ポニーテール、始めました   作:根無

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作者は英語が苦手ですので、翻訳アプリを使ってます。
報告して頂ければ随時修正致しますので、その事を考慮してお読み下さい。


……ポニーテール少なぁぁぁいっ!!


ポニーテールと旋毛

地も天も海もない、紫煙そのものが充満したような場所。

そのただ中で彷徨うように浮かんでいるのは、尋常の法則に縛られない異形の戦艦。人の負の精神によって象られた集団、アルティメギルの拠点の一つであった。

移動母艦たる怪人たちの居城に広がる通路の中、近未来的に整備された廊下で白鳥のような姿をした怪人、看護服属性(ナース)の神童と謳われたスワンギルディがその声を張り上げていた。

 

「何故ですかドラグギルディ隊長!レイヴンギルディは掃討作戦直轄、戦闘経験など若輩の私よりも少ないのではありませんかっ!?それを、この異常事態の中出撃させようなどと……」

 

「そう逸るな。二度目だぞ、スワンギルディ」

 

自らへの不振からか、レイヴンギルディの評判を知っていながら彼の身を重んじているのか、スワンギルディは懸命に直属の上司であるドラグギルディへ訴える。武人肌のエレメリアンが多いこの部隊において、その行動は勇敢そのものでありながら、軍としての側面を持つ組織にとって無謀とも言える選択だ。

 

しかしドラグギルディは寛容にその叫びを受け止め、手で制しながら彼の勢いを抑える。

確かにドラグギルディの判断は普段の豪放さとは趣の異なるものだ、いつになく慎重さが垣間見える彼の様子に何かただならぬものを感じたスワンギルディは、その真意を追求しようと姿勢を正した。

 

「ならば……教えて頂けますか、レイヴンギルディがこの度抜擢された事に。卑怯者と揶揄される事の多い彼に、そこまでの信を置くことを」

 

若き身空でありながら、一介の戦士として大志を抱いたスワンギルディの低頭。それに彼の真摯さを見出したドラグギルディは、重厚かつ尊大な甲冑に見合わぬ程、どこか恥じるように頷いた。

 

「よかろう。語る気は無かったが、これも一人の戦士の成長の糧となるのなら、あやつも苛立ち紛れに許すだろうよ」

 

レイヴンギルディとは掃討部隊、いや正確に言えば、掃討を望む派閥の代表者としてアルティメギル内では有名だ。

もちろん、彼の行いは正にそれそのもの。ツインテール属性が熟成し切る前であろうと回収し、他の属性であろうとも最後には一つ残らず狩り尽くす。

その徹底さは「掃除屋」の異名をつけられる程であり、自らの属性以外であっても平等に奪っていく姿は創造主たる人間さえ憎む魔王(サタン)のようですらあったと、見ていた古参の者は言うだろう。

 

「ああ、確かにあやつは姑息であった。抵抗する手段を持たない人間を相手に、笑いながら次々と属性力を奪い去っていく姿。やつの様相も相俟って地獄の使者ではないかと仲間内でさえ言われていた」

 

義に厚いドラグギルディからの言葉としては、異例も異例。

下手をしたら、フィギュアへのシール付けを行う際に惰性が入った気構えで望み、失敗してもそのまま妥協してしまう程に、レイヴンギルディへの掃討への評価は最悪だった。

だが、ドラグギルディは苦笑さえ浮かべながら瞑目する。腕を組んで過去に耽る彼の言葉に、周囲の評価は間違っていないと確信したスワンギルディは、だからこそ実直を好む自らの隊長が彼を認めているのかが更に気になっていたいた。

 

 

 

◆◆◆◆◆◆

 

 

 

マクシーム宙果の中継地点となるビル群の中。数々の人々が闊歩する幅数メートルの大通りで、すさんだ黒の翼を広げる怪人が皺がれた声を上げていた。

 

「けひゃひゃひゃひゃァ!!それ、その心を私に差し出せ!我が配下たちにひれ伏し、斯様に光る貴様らの想いを捧げるがいい!」

 

「モケケー!」

 

空に翼をはためかせながら浮かぶ姿は、どうみても鴉。

黒く、生身のしなやかさと甲冑のような硬質さを合わせ持った体躯に、片方で一メートルを超える翼、紅玉(ルビー)と言うには黒が混じり過ぎた瞳と槍のように鋭利な嘴を持つ姿は、そのまま人間大の鴉だった。

トゥアールのナビゲートによって駆けつけた俺は、悲鳴の上がる男女を目の前に、空へ陣取るエレメリアンを睨みつけた。

 

「あいつが……!」

 

『はい、今回のエレメリアンです。属性力の反応は……すいません、微弱で時間がかかります』

 

「いや、ありがとう。あいつの目的はこの場の属性力全てらしい……なら、もう敵対するしかない」

 

『分かりました。私は総二様のかんしょ__援護にかかりますので、どうかご武運を』

 

「蹴っ飛ばすぞトゥアール」

 

携帯の電波をハックした本人曰くの簡易通信が切られ、それを合図にスマートフォンを粒子化して懐にしまう。

相変わらず人間を辞めた事を本能的にしでかしてるな、と思いながらも便利なので一旦思考から切り出して手を上に翳した。

ポニーテールへの愛を整え、伸ばし、結い上げて創り上げたのは昨日の大太刀。淡い純白の粒子が漏れ出ていることから微妙に制御が上手くいってはいないのだろうが、今はそれを気にする暇がない。手に持ったそれを、俺は空を飛ぶ奴に向けて全力で投擲した。

 

「!?ぐぁああああ!」

 

「はやっ!?」

 

それに対応できず、奴は回避しようとするも胸のあたりを大きく抉られて墜落した。

不意打ちとはいえあまりの呆気なさに思わず声を上げると、モケモケ言っている戦闘員たちが駆け寄って彼を囲い、一部の奴らは俺に向かって叫び声を上げながら襲いかかってくる。

 

「モッケケケケケーーッッ!!」

 

「くっ、来い!」

 

気迫の篭る黒子の叫びに、俺も裂帛の気合を込めて手を広げる。

あの大太刀は俺の愛で象られた物体だ、手元に召喚する程度ならわけは無い。

だが、俺自身が刀を持った経験なんて一度もない。ましてや身の丈程の大太刀、変身した状態でないと持ち上げるのすら難しいだろう。

ならば使用法を変えれば良い。右手に宿ったそれを膂力に任せて槍のように薙ぎ払い、目前まで迫った黒子の群れを吹き飛ばすように両断する。

粒子となって消えていく奴らを見送ると、属性力(エレメーラ)を奪うリングを背後に、立ちあがっていく鴉の姿が見えた。

 

「ぐ、ぅ……」

 

「モケッ、モケケッ」

 

「あっさり……くたばりおって。貴様らも邪魔、だ」

 

言葉の端々に苛立ちを募らせ、自らの周囲で戸惑う黒子たちへ煩わしそうに皺がれた声で愚痴る鴉の怪人。

すると、彼のスパークしていた胸の傷が癒えていき、這々の体から一転した健常さを見せつける。

……どういうことだ、あいつの能力が回復の類いなのか?

 

「不意打ちに対して、謝る気はない。だが、一つ聞きたい。お前は何を求めてそこまでやっている?全ての心の輝きというのは、さっきの宣言と少し違う」

 

「けひひひ、昔の癖が直らなんだ。老木の身なれど掃除屋の異名を持つものでねぇ、強欲さは随一よ。それに謝る事はない。宣誓を行ったのは私であってな、相対する戦士に行わせるわけにもいかん」

 

「そうか……なら、どうする?」

 

刀の柄を軽く握り、腰を浅く落として半身になる。空を飛べる奴に対応するため、俺は電灯を使った跳躍をしようと身構えた。

だが、奴は一向に動きを見せずその場で立ち尽くす。怪訝に思い眉を上げると、奴はまたも軽薄に笑いながら口元を覆った。

 

「けひひひ、その前にまずは名乗りおば。我が名はレイヴンギルディ、旋毛属性(トライテナラー)を求めし異形の先鋒である!そして、貴様に名があるのなら、まずは拝聴願おうか?純白の少女よ」

 

「………テイルホワイト。ポニーテールが好きなだけの、人間だ」

 

「けひひひひひっ!そいつは重畳ですなぁ、ならば戦わせて(いかせて)貰いますぞ、テイルホワイトぉぉぉおおお!!」

 

「モッケケーーッ!」

 

その言葉を皮切りに再び空へ躍り出るレイヴンギルディ。そして残された黒子たちは奇妙な叫び声を上げながらリングを守るように展開された。

俺も、外灯を足場代わりにして空に跳び上がり、制空権を確保しようとする鴉と視線を同じにした。

 

そして、始まるのは風の暴虐。

一メートルにもなる巨大な翼を二翼も持つ奴は、その風で振り下ろそうとした大太刀の進行を逸らすと、物理法則を超越したのではないかという急加速で俺に突撃を行う。

___迫る嘴。

それを片手で掴み自分の体を持ち上げて、更に対空時間を伸ばしながらも、それを延長しようと無防備な背中を蹴りつける。しかし、奴も馬鹿ではないのか翼を使って身を捻り絶妙な回避を行った。

そして、またも暴風が巻き起こる。副次的に発生する気流は俺の行動を抑制し、風に乗れる奴にとっては絶好のフィールドだ。

マッハの勢いにまで到達しているのではないかという速度で突撃する奴は、それが上手く通じない事を悟ると俺を「降ろさない」事に焦点を絞って暴風と突撃を繰り返してきた。

 

「空に出たのは悪手でしたなぁ!確かに貴方は遠距離攻撃を行えないようですし、私に上から一方的な攻撃をされると辛いでしょう!だが、多角的な我が突撃を止められる訳でもない様子!実に浅慮と言わざるを得ない!」

 

「くっ、うううう!!」

 

「ああっ!ですが見事なつむじですなぁ!無駄な油分が一切なく、絶妙に周囲の髪とのテカリを演出している、これがツインテールでないのが更に惜しい!嘆かわしくて堪らない!」

 

「なに、を暴露してんだあああああああっっっ!!」

 

思わず全力で純白の大太刀を振り回す。旋毛(せんもう)ってつむじの事かよ!だから上ばっか狙えるように空飛べるのかよこいつ!

だがその怒りに任せて太刀を振ったせいで、刃先を奴の翼にかち上げられてしまう。

まずいと思ったのも束の間、またも急旋回からの突撃が、両手の上がった俺の腹に吸い込まれていった。

 

 

 

◆◆◆◆◆◆

 

 

 

鈍色の大ホールで、猛々しい怪人たちの歓声が鳴り響く。

そこには巨大なホログラム映像が空中に展開され、二人の少女と彼らの戦友達の戦いが映し出されていた。

野太い雄叫びが闊歩する中では、戦闘開始の報せを聞きつけたドラグギルディと、彼に問いていたスワンギルディの姿があった。

 

「ふむ、話の腰を折られたな。レイヴンギルディについて、だったか……奴の評判は見た目に違わぬ最悪だ。だが、それを改めるべきところもあるのだよ」

 

「どういう事ですか?確かに今の映像を見ている限り、レイヴンギルディの腕前は恐るべしと言えましょう。掃討とはいえ、エレメリアンの危険性を知った人間たちの抵抗をものともせずに迅速な属性力の回収を行った。その事こそが、ドラグギルディ隊長の言っていた彼への信頼だと思ったのですが」

 

不思議そうに顔を向けるスワンギルディに対して、ドラグギルディは何も言わず首を横に振る。

ちょうどその頃、画面の中では必殺技を高らかに叫ぶ赤いツインテールの少女の姿と、音速突破した体当たりによって、身動きの取れないホワイトへ止めを刺そうとするレイヴンギルディの姿が映し出されていた。

だが、彼はレイヴンギルディの戦闘力に対してむしろ良い言葉を見つける事が出来ない。お互いが戦闘における初心者だからこそ、これは起こり得ている偶然であり覆しうる勝負だと認識できていたからだ。

 

「奴にとって改めるべきことは、その力ではない。在り方だ」

 

「____っ!?な、何故なのですか」

 

「フッ、そうだな。何せわかり辛い、スパロウギルディも知らぬであろうよ、奴の尊き志は」

 

そもそも、何故古参のエレメリアンであり、現在ホワイト相手に優勢であるレイヴンギルディが掃討という任務に順守しているのか、そこが命題である。

通常なら、どれだけ薄い属性力であっても、栄養補給以外にも自己を確立する事で"格"を上げる強化手段としての側面があるエレメリアン達にとって、属性力の大量収集は精神鍛錬よりも効率のいい自己強化として役に立つのだ。

だが、その道理を捻じ曲げたように掃討に参加し続けていながら今だあの程度(・・・・)の強さしかレイヴンギルディが発揮できていないというのは、少々おかしいのだ。スワンギルディの隣に立つドラグギルディと比較すれば、分かり易すぎる程に"格"が違う。

そこまでを静かに笑って説明したドラグギルディは、居心地の悪さを誤魔化すように腕を組み直した。

 

「彼奴は、集めた属性力をそれぞれが当てはまるエレメリアンに配っていたのだ。奪い合うのが我らの本能であるというのに、奴はこの俺にもツインテール属性を与え、そして言ったのだ」

 

『けひひひ。そら、喰っておけ。お前が強くなれば俺が戦う必要はなくなるんだ、楽するためによろしくな』

 

全く、と溜息を吐いてドラグギルディは視線を落とす。そこには、照明が薄く寂れた黒に見える床以外に何も写っておらず、不思議と彼の心を落ち着かせた。

 

「自分は消滅を免れる程度しか属性力を摂らず、何が楽というのだろうな……スワンギルディ」

 

凶悪で卑劣な印象と相反する、慈悲と忍耐の美しき魂。

奪う事を本能とするエレメリアンでありながら、誰よりも堅固な理性を持ち「与える道」を歩んだ彼の背中は、ドラグギルディが触れてしまえば砕けそうな程に軽く脆く見えたのだろう。

小さな声でありながら、苦悩と慈悲の積もった彼の言葉にスワンギルディはその瞳から一筋の涙を零した。

 

「ならば……ならば何故です!ドラグギルディ隊長!レイヴンギルディの身を案じているのなら、ここで引かせるのが最良、たとえこの身が果ててでもホワイトを討ち取っていたというのに!」

 

スワンギルディはレイヴンギルディの事を思ったのか、隣に立つドラグギルディにしか聞こえない声で慟哭の叫びを上げる。

しかし、ドラグギルディはそれを許さない。全身からの気迫を全てスワンギルディに向けさせ、一時的なショック状態まで追いやると、済まぬと小さく謝罪して言葉を紡ぎ直した。

 

「いや、全霊という意味において今のレイヴンギルディを越える者はいない。最初に付けられた胸の傷、あれは能力でなく存在を削る事で一時的に得た回復だ。おそらく、無様な最期を望まない奴の、ちっぽけなプライドだ」

 

そして、再び沸き立つ周囲の怪物の声。

画面では、女子高生に囲まれてしどろもどろになるレッドと、ドラグギルディの予想を裏切らない展開が巻き起こっていた。

 

「奴は、悟ったのだろうよ……その最期をな」

 

自分は長くない。薄く最低限の属性力しか喰らう事のなかったレイヴンギルディ。

彼はもうその存在を保つので精一杯であり、遂に近々限界が来たのだろうとドラグギルディは推測した。

 

勇ましき戦友が死期を悟ったのだ

嗚呼、ならば___

華々しく散ることができる場所をやれずに何が友か。

 

終わりを知りながらも変わらぬ彼等の友情に、スワンギルディは何も言わず、静かに頭を下げて自らの練磨を決心して鈍色のホールから退出した。

 

 

◆◆◆◆◆◆

 

 

「ぐっ_____」

 

「っな______なんだとぉ!?」

 

俺の腹に向けて行われた音を越える突撃、両手を一時的に機能させられなくなり、空中で防御の出来なくなった俺のとった手段は____跳躍だった。

地球上の空間には、目に見えないとはいえ空気を構成している粒子が内在している。

それは酸素であったり窒素であったり、細かいチリやゴミという物が層のように海のように積み重なって浮かび上がっているのだ。

そして、武術の達人が限定的に水上歩行を可能とするように、超人でありながら「速度強化」の武器を所持する俺からすれば、水上歩行どころか空気の海を渡る事などそう難しくない。………と思う。

だが、出来るのだったら理屈は後で考えるべきだ。

 

「ぉ、ぉぉおおおお!!」

 

「ガッ__!」

 

まずは、属性力を奪おうとするレイヴンギルディ(こいつ)をどうにかしないといけない!

レイヴンギルディの上を取った俺は硬直が解けた腕をそのまま降ろし、レイヴンギルディの背中を斬りつける。

奴の渾身は、奴自身の隙を生む。その事を実感した俺は、一切の隙を生まないように小さく、だが奴の回避をさせないように高速で、斬りつけていく。

胸を斬り、空気を蹴る。腹を斬り、空気を蹴る。腰を斬り、空気を蹴る。

斬って斬って斬って斬って斬って斬って蹴って蹴って蹴って蹴って蹴って蹴って、奴が使っていた多面的連続攻撃を行っていく。

決して手を抜かないように、決して速度を落とさないように。

そして____(こころ)を奪うという事に、慣れないように。

 

「あああああああ!!!」

 

「がぁあああああああ!!!」

 

最早どちらが叫んでいるのかも分からない状態で、それでも太刀を振るう。

輝く全て(ポニーテール)は光のように、俺自身も軌跡となって、いにしえの天空神がもたらす神聖な救いと、怒りの大嵐を具現していった。

 

「セイクリッドォォォッッ____ストォォォムッッッ!!!」

 

叫びを上げた俺に対して、レイヴンギルディだったもの(・・・・・)となった雷と粒子の中間体は、声一つ上げることすら叶わず、空中で一つの爆発を起こして消え去った。

 

 

「うおおおー!すげぇ、流石(あね)さんー!」

 

「きゃあああ!素敵姐さまー!」

 

「あ、姐さまぁ!?なんでそんなっ」

 

あの後、リングを破壊して属性力を取り戻した俺は、見物していた一般市民に巻き込まれていた。

もちろん、何かのヒーローショーかと思っていたのが大半だろう。けれど最近は携帯一つで情報が全土に知れ渡る世界だ、それが何を意味しているのかは言わなくても分かるだろう。

今日の朝のように悶えるような隙を見せたくなかった俺は、武器の能力である速度強化をフルに使って、寄ってくる群衆から飛びだした。

 

「___じゃ、じゃあまたいつか!私が現れない事を願いなさい!」

 

「えぇーー!?」

 

「あんな怪物に会いたくないなら、そっちの方が正しいでしょうがー!」

 

捨て台詞に吐いた俺の言葉は、何が良かったのか更なる歓声を煽る事になり、明日の学校が怖くなってしまった。………こんな調子じゃ観束、大丈夫かな。

 




とある一幕
「報告してくれたのなら、座標転移で回収できましたが?」
「それ先に言ってくれよ………」

その頃のアルティメギル
スワンギルディ「レイヴンギルディ殿ぉぉぉぉぉ!!!」
ドラグギルディ「無茶、しやがって……」

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