初心から戻ってしっかり頑張ります。
どこかの砂浜。そこに数人の人達が立っていた。「ここはどこだ?」「携帯が繋がらない・・・・・」「帰れるのかな・・・・・」みんな心配していたその時、太陽と月が重なり、日食が始まった。すると、地面が割れ、そこにいる人達はパニックに陥ってた。すると、一人の男性が顔にひびが入り、化け物に変わった。さらに、他の人達も化け物に変わっていき、普通の人間がいなくなってきた。
青年「俺は・・・・・・絶望なんて・・・・・・絶対に・・・・しない!!」その青年は顔にひびを出しながらも、耐え、日食を掴むようにした。そして・・・・・この出来事は終わった。
青年「・・・・・・・」青年は海を眺めていた。それもそのはず、数人いた砂浜にはあっという間に化け物に変わり、自分だけが生き残っていたからだ。その時、一匹の化け物が迫っていた。
化け物「クルァァ・・・・・・」
青年「化け物!?」
化け物「ガアー!!!!」化け物が鋭い爪で攻撃してきた時、「バリアー ナウ」巨大な魔法陣が青年の目の前に現れ、化け物は吹っ飛ばされた。
青年「誰だ?」振り向くと、そこにいたのは白いフード付きのマントを着ていて、さらに、謎のベルト、一人の少女を抱えていた。
青年「魔法・・・・・使い?」すると、その魔法使いはこっちに向かい、止まった。
魔法使い「お前は・・・・・魔法使いの資格を得た。」
青年「え?」魔法使いは謎のべルトを青年に渡し、さらに、抱えてた少女を青年の前に寝かせてあげた。
魔法使い「いつか会うかもしれないな・・・・・」
そして、一ヶ月。青年はどこかのビルの屋上でドーナツを食べていた。すると、一匹の赤い鳥が来た。
青年「ガルちゃん?どうした?」ガルちゃんと名付けられた鳥、ガルーダは首を横に振った。
青年「そうか・・・・・この街に来るの初めてか?」そう言うとガルーダは首を縦に振った。
青年「そうか・・・・・・ここは俺の故郷だからな。知らないも当然か。そんで・・・・・ゲートは見つかったか?」そう言うとガルーダは首を縦に振った。
青年「分かった・・・・・行くか。」そう言うと、右手の指輪を変え、手の形をしたベルトに手をかざした。「ミニマム プリーズ」すると、青年の体は小さくなり、ガルちゃんの背中に乗った。そして、ガルーダは空を飛んだ。
青年「彩南町・・・・・・久しぶりだな。」
彩南高校
先生「結局結城君は行方不明になったままです。でもいつか帰ってくるので大丈夫です。」帰りの会が終わり、生徒達が帰っていく。
春奈「先生さようなら。」
ララ「春奈!今日も一緒に帰ろう!」少女の名前は西蓮寺春奈。そして、ララ・サタリン・デビルーク。彼女たちは行方不明のまま帰ってこない青年結城リトの友人で、いつも仲良くしていた。しかし、リトが行方不明になったと聞いた時、二人は元気をなくしていた。それ以来二人は話して気を紛らしていた。
ララ「春奈・・・・・いつも着けているそのキーホルダー・・・・」
春奈「これ?これは私の心の支え・・・・・・」
ララ「心の支え?」
春奈「心配な時、不安になった時に元気にしてくれるお守り。これは昔・・・・・結城君がくれたとても大切な物・・・・・・」
リト「これあげる。」
春奈「これは?」
リト「手作りのキーホルダー。頑張って作ったんだ。」
春奈「ありがとう!」
春奈(結城君・・・・・・どこにいるんだろう?早く会いたい。)
ララ「春奈・・・・・・」すると、目の前に一人の男がいた。
男「ゲートが二人・・・・・・それも女の子か・・・・・・・」
春奈「誰?」
男「私か?私は・・・・・・ファントムだ!!」すると、男の姿が変わり、化け物の姿に変わった。
ララ「化け物!?」
春奈「ウソ!?」
男「ちょっとついて来い!!!」ファントムは小さいかけらを投げると、そこからファントムの部下のグールが現れ、二人を連れ去った。
青年「まずい・・・・・ガルちゃん!あいつを追ってくれ!俺はバイクですぐに向かう!」そう言うと青年はガルーダの背中から降りて、元の身長に戻り、右手をベルトにかざした。「コネクト プリーズ」すると、魔法陣からバイクが現れ、青年はヘルメットを被り、エンジンをかけた。そして、フルスピードで走った。
青年「二人がゲートだなんて・・・・・・これはまずい!?」
どこかの廃工場
ファントム「さあ・・・・・・お前達の心の支えを壊してもらうぞ・・・・」
春奈「絶対にさせない!」
ファントム「そうか・・・・・だったら無理矢理でもだ!!」命令を聞いたグールは春奈の鞄を取り上げ、キーホルダーをちぎった。
春奈「やめて!」
ファントム「やれ。」そして、グールはキーホルダーを踏みつけ破壊した。それを見た春奈はあ然した。
春奈「私の・・・・・・心の支えが・・・・・・」
リト「これあげ・・・・」すると、春奈の記憶がひびが入り、春奈の体に異変が起きた。
春奈「そんな・・・・・・」
ララ「春奈!?」
ファントム「おお!やったぞ!これで新しいファントムが生まれる瞬間だ!!」すると、春奈の顔にひびが入った。
ララ「何これ!?」
ファントム「新しいファントムが生まれる・・・・・・・・これで私達の仲間が増える!!」
ララ「春奈!?落ちついて!!」しかし、いくら呼びかけても春奈の顔のひびが消えなかった。すると、ファントムはララを人質にとった
ファントム「お前はこれから新しいファントムが生まれる瞬間を眺めろ!!」その時、無数の銃弾がファントム達を襲った。グール達に当たり、さらに、弾が軌道を変え、ララに当たらず、ファントムに当たった。ララは吹っ飛んで地面に手をついた。
ファントム「何者だ!?」そこにいたのはヘルメットを被った彩南高校の男子生徒だった。すかさず青年はバイクをウィリーし、ファントムにぶち当てた。ファントムは転がり、倒れた。
青年「やっぱり西蓮寺がゲートだったか・・・・・・」ヘルメットを外すと、そこにオレンジ色の髪をした青年が立っていた。
ララ「リト!?」
リト「ララ・・・・・久しぶりだな。元気だったか?」
春奈「結城君・・・・・・」
リト「まずいな・・・・・・ララ!西蓮寺を安全な場所に!」ララは春奈と一緒に工場の機械に隠れた。
ファントム「お前!何者だ!?」
リト「俺?俺か?俺は・・・・・・」そう言うと、手の形をした指輪着けた右手をベルトにかざした。「ドライバーオン プリーズ」すると、謎のべルトウィザードライバーを腰に装着した。リトはウィザードライバーを左に回転した。すると、愉快な音楽が流れた。「シャバドゥビタッチヘンシーン!シャバドゥビタッチヘンシーン!シャバドビタッチヘンシーン!」
リト「魔法使いさ。」そして、赤い宝石の指輪を左手に装着した。
リト「変身!」そして、銀の装飾をした金具を下ろし、ウィザードライバーにかざした。「フレイム プリーズ ヒーヒーヒーヒーヒー!」すると、リトは魔法陣に飲み込まれ、姿が変わった。
ララ「リト!?」
ファントム「指輪の魔法使い!?」
リト「さぁ・・・・ショータイムだ。」
ウィザードは右手の指輪を変え、ウィザードライバーを右に回転した。そして、右手をベルトにかざした。「コネクト プリーズ」魔法陣が現れ、ウィザードはウィザーソードガンを装備し、乱射した。すると、グール達に当たり、グール達は怯んだ。
ファントム「おのれー!!」ファントムは槍を構え、ウィザードに近づいた。ウィザードはウィザーソードガンを剣に変え、ファントムを切り裂いた。ウィザードはそのまま連続切りでファントムに接近した。
ファントム「グール!なにしている!?」グールはウィザードに近づき、槍で攻撃したが、ウィザードの動きについていけず、ウィザードに切り裂かれた。
リト「グール達にはこれだな。」ウィザードはウィザーソードガンを銃に変え、手の形をしたオブジェを開き、左手をかざした。「フレイムシューテイングストライク! ヒーヒーヒー!ヒーヒーヒー!」そして、トリガーを引き、無数の火炎弾を発射した。グール達は爆発したが、ファントムが弾を弾いた。
リト「こいつはやっぱりこれだな。」ウィザードはウィザードはウィザーソードガンを剣に変え、また手の形をしたオブジェを開き、左手をかざした。「フレイムスラッシュストライク!ヒーヒーヒー!ヒーヒーヒー!」そして、炎の衝撃波を放ち、ファントムに当てた。当たったファントムは爆破した。
リト「大丈夫か?」
ララ「私は大丈夫だけど春奈が・・・・・・」
春奈「結城君・・・・・・私・・・・・・」
リト「大丈夫だ。」ウィザードは春奈の右手の中指に指輪をはめた。
リト「俺が最後の希望だ!」そう言うと、ウィザードライバーを右に回転し、春奈の手をかざした。「エンゲージ プリーズ」すると、春奈の体から魔法陣が現れた。そして、ウィザードは魔法陣をくぐり、そのまま下に急降下した。そして、着いた場所は昔の春奈のリトが見えている世界だった。
リト「ここが西蓮寺のアンダーワールドか・・・・・」すると、一部にひびが入り、そこから巨大な人魚の様なファントムが現れた。巨大ファントムはウィザードに襲いかかった。しかし、ウィザードはそれを避けた。
リト「あの野郎・・・・・」ウィザードは、指輪を変え、ウィザードライバーを右に回転した。
リト「来い!ドラゴン!」「ドラゴラーイズ プリーズ」すると、巨大な魔法陣が現れ、そこから巨大なドラゴン。ウィザードラゴンが現れた。しかし、ウィザードラゴンはウィザードを尻尾で吹き飛ばした。
リト「乱暴するなよ!」ウィザードはウィザードライバーを右に右に回転し、指輪をかざした。「コネクト プリーズ」すると、魔法陣からバイクのマシンウィンガーが現れ、ウィザードは乗り、運転し、ウィザードラゴンを追跡した。そして、ウィザードラゴンを見つけたウィザードはジャンプし、ウィザードラゴンと合体し、操った。ウィザードラゴンの戦闘力は他のファントムと比べ物にならない強さだった。そして、ウィザードラゴンは巨大ファントムを吹っ飛ばした。
リト「さぁ・・・・フィナーレだ!」ウィザードは指輪を変え、ウィザードライバーを右に回転した。「ルマッチタッチレッツゴー!ルマッチタッチレッツゴー!」そして、右手をベルトにかざした。「チョイネ!キックストライク!サイコー!」すると、ウィザードラゴンは変形し、ウィザードは足をつけた。すると、ウィザードの巨大な虚像が現れ、足が入っていたそして、渾身の蹴りで巨大ファントムを倒した。ウィザードはため息を吐いた。
リト「フィー」
ウィザードはマシンウィンガーに乗り、現実世界から帰って来た。
ララ「リト!?大丈夫だった!?」
リト「大丈夫だ。これで西蓮寺も安心したろ。」
春奈「ん?」
リト「目覚めたか?」
春奈「結城君?」
リト「大丈夫か?」
春奈「これは?」
リト「最後の希望だ。俺は西蓮寺の希望になれたんだ。」
春奈「よかった・・・・・・」
リト「さあ・・・・・帰ろう。」
4000文字は書けました。
初心に戻ってよかったです。
次回予告一応しておきますか。
次回!仮面ライダーウィザード!
リト「俺は魔法使いになった。」
ララ「あれがリトなの?」
コヨミ「彼は悲惨な出来事を見てしまったのよ!」
次回「魔法使いとは」