八つの房を虚ろの淵に-Fate/Phantasmagoria-   作:広野

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けっこうマイナーな原作ですが、宵闇眩燈草紙はハマる人はとことんハマる作品です。
作者もその一人でして、いつのまにか大まかなプロットが出来がってしまったので投稿始めてみました。
Fate/Zeroとは意外にクロス相性が良い気がするので、完結できるよう頑張っていきます。
拙作を読んで、少しでも宵闇眩燈草紙という作品に興味を持って頂ければ嬉しいです。


第一話 たびはみちづれ

 その家は、古くて、暗くて、妖しげな家だった。

 消しても消しても立ち昇る、形容しがたい妖気が立ち込めていた。

 

 しかし、大抵の人間は僅かな違和感を覚えるものの、すぐに気にしなくなる程度のものでもあった。

 実際、中に入ってしまえば、然程目の引く物もない普通の一軒家だ。

 そこに屯する連中が真っ当か、というのは、また別の問題ではあるが。

 

 居間に、二人の男が居た。

 どちらも二十代後半程の、傍目からは普通に見える人間だ。

 一人――中肉中背の眼鏡の男は、炬燵で暖まりながら読書に勤しんでいる。

 もう一人――眼帯を付けた隻眼の男は、炬燵で寝転がってぼうっと天井を眺めながら、煙草を吹かしていた。

 

 ぷかり、と紫煙が天井に昇っていく。

 何度か、煙を吸って吐いてと繰り返した後、隻眼の男がぽつりと呟いた。

 

「いかんね、金が無いのは。いかんよ、どーにも」

 

 口から吐いて出たのは、至極ありきたりな、それでいて実に厄介な事柄――金欠についてだった。

 眼鏡の男が、呆れた目で隻眼の男を見る。

 

「何だ虎蔵、お前、金がねーのか。道理でここしばらくウチでゴロゴロしてる訳だ」

「いや、おゼゼがな、底ついちまって。手っ取り早い小遣い稼ぎしようにも、こうも天下泰平じゃ商売上がったりでよ」

「あの、林とかいう人の所で用心棒してたんじゃなかったのか」

「メシは出るんだけどなー、お小遣いが少ないんだもの。お前はここんとこ金持ち相手が多くて余裕が有るんだから養ってくれや、京太郎」

 

 

 カラカラと笑う眼帯の男――長谷川虎蔵(はせがわ とらぞう)が堂々とタカってくるのに対して、眼鏡の男――木下京太郎(きのした きょうたろう)は渋い顔で応えた。

 

「素寒貧なら手持ちの段平なりなんなり売ればいいだろ。山ほど持ってるだろうに」

「商売道具売って日銭稼ぐなんざ、それこそ本末転倒だわな」

 

 虎蔵は自称人を殴ってナンボの仕事を生業にする……良く言えば荒事の専門家、悪く言えばただのチンピラ。

 五行八卦に能く通じ、武術や忍術の類にも長けた人外の強さを持つが、ヤクザや大陸マフィアの用心棒が主な仕事なので、持ち腐れともいえよう。

 

 京太郎は堕胎だの非合法の調薬だのを手がける、お世辞にも腕がいいとは言えなかったモグリのヤブ医者だ。

 最近は、『非常識な程に』有能な師匠ができたおかげで、医術の腕自体は向上したが、『表沙汰になったら後ろに手が回るような治療法』なせいで結局モグリのままである。

 

 真っ当でない家には、真っ当でない輩が集まる。

 今のところ、そう判断せざるを得ない有り様だ。

 当人達は、まるで気にしないだろうが。

 

「しかし、確かに最近は世の中が大人しいな。腹にドス刺さったチンピラが駆け込んでこなくなったよ」

「どいつもこいつも示し合わせたみたいに、ねぐらに引きこもっちまって。嵐の前の静けさかね、こりゃ」

「お前が言うとなんか洒落にならん気がするな」

 

 益体もない話に興じながら、二人は炬燵の上の蜜柑を口へと放り込む。

 そろそろ無くなりそうだ。さて、切れる前に頼んで持ってきてもらおうか?

 

 と、足音が二つ、近づいてきた。

 軽い、女の足によって奏でられる物だ。

 駆け込みの患者でもなければ、この家に居る女は限られている。

 

「キョウタロウ。ミツリ、キマシタデスヨ」

 

 果たして、障子を開けて顔を見せたのは、予想通り。

 目に眩しい黄金の髪に、日焼けとは違う、生来の褐色の肌。

 日本人離れした姿の少女は、京太郎達からは『椎名(しいな)さん』と呼ばれている。

 

 真名は判らない。さりとて、何か不便があるわけでもなし。

 今日も今日とて、居候として家中の雑事を片付けてくれている。

 日本語はまだ上手く話せていないが、この調子なら時間が経てば自然と身につくだろう。

 

 椎名さんの後ろから、ひょっこりともう一人の女が顔を出す。

 

「よお、邪魔するよ……なんだ、虎の字も居たのかい」

 

 腰まで届く、烏の濡羽色をした髪。

 美しい女だ。とても美しい。それこそ、妖しいくらいに。

 丸眼鏡を掛けた顔には、美しさだけでなく高い知性も感じさせる。

 だというのに、放つ言葉は気さくで、親しみやすいように思う。

 

 だが何故だろう。そんなにも魅力的な女性であるのに。

 近づいてはいけないと。関わりあいになってはいけないと。

 本能の深い部分が悲鳴を上げている気がする。

 

 麻倉美津里(あさくら みつり)とは、全くもって、不可思議な女性であった。

 

 もっとも、京太郎と虎蔵からすればそんな感想はとうの昔に過ぎ去ったものだ。

 少し……いやかなり厄介な存在ではあるが、なんだかんだ言いつつも腐れ縁が続いている。

 

「大の男が昼間っから寝転がって。ちいとばかし、見苦しいねえ」

「うるせー。カネがないんだよ、カネが。ほっとけ」

「なんだい、金欠か。不景気が裏の世界にまで回るようじゃ、こりゃいよいよ恐慌の始まりかね」

 

 美津里は断りもなく炬燵に入り込むと、虎蔵をからかってけたけたと笑った。

 古道具屋「眩桃館」の女主人を生業としているらしいが、他にも色々と手広くやっているらしく、これまた詳しくはよくわからない。しかし、金に困っていると聞いた事は一度もないのだから、上手く商売をしているのだろう。

 四方山話に花を咲かせながら、のんべんだらりと飲み食いして煙草を吹かす。

 その横で、椎名さんがあれこれと掃除したり片付けたり物を運んだり。

 いつもと変わらぬ光景かと思ったが、ふと美津里がにんまり、と笑みを浮かべた。

 

「じゃあ暇してんだろ? 旅行行こうぜ、旅行。もちろん京の字とマコトちゃんも一緒な」

「旅行だぁ? どこぞで湯治でもすんのか?」

「それも悪くないがな、祭りがあるんだよ。とっておきの奴がね。ちょうど時節が合うのを思い出したんだが、一人で行くのもなんだからねぇ」

「そりゃ結構なこったが、わりと本気で金ねーぞ、俺」

「荷物持ちでもしたら駄賃くらいはやるよ。遊び金程度にゃなるだろう?」

「まあ、そんなら文句ねーな。どうせこっちに居てもヒマこいてるだけだし」

「おい待て。なんか勝手に話が進んでるが俺は行かんぞ」

 

 とんとん拍子に話がまとまっていく中、京太郎が抗議の声を上げる。

 

「今あんたが抱えてる客は、みぃんな定期的な投薬で済む連中だろ。薬さえ渡しときゃ少しばかり旅行で空けても問題なかろうさ」

「それは……」

「駆け込みの患者は他の医者に流れちまうだろうが、駆け込みのヤクザ物なんぞ気にするほどの損失でもあるまい?」

「むう……」

「六十年に一度の祭りなんだけどなー。これを逃したら生きてる内にはもう拝めないだろーなー。勿体ないなあー」

「ぬう……」

 

 しかし、想定の内だったのだろう。

 反論する間もなく、矢継ぎ早に逃げ道を塞がれていく。

 

「……椎名さんはどうする。言いたかないが、目立つだろう」

「心配ご無用。お目当ての場所はガイジンが多いとこでね。むしろここらへんに居るより気が楽だろうさ」

 

 ついには椎名さんまで引き合いに出したが、さらりと返される。

 

「オマツリ、デスカ」

「椎名さんだって急に言われても困るだろう?」

「ワタシハ、ダイジョウブデスヨ。コノイエモ、ダイタイ、オソウジオワリマシタデスシ」

「ほれみろ。マコトちゃんもいいってよ。後はお前だけ~」

 

 当の本人からも素気無く援軍を断られると、いよいよ孤立無援となった。

 

 正直言って、興味が無いわけではない。

 美津里が六十年に一度と言ってるのだから、本当にこれを逃すと今生では機会があるまい。

 そのような奇祭、是非とも見てみたくはあるが……。

 

 あの、にんまりとした、笑顔。

 ああいう顔をした時の美津里に付き合うと、大抵ろくでもない目に合わされる。

 何度も痛い目を見たというのに、未だアレと縁を切れない我が身の情けなさが腹立たしくもあるが。

 

 いや、しかし、気になる。

 

 一体全体どういう。

 あやしく、わけのわからない。

 理解の及ばぬ事柄が行われるのだろうか。

 

 それを見てまた、うらやましい、と思うのだろうか。

 ねたましい、と心が軋むのだろうか。

 

 行かない方がいいのは火を見るより明らか。

 されど一度火のついた好奇心は、野火の如く心中に広がる。

 

 結局、口をついて出たのは。

 

「……宿の当てはあるんだろうな」

 

 消極的肯定という名の全面降伏。

 

「それなら心配要らないよ。実はこんな事もあろうかと、向こうに家を用意しといた」

 

 よおし決まり決まり、と胸の前で手を叩く美津里に、今更ながら少し後悔の念が鎌首をもたげるがすでに後の祭り。

 ああ、好奇心は猫をも殺すというのはこういうものを言うのだろうなぁ、と。

 愚痴る自分が居るのと同時に、一体どのような祭りが起こるのかと楽しみに思う自分も居る。

 虎蔵がにやにや笑いながら「コイツ丸め込まれてやんの」と視線で物語っているのには、あえて気付かないふりをした。

 

「んで、どんな祭りよ? つーか、まずどこに行くつもりだ?」

 

 当然の問いかけをする虎蔵に、美津里は待ってましたとばかりに答える。

 

「祭りの場所は『冬木』さ」

「冬木ィ? あそこで物珍しい祭りなんぞ……あ、真逆(まさか)

「その真逆さね」

 

 記憶を手繰る中で思い当たることがあったのか、驚いた顔をする虎蔵を心底楽しそうに美津里は見る。

 

「話に聞いたことはあるが、本当にやってんのか『聖杯戦争』。俺冗談だと思ってたよ」

「冗談とはまたけっこうな言い草だね。あんなんでも魔術師にとっちゃ本気で挑むだけの価値がある物なのさ」

「つってもなあ。手前ェの命運をよくわからん胡散臭いモノに任せるなんざ、ぞっとしないね」

「なんかよく分からんが、戦争ってのは聞き捨てならんぞ。厄介事に巻き込まれるのは御免だ」

「むふふ、宜しい。では京太郎君とマコトちゃんの為に、聖杯戦争とは何たるかをわかりやすく教えてあげよう」

 

 ――美津里曰く。

 あらゆる願いを叶える万能の願望機、聖杯を奪い合う魔術師達の殺し合い。

 本来ならヒトが御する事など叶わぬ英霊を使役し、磨きあげた秘術を持って雌雄を決する。

 そして最後に勝ち残った一組が、聖杯を手にして己の願いを成就させることで終幕となる……はずだった。

 しかし、なんやかんやと勝者は決まらず、たった一組にしか与えられない奇跡を巡って都合三回も行われた馬鹿騒ぎ。

 そしてまもなく、四回目の聖杯戦争が幕を開ける。

 これが、美津里の語る聖杯戦争の粗筋であった。

 

「まあ、他にも色々と込み入った裏の事情があったりするんだが、めんどくせーので割愛」

「……どこをどう聞いてもやべーんじゃねえか、それ」

「だいじょーぶだいじょーぶ。毎回毎回、一般市民巻き込んで死人出まくったり前回は帝国陸軍とかナチとか巻き込んであーだこーだしたみたいだけどだいじょーぶだいじょーぶ」

 

 説明を聞き終わった後、顔が引きつるのを止められない京太郎に、美津里は軽々しく安全を保証する。

 一方、椎名さんは日本語が不慣れなのも手伝って、なんだか大変なこと――程度にしか認識できていない様子だった。

 なおも渋る京太郎を見かねて、今まで餅を食うのに専念して黙っていた虎蔵が補足を入れる。

 

「魔術師なんて輩はな、自分の業を躍起になってひた隠しにする連中だ。万一ポカして見られたら、それが女子供であろうと必ず何らかの方法で痕跡を消す。だが逆に言えば、そうでもない限りはパンピーに関わりあいなんて持たないだろうさ。仮に運悪く関わっちまったとしても、凡百の魔術師なんぞ美津里が居ればどうとでもなるだろ」

「うむ。このあたしが責任をもってそれなりに守ってあげよう」

「それなりかよ」

「いざとなりゃあ、いつも通り俺が片付けてやるよ。せっかくの旅行だ。旅は道連れなんとやらってな具合で、気楽に行こうや」

 

 全くもって安心できないが、あまりに暇な所為か虎蔵まですっかり乗り気だ。

 こうなるといよいよもって抵抗しようがない。もとより、今更断るのも気が引けた。

 

「さあて、話も纏まった所で荷造りだ。マコトちゃんや、準備手伝っておくれ」

「アッハイ。ワカリマシタデス」

「俺ぁもう一眠りするかね。餅で腹膨れたせいで眠くなっちまった」

 

 京太郎の困惑をよそに、三人はこれ以上論議する気はないようだ。

 美津里は椎名さんを連れて部屋から出ていき、虎蔵は大あくびをした後にごろりと横になってしまった。

 

「……なんだかなぁ」

 

 釈然としない京太郎が残されるのは、これまたいつも通り。

 

 それからの三日は慌ただしく過ぎた。

 顧客の旦那衆にしばらくの留守を伝え、薬を数回分渡して回っているだけでも大分時間を食ってしまった。

 それが終わってから慌ただしく少ない荷物を纏めて荷造りが住んだ頃には、はや出立の前日。

 あれよあれよという間に、冬木へと向かう日を迎えた。

 

 椎名さんが居候し、虎蔵もねぐらに使っている為、必然的に集合場所は京太郎の家。

 朝日が眩しい、絶好の行楽日和である。

 

「うーん……」

「どうしたよ、云々唸っちゃって」

「いやあ、流されてるなあと」

「いーんじゃねーの? 流されっぱなしも問題あろうがいつも流れに逆らうのも疲れるだけだろうよ」

「そんなもんかね」

「そんなもんだろ」

「ソンナモン、デスカ?」

 

 陽光を浴びながら駄弁っていると、クラクションの音が聞こえた。

 その方向を見やれば、車に乗った美津里が片手を降っている。

 

「やあやあ、お待たせ」

「何だ、車で行くんか?」

「汽車の旅も乙なもんだが、今回は車の方が何かと便利だからね」

「車かあ。俺あんまり慣れないんだよな」

「マコトちゃんも居るし、合間に車停めて休憩挟むから心配しなさんな」

 

 荷物を積み終わると、助手席に虎蔵、後部座席に京太郎と椎名さんが乗り込む。

 

「ではでは、夢と希望のワンダーランド冬木に出発ー!」

「テンション高ぇなオイ」

 

 やたらとはしゃいでいる美津里に若干呆れたが、運転自体は落ち着いたもので、滑るように車は走りだした。

 見慣れた景色が次々に後ろへ消えていき、数十分程で見覚えのない景色に取って代わられる。

 

 ふと、京太郎は激しい睡魔に襲われた。

 

(んん? 昨日ちゃんと寝たんだけどな。気付かない内に疲れが溜まってたのか)

 

 寝ても疲れが取れないって年かなあ嫌だなあでも三十路も近いしなあ、などと取り留めもなく考えていると、椎名さんと目が合った。

 

「ネムイノデスカ?」

「いや、なんか急に眠気が襲ってきてな」

「ダッタラ、ムリシナイデ、ネムルガイイデスヨ。ワタシ、オコシテアゲルデスカラ」

「……そうか、じゃあ、お願いするかな」

 

 もはや目を開けているのも辛いほど眠い。

 虎蔵と美津里が何やら言ってきたような気がするが、構うものか。

 抵抗を止め、京太郎は睡魔に身を任せて意識を手放した。

 

 さて、どれほど眠ったのだろうか。

 長い間眠っていた気もするし、あっという間に目が覚めた気もする。

 

「キョウタロウ、キョウタロウ。ツキマシタヨ。オキルクダサイデスヨ」

「……んあ?」

「おう、やっと起きたか。お前移動中ずっと寝てたぞ。そんな疲れてたん?」

 

 何度か肩を揺すられる感覚を感じて瞼を開けると、こちらを覗きこむ椎名さんと虎蔵の顔が見えた。

 寝ぼけ眼をこすりながら、大きく伸びをする。

 どうやら、車は止まっているらしい。

 と、運転席の美津里が振り返って京太郎の顔を見ながら窓の外を指さした。

 

「見たまえ、京太郎。あれに見えるが冬木だよ」

 

 京太郎の視線の先には、硬質で冷たい印象を与えるビル群が屹立し、無機質で無個性な近代都市が広がっていた。

 

「あれが、冬木か。どうにも見慣れん風景のようだが」

「ああ、あんたにはそうかもねぇ。こっから見えるのが冬木市新都。大橋を渡って家の在る深山町に入れば、見慣れた光景になるだろうさ」

 

 物珍しかったら通り抜ける間によく見とき、とどこか子供をあやすような響きを含ませながら美津里は言う。

 

「早く畳で横になりてぇな。俺様ケツ痛くなってきたわ」

「京の字も目ぇ覚ましたことだし、それじゃあ冬木に突入するとしますか」

 

 車は動き出し、一路冬木へ。

 

 はてさて。

 今度は一体どのような。

 乱痴気騒ぎのどんちゃん騒ぎの馬鹿騒ぎが繰り広げられるのやら。

 

 運命は眩燈に照らされ、歪み・撓み・捻れ・曲り。

 一体どこにたどり着くのやら。

 

 運命の夜の始まりに至る道は、宵闇の中に隠れて消えた。




宵闇の時系列は五巻終了時~六巻開始前、とお考え下さい。
それ以降にすると虎蔵がサーヴァント相手でも大体楽勝になってしまうので……。
あとデブ。ほぼ全部超合金デブのせい。割りと本気で勝ち目がなくて困る。

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