もしかしたら前よりも文章とかひどいかもしれません。
それを読んでいただくと幸いです。
アリーナ「お父様!」
砂漠のバザーからブライのルーラで戻ってきたアリーナは城につくなり駆け足で玉座の間にいる父に話しかける。
サントハイム王「……………」
だが、ただ口を動かしてるだけで声は聞こえない。
ブライ「…王様は突然こえがでなくなってしまったのです。大臣がそれに気づきました。」
アリーナ「そんな……」
アリーナはショックを受けその場に座り込む、王はそれを見て必死でなにか喋ろうとするがそれは叶わず悲しそうな表情に変わった。
大臣「…一つ聞いた話がありまして、それならば直せるかもしれません。」
大臣が口を開き、その内容は今の状況治せるかもしれないという希望、それをアリーナが突然立ち上がり大臣に詰め寄る。それをブライと神官の服を着ているクリフトと呼ばれる人物が落ち着かせる
アリーナ「なに!?はやくはなして!!!」
ブライ「ひ、姫!」
クリフト「落ち着いてください!!」
アリーナ「っ!!ごめんなさい、大臣」
二人に止められ冷静になったアリーナは大臣に謝る。それを「いえ、大丈夫です」大臣はいって先ほどの話をいう。
大臣「実は、サランで喉をやってしまった若者がある物を使ったらそれはとても素晴らしい声になったとか…物はわかりませんが、今もまだいるかもしれません行って見てどうでしょう」
その情報を聞いたアリーナは走りだした。ブライとクリフトもあわてて追いかけた。
サントハイム王「………」
その光景を見ていた王は俯いていた。
大臣「大丈夫です。アリーナ姫なら今回は二人がついていますし、二人の報告だと一人ではなく二人で旅をしてたようです。きっと大丈夫です。信じましょう」
サントハイム王「………」
王は大きく頷き、アリーナが行った方向を見つめていた
サラン及びサントハイム近くの草原
アリーナ「やぁ!」
キリキリバッタ「ぴゃー!」
アリーナはモンスター倒しながらサランを目指していた。城にいた頃と比べて強くなっていたアリーナを見ていてブライ達は驚いていたが、なにも言わずについて行く。それほど王のことが大事なのであろう。城内部の人たちは王のことを心配している。アリーナたちもその一部である。心配されるということはとてもいい王ということがわかる。早くみんなを安心させるためにもなにも話さずにサランへ一向は向かった。
サランの町
アリーナ「はぁ、はぁ」
ブライ「年寄りには…はぁ…こたえますわ…はぁ」
クリフト「だ、大丈夫ですか?」
サランにたどり着いた一向はかなり疲弊していた。その中でもブライが1番疲労しておりすぐに探しだしたいきもちをおさえ少し休憩し大臣が言っていたその男を探すために別々に別れた。
数十分後に教会に三人は合流した。
アリーナ「ここにいるみたいね行きましょう。」
アリーナは教会の扉を開き中に入り階段を上がる。後の二人もそれを追いかける。二階に上がったが誰もいなかった。近くに扉があり、それを開けるとそこには一人の詩人らしき男がいた。
詩人「〜♪」
とても美しい声でその人は歌っていた。思わずききいっていた、歌が終わり後ろに人がいるのに気づいた詩人は後ろを向く。
詩人「どなたでしょう?」
そう言われ三人は我にかえる。
クリフト「実はあなたが喉を痛めてしまった時に使用したものを求めているんですが…」
クリフトが用件をいう。詩人は少し考えた後になにか思い出したかのような表情をとり持っていたカバンから容器を取り出した。
詩人「これですね《さえずりの蜜》っていうんです」
アリーナ「それを譲って!!」
とアリーナはいうが、詩人は困ったような顔をして口を開く。
詩人「すいません、なかみはないんです。記念にとっといただけで…」
アリーナ「…そう…ありがとう…」
アリーナは落ち込み、帰ろうとするがそれを詩人が引き止めた
詩人「待ってください、これは砂漠のバザーで買ったんです。ちょうど来ているみたいですし、もしかしたら買えるかもしれません」
アリーナ「!!ありがとう!ブライ、ルーラを!」
ブライ「わかりました、ワシに触れてください」
詩人の言葉にアリーナは元気になり、ブライにルーラを頼む、ブライの言われた通りに体に触れブライは唱えた。
ブライ「ルーラ!!」
教会の二階から砂漠のバザーの方角へ三人は飛んで行った。綺麗な満月が出ていた。
少し遡り場所は砂漠のバザー
ユウ「《さえずりの蜜》ですか?」
ユウはアリーナと別れてからバザーでレンについてききまわっていた。その途中であるおばさんに、物をとってきてほしいと言われていた。
おばさん「それをとってきてほしいんだよ、ここから西に塔があってそこの頂上にあるからね。モンスターもたくさんいるから気をつけて」
ユウ「それはいいですが、こちらの頼みも聞いてくださいよ?」
おばさん「わかってるよ、レンという男について調べればいいんだね?まかせなさい、そっちも頼むよ」
ユウ「はい」
このおばさんとユウは条件をつけ頼み事をした。バザーの中心人物であるこの人にレンについて調べてもらうその代わりにユウは《さえずりの蜜》取りに行く。
さっそくユウは準備をし西へ向かった
砂漠
ユウ「夜になると寒いな…」
砂漠を歩いていたユウはそうつぶやく、モンスターに警戒しながらすすんでいたが、ガシャンという音にユウは身構えた。
ユウ「な、なんだ?」
そこにあらわれたのは金色の鎧につつまれたサソリであった。この砂漠で始めての魔物
さそりアーマーが現れた。
《さそりアーマー》
4本脚に巨大な針の付いた尻尾が生え、人間のような上半身を持ち、両腕はハサミになっている。中身は人間といわれている。
サソリ「キシャァァア」
そういいながら、尻尾をなぎ払ってきた、ユウはそれをとっさに盾で防御するが、腕に相当の負担がかかる
ユウ「っ…腕が…ホイミ」
ホイミをとなえ再び槍を構える。
ユウ「よし…行くぞ!!!」
ユウは走りだし、さそりアーマーに近づく、それをさそりアーマーは右手を振り上げユウめがけてたたきつける。それをユウはよけたが、さそりアーマーがたたきつけた場所には少し大きな穴ができた。
ユウ「…やばいな、直で食らったら終わりか…」
そういいながら槍を相手に向け詠唱する。
ユウ「デイン!」
雷の玉がさそりアーマーにぶつかる。直でうけて少しよろめいた。ユウは後ろに引く、その間にさそりアーマーは体制を整え、尾で薙ぎ払う
さそりアーマー「キシャァァァ」
ユウ「危な!」
紙一重でこれをよけ、疾風のように目にも留まらぬ速さで突く
ユウ「疾風づき!」
さそりアーマーは負け時と尻尾で薙ぎ払う。疾風づきで勝ちを確信し油断したユウはそれをよけれずにとっさに槍を盾がわりにするが盾としての機能がないホーリーランスに防御力は皆無に等しく投げ飛ばされる
痛恨の一撃!!!!
ユウ「ぐはっ!!!!!」
さそりアーマーの最後の攻撃だったのか、そのまま動かなかったが、ユウは致命的なダメージを食らった。
さそりアーマーを倒した。
ユウ「はは…相打ちか…ここで死ぬのか」
ユウの意識が遠のいて行く。
さそりアーマーにやられる最後とは…まだやることあるのにな…レン…合流できそうにないな…あいつにも最近あってないし最後に会いたいしな…
やりたいことが、いろいろとユウは思い浮かぶ
「悪いけど少し待ってて!」
最後に聞いたその声を思い出す。
アリーナ悪いけど待て…ない…か…な…
そのままユウは意識がなくなった。
さえずりの塔 頂上
?「なかなか起きないね?」
?「いいわよ、そんなやつ人間は信じちゃダメなんだからなんで連れてきたのよ」
?「で、でも死にそうだったし」
「そのことはもういいわよ、起きたらさっさとここから帰るわよ人間と関わるとロクなことないわよ」
?「う、うん」
さえずりの塔頂上で二人はユウを見ながらそんな会話をしていた。この二人が砂漠からここに連れてきたのだ。片方は身長が小さく、もう片方はへいきんくらいの身長、二人とも耳が長く容姿端麗であった。
ユウ「うぅ…」
?「悪い夢でも見てるのかな?」
?「どうでもいいわ、早くさえずりの蜜探すわよ。」
そんなユウの状態を興味なさそうに返事をし蜜を探していた。
砂漠のバザー
サランから一気にルーラでアリーナたちはたどり着いた
アリーナ「よし!ついたわね」
クリフト「はい、早く探しましょう。」
ブライ「はぁ、ワシの体のことも…考えてくだされ」
そんなブライのことは気にせずさえずりの蜜についてききまわる。聞き回ってるうち夜になってしまった。
アリーナ(ユウいなかったな…どこ行ったんだろ?)
ブライ「姫。今日はこれくらいにして宿へ…」
アリーナ「ええ、そうね」
ユウがいないことな疑問に思ったアリーナだが、ブライの提案を受け入れその疑問すぐに振り払い宿屋へ向かう。その途中で気になる話を聞いた。
おばさん「それで、レンとかいう男の情報は?」
A「それがなんの情報もなくて…」
おばさん「これじゃ、さえずりの蜜もらうわけにいかないじゃないか…」
二人の内容にさえずりの蜜の話題が出て
アリーナ「!今…」
クリフト「さえずりの蜜っていいましたね!」
アリーナ「行くわよ!ブライ!早く!」
ブライ「と、年寄りに一日中歩かせるのは酷かと…」
宿屋に向かうのをやめ一行はそこ二人に話をききにいった。そのさい、ブライは半分ボケーっとしてて意識が飛びかけていた。
アリーナ「ここね…」
話を聞いた一行は西の塔へ向かった。途中さそりアーマーの死体があったのは気になったが、気にせず。アリーナの目の前には少し大きめの塔があり、さばくのバザーの人が言うにはさえずりの塔と呼ばれいつからある物なのかはわからないらしい、ここで蜜が取れることからその蜜は《さえずりの蜜》と呼ばれるようになった。
ブライ「ほー、これはすごい…」
クリフト「た、高いですね…」
アリーナ「そうでもないわよ、ほら早く行きましょう。」
クリフトが塔を眺めながら喋っているがその声は震えていた。それを気にせずアリーナは扉を開けブライと入って行った。
クリフト「…これは王様を救うために与えられた試練、そう試練なんだ…うぅ…」
クリフトはブツブツいいながら二人の後を追いかけて行った
30分後3階
クリフト「…高くない…高くない…ここは高くない、そう高くないんだ」
アリーナ「…クリフトって高いところダメだったの?」
ブライ「ワシもよくは知りませぬが、子供の頃になにかあったと聞いておりますが…」
戦闘はちゃんとやってはいるがそれ以外はブツブツ言っておりまともに喋れなかった。すると翼をはためかせるモンスターが二体現れた
プテラノドンが現れた
《プテラノドン》
太古に出現し絶滅したプテラノドンと同じ名前だが全く関係ないモンスターである。ギラの魔法を得意とし複数で現れるとかなり厄介なモンスター
アリーナ「クリフト!モンスターよ!」
クリフト「…………もう早くおりたい」
クリフトは呪文を唱えた
クリフト「ザ・ラ・キ!」
プテラノドン「!!………」
プテラノドンはクリフトの呪文に悲鳴もあげれずにいきたえた
プテラノドンの群れを倒した
アリーナ「え?」
ブライ「あの魔法は即死魔法ですな…」
アリーナ「あ…そう…」
あっけなく、戦闘が終わりクリフトがブツブツいいながら先にすすむ、二人もそれについて行った。
クリフト「早く帰りたい早く帰りたい早く帰りたい」
アリーナ「重症でしょ、あれ」
ブライ「しかも次々に現れるモンスターすべて即死呪文で倒してますし…成功率低いはずなんですがなぁ」
アリーナは呆れながらクリフトを指さす。さきほどからモンスターにかなり出くわしてるが全て即死呪文で、倒しておりスムーズに塔をすすむ、そこへ最上階への階段があった。
アリーナ「クリフト…呼ぶまでここで待ってて」
ブライ「そこで座ってればいいぞ」
クリフト「はい…」
クリフトは体育座りで座った、それを見ながら二人は階段を登る。最上階は花畑が広がっておりそこに二人のエルフがいた。
妹エルフ「に、人間だよ!姉さん!」
姉エルフ「早く逃げましょう!」
妹「で、でもあの人は…」
姉エルフ「そんなの、あいつらに任せておきなさい!行くわよ!」
妹エルフ「う、うん」
ブライとアリーナが話しかける前にさっさた飛んで行ってしまいしばらく二人は唖然としていた。
ユウ「うぅ…」
そのうめき声に二人は我に返る
アリーナ「なんか人の声聞こえたわね?ブライさえずりの蜜探しておいて」
ブライ「わかりました。」
隣の部屋
アリーナ「ここからしたと思ったんだけど…あっ!」
隣の部屋に入ったアリーナはベットに寝ているユウを見つけそこにかけよる
アリーナ「ユウ!大丈夫!?えっとえっと!とりあえず帰ろう、ブライ!クリフト!」
ユウを見つけバザーにいったん三人は戻りユウが目覚めるのを待った。
微妙なところで終わってしまいましたかね?
ここまで読んでいただきありがとうございます。
それにしてもなかなかフェアリーテイルを直す機会が見つからない…1話と2話くらいですかね?高校卒業後も書くつもりですが文章力とか欲しいっす。まあともかく読みやすくなってればなと思います。
それではまた!