ToLoVEる×仮面ライダーウィザード   作:べリアル閣下

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第十話です。
今回も後書きにプチコーナーをやります。


二人を守る力

リト「遊さん・・・・・・・・・」

ララ「リト!?」

リト「大丈夫だったか?」

ララ「それが・・・・・さっきファントムに助けられて・・・・・・・」

 リト「ファントムが!?」

春奈「どうしたの?」

リト「なんでもない。」

リト(やはり遊さんがやったのかな?腕の傷の事も・・・・・・・ララ達を守ったのも・・・・・・・)

 

 コーヴァス「リヴァイアサン!どうしてゲートを守った!?」

遊「お前・・・・・・・また部下にやらせたのか?」

コーヴァス「新たなファントムを生み出すのが我々の使命だろう!?」

遊「とにかく!俺はあいつらの為にやっている・・・・・・・手出しはするなよ。」そう言って遊はどこかに向かった。

 コーヴァス「裏切り者め・・・・・・・・!?」

サキュバス「コーヴァス様。」

コーヴァス「サキュバスか・・・・・・・どうした?」

サキュバス「指輪の魔法使いに邪魔されました。」

コーヴァス「そうか・・・・・・」

サキュバス「ですが、ゲートの居場所は掴めました。」

コーヴァス「ならいい・・・・・明日仕留めるんだ。」

サキュバス「ハ!」

 

 リト「今日は西蓮寺の家にクラ―ケンを見張りにつけた。」

コヨミ「リト・・・・・・・輪島さんの事が心配だよ。」

リト「大丈夫。雄二さんを助ければおっちゃんを解放することもできる・・・・・・」

コヨミ「そうよね・・・・・・・」

 美柑「リトー!コヨミさーん!ごはんできたよー!!!」

リト「分かった!行こう!コヨミ!」

コヨミ「うん。」

 

 翌日 土曜日

 木島「輪島さん・・・・・・作業は進んでいますか?」

輪島「あ!おはようございます。」輪島はカツ丼の入っているどんぶりを持ち、食事をしていた。

木島「まだ進んでいないのか・・・・・・・・」緑色の魔法石は、まだ形は変わっておらず、ずっと光っていた。

木島「なぜ我々の頼みごとを聞かない!」輪島はこう言った。

 輪島「私は・・・・・・・もう人の頼まれて指輪を作らないんだ・・・・・あの子達も私のせいでこんな戦いに巻き込まれているからな・・・・・・・・・」

木島「そうか・・・・・・・・なら・・・・・・・・もう少し待ってやる。」木島はそう言って部屋を出た。

 

 リト「俺は西蓮寺のところへ行ってくる。」

ララ「いってらっしゃい!」

コヨミ「リト気をつけて。」

リト「おう。」リトはヘルメットをかぶり、マシンウィンガーに乗って走り出した。

 リト「西蓮寺も心配だが、ゲートの雄二さんが心配だ・・・・・・・」リトはマシンウィンガーのスピードを上げ、急いだ。すると、そこに、リヴァイアサンの人間体遊が立っていた。

遊「よぉ・・・・・・結城・・・・・・・」

リト「遊さん・・・・・・・どうしてここに!?」

遊「お前に伝えたい事がある。」

リト「俺に?」

遊「サキュバスの弱点だ。」

リト「!?」

 遊「サキュバスは影を操るファントムだ。つまり、影を消せばいい。」

リト「影・・・・・・・どうして俺に教えるんですか!?」しかし、そこに遊はいなかった。

 

 リト「影・・・・・・・・」すると、「ピリリリリリ」リトの携帯電話が鳴った。電話の様だ。画面に書いてある文字は「西蓮寺春奈」と書いてあった。

リト「西蓮寺?」そして、リトは通話ボタンを押し、電話に出た。

 リト「もしもし?」

春奈「結城君!雄二おじさんはいる?」

リト「いや・・・・・・・俺だけだが。」

春奈「雄二おじさん狙われているのに仕事に出かけたの!!??」

リト「・・・・・・・・・それってホントかよ!?」

春奈「結城君!雄二おじさんを守って!」

リト「分かった!そばにクラ―ケンがいるから大丈夫だ!」リトは電話を切って、再び走り出した。

 

 春奈「雄二おじさん・・・・・速く帰ってきて・・・・・・・・」その時、扉が開いた。春奈は振り向いたが、誰もいなかった。

春奈「気のせい?」春奈は気にせずそのままにした。すると、黒い手が春奈の口を塞いだ。

 春奈「ンン!?」それはクロロホルムがしみこんだハンカチだった。春奈はその場に倒れ、気絶した。

サキュバス「よし・・・・・・・・・・・」サキュバスは影を操りながら場所を移動した。

 

 国安0課

 リト「雄二さん!?」

雄二「結城君か?どうした?」

リト「あんた狙われているのになんで外に出た!?」

雄二「・・・・・・・・・・・俺は警察だ。人を守る仕事だ。」

リト「でも!?」

雄二「俺も・・・・・・・君と同じ希望だ。」

リト「雄二さん・・・・・・・」すると、また携帯のバイブ音が聞こえた。雄二の携帯電話だ。雄二は画面を指で触れ、電話をした。

 雄二「もしもし?」

サキュバス「あら?ゲートの電話が当たった。」

雄二「お前は!?」

サキュバス「それよりも・・・・・・・君のかわいい親戚が捕まっているわよ?」

雄二「なに!!??」

サキュバス「返してほしければすぐにあなたの職場から近い港に来てくださいね・・・・・待っているわ。」「ガチャツー・・・・ツー・・・・ツー・・・・・」電話が切れ、雄二は携帯を握りしめた。

 

 リト「どうしたんですか?」

雄二「すまない!俺は用事ができた!!また後で!!」そう言うと、雄二は足早に車に乗り込んだ。そして、エンジンを掛け、走り出した。

 リト「クラ―ケン!あの車に貼り付け!!!」リトはクラ―ケンに命令し、クラ―ケンは車に貼りついた。リトはそれを確認すると、すぐにマシンウィンガーに乗り、エンジンを掛け、走り出した。

リト「多分ファントムのところに向かう気だ・・・・・・・・」

 

 港

 雄二「春奈ちゃん!」

サキュバス「よく来たわね。」

雄二「お前!!」雄二は右手にコルトパイソンを構えた。

 サキュバス「あら?いいの?もし・・・・・・・撃ったら・・・・・・どうなると思う?」

雄二「なに!?」すると、そこに、鎖で縛られ、椅子に座っている春奈がいた。

雄二「春奈ちゃん!?」

サキュバス「どうする?かわいい親戚の為なら引き金を引いてもいいわよ?その時は・・・・・・お前を絶望させる。」

雄二「・・・・・・・・・仕方ない・・・・・・・」雄二はコルトパイソンを持った手を下ろし、地面に置いた。

サキュバス「今だ!」すると、サキュバスが影を操り、巨大な黒い手を出し、雄二を殴りかかった。

 雄二「貴様・・・・・・・」

サキュバス「フフフフ・・・・・・・」そのほほ笑みは恐怖を感じた。雄二はすぐにコルトパイソンを拾おうとした時、サキュバスが影を操り拾った。

サキュバス「お前はこれから大切な人を失う!」そう言うと、サキュバスがコルトパイソンの銃口を春奈に向けた。

雄二「やめろーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」その時、別の銃弾がサキュバスに当たり、コルトパイソンを落とした。

 

 リト「やっぱり・・・・・・ファントムか。」

サキュバス「指輪の魔法使い!?」

雄二「ハハ・・・・・・・・また助けられてしまったな・・・・・・・・」

リト「助けるのは当たり前だからな。」

雄二「俺の力じゃ守れねーかもしれないな。」

リト「希望を守らなくてどうする!?」リトは右手をベルトにかざした。「ドライバーオン プリーズ」ウィザードライバーを腰に装着し、左に回転した。「シャバドゥビタッチヘンシーン! シャバドゥビタッチヘンシーン! シャバドゥビタッチヘンシーン!」そして、左手にフレイムスタイルの指輪を装着した。

 リト「俺が・・・・・・最後の希望だ・・・・・・」そして、金具を下ろした。

リト「変身!」「フレイム プリーズ ヒーヒーヒーヒーヒー!」リトは魔法陣をくぐり抜け、ウィザードに変身し、ウィザーソードガンで切りつけたが、サキュバスはすぐに影に隠れた。

リト「どこだ!?」

サキュバス「ここだ!」サキュバスの声に反応したウィザードは、振り向いてサキュバスの剣を受け止め、切りかかろうとしたが、また影に隠れた。

 

 リト「確かに・・・・・・・・・影を操るな・・・・・・・・・」ウィザードが周りを警戒し、振り向いた。すると、ウィザードの後ろからサキュバスが現れ、ウィザードに切りかかった。

サキュバス「隙あり!!!」ウィザードは振り向くのが遅く、そのまま切られた。

リト「グア!?」ウィザードは切ろうといたが、また影に隠れた。

 リト「どこだ!?」すると、またサキュバスが切りかかろうとした。

リト「そこか!」ウィザードは振り向きもせずにウィザーソードガンを銃に変え、撃った。そこにサキュバスが現れた。

サキュバス「しまった!?」

リト「一気に決めてやる!」ウィザードは左手の指輪を変え、ウィザードライバーを左に回転した。そして、左手をかざした。「フレイムドラゴン ボウボウボウボウボウ!」ウィザードはフレイムドラゴンに変身し、すぐに回転しながらサキュバスを切りつけた。

サキュバス「グア!?」

 

 リト(こいつは確か・・・・・・・影を操るんだっけな・・・・・・・・)ウィザードは走りだした。すると、いきなり扉を閉めた。

雄二「なにしているんですか!?」

リト「雄二さん!窓を全部光が射さない様に閉めてください!!!」

雄二「よく分からないが、分かった!!!」雄二は急いで階段を上り、窓を閉めて、そこに、落ちていた木の板をはめ込んだ。雄二はそれを別のところでもやった。すると、中は暗くなった。すると、サキュバスが姿を現した。

 サキュバス「しまった!?」困惑したサキュバスが外に出ようとしたが、ウィザードが銃弾を放ち、動きを止めた。

リト「外には出させないぜ。」そして、右手に指輪をはめ、ウィザードライバーを右に回転し、右手をかざした。「チョイネ!スペシャル!サイコー!」すると、ウィザードの胸にウィザードラゴンの頭が現れた。

 リト「さぁ・・・・・フィナーレだ!」そして、ウィザードラゴンの口から火炎をhなった。喰らったサキュバスは断末魔を叫び、爆発した。

リト「フィー」そして、変身を解除し、リトの姿に戻った。

 雄二「結城君・・・・・・・ありがとう!」

リト「言ったでしょ?俺は希望を守る魔法使いだからな。」

雄二「お礼としてなんだが・・・・・・・・輪島さんを解放してあげよう!」

リト「本当ですか!?」

雄二「あぁ!木崎さんに話してくる!!!」

 

 翌日

 輪島「ただいま~」

コヨミ「輪島さんおかえりなさい!!!」

リト「おっちゃん!なんで捕まったのか!?」

輪島「いや~指輪を作れと言われたけど・・・・・・・」

リト「指輪?」リトは不信に思い、輪島の持っているアタッシュケースを取り上げ、ふたを開けた。そこには緑色に輝く魔法石があった。

 リト「おっちゃん・・・・・・・これって・・・・・・・」

輪島「魔法石だよ。なぜあの人達が持っていたのは不思議だと思ったよ~」

リト「どう言う事だ・・・・・・・」リトは小声でそうつぶやいた。

 




リト「謎を解け!魔法使いの秘密!」

べリアル閣下「すみません・・・・・・今回ちょっと遅れました。」

リト「何やっていたんだよ・・・・・・・」

べリアル閣下「すみません・・・・・・いろいろと用事がありました。」

リト「早くこのコーナーやろうぜ。」

べリアル閣下「そうだな。今回はファントムについてだ!」

リト「ファントムは人の絶望から生まれた怪物・・・・・・・人々の希望を壊す悪魔だ。けど俺は負けない!この力がある限り!!」

べリアル閣下「かっこいいね~それじゃあ今回も質問を送ってくれ!」

リト「例えば・・・・・・・好きなライダーは何ですか?とか、好きなToLoVEるの女キャラは?何でもありです。」

べリアル閣下「それではごきげんよう!次回予告!!!」

次回!仮面ライダーウィザード

リト「アイドル総選挙?」

レン「頼む!ルンを最高のアイドルにしてくれ!」

ルン「頑張ってみるよ!」

コヨミ「なんかすごい・・・・・・」

次回「アイドルバトル!」

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