ドラゴンクエスト〜2人と勇者達の冒険〜   作:スズ.H

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どうもスズです!今回は戦闘シーンはありますが、クリフトとブライはまだ出てきません!
それではお楽しみを!
あとこちらを読んでいただく場合はまだ文章力が低い僕が書いてるのでそこは了承お願いします。


第一章 3 南の洞窟

テンペでアリーナとパーティを組んだユウは数日をかけてフレノールにたどり着く。そこの宿にとまっていた姫と呼ばれていたその人物が目の前でさらわれる。その要求《黄金の腕輪》であった。

 

 

老人「ああ…そこの方、姫は?。」

 

 

盗賊が逃げた後、宿の中に戻った二人に聞こえてきたのは姫の付き人である老人。姫を守るためであろう護衛はまだ倒れている

 

アリーナ「行っちゃったわ、《黄金の腕輪》を要求してきてね」

 

老人「…そうですか」

 

アリーナがため息を吐きながらそういう。老人は俯きながら返事を返した。しばらく老人は考えこちらを向き話してくる

 

老人「…あの人は姫ではありません。本当の名前はメイ、お願いします。メイを救ってください、わしらじゃおそらくその《黄金の腕輪》とやらを取りに行くことはできません、何の関係もないあなた方に頼るしかないのです。お願いします、わしらのかわりに取りに行ってくださいませんか?」

 

老人は深々とユウたちに頭を下げる。ユウは取りに行くか考えていた。先ほどは目の前でさらわれたメイを助けるために動いたが今回ばかりは物を探すとなれば時間がかかるレンを探すこともあり時間をかけたくなかったのだが隣にいたアリーナが笑みを浮かべ老人に言う

 

アリーナ「まかせなさい!メイは私が助けて見せるわ!さあ、そうと決まればユウ!《黄金の腕輪》を探しに行くわよ」

 

ユウ「ちょっとまて、俺はやるとは…」

 

老人の頼みを引き受ける。まだ引き受けるか考えていたユウにもアリーナはものを探すために連れて行こうとする。それについてユウがまだやると言ってないことを言おうとしたがアリーナが拳を顔面直前まで降り殴る。

 

アリーナ「行くでしょ?」

 

ユウ「えっと、はい…行きます」

 

その行動に思わず了承してしまい、渋々宿を出て《黄金の腕輪》の情報を探しに行く、そのやりとりを老人は唖然としていたが、そのあと微笑みながら二人にお辞儀をした。

 

 

 

 

数時間後

 

二手に分かれたユウとアリーナ、ユウは情報収集をほったらかして武器屋にいた

 

 

ユウ「ん〜どうのつるぎじゃもう辛いし、なんか買っとかないとな」

 

自分の剣を見ながらそうユウはつぶやき置いてある武器を眺める。一本のやりが目に入る。

 

ユウ「鉄の槍か…そういえばなんで剣も呪文もやり方わからないはずなのにこんな慣れているんだろう?…まあいいか」

 

最初に金稼ぎにモンスターを倒した時は気にしなかったが現実世界で剣はもちろん魔法を使ったことのないユウは最初から使えたかのように使いこなした。そう思ったが天使が何かしたのだろうと思い、あまり深く考えず鉄の槍を購入し、店を出た。

 

ユウ「さてと、この武器にもなれない…と…」

 

 

アリーナ「ここで何してるのかしらね?ユウ?」

 

 

店を出て槍を振り回しながら外の方へ向こうとするユウの行く先にいたのは情報収集を終えたアリーナ

 

ユウ「武器を買いに来たんだけど?」

 

アリーナ「見ればわかる。《黄金の腕輪》の場所はわかったの?」

 

ユウ「いや全く?アハハ!」

 

アリーナの質問にそう答えたユウは先ほど買った槍を振り回す。ため息をはきながらそれを見てたアリーナは南の方に歩き出す。

 

 

アリーナ「《黄金の腕輪》は南の洞窟にあるわ、行くわよ」

 

ユウ「あいよ」

 

槍を振り回しながらアリーナの後をユウは追った。槍を振り回すその光景を何人かの住人は唖然として見ていた。

 

 

 

 

フレノール近くの森の中

 

 

ユウ「メラ!」

 

そう発したユウの槍の先から火の玉を出す。魔力を槍にながしそこから出しているのだ。その火の玉を受けたマンドレイクという植物系の魔物に命中し跡形もなく消え去る。

 

 

アリーナ「ハァ!」

 

 

向こうの方では鉄の爪を装備したアリーナがもう片方のマンドレイクを切り裂いた。

 

 

マンドレイク「キィアーーー!」

 

悲鳴をあげながら倒れて行った。

 

アリーナ「片付いたわね、もうすぐそこに洞窟があるわ行きましょう」

 

そういいながらさっさとアリーナは洞窟にすすむ、ユウはその言葉を聞きながらマンドレイクが何か落としていないか辺りを見回していたがなにもなかった。いつのまにかアリーナは随分先まで行っていて慌ててユウはその後を追いかけた

 

ユウ「チョット待てよ〜!」

 

 

 

 

 

南の洞窟

 

 

アリーナ「ついたわね」

 

洞窟の中に入ったアリーナ達が見たのは少し入り組んでいるが落ち着いて行けばクリアできる難度である。

それから数十分後下に降りる階段を見つけ、そこに近づくがが翼が生えた魔物三匹に阻まれる。

 

 

吸血コウモリが3体現れた。

 

 

吸血コウモリA「キキィー!」

 

吸血コウモリAは羽を広げこちらに向かってきた。ユウは槍を構える、それに合わせアリーナも構える。

 

ユウ「槍はリーチが長い分有利だ!」

 

こっちに向かってきた吸血コウモリを自分に近づかせる前に首元にピンポイントで突く、絶命まではいかないが相当のダメージを与える。他の2体はやられた仲間を見て動揺をし固まったままだった。その隙に呪文を唱える

 

ユウ「イオ!」

 

先ほどユウの攻撃を食らった1体は食らうが他二体はユウの中の魔力が動くのを感じたのか、我にかえり上空に逃げ込む、イオを食らった魔物は小さい声を上げながら絶命する。

 

吸血コウモリA「キキィ…」

 

ユウ「槍じゃ届かない位置にいるな…」

 

2体の魔物はユウが腕を伸ばしても届かない位置にいる。

呪文も飛んでいる的にはそう簡単には当たらない。

するとユウは槍を持ちかえコウモリに投げた

 

アリーナ「ちょっと!なにやってるの!」

 

ユウ「え?なにって槍を投げたんだけど」

 

アリーナ「魔法が当たらないのに槍が当たるわけないでしょ!」

 

ユウ「しまった!?」

 

吸血コウモリ「キキ!」

 

言われるまで自分の失態に気づかなかったユウを見ながらため息をアリーナは出す。視線をモンスターに魔物に再び向けたアリーナは少しかがむ。対してそのモンスターたちは攻撃が届かないユウたちを見ながら笑うように声を出していた。アリーナの行動に疑問を浮かべたユウはアリーナに問いかける

 

ユウ「なにしてるんだ?」

 

アリーナ「黙って見てなさい、あんたは槍を取りに行って」

 

ユウ「わ、わかった」

 

そう言われユウは槍を取りに走る、槍を手に取りアリーナの方へ向く

 

アリーナ「ハァ!」

 

アリーナの掛け声が上がると同時に吸血コウモリと同じ高度までジャンプする。魔物の位置はアリーナの身長三つくらいの位置いる、そこまでジャンプしたのだ。魔物はアリーナの思いがけない行動にかたまってしまいされるがままにアリーナにたたきつけられる

 

アリーナ「あとはよろしく!ユウ!」

 

ユウ「任せろ!」

 

ユウは槍を構え、槍を持ってない方の手を差し出しながら魔物に走り出す。一匹の方に走りながらもう一匹の魔物に呪文を唱える。

 

ユウ「メラ!そしてとどめ!」

 

メラを受けた魔物は絶命しユウが槍をもう一匹の魔物に一突きしこの戦いは終わる。

 

吸血コウモリは倒れた。

 

そしてユウの体に光が集まる。アリーナがその光景に驚く

 

アリーナ「どうなってんのそれ!?」

 

ユウ「俺の魔力が高まったり経験が溜まったりすると使える呪文が増える。魔力が体内にあるものは呪文を覚える時はこんな感じに光が集まるんだ。今回覚えたのはメラミ。メラの上位呪文だ」

 

ユウに集まってた光が瞬時に消えた。それを見てまたアリーナは驚く。それをユウは苦笑しながら先に進み《黄金の腕輪》捜しを続行する。そこから数十分何個か宝箱を開けたがそれは《黄金の腕輪》ではなかった。そして奥に台座のようなものの上に宝箱が置いてある。

 

ユウ「もうすみずみまで探したりあれが最後の宝箱だな」

 

アリーナ「そうね、さあ早く取ってでましょう」

 

そういいながら二人は台座に近づく、その瞬間あたりに大きい声がひびく

 

「グオオオオオオ!!!!!」

 

思わずユウ達はみみをふさぐ、みみをふさぎながら見た声の正体は魔物であった。ライオンのような顔に手が四つの肌色っぽい魔物である。

 

ユウ「こんなの今までいなかっただろ!?」

 

アリーナ「さしずめ、《黄金の腕輪》を守る番人ね」

 

アリーナはそういいながら構える。ユウもそれにならい構える

 

アームライオンが現れた!!!

 

アームライオン「グオオオ!」

 

叫びながら爪を振り下ろすがアリーナはひらりとかわし切り裂く、怯んだのを見たユウはメラミを放つ。こうしてアームライオンとユウ&アリーナのたたかいが始まった

 

 

現在ユウのレベル10

アリーナのレベル7

 




ここまで見ていただきありがとうございます!
本来アームライオンが出るのは先ですが、簡単に黄金の腕輪を取られてもあれなので強そうなアームライオンに登場していただきました。このストーリーを考えるためにドラクエ4を最初からやってます笑とりあえずエスターク倒しました笑
ではまた後ほど!間違ってるところなどのコメント待ってます

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