Tail of Twin   作:グラコ口

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第3話:転入生再び

 その日、リィリアがそれに気づいてしまったのは全くの偶然だった。

 

 まず、葵が家に返ってから一度も鞄を開けなかったこと。そして夜、偶然閃いたアイデアをメモしたくなったリィリアが手近にあった葵の通学鞄から鉛筆を借りようとしてしまったこと。

 

 それらが重なって、リィリアは“ソレ”を見つけてしまった。

 とある飢婚者メイドによって鞄の中に忍び込まされていた、呪いの紙を。

 

 

 

「………こ、婚姻届…っ?」

 

 

 

 ど、どういうことですか? と混乱しかかった思考は、妻の欄に既に書き込まれた“桜川尊”という名前によって、なんだかよくわからないものに変わっていく。

 

 

 

「…………」

 

 

 

 とりあえず落ち着こう。と、深呼吸。

 夫の欄に何も書かれていないのを確認して、そっと元の鞄の中に戻し。

 

 それでもやっぱり気になってきたところで、ふと気づいた。

 

 

 

『――――ちょっと、トゥアールさんに電話してみてくれないか?』

『はい、今ちょっと学校に転入することに――――』

 

 

 

 そうだ、あの不自然な流れ。

 ほぼ間違いなく、トゥアールさんは葵さんのクラスに転入してきている…!

 

 

 

 ……って、そうじゃないのです。もう一度整理してみないと。

 

 まず、さすがにこんな婚姻届を悪戯で使うなんてことは考えられない。もしいるとしたら乙女心の欠片もない人だろうから、それこそ結婚とは縁がないでしょう。そして、学生にも関わらずそんなに追い詰められた人はいないはず。

 

 

 

――――つまり、結婚に飢えた独身女性教師の犯行!

 

 

 

「……まぁ、ありえないと思いますけど」

 

 

 

 それでもここに婚姻届があるのは事実。

 そしてもしその人がツインテールだったりしたら……。あるいは葵さんのツインテール好きを知ってしまえば。

 

 

 

(……すごく、困ります)

 

 

 

 葵さんのことですから、ツインテールだったらほいほい釣られてしまうのはほぼ間違いないでしょう。もしそれで葵さんが結婚してしまうようなことになれば、アルティメギルとの戦いに支障が――――……支障が……意外とない?

 

 

 

「……あ、ある。きっとあります!」

 

 

 

 ツインテールより好きなものができたんだ、とかなったりしたら困りますし!

 それにそうなったら、わたしもここにはいられないですし……。

 

 

 

 

――――――断固、阻止しないと!

 

 

 

 どういう流れで婚姻届を渡したのかはわからないけれど、要するに今ここにあるコレを処分して、二度と渡させなければいいだけの話なのだ。そのためなら……そう、ツインテールも使おう。彼女のフリだってしてみせよう。……いっしょに登校してみたりとか、いっしょにお弁当を食べてみたりとか、教科書を見せてもらったりとか。

 

 

 

 

「……わ、悪くないかもしれないです――――って、何を言ってるのですかわたしは…っ」

 

 

 

 これは緊急事態なのだ。ふざけてる場合じゃない。

 とりあえず葵さんの生徒手帳でクラスを確認して、トゥアールさんに電話をかける。

 

 

 

 

 

 

「――――トゥアールさん、お願いがあるんです…!」

 

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 というわけで、トゥアールさんが転入してきた翌日。

 俺はどこぞの飢婚者メイドさんのせいで憂鬱な気分で目覚め―――なかった。

 

 

 

「葵さん、葵さん、朝ですよっ!」

「お、おう…? おはよ―――う」

 

 

 やけに機嫌の良さそうなリィリアに揺り起こされると、目の前に朝日を浴びて輝く蒼銀のツインテールが。蛍光灯の光とは違う、神々しささえも纏ったそれは思わず拝んでしまいそうになるほどのものであり。

 リィリアはその視線に気づくと僅かに微笑み、足取りも軽く俺の寝室(押入れ)から出て行った。

 

 

 

「朝ごはん、もうできてますから!」

「……どうしたんだ、一体」

 

 

 

 最近はなんだかんだでツインテールにしたがらなかったり、ツインテールに見とれると不機嫌になってたりしてたと思うのだが…。こうして機嫌よく、生き生きとツインテールを輝かせるリィリアは可愛いと思う。が、なんとなく何かが起こる予兆のような気もする。

 

 

 

 ………まぁ、リィリアの場合は最悪に機嫌が悪くても修羅になったテイルブルーと比べれば全然可愛らしいレベルだし。でもって何が起こっても昨日のバッファローギルディ虐殺事件よりはマシに違いない。

 

 大抵の女の子はそう考えればなんとかなるんじゃないだろうか。

 フォクスギルディ戦のトラウマを未だに引きずっている俺はそんなことを考えながら押入れから這い出し。

 

 

 いつもよりそこはかとなく豪華な朝食をとっていると、連絡用の機器としてトゥアールさんから支給されたというトゥアルホンの改造版だというものをリィリアから渡された。

 

 

 

「地下、深海、宇宙でも圏外にならない上に変声機能、成分解析機能のほか、葵さんのもので“関係者”と話す場合には自動的にテイルホワイトの声で吹き替えられるようにしてあります。更にトゥアールさんのアイデアで、周囲の人には何を話していてもどうでもいい会話にしか聞こえないようになっています」

 

「へぇー」

 

 

 なんか普通の携帯電話にしか見えないのに、色々と凄まじい機能が…。

 で、ちょっと試してみたいのでアドレス帳を開いてみると、入っているアドレスは4つ。リィリア、トゥアールさん、テイルレッド、テイルブルーだった。

 

 ……レッドに電話とかして大丈夫なのだろうか。

 そんなことを考えていると、リィリアから説明が入った。

 

 

 

「一応、緊急事態を想定してのものらしいです。お約束的に向こうの声も何かしらの加工が入るようにしていると思いますし、電話しても大丈夫だとは思いますよ?」

 

「そっか。まぁ、ここはとりあえずリィリアに」

 

 

 

 どんな機能なのか興味があるし。というわけでリィリアの番号にダイアルしてみた。

 

 

 

 

「……ツインテールが、呼んでいる…!? 俺、行かなくちゃ――――風が止む前に…!(リィリア、アルティメギルが現れたって!?)」

 

「トゥアールさん……その、今日は……一緒にいていただけないですか…? (はい、すぐに出撃して下さいっ!)」

 

 

 

 ………なるほど、確かにトゥアルホンからはリィリアの返事が聞こえた。ただ、逆側の耳からリィリアの声で若干聞き捨てならない感じのものが聞こえたような…。

 

 

 

「……なぁ、リィリア。これって誰が設定したんだ? というか俺なんて言ってた?」

「……? はい、トゥアールさんですが。葵さんはツインテールに呼ばれたそうです」

 

 

 

 ツインテールに呼ばれたなら仕方ない。

 なるほどそれなら自然にその場を抜け出せるだろうし、一石二鳥の素晴らしいものに思える。……けど、なぁ。

 

 

 

 

「……これ、大丈夫なのか?」

「葵さんならきっと大丈夫です!」

 

 

 

 ……むしろリィリアが不安なんだが。

 しかしながらいい加減に学校へ向かわないと時間が危ないので、俺はそのまま学校へ向かい。

 

 

 

 

………………………

 

 

 

 

 

 

 

「今日も転入生を紹介します~」

「「「…………」」」

 

 

 今日の教室の空気は、非常に重かった。

 なにせ昨日が昨日である。転入生と言われて素直に喜ぶ生徒は1人もいなかった。……ちなみにその昨日の転入生であるところのトゥアールさんは朝から津辺さんと凄まじく一方的で激しい戦いを繰り広げていて(最終的にトゥアールさんは天井に埋まっていた)、それも……というかそれが原因なのだろうが。

 

 

 で、そんな厳粛かつ張り詰めた空気の中、教室に入ってきたのは――――。

 

 

 

 神堂会長を思わせる小柄な体躯ながら、燦々と輝く二房の銀髪。そのツインテールたるや、まさしく不可侵にして優美な天使の翼――――って、リィリア!?

 

 

 

「……ぇ、えっと…?」

 

 

 緊張しているのか引き締まった表情で入ってきたリィリアだが、教室内の空気に驚いたのかオロオロしながら立ち止まり、担任に手招きされてようやく黒板の前に立ち。流麗な文字で英語、続けて日本語で名前を書いた。

 

 

 

「………そ、その。リィリア・ジェークスです。昔日本に住んでいたので、日本語は、その、わかります…? よ、よろしくおねがいします……」

 

 

 

 既に半泣きなんですがそれは。

 さすがの担任もこれは可哀想だと思ったのか、明るい声で質問を促す。

 

 

 

「はい、皆さん。リィリアさんは日本語がわかるので緊張しなくて平気ですよ~。質問のある人~?」

 

 

 

 と、電光石火の勢いでトゥアールさんが手を挙げた。

 

 

「はい! スリーサイズは――――」

「あんたは黙ってなさい!」

 

 

 津辺さんによって凄まじい風切音とともに携帯電話が弾丸になり、トゥアールさんの頭に激突する。……が、特に携帯電話に異常はなさそうだった。どんだけ頑丈な携帯電話なんだ。

 

 

「いだだだだだ!? 違います、違いますよ! これはリィリアの緊張を解してあげようという転入生の先輩としての優しい――――」

「それを世間では余計なお世話って言うのよ…!」

 

 

 

 しかし結果的に緊迫した空気は和らぎ。恐らくトゥアールさんとの関係について言及しなかったのも結果的に良い方向に向いてるんだろう。仕方ないから俺も何か無難な質問を――――と考えたところで、いつぞやのクラスメイトAが手を挙げた。

 

 

 

「はい! リィリアちゃんはテイルホワイトに髪型そっくりだけど、好きなの?」

 

 

 

 

――――ごめん、それご本人だ。

 

 

 現テイルホワイトの俺も、テイルリングの影響かどうかは不明ながらリィリアのテイルホワイトによく似ているし。というかなんて答えるのか気になるような、若干怖くて聞きたくないような。

 

 リィリアは一瞬だけ何か考えこむかのように目を伏せ、それから少し恥ずかしそうにしながら言った。

 

 

「……はい。その……か、かっこいいですし」

「「「………」」」

 

 

 

 そして、一拍おいて教室に歓声が爆発した。

 

 

 

「「「可愛い!!」」」

「……ふぇ!?」

 

 

 

 どうやら、昨日の反動が今爆発したらしい。

 矢継ぎ早に飛ばされる「彼氏いるの!?」「好きなタイプは!?」「好きなお菓子は!?」「髪の毛ちょーキレー!」などの質問に目を回すリィリアだが、律儀に1つずつ答えていく。

 

 

「か、彼氏は――…い、いません。好きなタイプは……え、っと。一緒にいて落ち着く人…? 好きなお菓子はミルクチョコレートです。髪のお手入れは頑張ってます…!」

 

 

 

 律儀である。が、そんなに丁寧に対応したらもっとエスカレートする気がしないでもないのだが――――そんなこんなしている間にHR終了のチャイムが鳴り。

 

 

 

「は~い、一旦静かにしてくださいね~。それじゃあリィリアさんの席は……一番後ろの、神宮寺さんの横です~」

 

 

「へ」

 

 

 あ、そういえばちょうど俺の横には誰も居なかった。

 リィリアがなにやら銀色のリング―――確か簡易認識阻害装置(イマジンチャフ)だ―――を指に嵌めると、途端に注目が薄れ。ちょっとだけ苦笑しながら俺の隣の席に着き、小声で呟いた。

 

 

 

「――――葵さん、とりあえず以前に迷子のわたしを助けてくれた設定でお願いします」

 

 

 

 多分、というかほぼ間違いなくトゥアールさんに俺との関係を怪しまれないための設定だろう。俺としても女装ヒーローだなんてバレたら非常に困るので異存はない。強いて言うなら自然にそんな設定に使えるほど迷子になったことがあるのかは気になったけれど。

 

 

 

 

「別にいいんだけどな。頼むから今度からは先に言っといてくれ」

「……ごめんなさい、急に決まったので…。でも、わたしも葵さんと一緒に学校に行ってみたくて」

 

 

 

 ……そんなことを笑顔で言われるとこっちが気恥ずかしいんだが。

 とはいえ、嬉しくないと言えば嘘になる。

 

 

 

「……そっか。まぁ、そう言ってもれえると俺も嬉しいよ」

 

 

 

 テイルホワイトになってる時以外に、久しぶりに自然に笑えたかもしれない。そんなことを考えながら微笑むと、何故かリィリアが顔を真っ赤にして狼狽えた。

 

 

 

「――――…っ、あ、そ、そのっ、い、今のは――――」

「……今のは?」

 

 

「…………い、え……なんでも…っ」

「……?」

 

 

 

「な、なんかリィリアがどこの馬の骨ともしれない男といい空気になっちゃってるじゃないですかあああ!? この私がいる限り、ラブコメは、ラブコメだけは…!」

 

「い、いや、落ち着けトゥアール! 葵はイイヤツだから!」

 

「ああもう! 大人しくしてなさいよ!!」

 

 

 

 そして、遠くの方で津辺さんとトゥアールさんが激しい戦いを繰り広げてるのが見えるような気がするけど、きっと気にしないほうが幸せなんだろうなぁ…。

 そんなことを考えていると、リィリアがいそいそと机を寄せてきた。

 

 

 

「……その、教科書……おねがいします」

「へいへい」

 

 

 

 そんなこんなで、こういうのも案外悪くないな―――と、そう思えた。

 ……机をつけたらツインテールがちょっと腕に触れたし。なんて役得。

 

 

 

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 その日の夜。観束家の地下にある秘密基地のモニターには大きく表示される『SOUND ONLY』の文字とともに二つのテイルギアの設計図が表示されていた。

 

 

 

『――――それで結局、トゥアールさんはその、巨乳ギアを造るのですか?』

「ええ、まぁ。ブルーがあまりに可哀想ですからねー。無駄だろうと思いますけど、どちらにしても新しいテイルギアが必要なのは間違いありません」

 

 

 

 白々しくそんなことをのたまうトゥアールだが、リィリアは機嫌良さそうに「仲がいいんですね」と笑う。

 

 

「……そうですか?」

『昔のトゥアールさんなら、たぶん子どもに夢中で見向きもしなかったと思いますよ?』

 

 

 相変わらず自分の『幼女好き』を『子ども好き』だと勘違いしてしまっているリィリアに若干後ろめたい気持ちがないでもないトゥアールだったが、確かに愛香さんほどに自分と激しく戦った相手はかつてなかっただろうとは思った。いろいろな意味で。

 

 

 

「……こほん。それよりリィリアはヘンな男の人に釣られたりしないで下さいね?」

『大丈夫ですよ、神宮寺さんは。観束さんと津辺さんもそうおっしゃってたじゃないですか』

 

 

 それより、トゥアールさんこそどうして観束さんと? と聞かれてしまえば、勝手に言ってしまうこともできないから話を逸らすしかない。……もちろん、リィリアには言ってしまっていいとは思うのだが。別に急ぎというわけでもないし、先に許可を取っておくくらいはしておきたい。

 

 

 

「まぁ、色々ありまして。今度ちゃんと会ったときにでも話しましょう。……とりあえず、ゴールデンウィーク明けには完成できそうですね」

『わたしも、トゥアールさんの設計を流用するだけですから少し遅れる程度で完成できるかと思います』

 

 

 

 随時強化パーツを追加することで、テイルギアの強化を図る―――リィリアがやろうとしているのはそう聞くと簡単そうだが、その実、既にほぼ完成されているテイルギアに何かを付け足して安定稼働させるというのは想像以上の苦労がある。

 

 F1カーや有人ロケット、戦闘機などを想像すればいいだろうか。攻撃力が足りないから、ちょっとミサイルを増やそうか。と言っても簡単にはいかないのだ。その点、リィリアはバグ取りやバランス調整に天性の才能があると言っていいだろう。

 

 

 

 ……できればレッドにも何かしら強化装備を用意したいところではあるのだが、戦い方が戦い方だけに余計なものを付けても邪魔にしかならないだろう。それ以上の装備となると、できるのはそれこそ属性力の未知の力に期待してテイルギアの機能に余白を残しておくくらい。

 

 

 

『こちらは今回は、結局属性力装填(カートリッジ)システムの強化ですからね。専用のエレメーラリングの付け替えで、新型ギアの属性力ハイブリットを現行テイルブレスのまま実現する―――元々あるものを繋ぐだけなので問題はないはずです。それよりむしろ、新型ギアに使う巨乳属性(ラージバスト)属性玉の純度が低いのが気になります』

 

 

 そう、今回バッファローギルディから手に入れた属性玉は複数の属性が混じったもの。いわゆる“純度が低い”ものだった。それこそ単体では発動できないくらいに。

 

 

 

「そうですね。ただ、ブルーが影響を受けそうな属性はないですし大丈夫でしょう」

 

 

 

 と、互いの画面に分かっている限りの分析結果が表示され、その中の一つにリィリアが微妙そうな声を出す。

 

 

 

『……被虐属性(マゾヒスティック)、ですか。そういえばなんとなくゲームやアニメだと巨乳の人の方がそういう属性が多いような気も……』

 

「そしてSは貧ny……いえ、なんでも」

 

 

 トゥアールもつい反射的に言いかけて、相変わらず身体の成長に悩んでいるらしいリィリアのために口をつむぐ。ちなみに言うまでもないがトゥアール的にはリィリアみたいな合法ロリは大正義である。

 

 

「とにかくブルーはドSなので、潜在的にMの気がありでもしない限り影響はないでしょう。それにもし効果が出たとしてもよほどの潜在Mでもなければおかしなことにもならないでしょうし」

 

『……トゥアールさん、SとMって、なんです?』

 

 

 

「……サディスティックとマゾヒスティックの頭文字だと思いますよ?」

『そうなのですか……』

 

 

 

 

 そんなことを話しながら、夜は更けていった―――。

 

 

 

 

 




次回予告


リィリア「遂に現れる、巨乳・貧乳、相反する二つの属性の幹部エレメリアン!」
ホワイト「……なら。こっちはコンビネーション」
レッド 「よし、行くぞホワイト! ブルー!」

ブルー 「あたしは、乳を力に変えて戦う全ての存在が許せないのよおおお!!」
ホワイト「……!?」
レッド 「ブル―――ッ!?」


トゥアール「―――次回、”テイルブルー、暁に散る!?”に……」

紅白  「「テイルオン!! ……って、えっ?」」

ブルー 「勝手に殺すなああああああああ!!」




Q.なんで葵は押入れで寝てるの?
A.部屋がないから仕方ない。リィリアにはドラ◯もんのアニメを見せたら納得した


Q.押入れにいるのにどうしてツインテールに朝日が?
A.謎の光でツインテールが輝くのはよくあること。つまり幻覚。


Q.リィリアの苗字のジェークスって? 本名?
A.トゥアールと違って海外から来た設定のため、リィリアが一晩で考えた偽名。ちょっと神宮寺と似た響きの苗字にしてある。




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