ドラゴンクエスト序章
天使界。それは下界、すなわち人間界では知られることのない世界。そこは天使の住処で、ある時には死神が魂を置きにくる神聖な場所。そこで真ん中の大きい星の形の机を囲み八大天使と呼ばれる天使と上位天使以上の天使が会議をしていた。ざわざわとがやがやと騒がしい中、青髪の片翼しかない天使が鎮める
「静粛に、私が今回の会議の議長を務めさせていただくガブリエルです。よろしくお願いします。ではさっそく今回の議題……」
羽根ペンをもち空中にもじをに書くように手を動かす、するとそこに文字が現れる
〜人間界での謎の魔力反応と勇者の選出〜
そこに書かれたのは今回の二つの議題、ガブリエルは話し始める
「昔の話ですがこ人間界では魔王と勇者がいた時代がありました。今ではただのおとぎ話やらゲームなどの題材になってはいますがこれはれっきとした人類の歴史です。今の人間達には魔力を感じることも、呪文を放つほどのマリーを持ちません。ですご先日大きな『魔力』反応がありました」
『魔力』それは今では天使にしか与えられてない魔法の源
魔王と勇者が存在した時代ではあったものの時が経つに連れその能力は薄れ、ついには人間界では完全消滅をした。
たまに小さい魔力を持つものもいる。霊感が強い人などがその例である。
「ガブリエルさん」
緑髪の女性、ミカエルが手を上げる。ガブリエルがなんでしょうかと聞いた
「その反応は天使ではないのですか?」
「天使とはちがって聖の魔力反応ではなく闇の魔力反応です」
「ということは魔族なのか!?」
二人の会話に入ってきたのは八大天使のウリエルである。ウリエルに対してガブリエルは好奇心の塊みたいなものと思っており、たいてい問題が起きた時は彼が原因
そして魔族とは魔王が統治する魔界の住人で人間とは姿形が多少違う。
魔力の属性も主に三つに分かれる
神聖な魔法は聖属性であり主に天使が使う魔法補助呪文や回復呪文や勇者の雷撃魔法。補助呪文と回復呪文は僧侶や魔法使いも使用できる
漆黒の魔法闇属性であり主に魔族が使う魔法や魔王の暗黒雷撃魔法。こちらも保守呪文と回復呪文を使うことは出来る
基礎魔法は五属性すべてを指し、火や氷などの魔法。これは学べば誰でも使える
闇の魔力ということは魔族の可能性はなくないので、ウリエルの問に対しガブリエルは否定はできないと返した。それに対し金髪の女性であるラファエルが話す
「でも逆に魔族なら勇者も存在するという可能性は?」
魔族がいるなら魔王がいる、魔王がいるならば……勇者がいる。
そういう定義ができたのはいつからかは分からないがこれまでは魔王がいる間は必ず勇者が存在し、魔王が討伐された時は勇者は勇者としての能力を失う。そんな出来事からこのような定義ができた
「そうですね、可能性はあります。なのでこの議題の謎魔力は魔王と仮定してそれを倒すために勇者を探すということでよろしいですか?異論は?」
上級天使八大天使ともにシーンと静まる。全員一致ということを表している
「全員一致ですね、杞憂で終わればいいですがね。では名前と担当区域をお願いします」
この世界は八つの大陸に分かれている八代天使がそれぞれ守護をしていてその国を統治し問題ごとには上級天使又は下級天使を派遣する
「俺、ウリエルは武の国を」
「私、ファミエルは魔の国を」
「私、ラファエルは光の国を」
「……私、ルシファーは影の国を」
「僕、セラフィムは雷の国を」
「僕、ルミエルは風の国を」
「私、ミカエルは蒼の国を」
「私、ガブリエルは紅の国を担当します。これにて会議は終了、詳しい詳細はおって知らせます。これにて解散」
会議終了後。上位天使達は自分の持ち場に各八大天使は守護する国に帰っていた。一人残ったガブリエルはため息を履吐いた。するとガブリエルを呼ぶ声と共に天使が会議室に入ってきた
「大変そうねー、ガブリエル」
ガブリエルはその声の主に君は変わらないね、サンディ。とそう答えた。
見た目は変わったでしょーといいながらその場を回った。
ガブリエルは笑いながらそうだね、と話した。
ミカエル守護地域[蒼の国]
?「ミカエルサマサマーガブリエル様から手紙届きましたよー」
「ありがとう」
天使から手紙を受け取ったミカエル内容をは読む
勇者と知る方法は一つ。すこしでも聖属性の魔力があればこれを調べるためには過去へ行き勇者と共に旅をさせ才能を開花させることです。過去に飛ばす際はあくまでゲームの中に行くということにしてください。よろしくお願います。天使長ガブリエル
蒼の国で感じた聖反応は二つ、幸いどちらも近くどうやら面識あり第一関門は突破できそう、じゃあ行こうかな。
ミカエルは翼を広げ天使にあとを任せる
「イージス、私はちょっと行ってきます、留守を頼みました」
イージスは元気よくわかりましたーと返事し、ミカエルはそれを聞くと人間界へと飛んでいった
場面は変わりある男の家。先ほどの天使界ではなく、人間界
「なぁ?ユウ?」
声をかけてきたのはユウと呼ばれた俺の親友、十六夜レンだ。
赤髪の容姿もよく運動神経もよしの完璧人間。みんなの憧れだと俺は思っている
「なんだ?レン?」
それに答えたのが紅優希、青髪で知識はそこそこだが運動がからっきしダメである。みんなからはよくユウと呼ばれるが、友達は全然いない。
それはさておきレンはさきほどからゲームをしている。
みんな知っているドラゴンクエスト、略してドラクエ
「この、ドラクエのゲーム入ったらおもしろそうだよなぁー」
笑いながらレンはそう話す。ゲームの世界にアニメの世界に入れたらとたいていの人は一度は思うだろう
「俺もたまにそんなこと思うよ、もし入れたらなんの職業になる?」
こんなささいな会話が、日常があんなことになるなんて俺たちは思っても見なかった。
ユウは目を覚ます。周りはただの草原そうただの草原……うんきっとそうだ。
そうに違いないとユウは思い周りを見渡す
スライム「ピキー!」
目の前で青い物体がないている。
「まてまてまて、こいつあれだろ?スライムだろ?ドラクエに出てくる!あれ?レンどこだ?」
これまでないくらい焦るユウは目の前のスライムをほったらかしその場で考え込む
どうして俺はここにいるとりあえず記憶を整理しよう確か俺はレンと話してたはず……うちで……
「このドラクエのゲーム入ったら面白そうだよなー」
「俺もたまに、そんなこと思うよ.もし入れたらなんの職業になる?」
確かこんな感じに他愛のない話をしていた。
「俺か?そうだな……」
レンがいいきるまえにあたりが光る、目を開くと目の前には、羽が生えた人間が……羽!?
ユウはそれに驚きそれは話し始めた
「こんにちは。あなたたちにやってもらいたいことがあります。あなたたちにはドラクエの世界に入って勇者の手助けをしてもらいます。4を最初に行ってもらいます」
現れた天使?らしきものは突然変なことをいう
「手助けって……なにをふざけたことを、そもそも拒否権はないのか」
ありませんとキリッとした顔で天使らしきものがそう言った。レンは思わずそれにツッコミを入れた。すると天使は手を挙げた
「とにかく、あなたたちには行ってもらいます」
あたりが光り始めるなにがなんだか分からない俺たちは少しでも情報手に入れようと質問をする。さきにしたのはレン
「俺はなんの職業だ?」
キラキラした目でそう天使?にいう。ユウは予想していなかった質問なのでそこかよ!と思わず突っ込みたくなる
「行く気満々だな!おい!」
「だって二度あるかないかのチャンスだぜ!人生一度切りたのしまなくっちゃ!」
かっこいいセリフだが、そんなことを言ってる場合じゃない。一番重要な質問をした
「なんで、俺たちなんだ?」
天使から帰ってきた応えは、簡単なものだった
「なぜですって?あなたたちが行きたいと、いったのでしょ?
その言葉とともにユウとレンはドラクエ世界へ飛ばされた
最後に聞いた言葉はこれだった。
「さて、帰りますか」
ミカエルは翼を広げ上空へと飛び立った
ユウは顔が真っ青になる、この記憶が本当ならユウは、ドラクエ世界に入り込んだことになる。 これから大変なことになる。
すると突然声をかけられビクッとする。
「ねぇ……?」
声に振り向くとそこには……青い帽子をかぶったオレンジ髪の女の子がいた。
『完』
こちらを最初からやろうと思います。
一話以外は削除します。
やはり地の文は少ないです。小説以前の話と思う方は多いと思いますがこんな話を見て行ってください
修正しました。11月/7日