MAHORA不思議ドリンク研究会   作:ヨシュア13世

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さぁ、ドリンクを飲んだフェイト君はどうなるのか……! 


25時間目 仲間が増えました!

「――で! 結局何がどうなってんだ! あとリア、魔法ってなんなんだよ!」

 

「私にも良く分かりません! ただ、二見さんのその左手の様に白髪の少年に皆石にされたのです! おそらくそれがリアさんの言う魔法と言う物なのでしょう! 思い返してみればこの修学旅行中にそれらしき物はいくつもありました!」

 

「……大体ユエの言う通り」

 

「そうかい! つか石にされたって……俺左手だけなんだけど!?」

 

「……不思議」

 

「まぁ二見さんがおかしいのはこの際置いといて……今はこの場をどうするかです! 朝倉さんが助けを呼べと言ってましたがこのような非現実的な事態に対処してくれる所など……ハッ!」

 

何やら思いついたらしき綾瀬が急に携帯を取り出す。え、まさかそれ関係の知り合いでもいるの!?

 

「思い当たる奴でもいるのか!?」

 

「ええ! 少なくとも私達よりは詳しいはずです! 電話するので少し待っててください!」

 

「おう!」

 

「……お兄ちゃん、左手、見せて?」

 

「ん? ほら。全く動かないけどな」

 

「……進行が完全に止まってる。お兄ちゃんは、魔法使い?」

 

「んな訳ねーだろ。今日初めてこんな事態に出くわしたわ。と言うか、リアも魔法使いなんだな?」

 

「……そう」

 

あー……どうしたら良いのさコレ? 友達の実家に行きました→歓迎の宴をしてました→いつの間にか皆石にされたそうな→それが全部魔法とな。いや、もうこれ中学生がどうこうの話じゃないよね……。

 

「うーん……」

 

「……お兄ちゃん、リアの事嫌いになる?」

 

「は?」

 

「……魔法の事、黙ってたから……他にも、色々言ってない」

 

「別に気にしねーよ今更。んな事言ってる暇あったら行くぞ」

 

「……やっぱり、お兄ちゃん優しい」

 

「ありがとよ。で、綾瀬、どうだった?」

 

「来てはくれるそうですが……流石に時間がかかりそうです」

 

「そっかー。あ、じゃあそれまでリアに魔法の事とか教えてもらおうぜ」

 

「……うん。教える」

 

side-フェイト

 

「おお、やるやないか新入り! リアはんが裏切る言うた時はどうなる事かと思ったけど、最初からお前に任せといたら良かったわ!」

 

「……」

 

さて、手向けに貰った珈琲でも飲むとしよう。ネギ君達が来るまではもう少し時間があるだろうし。

 

「――っ!? 核、が……っ!?」

 

「ど、どないしたんや!?」

 

こ、この湧き上がる物は一体……? 既に忘れていたと思っていたけどこの感覚は正しく……

 

「…………美味い」

 

「へ?」

 

「一体何を使えばこれ程の珈琲が……? 石にする前に聞き出せば良かったね……」

 

いや、待て、今から戻って彼だけ石化を解いて聞いてみれば良いんじゃないだろうか? 転移を使えば物の数分あれば行って戻って来れる……。

 

「おーい、フェイトはーん?」

 

「……よし、僕は急用を思い出したから戻るよ。それじゃ」

 

「え、ちょ!?」

 

出来れば製造方法まで聞き出せたら良いね……。あの珈琲以上に美味い珈琲なんてないと思っていたけど……。後ろから何か声が聞こえるけど、今の僕の興味はそんな所にない。ネギ君、また後で会おう。

 

sideout

 

「――ほっほぅ、綾瀬、理解出来たか?」

 

「ま、まぁそれなりには……。未だ頭が追いついていないのが現状ですが」

 

「……説明、疲れた」

 

「お疲れさん。ところで、俺達はいつまで逃げれば良いんだ?」

 

「おそらくそろそろ来る頃かと思うのですが……」

 

「助けに来たでござるよ、バカリーダー」

 

突如上から声がする。見上げるとそこには……長瀬が木の上に立っていた。……え? 3-Aじゃん!?

 

「え、綾瀬どう言う事これ!? 長瀬もあっち側なの!?」

 

「そうとも言えるし違うとも言えるでござるよふたみん殿。拙者、魔法は使えぬ故……おや? その少女は?」

 

「あ、うん。こいつリア。魔法使いみたい」

 

「……ぶい」

 

「なんと! ネギ坊主以外にもいたんでござるなぁ~」

 

ネギ君も魔法使いでした。……いやぁ、もう驚かないよ? て言うか、ネギ君に関しては納得な部分が大きいんだよなぁ。杖背負ってたし。ほら、魔法使いと言えば杖でしょ?

 

「と、とにかく楓さん! 我々はどうすれば……」

 

「ふむ……とりあえずネギ坊主の所へ向かうでござるか。流石に3人は持てないでござるから……順当に考えて、ふたみん殿は走って着いてくるでござるよ」

 

「ですよねー!? ちきしょおおおおおおお!!」

 

長瀬が綾瀬とリアを抱えて飛んでいったので(もう今は何が起こっても驚かない自信がある)俺は必死に走って着いていく。

 

「――どうして君は『石の息吹』を浴びても石化してないんだい?」

 

「っ!?」

 

「いや、防いだわけじゃないか。左手だけ……しかも進行が止まってるとなると……魔力で押さえ付けているのかな?」

 

「お、お前はあん時のガキ! そういやお前が全員石にしたとかなんとか……!」

 

「そうだね。でも死んではいないよ。石になった人間を砕いたら話は別だけど」

 

「怖い事言うなよ!?」

 

え、何それ怖い。って事はあれだろ? 治った時にバラバラのまま……ひぃいいい!?

 

「まぁそんな事は良いんだよ。それより、君に聞きたい事がある。……あの珈琲はどうやって作ったんだい?」

 

「あん? いや、あれは不思議ドリンクって言って何だか良く分からない面白おかしい飲み物なんだけど……」

 

「不思議ドリンク……?」

 

「お、おう」

 

「それはどこにあるんだい?」

 

めっちゃ食いついてるんだけど、無表情だけど目だけが輝いてるんだけど。

 

「どこと言われても……全国?」

 

「何……?」

 

「えっと、元々は麻帆良学園でMAHORA印の不思議なドリンクを――」

 

今まで俺と綾瀬が研究会でしていた事を事細かに話してみた。

 

「MAHORA不思議ドリンク研究会……。ねぇ、そこに所属すればまたあの珈琲が飲めるのかい?」

 

「そ、それはどうだろう……? 似たような物ならあるかも知れないけど、でもまぁ確率は高いと思う。ドリンクは共有してるし……」

 

「なら僕もそこに所属させてもらおうか。まだ決行まで時間があるのでね」

 

「え、いや、そもそも学園の生徒じゃないと所属は――」

 

「ならなれば良いだろう? とにかく、僕は君についていく。もう決めたよ」

 

……え、なにこれどうなってんの? 石化少年が仲間になっちゃったよ? …………ま、いっか!! なるようになるだろ!

 

「もうどうなっても良いや! 名前は? 俺はふたみん」

 

「フェイト・アーウェルンクス。少しの間になるけれどね」

 

「よーっし、フェイト、お前魔法使えるんだろ? ならネギ君の近くまで送ってくんね?」

 

「分かった。じゃあ僕の何処かを掴んで。離すと亜空間に挟まって死ぬよ?」

 

「怖すぎるな!? 何する気なのお前!?」

 

「転移魔法だよ。行くよ」

 

人生初の魔法を体験しました。怖すぎて目を閉じていたので何もわかりませんでした。

 

「着いたよ」

 

「君は――!? ってふたみんさんも!?」

 

「どうなってやがんでい!?」

 

「あれ、今カモ君喋ったような」

 

「おい、フェイト……お前何の用や!!」

 

何か、みんな色々あったらしい。で、あの犬耳生やした少年誰よ? 誰か、説明求む。あと、もう誰にふたみん呼びされようと気にしない事にした。

 

「犬上小太郎……別に君に用があったわけじゃないよ。僕はただフタミンをここに送り届けに来ただけさ」

 

「君は――ッ!!」

 

「ネギ君、今の僕に交戦の意思はない。と言うか、ここで僕に襲いかかれば無関係のフタミンを巻き込んでしまうよ?」

 

「その挑発的な言い方止めてやれよ……」

 

そういや綾瀬達いないな……早く来すぎたのかな?

 

「さて、あの人も煩いし……フタミン、例の話はまた後程」

 

「お? ああ、うん。分かった」

 

「あ、待てッ!!」

 

「お前の相手は俺やでネギ!!」

 

「どいてよコタロー君! 僕は今君と戦ってる暇はないんだ!」

 

どうしよう。あの喧嘩に混ざりたいとは微塵も思わないけどこの蚊帳の外感マジパネェ。

 

「――あ、もしもし綾瀬?」

 

『二見さん!? 何を呑気に電話など!』

 

「いや、何かあの石化少年……フェイトが仲間になった」

 

『……は?』

 

うん、分かる。分かるよその反応。俺もあまりの急展開に頭がちょっと……。

 

「で、ネギ君の近くまで送ってもらったら犬耳生やした犬上小太郎とか言う少年と何か言い合ってて俺蚊帳の外」

 

『ふたみん殿、ネギ坊主を止められるでござるか? おそらくこのままその少年と戦っては全て間に合わなくなるでござるよ』

 

「え……いやぁ、どうだろう? 完全に頭に血が上ってるみたいだから……無理かも?」

 

「旦那ぁっ!! 後生ですから兄貴を止めてくだせぇっ!! このままじゃマジでヤバイんすよ!!」

 

「ぬおっ!? カモ君お前バリバリ喋るな!? 流石に驚くわ!」

 

しかも電話切れたし! え……あの殺伐した二人の中に飛び込めって……?

 

「わああぁっ!!!」

 

「おお!!」

 

「あ、ちょネギ君止まれ!! ストップ!!」

 

ネギ君と小太郎? が激突しようとしたその時、2人の間をでっかい手裏剣みたいな物が塞いだ。その上小太郎がいきなり吹っ飛んでいった。……え、何事?

 

「我を忘れ、大局を見誤るとは精進が足りぬでござるよ、ネギ坊主」

 

「え、あ……長瀬さん! 夕映さんにリアさんも!? な、なんで……」

 

「楓さんは私が携帯で呼んだです」

 

「……お兄ちゃんがいる所に私有り。ここは任せて、良いよ? 駄犬はちゃんと躾ておくから」

 

駄犬てお前……いくら犬耳生やしてるからってその呼び方はひどくないか……?

 

「で、ござるな。駄犬云々はともかく、拙者達に任せるでござる。急いでるのでござろう?」

 

「で、ですが!」

 

「良いから」

 

「~~~っ! す、すみません皆さん!!」

 

「すまねぇ!!」

 

「あっ、待てネギ!!」

 

「……ダメ」

 

小太郎がネギ君を追いかけようとした直後、その足元から氷柱が飛び出す。あれが魔法かぁ。リアすげぇな。

 

「……リア、何の真似や。のっぽの姉ちゃんも、邪魔すんなや……!」

 

「……知能も、犬並み?」

 

「なんやとコラァ!!」

 

「……コタの相手は、私達」

 

「まぁ、二対一と言うのは気が進まぬでござるが、事態が事態故」

 

「俺は女を殴るのは趣味とちゃうんやで……?」

 

それが趣味だったら少年院放り込むわ。馬鹿かコイツ。

 

「二見さん、声に出てますよ」

 

「……そこの兄ちゃん、女に隠れて恥ずかしないんか!!」

 

「ハッ! 恥ずかしい訳ないだろ! 俺戦えねーもん! 黙ってろ犬っコロ!!」

 

「ブ、ブッコロス!!」

 

あ、やべ。挑発しすぎた……? 物凄いスピードで、と言うか気がついたら目の前にいた小太郎の拳が俺の顔面を――

 

「……させない」

 

捉える事はなかった。……今、リアが氷で防いでくれなかったら俺どうなってたんだろう? トマト的にグシャッと逝ってたんだろうか……?

 

「小太郎と言ったでござるか少年。ネギ坊主をライバルとするとはなかなかいい目をしているでござるな。……が、今は主義を捨て本気でかかって来た方が良いでござるよ? 『今はまだ』拙者の方が強い」

 

「!」

 

「……私、いらない?」

 

「上等ォ!! 二人まとめて相手したる!!」

 

「……なぁ綾瀬、俺の言いたい事分かる?」

 

「……大体は。私も同じ気持ちです」

 

「じゃあ同時に言うか」

 

「ええ……」

 

「「正直目の前の状況についていけません」」

 

なんなんだよこれ! どこのファンタジー映像だよこれ! 分身したり影から真っ黒な犬出てきたり何もないとこから氷出てきたり!! これがリアの言ってる魔法か、気か!!

 

「まぁ、とりあえず私達の出番はなさそうですね……」

 

「だよなぁ……」

 

「――あらん、この私を忘れてもらっちゃあ、困るわねぇ?」

 

「「「「「!?」」」」」

 

突然聞こえたその声にバトっていたあの3人も固まった。だって、その声の主は……。

 

「大丈夫コタちゃん? 私が来たからにはもう大丈夫よん♪」

 

スキンヘッドで身長2m程で褐色肌でガチムチで女性向け化粧をして漢女と書かれたフンドシのみを身につけた……ド変態がそこにいたからだ。

 

「「「「……へ、へ」」」」

 

「うっふん♪」

 

「「「「変態だ!!!???」」」」

 

「……死ね。一秒でも早く死ね」

 

さすがに死ねは言いすぎかも知れんが、目の前から早々に消えて欲しいとは思う。目の毒とか言うレベルじゃない!

 

「何よそれぇ!? せっかくコタちゃん助けに来てあげたのに変態呼ばわりされた挙句に死ねぇ!?」

 

「おっさんマジキモイねん!! なんで出てきたんや!? 千草姉ちゃんはいくらおっさんが強くてもキモイくて自分らの品が疑われるからこっちから言わん限りは待機しとけ言うてたやろ!?」

 

「こ、これは流石の拙者も……」

 

「あの化物……まさか所謂魔法生物と言う奴ですか!」

 

「だーれが化物よぉ! 誰がどう見ても美・少・女でしょう!!」

 

「テメェは少女の意味を辞書で引いてこいド変態が!! ついでに美じゃなくて醜な!!」

 

最早バトル所ではない。俺達は今すぐにこの変態を視界から消すためにありとあらゆる方法を用いているのだ!

 

「……レイ・アスク・デ・イーネ・ストレイス。契約に従い、我に従え、氷の女王。来たれとこしえのやみ――」

 

「え、嘘!? 待って、ねぇ待ってリアちゃん!? それ最高位よねそれ最高位よね!? そんなのここで使う気なの!?」

 

「大丈夫、標的は、絞ってあるから……みんなには被害が起きない……とこしえのやみ、えいえんのひょうが。全ての命ある物に等しき死を」

 

「しかもそれ本気で殺す奴!? このシャルロットちゃんとリアちゃんの仲じゃない!」

 

「……殺す。――其は安らぎ也。『おわるせかい』」

 

リアがそう言い終わった瞬間、俺達の目の前が一瞬で凍り付いた。しかも超広範囲が、だ。……うわぁ。なんていうかもう、うわぁ……。周りにあった木とかカチコチなんだけど。

 

「……あれ、俺下手したら死んどった……?」

 

「……大丈夫。コタには半永久的に凍らせる方使う予定だったから」

 

「ひぃっ!?」

 

「こ、これが魔法……ですか。凄まじいですね……」

 

「と言うか……今最期にシャルロットとか聞こえたでござるが……まさかあの御仁の?」

 

俺達は想像してしまった。あの自称シャルロットがきゃぴきゃぴるんるんしてる姿を。

 

「「「「っおげぇええええええっ!!」」」」

 

「失礼ねぇ!!」

 

「……ちっ、死ねば良かったのに」

 

「ねぇ、そろそろ私泣いていいかしらん? ……ま、リアちゃんにお友達が出来てるの見れたからこれで良いとするわぁ……」

 

「……次こそは仕留める。世界平和の為にも」

 

「本気で泣くわよぉ!?」

 

「「「「「ごめんなさい止めてください。そして帰ってください」」」」」

 

俺達は全員で声を揃えてそうお願いした。

 

「帰るわよぉ! 帰れば良いんでしょお! リアちゃん、次会う時は……敵同士かもねぇ?」

 

「……オマエは人類の敵」

 

「酷いっ!?」

 

いや、リアの言う事もあながち……。だって……ねぇ? ガチムチでしょ? フンドシでしょ? オネエ言葉でしょ? ……ないわぁ。同じ趣味の人同士で勝手にしてください。

 

「……脅威は去ったでござるな。……続きをするでござるか小太郎?」

 

「……いや、ええわ。何かやる気削がれてしもたし。それに……氷漬けになりたないし」

 

「……いつでも出来る」

 

「さて、俺達これからどうしようか?」

 

「そうでござるなぁ。やはりネギ坊主と合流――」

 

「皆さん! アレを!!」

 

綾瀬が指を指した先には……光の柱と良く見えないけど何かでっかいものがいた。

 

「何アレ巨○兵!?」

 

「ふむ、あの変態に捕まってる間に最悪な事態になったようでござるな……」

 

「で、どないするんや? ……千草姉ちゃんが何する気かは俺もよぉ知らんで」

 

「とにかく行ってみない事には分からないでござるな。ではリーダーとリア殿は先程と同じように。小太郎とふたみん殿は走って着いてくるでござるよ」

 

「結局そうなんのかよぉおおおおおお!!」

 

「兄ちゃん遅いで!! はよ走らな置いてかれてまう!!」

 

……どうせ漫画とかアニメで良くあるように気だの魔法だので体強化してんだろ!? そんなのズルいってばよぉおおおおおお!!

 

 

 




今回の出来事
・フェイト君、ドリンクサイドに堕ち、仲間入りを果たす。
・リアちゃんや天ヶ崎千草が言ってた変態が登場。
・リアちゃん、何気に上位古代語使える。
・主人公、左手石化したままひたすらダッシュ

……おや? 主人公の周りチート臭くない? とりあえず、次回で修学旅行編完結です。多分。

正直、変態のくだりいらない気もしました。暴言ばっかですしね。が、あんだけ変態変態言っておいて何もないっていうのもアレなので……。見た目は○姫のあの人を想像してください(笑)一応それなりに重要な役ではあるのですが、当分出てくる予定がございません……。


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