FAIRYTAIL 神の力を造る魔法〜ゴッドメイク〜   作:スズ.H

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六話です!まあ相変わらずの文章力ですが、見ていただけると嬉しいです。評価は最悪ですが、そんなの気にせず!(本当は気にした方がいいけど)これからもやっていきたいです。


六話オールメイク 剣神タケミカヅチ

 

 

シャルル「私を誰と心得る!?女王シャゴットの娘、エクスタリア王女シャルルであるぞ?」

 

予想外の行動にハッピーたちは驚く

ハッピー達に限らず、その場にいるものは衝撃を受けていた。その中シャルルは再び喋り始める。

 

シャルル「ウェン……二人のドラゴンスレイヤーはどこ?」

 

エド・エルザ「西棟の地下に……」

 

聞きなれない言葉に反応したのはエルザ。ウェンというのは、エルザの事なのだろう。これも自分には入ってこない刷り込まれた記憶なのだろうかとハッピーは思った。シャルルはさらに命令する。

 

シャルル「今すぐ解放しなさい」

 

エド・エルザ「それだけでは、私の権限ではなんともなりません」

 

王女とわかったエルザはひざまずき、シャルルの命令には従えないと否定する。それを聞いたシャルルはどなる。

 

シャルル「いいから、やりなさい!!!」

 

パンサー「エルザーー!!!」

 

と叫びながら、やってくる第一魔戦部隊隊長パンサーリリーである。複数の兵士を連れてきている。

 

エド・エルザ「リリー」

 

エルザがリリーと返す。ハッピーたちは大量の冷や汗を流す。

 

ルーシィ「何アイツ!アンタの仲間!?」

 

とハッピーに問う

 

ハッピー「あんなごついエクシードはいなかったよ!」

 

ハッピーが今まで見たエクシードは彼と同等の体格を持つものはいなかった、エクシードの中でもかなりの人物と分かる。そのパンサーリリーが叫ぶ。

 

リリー「その二人は()()だ!エクスタリアを追放された者どもだ!」

 

エド・エルザ「な……!」

 

エルザは驚き、シャルルは堕天とばれたのか素早く逃げ出す。

 

シャルル「にげるわよ!」

 

ルーシィ「ちょっと!あんた姫じゃないの〜!?」

 

ハッピー「堕天と言われたら誰だろーと裏切者扱いみたい」

 

飛んでいくシャルルにルーシィをつかんだハッピーもついていく。

 

エド・エルザ「おのれ……」

 

屈辱の思いをし拳をたたきつけながら、悔しがる。向こうからは走ってくる兵士がいた。

 

「ユース様!ご連絡が!」

 

ユースの部隊の兵士である。その姿は焦ってるように見えた。

 

エド・ユース「どうした?」

 

「広場にあったラクリマが消えました!」

 

予想外のことが起き驚く

 

エド・ユース「なっ!?」

 

「陛下がユース様に任せると……」

 

エド・ユース「とりあえずしたに行こう、エルザ……」

 

その課題を後にすることにしユースはエルザの方を見る。

 

エド・エルザ「分かっている…全兵士に伝達!堕天が囚人をつれて逃走!青毛と白毛のエクシードは堕天である、見つけしだい、抹殺せよ!リリー、ユース行くぞ」

 

パンサー&ユース「ああ」

 

エルザの命令により伝令が走り出す。エルザ達はしたに降りて行った。

 

 

 

そんな中シャルルたちは、西塔に向かっていた。

 

ルーシィ「ありがとう、二人とも」

 

感謝の言葉の後に少しの沈黙が続き、シャルルが口を開く

 

シャルル「怒ってないの?」

 

ルーシィ「え?何を?助けてくれたじゃない?」

 

と首を傾げる。

 

シャルル「私たちのせいで捕まったじゃない」

 

ルーシィ「大丈夫!全然怒ってないからさ!」

 

ハッピー「ゴメンね、ルーシィ」

 

ハッピーは申し訳ない顔をしながらあやまった。

 

ルーシィ「だから!全然怒ってないってば!それよりアンタ……女王の娘って方が驚きなんだけど」

 

ハッピー「オイラも知らなかった」

 

ルーシィは話をそらしつつさきほどのことについて聞いた。

 

シャルル「そんなのハッタリにきまってるじゃない」

 

ルーシィ「あら」

 

シャルルは言い切った。

 

シャルル「そんなことより早くナツとウェンディを助けに行くわよハッピー」

 

ハッピー「あい!西塔の地下って言ってたね」

 

あれ、今ハッピーって……と二人の会話に前と変化があることに気づいて二匹の顔を見たルーシィはそっか……と納得したがおもわず笑ってしまった。

 

ルーシィ「クスッ」

 

シャルル「何笑ってんのよ、ルーシィ」

 

笑ったことに疑問に思ったシャルルはルーシィに問うがニヤニヤしながら

 

ルーシィ「別にィ〜♡」

 

と帰ってきた。すると突然あたりから声と翼がはばたく音がした。

 

ルーシィ「なに?この音?」

 

辺りを見回すと上空にはエクシードが追ってきていた

 

ニチヤ「見つけたぞ〜!堕天ども!」

 

ルーシィ「猫がいっぱい!」

 

ハッピー「おいかけてきたのか!!!」

 

上空は近衛師団と呼ばれる者たちだらけだった、見ただけで数百はいる

 

シャルル「空中はまずいわ、地上におりましょ!」

 

そうシャルルはいい降りようとするが

 

ハッピー「ま……待ってシャルル!下を見て!」

 

ハッピーがシャルルを止める。地上には第1魔戦部隊から特別魔戦部隊が待ち構えていた。

 

ルーシィ「空にも地上にも敵がど……どうしよう!」

 

シャルルは必死に打開策を考える

 

シャルル「ルーシィ!精霊魔法は?」

 

ルーシィが手錠をみせながら答える

 

ルーシィ「この手錠が魔法を封じてるみたいなの、それにたとえ使えたとしても、この人数は……」

 

使えたとしても空中でしかも数百の敵には叶わない。

その騒動を王がバルコニーから見ていた。近くには走り回っている少女がいる。

 

ファウスト「こ……これは一体なにごとだ」

 

走り回っているココという少女が答えた。

 

ココ「堕天を追ってエクスタリアの近衛師団が追って来たようですぅ」

 

それを聞いたファウスト体を震わせはしばらく考えた後口を開いた、その言葉は。

 

ファウスト「コードETDを発動せよ」

 

コードETD、ココはそれを聞きその言葉に驚いてきながらも知らせに走りに行った。

 

その頃上空で挟まれていたシャルルは近くに建物を見つけその中に入ることを提案した。

 

シャルル「建物にはいるわよ!」

 

別の建物の屋上から兵士が笛を吹く、それを合図に旗がどんどんあがっていく、これはETDという物の実行を知らせるものであった。

 

エド・エルザ「コードETD!?」

 

ヒューズ「こんな時に!?」

 

シュガー「国家領土保安最終防衛作戦……」

 

シュガーが顎をいじりながらいい、エド・ユースは疑問を感じた

なにを考えているんだ陛下は…最近の軍備強化が関係してるのか?にしてもたった一人と二匹につかうものなのか?…まさか…!?と考えていると一人の兵士が叫ぶ

 

「コードETD発動!」

 

それをあいずに光が照らされる。その光のさきには……堕天と呼ばれたもの達ではなく、それを追っていたエクシードの方が照らされた

 

シャルル「なんで、エクシードの方を!?」

 

自分達にこなかったことに驚いたシャルルだが矛先がエクシード達というのも驚いた。その中のリーダーらしき猫が喋る

 

ニチヤ「な……何の真似であるか、人間ども!おのれ人間ども!女王が黙ってないぞ!」

 

いい終わるとラクリマになってしまった。そのラクリマはしたに落ちて行った。

 

エド・ユース「やはり、エクシードの方を……」

 

と予想が的中する。このあとETDの本当の意味を知ることになる。そんな状況を見ていたルーシィたちは

 

ルーシィ「ど、どういうこと!?人間にとってエクシードは天使や神みたいなものでしょ?反乱って事?」

 

シャルル「…よくわからないけど、今はこの混乱に乗じるのが得策見たいね、今のうちにウェンディたちを助けに行くのよ!」

 

ハッピー「あい!」

 

その場が混乱している中建物の中に入る隙ができそこに向かう。それを見ていた、エルザが

 

エド・エルザ「しまった堕天と囚人が!」

 

エド・ユース「特別魔戦部隊は半分は広場に行け!そこで待機してろ!あとはエルザの部隊についていけ!エルザ!」

 

ユースは自分の部隊を仕切り、エルザに声をかける。

 

エド・エルザ「わかっている!西塔の地下のまもりをかためろ!」

 

「「はっ!」」

 

ユースとエルザが行った後、王による作戦開始を宣言する

 

ファウスト「コード『ETD』天使全滅作戦!を発動する!奮闘せよ!勇敢なる兵士たちよ!」

 

「「オオオオオオオ!!!」」

 

さすがは王。兵士の士気をあげ叫び声が響いていた。

一方無事に建物に入ったルーシィたちはナツたちを探し始める。

 

ハッピー「なんか大変なことになってきたね」

 

ルーシィ「まさか人間とエクシードが戦争を始めるなんて」

 

予想外のことに対しシャルルは

 

シャルル「私たちには関係ないことよ、どっちもどっちだし、勝手にやってればいいのよ」

 

と言い切った。そんなことより、早くウェンディたちを……とシャルルが思っていると向こうからやりがとんでくる

 

ルーシィ「きゃっ」

 

ルーシィはこの槍をギリギリ避けた。その槍の持主はエド・エルザであり道を塞ぐように立っている。

 

エド・エルザ「この先には行かせんぞ」

 

 

ルーシィ「もう!あたしたちに興味をなくしたんじゃなかったの!?」

 

エルザはなにも言わずに笑っている、すると先ほどのやりが光だす

 

ルーシィ「え?」

 

ルーシィたちを巻き込む広範囲の爆発が起きた。

 

エド・エルザ「ほう……私の魔法をくらってまだ生きてるのか」

 

関心をしながらエルザは槍を手に取った

 

ルーシィ「ハァ、ハァ」

 

シャルル「うう、くっ」

 

「きゃぁぁぁぁぁ」

 

突然とウェンディの叫び声が響く

 

ルーシィ「アンタたち……ウェンディになにしてるの!」

 

ルーシィがエルザを睨む

 

エド・エルザ「コードETD……天使全滅作戦に必要な、魔力を奪っているんだ」

 

「あああああぁぁぁ」

 

「いやぁぁぁぁぁぁ」

 

ナツとウェンディの叫び声が響く

 

シャルル「や……やめて」

 

シャルルの頬には涙がながれる。

 

シャルル「やめなさいよ!!!!」

 

と叫ぶ、エド・エルザはシャルルに近づき、やりをシャルルの方へ向ける。

 

エド・エルザ「気にやむな、どうせお前はここで死ぬ」

 

シャルル「ウェンディをかえして!!」

 

と叫ぶ、するとシャルルをかばうようにハッピーが前に出る。

 

ハッピー「シャルルはやらせないぞ!」

 

勇気ある行動。けれども状況は最悪で助けが来るわけもない。

 

エド・エルザ「ならばお前からだ」

 

槍をかまえ、ハッピーにむけて振り下ろす。

 

シャルル「ダメェーー!!!」

 

絶対絶命のその時ドーンという音と冷気があたりをつつみこみ、兵士が吹き飛ぶ。

 

エド・エルザ「何だ!?」

 

さらに兵士が倒されて吹っ飛んで行く

 

「うわぁぁ」

 

「ぐはぁ」

 

?「おい……コラてめぇら、そいつらうちのギルドのもんだと知っててやってんのか?」

 

ルーシィ「この声は……」

 

ルーシィは聞き覚えがあるその声を聞き驚く

 

?「ギルドの仲間に手を出した物を私たちは決して許さんぞ」

 

?「ETDだかなんだか知らないがな……仲間に手を出すなら」

 

その三人を見てルーシィは嬉し涙を流す、タイミングが良く現れたその三人の正体は…

 

シャルル「ど…どうしてあなたたちが…」

 

 

 

?「てめぇら全員俺たちの敵って事になるからよぉ」

 

そこにいたのはいつものエルザ、グレイ、ユース。アースランドの頼れる仲間である。

 

グレイ「妖精の尻尾(フェアリーテイル)のな」

 

とグレイは言う、その三人を見た兵士たちは混乱する

 

「な、何だ!?エルザ様がもう一人!?」

 

「ユース様もいるぞ!?あっちは、グレイ・ソルージュか?」

 

特に兵たちは突然現れた隊長と同じ顔のエルザとユースに驚く

 

エド・エルザ「落ち着け!あいつらはアースランドのもの達だ!」

 

「ええ!?」

 

エドエルザが兵をおちつかせようとする。兵たちが混乱するなかグレイが構えて魔法を発動する

 

グレイ「俺たちの仲間はどこだ!魔水晶にされた、仲間たちはどこにいるんだぁ?ア?」

 

キィィィンという音に同時に兵たちはグレイの魔法で吹っ飛ぶが、エドラスエルザだけはそれをよける。そしてエルザに槍を振り下ろすが、それをエルザは剣で受け止める。剣と槍がぶつかった衝撃で風圧らしきものに吹き飛ばされる、二人のエルザの顔に傷がつく。

 

ルーシィ「エルザ対エルザ……!!?」

 

それを見たユースは

 

ユース「……エルザなら大丈夫だろ、さあ行こう」

 

相手もエルザだがとは思ったが口には出さなかった。こちらのエルザが負けることは絶対ないと確信していたからだ。エルザの過去を知っているからこそそう思ったのだ。するとウェンディの叫びがひびく

 

「きゃぁぁぁ」

 

グレイ「!!」

 

シャルル「ウェンディの声!」

 

シャルルは倒れていた体を起こしフラフラ歩きながら言う

 

グレイ「近くにいるのか!?」

 

シャルル「多分この先に」

 

ハッピー「ナツもいるはずだよ」

 

近くにいるのは好都合だった、今から探すのはさすがに時間がかかるからだと思ったグレイはエルザの方へ向く、エルザはグレイたちに先にいうように言い、グレイはルーシィに近づき氷で手錠を凍らし氷を中身ごと壊した。

 

グレイ「立てるか?ルーシィ」

 

ルーシィ「うん……でもどうやってここに?」

 

ユース「話は後だ行くぞ!」

 

ユースたちがいなくなったあと二人のエルザが残った

 

エド・エルザ「……私はエドラス王国第二魔戦部隊隊長エルザナイトウォーカー」

 

エルザ「私はエルザスカーレット、妖精の尻尾(フェアリーテイル)の魔導士だ」

 

自己紹介をし二人のエルザは槍と剣を交える

 

 

 

 

 

階段にて

 

ユースたちは階段を上がっていた。グレイとエルザがなぜここにいるのかを説明をしていた。

 

ルーシィ「広場にあった魔水晶?」

 

グレイ「ああ、そうだ」

 

ルーシィは王が演説していた時にあった魔水晶を思いだす

 

ルーシィ「あれか……」

 

ユース「なんだ、お前らあそこにいたのか」

 

ルーシィ「ユースもいたのね」

 

ユース「まぁな、で、説明するとだな……」

 

ユースとガジルが二人で魔水晶を取り戻し、ガジルがここに飛ばされるときにミストガンから滅竜魔法は魔水晶を破壊すると元に戻れるらしくと聴き、砕いたら広場の魔水晶から、エルザとグレイがでてきた。魔水晶の魔力はちょうどエルザとグレイということだ

 

ハッピー「そっか、ガジルもユースも滅竜魔導士だからアニマが効かなかったんだ」

 

ユース「そうなんだよ、んで今ガジルが巨大魔水晶を探してるんだが……」

 

ハッピー「どこにあるか、オイラ知ってるよ!」

 

ハッピーはルーシィを助ける前に巨大魔水晶を見ていた

 

ユース「本当か!広場にガジルがいる。そこに……この魔力…」

 

急にユースは歩をとめる。

 

ルーシィ「ど、どうしたの?扉はすぐそばに……」

 

ルーシィが疑問に思いユースにきく。答えが返って来る前にある人物が現れた。

 

エド・ユース「……エルザはどうした?」

 

エドユースはエドエルザの安否を聞いてきた、それにユースは答え先に行くようみんなに伝える。

 

ユース「エルザと戦っている。……ハッピーさっき行ったとおり広場に行ってくれ、ルーシィたちは先に行ってくれ」

 

エド・ユース「……そうか」

とエドユースは答えた。

ルーシィたちは走り出し、ハッピーは窓から外へと出た。

がルーシィたちを邪魔しようとエドユースが攻撃しようと構えた。それを遮るようにエドユースへ氷でできたやりを飛ばす

 

ユース「氷竜槍!」

 

その攻撃にエドユースはよけた。

 

ユース「……さあ、やろうか」

 

エド・ユース「お前名前は?予想はついてるが」

 

ユース「見た目は似てるな、鏡を見てるみたいだ。俺は妖精の尻尾(フェアリーテイル)の魔導士のユース・クラインだ。」

 

見た目は同じ、青髪、青目まったく同じ容姿

エドラスユースは構えた

 

エド・ユース「そうか、クライン。ではさっさとやろう」

 

その言葉を聴きユースも構える

 

ユース「ああ、いいだろう」

 

ユースは走り出す、あたりに冷たい冷気がただよわせながら

 

ユース「氷竜の咆哮!」

 

鋭い氷の刃がエドラスユースに襲いかかる

 

エド・ユース「魔法も似てるとは思ったが、違うみたいだな……『我に宿るはニブルヘイムを支配せし女神!』氷の女神ヘル!」

 

エドラスユースの鎧が変化し耐氷性がある鎧にかわる

 

ユース「!…似てないどころかほとんど一緒じゃないか、ヘルか…北欧神話の神だな」

 

ユースは二つの氷の剣を作る

 

ユース「氷竜剣・双牙!」

 

エドユースに剣撃を繰り出すがこれを全て鎧で全て受け止めた。普通の鎧ならば砕くその剣だが砕けないどころか逆に剣が削れて行く一方である。無駄とわかったユースは下がる、どう戦うか考え始める

どうする、滅竜魔法が聞かないなら、ゴットメイクか、俺は武器と防具を創造させるはできるが同時に武器と防具を創造させるのは難しい、できないわけではないが暴走するかもしれないのが一番心配だな……と考える

 

エド・ユース「考えてる暇なんかないぞ!『我に宿るは最高北欧神』オーディン!貫け!グングニル!」

 

一瞬の隙を見つけたエドユースは槍をユースにむけ投げた

 

ユース「くそっ、『アイギスの盾』!」

 

ユースが展開した魔法陣で盾を創造し守ろうとするがするが…

 

ユース「しまっ……!」

 

アテナが使ったと言われた最強の盾をグングニルは貫いた。ユースは間一髪急所をはずしたが右肩に大ダメージをおった、対するグングニルは砕かれていた

 

エド・ユース「矛盾ということわざは知ってるか?これが本当の矛盾だな。」

 

エドラスユースはそういいながらユースに近づく

 

ユース「かはっ!……ハァハァ、くそ、もうやるしかない!」

 

そんな時昔マカロフに言われたことを思い出す。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

ギルド内

 

ユース「感情?」

 

マカロフ「そうじゃ、ゴットメイクの全体換装(オールメイク)は感情によって力の属性が変わる。お主があの時に換装したは魔神王サタンと聞いた。それは憎しみという負の感情によって生成した力、それは闇の力であった。使いこなせる技術がなかったお前は負の力に取り込まれ暴走したというわけじゃ、つまり負の感情さえ抱かなければ取り込まれることはないということじゃ、ゴットメイクを使う時はこのことを覚えておいてくれ」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

その内容を思い出した、ユースは今にも苦しんでいるナツやウェンディ、ギルドのために感情を爆発させる。仲間のためにと考える

 

ユース「全体換装(オールメイク)……」

 

そういうとユースの真下に魔法陣が形成される。それが徐々に上にあがりユースをつつみこむ。ゴッドメイクの禁忌の理由の一つがさきほどの負の感情に飲み込まれ暴走するというデメリットを持っていることだがそれを理解ししっかり使えばデメリットなどなくなる。それを理解したユースは見事全体換装(オールメイク)を成功させる。

 

ユース「なれよ!鳴神!剣神タケミカヅチ!」

 

ユースの体から魔法陣が消えると、雷を纏う二太刀の剣をもつユースの姿があった

 

エド・ユース「やっぱ、似てるじゃんか」

 

 

ユース「……この勝負負ける気がしないな」

 

剣をエドユースに向けながらそう言った。

大切な仲間のためこの力は使いこなさなければならない

そうユースは思った。先ほどまであった右肩の傷はなくなりユースは構える。

 

エド・ユース「さっきの傷が……俺だってここで負けるわけには行かない『戦女神ヴァルキリー!』」

 

白い翼がはえ、神々しい鎧をまとったエドユースになる

大剣を持ちユースに斬りかかる。

 

エド・ユース「ヴァルキリーブレイド!」

 

ユース「ぐっ……」

 

それをユースは二つの剣でなんとか防ぐ、お互いに両手が塞がっているが、ユースは体の後ろで雷の玉を作っていた。ユースは雷の玉をぶつける。

 

ユース「雷球!」

 

エド・ユース「か、体が…」

 

その攻撃により体がしびれたエドユース。終わりだ。といいながらユースは剣で切りつけようとする

 

 

エド・ユース「ま、まだ……だ。『我に宿るは狡猾な神!』ロキ!」

 

マントを着て、半分しかない仮面をつけるエドラスユースが現れる。さっきまでの痺れが治り技を繰り出す

 

エド・ユース「ダークネス・キューブ!」

 

無数の黒い四角い物体がユースに襲いかかるがそれと同時にユースの周りに無数の剣が現れる。

 

ユース「切り刻め!剣たちよ!」

 

エド・ユース「闇に堕ちろ!」

 

黒い物体は剣が刻んで行く。

 

ユース「時間がないんだよ!大事な仲間を助けなきゃならん、お前に構う時間はない!」

 

エド・ユース「まだだ!闇に飲まれろ!ダークネス・スペース!」

 

周りを闇が蝕む、ユースを飲み込もうとした時ユースは剣技を繰り出した。

 

ユース「無駄だ。十握剣と天叢雲剣がすべてを切り刻み、お前を倒す。剣技!双剣乱舞!」

 

二つの剣で切り刻む、それは踊り狂ったように見える。その剣技で闇の魔法ごとエドユースをユースは切り刻んだ。エドユースが切られた瞬間闇は全て消えた。

 

エド・ユース「闇に隠れてた俺を魔法ごと(…切ったのか?くっ……俺の負けか」

 

エドラスユースがその場に倒れる、ユースは魔法を解いた瞬間、立っていられないくらいの頭痛が起き、そのまま一緒に倒れてしまった。

 

ユース「くっ、はやく……俺もいかないと」ドサッ

 

その空間は音一つなくなった。

 




オールメイク、全体換装の技名が思いつかなくてこうなりました。ここまで読んでいただきありがとうございます!
ちょくちょく誤字、脱字があるかもしれません、それについてはすいません!今回は前半はハッピー?後半ユースがメインでした。ではまたこんど!スズでした!

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