FAIRYTAIL 神の力を造る魔法〜ゴッドメイク〜   作:スズ.H

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オリジナルが今回は多い気する
タグに書いてあるとおり文章力は期待しないでくださいな!では読んでいただけると幸いです!


エドラス
二話 最強の魔導士ギルダーツ


妖精の尻尾(フェアリーテイル)にて〜

 

クエストから戻ってきたユースは、ゾニアではひどい目にあった……そんな俺の苦労を知らずに、と心の中で思い目の前の光景を見ていた。

 

ナツ「ギルダーツ!俺と勝負しろ!」

 

ナツがギルダーツに勝負をしかけるそれにエルフマンがツッコミを入れる。

 

エルフマン「いきなり、ソレかよ」

 

ユースがそれを眺めているとそこに銀髪の姉さんと金髪の姉さんが近寄ってきた、銀髪の方は見覚えが……と思いながら見ていた

 

ミラ「おかえりなさい」

 

ルーシィ「この人がギルダーツ……」

 

銀髪の方の声は聞き覚えがあるが誰なのかはわからない。

 

ギルダーツ「む、お嬢さん、この辺りに妖精の尻尾(フェアリーテイル)ってギルドがあったはずなんだが…」

 

ユースはギルダーツがここが妖精の尻尾(フェアリーテイル)と気づいてなかったのに驚きながら教えた

 

ユース「ギルダーツさん、ここがそうですよ……」

 

ギルダーツ「そうなのか?」

 

すると銀髪の女の子が話す。

 

ミラ「そう、ここが妖精の尻尾(フェアリーテイル)、それに私はミラジェーン」

 

ミラと知ったユースは、前と雰囲気が違ったので衝撃を受ける。

 

ユース「見覚えあると思ったら、ミラか!」

 

3年前とは違いおしとやかになった気がする。3年で変わるもんなんだなと思った。

 

ギルダーツ「ずいぶん変わったなぁ!オマエ!つーかギルド新しくなったのか!」

 

ギルドは六魔将軍殲滅後に新ギルドとして完成していた

新しくなったはいいがなぜ中はめちゃくちゃなんだ……と

思ったがだいたい予想はできるのでそこまで深くは考えなかった。すると金髪の子が

 

ルーシィ「外観じゃ気づかないんだ……」

 

と言った。きっと新入りだろう。ユースは近づき自己紹介をした

 

ユース「あのひとそういう人だからさ、君は新人だよねあとそこの猫と青髮の子。俺の名はユース・クラインよろしくね」

 

ユースはルーシィとウェンディに自己紹介をする。それに返すように二人と一匹もやる

 

ルーシィ「私はルーシィよ、よろしくね」

 

ウェンディ「私はウェンディです、よろしくお願いします」

 

シャルル「…シャルルよ、よろしく」

 

ルーシィにウェンディにシャルルかと自分の記憶に刻み込んだ。ユース達が挨拶してる間にナツはさきほど言ったとおりギルダーツに勝負をしかける。

 

ナツ「ギルダーツ!」

 

ギルダーツ「おお、ナツか!久しぶりだなぁ」

 

ナツ「俺と勝負しろって言ってんだろォー!」

 

ナツが殴りに行くが返り討ちにあう。S級魔導士であるギルダーツにはまったく叶わないのを知ってナツはかかってくる

 

ギルダーツ「また、今度な!」

 

かかってきたナツを手で上に流す。するとナツは天井にめり込んだ。

 

グレイ「変わってないな、おっさん!」

 

エルフマン「漢の中の漢!!」

 

そんなギルダーツをみて二人は嬉しそうだった。

 

ユース「漢って…」

 

ユースはその会話に苦笑いし、ナツは満面の笑みでつぶやく

 

ナツ「や、やっぱ、超強えや」

 

そう言うと天井から落ちた。

 

ギルダーツ「いやぁ、見ねぇ顔もあるし、本当に変わったなぁ」

 

キョロキョロしながらそう言った。そして向こうから声が聞こえた。

 

マカロフ「ギルダーツ、ユース」

 

マカロフがユースとギルダーツを呼ぶ

ギルダーツ「おおっ!マスター!久しぶりーーーっ!」

 

ギルダーツは明るい感じで話す

 

マカロフ「仕事の方は?」

 

ユースは少し難しい顔をしながら答える

 

ユース「俺は無事にこなしました」

 

対してギルダーツは

 

ギルダーツ「がっはっはっは!ダメだ、俺じゃ無理だわ」

 

マカロフはため息をつく。ギルド全体には衝撃を与えた。それもそのはずフィオーレ最強のギルドである妖精の尻尾(フェアリーテイル)の最強の魔導士が失敗したのだ。

 

「なに!嘘だろ、ギルダーツがクエスト失敗!?」

 

「ユースもいたのにか

 

みんなが騒いでいる中ルーシィは一つ思った。

妖精の尻尾(フェアリーテイル)、最強の魔導士でも無理って……なんなのよ、100年クエストって……

マカロフが再び話し始める

 

マカロフ「そうか、無理じゃったか……主でもだめとは、だが無事に帰ったのは主らが初めてじゃ」

 

ギルダーツ「名をけがしちまってスマネェ……俺は休みたいから帰るわ、ひー疲れた疲れた」

 

そういいながら歩いていく、それつづくように歩きながらユースも言う。色々あって早く眠りたかった。

 

ユース「俺も疲れたから今日は帰ります」

 

ナツ「待て!ユース!」

 

ここでナツに話しかけられユースは嫌な予感がした

 

ナツ「俺と勝負しろ!」

 

ナツが口から炎を吐き出しながら近づいてくる。

 

ユース「はぁ、しょうがない」

 

するとギルダーツは笑いながらいう

 

ギルダーツ「ほどほどにな。後で、ナツとおれんちにこい、ユース」

 

といいながら玄関からじゃなく横の壁から突き破ってでていった

 

「壁を突き破るなよ!」

 

早くも新しいギルドに傷がつく。そんなツッコミがある中一体何の用だろ、と考えてるユースだがナツはすでに戦う構えを取っており

 

ナツ「火竜の……」

 

ナツが攻撃しようとしたのでユースも構えを取る。その瞬間あたりに冷気がただよう

 

ルーシィ「なんか急に寒くなった…」

 

ミラ「そういう魔法なのよ」

 

ルーシィは震えながらいったのを聞きミラがそれに応えた

 

ナツ「咆哮!」

 

ナツの口から出た凄まじい炎がユースに襲いかかる

 

ユース「少し待てよ!」

 

がそれに素早く反応し、やり返そうと魔法陣ができる

 

ユース「氷竜の……」

 

ルーシィ「え、ユースもドラゴンスレイヤーなの!?」

 

ミラ「そうよ、まあ、ユースは二つの魔法持ってるんだけどね」

 

ル「二つ……ですか、それってどういう?……」

 

ルーシィは首を傾げる。二つの魔法を持っているのはそうそういないその二つの魔法を状況しだいで切り替えるのと二つの魔法を使える魔力量を持ってることやどっちの魔法にどのくらいの魔力を使うのかを考えるのも必要でかなり難しい

 

ミラ「生まれてしばらくしてなんかあったらしくね。幼い頃からユースは覚えたくもない魔法を押し付けられたの、よくは知らないんだけどね。今じゃあ普通に使ってるけど、昔は嫌いだったらしく別の魔法を覚えるために竜に教えてもらったの」

 

とミラはユースについて語った

 

ルーシィ「なんで、そんな詳しいんですか?」

 

ミラ「これでも昔はパートナーだったからね。聞いたのよ」

 

満面の笑みで答えた

 

ルーシィ「そうなんですか…」

 

ルーシィはさきほどのたたかいに再び目を向ける

 

ユース「咆哮!」

 

ナツの咆哮に負けも劣らずユースの氷の咆哮とナツの火の咆哮がぶつかり相殺し煙で周りが見えなくなるが、最初に次の攻撃をしかけたのは……煙を利用し奇襲したナツだった

 

ナツ「火竜の鉄拳!」

 

 

ユース「っ!」

 

ユースはその拳を食らうが、少し離れ体制をととのえた後

 

ユース「ナツ、悪いが、ギルダーツさんのところに行かなきゃだから……終わらせるぞ……氷鎖!」

 

ナツに氷でできた鎖が縛り付ける。そこから抜けようと全身から炎を出して暴れるが、ユースの隣に巨大な魔法陣が形成される。そこから現れたのは巨大な細い氷のやり、それを手に持ち、ナツに投げる

ユース「滅竜奥義!砕氷の槍!(アイスブレイクスピア)

 

ナツ「うわぁぁぁあ」

 

ナツは吹っ飛ばされ本日二回目の天井にめりこむ

 

ユース「俺の勝ちだ。ナツ、勝負は終わりだ、いくぞ」

 

ナツは悔しそうにしぶしぶユースについていく

 

ナツ「くそぉー負けたわけじゃないぞ!また後で勝負だ!いくぞ、ハッピー」

 

ハッピー「あいさー!」

 

ハッピーは元気良く答えた

 

ユース「はいはい、また後でな!」

 

あまり納得してないようだったが滅竜奥義を食らっておいてまだうごけるのかとそこにユースは驚いた。

 

〜ギルダーツの家までの道〜

 

ナツ「何の用かなぁ、なにか聞いてないのか?ユース」

 

ユース「特には、なにも……」

 

ナツにはそう答えてはいたが一つだけ心当たりがあった。

いろいろと話しているうちにギルダーツの家に着いた。

 

ナツ「よぉ!」

 

ギルダーツ「きたか、ナツ、ハッピー、ユース」

 

ギルダーツは椅子に座っていた。それからちょっとニヤニヤしながらナツをからかい始めた。

 

ギルダーツ「ナツおめぇ、リサーナとはうまくいってんのかぁ?」

 

ユース「あんまりナツをからかわないでくださいよ」

 

とユースはちょっと呆れ気味にいった

 

ナツ「……」

 

ナツは黙ったままだ。ナツが深刻な顔をしたので滅多にないことだと思い気になった

 

ユース「ナツ?どうした?」

 

気になって声をかけるとナツの口から驚く事を聞いた。

 

ナツ「リサーナは……死んだよ、二年前に……」

 

ユース「なっ!?」

 

ギルダーツ「ま、まじかよ……」

 

3年もいなかったのでリサーナがなくなったことは知らなかった。これでミラが前と違うことがわかった

 

ユース「そうか、それでミラが……」

 

ギルダーツ「す、すまねぇナツ」

 

ナツ「そんな話なら帰んぞ」

 

ギルダーツは謝ったが少し機嫌悪くなったしまった。まあ無理もないが……ハッピーはナツを追いかけていく

 

ギルダーツ「ナツ……仕事先でドラゴンにあった 」

 

家からでようとするナツがその一言であしをとめナツは衝撃を受けた。

 

ユース「俺もギルダーツさんと一緒にいたから会った。ナツが探している赤いドラゴンじゃなく黒いドラゴン……」

 

ナツ「確か、霊峰ゾニアだったよな……仕事先……」

 

ユース「そうだが……まさかお前!」

 

ナツは走り出す、おそらくドラゴンに会うつもりだろう

 

ギルダーツ「いってどうする」

 

ギルダーツが走り出したなったに問いかけた。

 

ナツ「決まってる!イグニールの場所をききにいく!」

 

ユース「確かに知ってるかもしれないが、教えてくれる保証はないぞ!」

 

ナツはイグニールのことになるとまわりがみえなくなるという感じになる。それにもうゾニアにはいないだろう。

 

ギルダーツ「それにゾニアにはもういねぇ大陸……あるいは世界中を飛び回ってる」

 

ギルダーツもユースと同じような事を考えていたみたいだ、だがナツは諦めない。

ナツ「それでも…手がかりが!」

 

正直ユースも期待していたあのドラゴンがブリザードの事知ってると思ったからでもそんな思いはくだかれた。

ユースたちをみた黒いドラゴンが攻撃をしてきた。喋りかける暇もなくいきなりであった。あれは一瞬の出来事だった。

 

ギルダーツ「ナツ、これを見ろ」

 

ギルダーツはマントをひろげた。包帯がいろんなところに巻いてあり左足は義足である

 

ユース「あれは一瞬の出来事だった、ギルダーツさんのクエストを手伝ってたんだが……」

 

俺の言葉をさえぎりギルダーツが続きをいう

 

ギルダーツ「いきなり、攻撃されてな、俺は左腕、左足、内蔵をやられた」

 

ユース「俺は、アテナの防御魔法を施した盾……まあアイギスの盾なんだがそれで守ったんだがその盾に全魔力をつぎこんでも無傷ではすまなかったアテナの防御魔法は無敵までは行かないがかなり強い防御魔法なんだが」

 

大きな怪我はなかったがユースは自分の魔法が通用しなかったのをすこし悔しくなった。

 

ギルダーツ「ナツ、お前の言うイグニールやユースが言うブリザードって奴はどうだか知らないがあの黒いのは間違いなく人類の敵だ。そして人間には勝てない」

 

あの黒いドラゴンはすさまじい魔力だった、この世の物とは思えないほど、ブリザードよりも強いかもしれないとユースは思った。それほどまでに強かった。

 

ナツ「そ、それを倒すのが滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)だろ!!」

 

ギルダーツ「 本気で思ってるなら止めない、だがユースも()()()()()なんだぞ……意味がわかるな?」

 

ナツ「くっ……くそーーーー!」

 

ギルダーツはいいきる。それを聞いたナツは家を飛び出た。先ほど同様ナツを追いかけようとするハッピーにギルダーツは

 

ギルダーツ「ハッピー、お前がナツを支えてやれ、あれは人間には勝てねえが、竜なら勝てるかもしれない」

 

と言う。俺もそうおもってる。

 

ユース「そうさ、ナツは俺より滅竜魔法は上手い、ナツなら、いつか……きっと」

 

俺はいつか、きっと勝てると信じてる。対して長生きはしてないから、人の素質なんてわからないけれどナツは強い魔導士になると確信していた。

 

 

 

〜ギルドにて〜

 

一人酒場のカウンターの上で、マカロフへ酒を容器に注ぐ

 

マカロフ「このギルドに4人の滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)……ポーリュシカ……主の言った通りじゃ、運命は動きだそうとしてる……」

 

なにかを察したような感じををしたマカロフは一人酒を飲む

 

マカロフ「じゃが……」

 

マカロフへあたりをみまわす

 

マカロフ「ギルドを壊すのはやめてくれぇぇぇ」

 

さっきのナツとユースのたたかいでかなりギルドは壊れてた

 

 

 

 

ギルダーツの家から出たナツはただ走っていた

 

ナツ「くそ!くそ!」

 

石に躓き転がる

ナツ「ぐぉ、んがっ!ごあ。ぼぁっ」

 

ばしゃぁーんと音を立てて湖に落ちてしまった

 

ナツ「…………」

 

ナツは過去を思い出を振り返り

 

ナツ「元気かな、父ちゃん……」

 

そう、言葉を発した

ナツは拳を握りしめ強くなろうと決意した、いつか、イグニールに会うために

 

 

二話、最強の魔導士ギルダーツ 『完』




はい、かなり疲ました。前回のにコメントしてくれた方ありがとうございます
面白く楽しめたらいいなと思います
これからも頑張って行きます。
再投稿しました。これからもよろしくお願いします

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