ソードアート・オンライン―黒の剣士ともう一人の少年―   作:出席する白ウサギ

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いつもよりはやく投稿しております。
20日に前の話、そして21日今日この話を投稿しておりますので、20日の分を読んでないという方は前の話からどうぞ(念の為書いておきます)


今回は若干エピローグ風になっております。
またタイトルもこれまでの流れと違うようになっており、この話で一つの区切りとなります。
少し短めですがどうぞ


二層ボス戦後、そして……

第二層ボス攻略戦から数日が過ぎた。

僕が倒れてから半日ぐらいたってから……つまり、戦っていたのが夜だったから次の日の朝に目が覚めた。

第三層のゲートはアクティベートされており、今では自由に行き来はできるが、ここで少し問題が起きていた。

アクティベートしにいったはずのキリトと姉ちゃん--アスナ--が行方不明になっているのだ。

パーティからは除外されているがフレンドの方で生存は確認している。

しかし、二人の姿を第三層で見た人はいなかった。

現在のSAOトッププレイヤーに属してる二人だから大丈夫だろう、片方はベータテスターだ。

とエギルに言われ、僕は心配をしつつも、ボス戦で経験したことから自分の力を見直している。

そうそう、それで光について僕自身もわからずにいたからステータスを見直してみると新しいスキルが出ていた。

覇道横外(はどうおうがい)』という名のスキルだ。

だけど、これがまた曲者でスキル名は出てるけど文字が暗くなっていて、使えないのだ。

詳しく調べようにも説明らしきものしかわからないという始末。

『覇ナルモノ、心ニ従イ、ユクベキ道ヲユク強サヲ見セロ、サスレバ道ハ開ケル。横槍ヲモノトモセズ前ニ進メ、強キ心ノ光、金色ノ光ハ道ヲ照ラスダロウ』

全く何を言いたいのかがわからない。

アルゴに話してみるとユニークスキルとかの類だろうと言われたがスキルが使えないことについてはわからないらしい。

ちなみに、ユニークスキルだとしたらスキルの入手法とかを質問攻めされる恐れがあるからとアルゴにエギル、そしてキリトと姉ちゃんにメッセを送ったという所で情報が漏れないように口止めとなった。

キリトと姉ちゃんからは返信が帰ってきてないけど……

 

「じゃ、オレっちはそろそろ次の情報を集めないといけないかラ、またナ」

 

アクティベートされて少ししたらアルゴは次の層に行ってしまった。

別れ際に激励されたりしたけど正直な所、あんまり覚えていない。

周りからヒューヒューと口笛を吹かれた事ぐらいしかわからなかった。

 

「さてと、俺は装備とか整えたら三層に上がるがアリスはどうすんだ?」

「僕?うーん、そうだなぁ……」

 

たぶん、今のままだと第二層ボス攻略戦の時となんら変わらないから鍛えなす、ということを話した。

それが終わるまではボス戦はお預けだ。

 

「そうか、ボス戦は危険だからな……でも、そこらの敵も油断してたらあぶねぇんだから死ぬんじゃねぇぞ」

「ボス戦はともかく大丈夫だってば」

「とか言ってると、二の舞になるんじゃないのか?」

「うぅ……言い返せない……」

 

豪快に笑いながら頭をぽんぽんと叩かれる。

 

「前線で待ってるからな」

 

それ以上は語るまい、背中がそう物語っているのを僕は感じた。

 

 

 

 

さて、いろいろあったけどまたふりだしに戻ってしまった。

これからの予定としては信頼できる仲間を探して、強くなって……前線に戻ること。

 

「まずは、仲間探しだな」

 

アルゴによれば三層でギルドを設立させるためのクエストがあるらしいから、そこで仲間を見つけるのがうってつけだろう。

 

そういえば余談だが、僕のLA報酬は金色の軽装甲を纏ったドレスみたいな防具だった。

実際に装備してみると、どこか不思議の国のアリスを思わせるようなファンタジーな外見をしていたからNPC鍛冶屋に頼んで迷わずに青と白のツートンカラーに変えた。

おかげで金とアイテムが飛んだ。

序盤では染色するためのアイテムは貴重だけど後悔はしていない。

そしてもう一つ、僕達がボスを倒した後に第一層でのボス戦で中心人物?だった人達が悔しがっていたらしい(聞いただけだから実際はわなんないけど)

確か……「なんでや!なんでもう終わっとんのや!」とか叫んでいたらしい。

ないと思うけど報復とか八つ当たりとかあるかもしれないから気をつけろってことで教えてもらったけど正直どうでも良かった。

この時、とてつもなく気になっていたのは僕についた二つ名だ。

 

『金色のアキ』

 

某娯楽のとあるキャラクターに似せて呼ばれている。

姉ちゃんにアキって呼ばれていて金色の光を纏っていたのを見た前線メンバーの一人がつけたらしい。

やめてほしいけど広まってしまっていて、気がついた時には時すでに遅しってやつだった。

困ったなぁ、金色の光ってスキル発動したら使えるんだろうけど今使えないから変に期待されるような二つ名いらないんですけど……




はい、てなわけでエピローグ風(笑)でした。
ここで1度切って、ある程度上の層から次の話を続けようと思っています。
要はあれです、アニメでいう第一層が終わって、次が二層じゃなかったようなのと一緒です。
まぁ、次は三層ですし、層の上がるスピードが上がっていくだけなんですけどね、たまに層飛ばしたりする予定。
えーとまず、新オリジナルスキルこと覇道横外
これについてネタバレにならない程度に書くと
スキルとしての強さは二刀流等のユニークスキル以下覇道横外以下通常ソードスキルと考えてます。
ただ、状況下では二刀流等のユニークスキルよりも強くなったりします。
この状況下ってのは……まぁ、今はご想像にお任せします。
いつか書く原作のエピソードのとある部分に噛ませるために考えました……我ながらセンスないです、はい。
原作といえば、三層についてです。
キリトとアスナ、この二人については基本的にプログレッシブと同じ動きをしてもらう事になってます。
てか、ここで原作ストーリー介入です。
視点はキリト達ではありませんが……

そしてアルゴについてですが……なんでアリスはアルゴ√凸りそうなんですかねぇ!?リズ√あくしr
真面目な話しをすると、アルゴは原作キリトに惚れてました。
それは意志の強さとかそこに惹かれたんじゃないかなと思っています(勝手な想像ですが)
そして、この作品ではアリスがはっきりと意志を見せているので√凸になっちゃいました(笑)
これはタグ増やすべきかな……でも私としてはリズ√ガガガ



前話でも書いたように自分の趣味+やらないといけないこと(テストとかテストとかテストとk)が多いため、次の話の執筆に感想の返信等遅れたり遅かったり、文章がいつもよりも短かったりとあると思います。
時間が少なくても私は感想やお気に入り数を見てムフフしてる変態なので「返信内容少な!駄目だこいつ」とか思われるともうダメです、いろいろと……
これからも長い目で見て頂き、感想やお気に入りが増えるととても嬉しいです。
今回、一つの節目みたいなものなので長々と後書きを書いております。(普段も長い?それは言っちゃいけなi( °∀ °c彡))Д´) アヒャスパーン)
ここまで読んでいただけてたら嬉しい限りです。
次話も気合い、入れて、(感想待ちながら)頑張ります!

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