレスアップ プリーズ」すると、ルンの服装がカジュアルな衣装に変わった。

ルン「すごーい!!リト君は魔法使いなの!?」

リト「まあ・・・・・・・みたいな物だ。衣装はこれで大丈夫だろ。後はダンスか・・・・・・・」

ルン「ダンスの曲はもう決まっている!振り付けも覚えているよ!」

リト「そうか・・・・・ちょっと踊ってみて。」

ルン「これね!」そう言ってCDをリトに渡した。

リト「lifeisshowthyme・・・・・・・・これが踊る曲か。」リトはCDを再生した。その曲はまるでビジュアル系ロックバンドを強調する曲だった。

リト「いいね。これでダンスもオッケーだ。」

ルン「ありがとう!!」その時、扉が壊され、グールとファントムが現れた。

 

 リト「ファントム!」

ファントム「そいつを絶望させる・・・・・・・今回のノルマだ!」そう言ってグール達はルンに襲いかかった。

ルン「きゃあ!」

リト「危ない!!」リトはすぐに右手の指輪を変え、ベルトにかざした。「コネクト プリーズ」そして、ウィザーソードガンを出し、銃で攻撃した。

 リト「レン!ルンを連れて逃げろ!!」

レン「分かった!死ぬなよ!!」

ルン「リト君!!!」

リト「大丈夫だ!任せろ!」そう言ってリトはベルトに右手をかざした。「ドライバーオン プリーズ」腰にウィザードライバーを装着し、左に回転した。「シャバドゥビタッチヘンシーン! シャバドゥビタッチヘンシーン! シャバドゥビタッチヘンシーン!」そして、左手の中指にフレイムスタイルの指輪をはめた。

 リト「変身!」「フレイム プリーズ ヒーヒーヒーヒーヒー!」そして、リトはウィザードに変身した。

リト「さぁ・・・・ショータイムだ。」

ファントム「やれ。」そして、グール達がウィザードに襲いかかった。しかし、ウィザードは狭い室内を華麗に使い、グール達の攻撃を避け、ウィザーソードガンで切りつけたり、蹴りを入れたりした。

 

 レン「結城の奴・・・・・・・・・いつの間にあんな戦闘用スーツを作ったんだ!?」

ルン「あれってそうなのかな?」

レン「さあな!」その時、グールが近づいた。

 ルン「さっきの!?」

グール達「グググ・・・・・・」グール達は槍を構えて、二人に接近した。

レン「どうするんだよ・・・・・・・」その時、リヴァイアサンが現れた。

 遊「オラァ!!!!」リヴァイアサンの大剣で地面が割れ、水しぶきが上がった。そのため、二人の服は水浸しになった。

遊「大丈夫か?」

ルン「化け物・・・・・・・」

遊「逃げろ。」

ルン「え?」

遊「いいから早く!!!」その言葉に威圧が出たのか、二人はとっさに離れた。

遊「さて・・・・・・・・片付けるか・・・・・・・・めんどくせー・・・・・・」

コーヴァス「リヴァイアサン・・・・・・・・・・・」上空からコーヴァスが高みの見物をしたいた。

 

 リト「ルン!レン!」

レン「結城!そっちは?」

リト「逃げられた・・・・・・・・」ウィザードは変身を解き、リトの姿に戻った。

リト「そっちは?」

ルン「さっき化け物に助けられた・・・・・・・・・自分の仲間なのに・・・・・・・・」

リト「そいつの特徴は?」

 ルン「なんだか・・・・・・・・怖そうな感じだったけど、とても優しいかったよ・・・・・・・不思議だね。」

リト「あぁ・・・・・・・」

リト(遊さん・・・・・・・・・あんたが・・・・・・・)

リト「それよりも!ほら!今日は帰った方がいいぞ!」

ルン「そう?でも分かった!また明日!」

 

 結城家

 リト「ただいま・・・・・・」

コヨミ「おかえりリト。」

ララ「今日はどこ行ってたの?」

リト「あれだよ、ルンの練習の付き合いだ。」

コヨミ「ルンって?あのアイドル!?」

リト「そうだけど。」

 コヨミ「いいなリト!私あの娘のファンなの!!!」

リト「へ?」

ララ「そうなの?」

コヨミ「リト!明日サイン貰える????」コヨミがこれほどに喜んでいた。それほどルンの大ファンだろう。

リト「分かった!明日やっておくから!!」

コヨミ「やったー!!!!!」

 

 翌日

 リト「ルン!」

ルン「リト君!今日もよろしくね!!」

リト「その前に・・・・・・・お前の大ファンからサインが欲しいって言ってたよ。」そう言ってリトは色紙を取り出した。それは、リトが文具店で買って来た物だった。

ルン「いいよ!名前は?」

リト「コヨミだ。」

ルン「コヨミちゃんね・・・・・・・・・」ルンは慣れた手つきですらすらと書きはじめた。そして、完成した。

 ルン「はい、どうぞ!」

リト「ありがとうな!そんじゃ練習だ!!」

ルン「うん!」

???「ルン・・・・・・・今回のアイドル総選挙・・・・・・・・・勝たせてもらうよ・・・・・・・・・・」

 

 リト「いいよ!その調子だ!」

ルン「こう?」

リト「もっと笑顔で!!」リトの指導の元、ルンは画期的にうまくなっていた。

リト「少し休もうか。」

ルン「うん!」その時、グールが現れた。

 ルン「この間の!?」

リト「ルン!逃げろ!」

ルン「分かった!」

リト「全く・・・・・・・・少しは休憩させろよ。」リトはベルトに指輪をかざした。「ドライバーオン プリーズ」ウィザードライバーを腰に装着し、左に回転した。「シャバドゥビタッチヘンシーン!シャバドゥビタッチヘンシーン!シャバドゥビタッチヘンシーン!」そして、ハリケーンスタイルによく似た指輪をはめた。

 リト「新しい力を使ってみるか・・・・・・・・変身!」「ハリケーンドラゴン ビュービュービュンビュンビュビュン!」そして、リトの周りに雷を纏ったウィザードラゴンが現れ、ウィザードはハリケーンドラゴンに変身した。

リト「さぁ・・・・・・・ショータイムだ。」ウィザードは華麗に壁を蹴り、そのまま急降下キックを放った。さらに、宙に浮き、回し蹴りを放った。

 

 ルン「リト君・・・・・・・逃げろって言ってたけど・・・・・・・・私を心配しているのかな?」

???「ルンさん!」

ルン「香ちゃん?」

香「ルン・・・・・・・・随分調子がいいじゃないの?」

ルン「それは毎日頑張っているからだよ!」

香「頑張ってね・・・・・・・・私のライバル・・・・・・・・・」

 ルン「なんだったんだろ?」その時、ウィザードが現れ、グール達と戦っていた。

リト「ルン!危ないから離れていろ!!!」

ルン「リト君!」

リト「いいから早く!」そして、ウイザードは右手に指輪をはめ、ウィザードライバーを右に回転した。そして、指輪をかざした。「チョイネ!スペシャル!サイコー!」すると、ウィザードの背中からウィザードラゴンの翼が生えた。

リト「さあ・・・・・・フィナーレだ。」そして、右手の指輪を変え、ウィザードライバーを左、右に回転し、右手をかざした。「チョイネ!サンダー!サイコー!」そして、宙に浮き、魔法陣から稲妻を放った。グール達は一掃され、爆発した。ウィザードは地面につき、リトの姿に戻った。

 

 リト「大丈夫か?」

ルン「うん・・・・・・・・・・・・」

リト「俺が守るから安心しろ!もうちょっと休憩するぞ。」

ルン「うん!!」

 香「あいつ・・・・・・・・・・・・・・」

遊「お困りだな・・・・・・・・・サモン。」

香「リヴァイアサン様・・・・・・・・・・・・」

遊「あいつは強いからな・・・・・・・・・・なかなか勝てないぞ。」

香「しかし!?」

遊「コーヴァスの差し金か?」すると、そこにコーヴァスが現れた。

コーヴァス「感ずかれたか・・・・・・・・・・」

遊「お前の行動まるまる分かるんだよ。」

コーヴァス「ふん!」

 リト「大丈夫だからな・・・・・・・・頑張ろう!」

ルン「うん!」リト達はすっかり練習を始めた。次に向けてやっていた。

香「今回の勝負・・・・・・・・・・・・・・・・・私が勝つ!!!!!」

コーヴァス「その域だ・・・・・・・・サモン・・・・・・・・・・」

 

 




解き開かせ!魔法使いの練習!

リト「やっと更新したか・・・・・・・・」

べリアル閣下「すまないね・・・・・・・・・この四月から社会人になったから忙しんだ。」

リト「頑張れ!ところで魔法石って何だ?」

べリアル閣下「ウィザードリングの原料だ。綺麗な宝石だ。」

リト「大体分かった。またね!」

次回!仮面ライダーウィザード

ルン「そろそろ始まる・・・・・・・」

リト「緊張するなよ・・・・・・」

香「今回は勝つ!絶対に!」

MC「始まるぞ!アイドルの頂点をかけた戦いが!!!!」

次回「伝説を残すのは誰だ」


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