ソードアート・オンライン ~黒の剣士と絶剣~   作:舞翼

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ども!!

舞翼です!!

GGO編は書くの難しすぎだよ(^_^;)
もしかしたら、矛盾点があるかもしれん。

でも、頑張って書いたよ。

誤字脱字があったらごめんよ。

それではどうぞ。


第83話≪罪の真実≫

どれくらいそのままでいたのか、わからない。

――爆発的な感情を解放させたシノンは、ユウキの胸の中に顔埋めながら、ゆっくりと口を開いた。

 

「私ね……人を、殺したの」

 

シノンは、俺たちの反応を待たず言葉を続ける。

 

「ゲームの中じゃないよ。……現実世界で、ほんとうに、人を殺したんだ。 五年前、東北の小さな街で起きた郵便局の強盗事件で……。 報道では、犯人が局員の一人を拳銃で撃って、犯人は発砲した銃が爆発して死んだ。ってことになってたんだけど、実際はそうじゃないの。 その場に居た私が、強盗の拳銃を奪って、撃ち殺した」

 

「……五年前……?」

 

俺がそう言った。

五年前。――もしかしてシノンは、俺たちと余り歳が変わらない少女なのかもしれない。

 

「私は十一歳だった……。 もしかしたら、子供だからそんなことが出来たのかもね。 歯を二本折って、両手を捻挫して、背中の打撲と、右肩を脱臼したけど、それ以外に怪我はなかった。 身体の傷はすぐに治ったけど……治らないものがあった」

 

俺は、それが心の傷だと悟った。

 

「私、それからずっと、銃を見ると吐いたり倒れたりしちゃうんだ。 テレビや、漫画とかでも……手で、ピストルの真似をされるだけでも駄目。 銃を見ると……目の前に、殺した時のあの男の顔が浮かんできて……怖いの。 すごく、怖い。――でもこの世界では大丈夫だった。 発作が起きないだけじゃなく……幾つかの銃は好きになれたんだ……。 でもさっき、死銃に襲われた時、発作が起きそうになって……。 いつの間にか《シノン》じゃなくて、現実の私に戻っていた……。 だから、だから私は、あいつと戦わないと駄目なの。 あいつと戦って、勝たないと……《シノン》が居なくなっちゃう。……死銃と戦わないで逃げちゃったら、私は前より弱くなっちゃう。 もう、普通に暮らせなくなっちゃう。 だから……だから」

 

シノンはこの闇を一人で抱え続けて来たのか。

俺がゆっくり口を開いた。

 

「俺も人を、殺したことがある」

 

「え……?」

 

シノンは勢いよく、ユウキの胸から顔を上げた。

俺は殺した時の光景を思い出し、身体を震わせた。

ユウキが右手を優しく握ってくれたので、何とか震えを止める事に成功した。

 

「……俺たちは、あのぼろマント……死銃と、他のゲームで顔見知りだったんだ。――そのゲームの名前は、《ソードアート・オンライン》。 聞いたこと……あるか?」

 

シノンは、ゆっくり首を縦に振った。

鉄橋エリアで死銃の事を話した時、俺たちがこのゲームの中に居た事を、確信したはずだ。

 

「ネット用語で言えば……《SAO帰還者》って奴だ。 そしてあの死銃も。 俺はあいつと、互いに命を奪い合って、本気で戦った事がある。――そしてあの男は、《ラフィン・コフィン》っていう名前のレッドギルドに所属していた。 ラフィン・コフィンは、殺しを最大の快楽とする集団だったんだ。 保護フィールドがないダンジョンで、金やアイテムを奪って、容赦なく殺したんだ。 もちろんプレイヤーたちは、最大限の警戒をしていた。 だが奴等は、次々に新たな手口を編み出して、殺しを続けた。 犠牲者は減ることがなかった……」

 

シノンは口を閉ざして、俺の言葉に耳を傾けていた。

 

「だから……大規模な討伐隊が組まれて、無力化して牢獄に送る作戦が決行されたんだ。……その作戦には俺も加わった」

 

俺はユウキを一瞥してから、

 

「……その作戦には、ユウキに黙って参加したんだ。――最悪の事態を想定してたから。 討伐隊は奇襲かけた。 でも……何処からか作戦の内容が漏れていたんだ。 奴等は罠を張って、待ち構えていたんだ。……それでも、如何にか態勢を立て直したんだけど、すごい混戦になって……。 俺はその中で、二人の命を奪ったんだ……。 一人は胸に剣を突き刺し、一人は首を刎ねてHPを吹き飛ばした。 今でも思うんだよ。 あの時、他の道が残されていたんじゃないかって」

 

シノンは上体を起こし、俺の両の肩掴み、掠れた声で語り掛けた。

 

「……私、あなたのしたことには、何も言えない。 言う資格もない。 だから、本当はこんなこと聞く権利もないけど……。 でも、お願い、一つだけ教えて。 あなたは、その記憶を……どうやって乗り越えたの? どうやって、過去に勝ったの? なんで今、そんなに強く居られるの……?」

 

シノンは強くなる為に、銃の世界に身を投じたのか……。

俺は首を左右に振った。

 

「……乗り越えてないよ」

 

「え……」

 

「人の命を奪った事を忘れる、なんて事は不可能なんだ。 俺の前で、死んで逝った人たちの声や顔は……一生忘れることは出来ない」

 

シノンは呆然と呟いた。

 

「じゃあ……ど……どうすればいいの……。 わ……私……」

 

それは、シノンには恐ろしい宣告になっただろう。

必死に乗り越えようとしていたものが、一生消し去る事が出来ないなんて。

 

「でもな、シノン。 それは正しい事なんだよ。 この手で彼らを斬った……殺した意味、その重要さを、受け止め、考えていくんだ。 今の俺たちに、出来る事で償うしかないんだ……」

 

シノンは、呟いた。

 

「……え、俺たち?」

 

これまでの話を静かに聞いていた、ユウキが口を開いた。

 

「そうだよ、ボクも一緒にキリトの十字架を背負ってるんだよ。 ボクは一生キリトの隣を歩いて行くからね。 罪を受け止めて、その罪と向き合い、戦っていくしかないんだよ」

 

「……受け止め……考え……向き合う。……私……私には、そんなこと出来ない……」

 

シノンは、再びユウキに肩口に寄り掛かった。

そして、呟いた。

 

「……《死銃》……」

 

「「え?」」

 

「じゃあ、あのぼろマントの中に居るのは、実在する、本物の人間なのね」

 

シノンの問いに、俺が答えた。

 

「ああ、そうさ。 あいつ元《ラフィン・コフィン》の幹部プレイヤー、それは間違いない。 SAO時代の名前が判れば、現実世界での本名や住所だって突き止められるはずだ」

 

あのぼろマントの中は、シノン/朝田詩乃に裁きを与える為に、甦った亡霊ではなかったということだ。

 

「じゃああいつは、SAO時代の事が忘れることが出来なくて、またPKしたくなってGGOに来た……ってこと?」

 

ユウキが口を開いた。

 

「理由は解らないけど、ボクたちが考えないといけない事は、どうやって殺害してるかだね。 本人に直接聞くのが一番早いんだけど……そう簡単に教えてくれるとは思わないしね」

 

「でも、どうやって殺すことが出来るの……? アミュスフィアは、初代ナーヴギア、だっけ? あれとは違って、危険な電磁波は出せない設計なんでしょう?」

 

「そのはずなんだけど。……ボクたちに依頼をした人の話によれば、ゼクシードさんと薄塩たらこさんの死因は、脳損傷じゃなくて心不全なんだよ」

 

俺は考え込んだ。

 

「……あのぼろマントが、どうやって殺人をしてるか見当もつかない。 仮想世界で銃撃するだけで、生身のプレイヤーの心臓を止める方法なんて存在しない、と思いたいけど……いや、待てよ。 何か妙だ」

 

ユウキの声が届いた。

 

「何が妙なの?」

 

「さっきの廃墟で、死銃は何で俺をあの黒い拳銃じゃなく、わざわざライフルに持ち替えて撃ったんだ? 距離は十分近かったし、攻撃力だって、拳銃の方が上だったはずだ。俺はライフルの弾を回避することが出来なかった。 あの黒い拳銃で、俺を撃っていれば殺せたはずだ……」

 

自分が本当に死んでいた可能性を、冷静に検証する剛胆さに少々呆れながら、シノンは自分の考えを述べた。

 

「十字を切る暇がなかったから……とか? あ、あの黒い拳銃≪五四式・黒星(ヘイシン)≫って言うだけど……。 あれを撃つ時は、必ず十字を切る行為をすると決めてるか。 それか、十字を切らないと殺せないとか……?」

 

「バギーで逃げている時、死銃さんは十字を切っていたかな??」

 

「死銃は十字を切る行為をしないで、連射してた気がするな。 死銃は、なんでシノンだけを黒い拳銃で撃ったんだ……??」

 

「死銃さんは、あの拳銃でボクたちを撃てない理由があったの?」

 

黒い拳銃で撃てる相手と、撃てない相手が決まっているのか?

ターゲットを決めているっていうことなのか?

 

「そう言われれば、あの鉄橋エリアでも妙だったわ。 あいつ、ペイルライダーは黒星で撃ったのに、すぐ傍らで無抵抗に倒れていたダインは撃たなかった」

 

「あの時点で、彼は死んでいただろ」

 

「死んだって言ってもHPがゼロになって動けなくなっただけで、アバターは残ってたし、本人の意識もまだ接続してたわよ。 ゲーム枠を超える力があるなら、HPの有無なんて関係なさそうじゃない?」

 

「つまり、死銃さんはターゲットを選んでいる」

 

ユウキも、俺と同じ考えに辿り着いたようだった。

俺はシノンに聞いた。

 

「シノン。 君とペイルライダーと、ゼクシードと薄塩たらこの共通点ってあるか? 取り敢えず答えられる範囲でいい、答えてくれ」

 

シノンは顎に手を当てて考え始めた。

 

「単に強さとか、ランキングってことなのか……?」

 

「ペイルライダーは確かに強かったけど、前の大会は出ていないのよ。 BoBのランキングで言えばダインの方が上だわ。 ゼクシードは前優勝者で、薄塩たらこは五位か六位だったけど、最大級のスコードロンのリーダーだったはずよ」

 

「じゃあ、装備とかスターテスとかなのかな?」

 

「装備は全員バラバラよ。――共通点とは言えないけど……。 全員強引に括れば、《AGI特化ビルド》、ってことになるかな」

 

それから俺たちは色々な仮説を立ててみるが、これと言った有力なものが出てくる事がなかった。

 

「シノンは、さっき俺が挙げたプレイヤーとは話した事があるか?」

 

「うん、あるけど。 ほんのちょっと話しただけだよ。 たらことは、前の大会が終わって、総督府の一階ホールに戻った時、賞品に何を貰うかとか喋ったんだけど……世間話程度よ」

 

「そういや、賞品ってなに貰えるんだ?」

 

まさかこんな質問が正解に導くとは、俺は思ってもいなかった。

 

「あー、選択式よ。 順位に応じていろいろ選べるんだけど。――銃とか、防具とか……街で売ってない髪染めとか、服とかね。 あとは、銃のモデルガンとか」

 

「モデルガン?……ってことは、ゲーム内じゃなくて、リアルで実際に貰えるのか?」

 

「うん。 国際郵便でね。結構送料かかるよあれ」

 

俺は宙を見上げながら、言った。

 

「――俺がGGOのアカウント作ったのは最近なんだけど、リアル情報は、メールアドレスと性別と年齢くらいしか要求されなかったぞ。 住所はどうやって……?」

 

「あんた忘れたの?BoB予選にエントリーした時、リアルの住所氏名を書く欄があったでしょ」

 

ユウキが不意に声を上げた。

 

「ちょっと待って! もしかしてさっき挙げた四人は、住所氏名を書いたの!?」

 

「……ええ、そうだけど」

 

俺も頭をフル回転させた。

 

――リアルで貰える賞品。

――総督府の端末に住所氏名の記入。

――メタマテリアル光歪曲迷彩で姿を消せる。

――被害者は一人暮らし。

――心不全。

 

「……そういう……ことか」

 

俺の声はひび割れていた。

 

「何……何よ、二人してどうしたの!?」

 

「死銃は……二人居るんだ。 一人目……あのぼろマントがアバターが、ゲーム内でターゲットを撃つ。 同時に、現実世界のターゲットの部屋に侵入した二人目が、無抵抗で横たわるプレイヤーを殺す」

 

シノンは暫し放心した後、首を何度も左右に振った。

 

「でも……だって……そんなの、無理よ。 どうやって現実の家を……」

 

「総督府だよ。 あそこの端末で、住所氏名を入手したんだよ。 メタマテリアル光歪曲迷彩で姿を消してね……」

 

ユウキの言葉を聞いたシノンは、小刻みに首を左右に振った。

 

「……現実世界で住所が判ったとしても……忍び込むのに……鍵はどうするの……家の人とかは……?」

 

「ゼクシードとたらこは二人とも一人暮らしで……家は古いアパートだった。 ドアの電子錠も、セキュリティの甘い初期型だったはずだ。 標的はGGOにダイブしているから、身体は完全に無意識状態なんだ。 多少侵入に手間取っても、気付かれる心配はない……。 侵入した後、何かの薬品を注射……したんだろうな……」

 

「……ゼクシードさんとたらこさんは、発見が遅れて身体の腐敗が進んでいたんだよ。 それにVRMMOで、心臓発作で亡くなるケースは少なくないんだ。 何も食べず、寝ているだけだからね……。 部屋も荒れてなくて、お金が盗られていなかったら、自然に亡くなったと思われる確率が高い、と思うよ……。 薬品を注射されたなんて、最初からそのつもりで調べないと、判らないしね……」

 

「…………そんな…………」

 

シノンは両手でユウキのジャケットを握り、いやいやをする子供のように頭を振った。

ここまで用意周到な準備をして、人を殺す――。

そのような行為に及ぶ人間の心は、完全に理解の埒外(らちがい)だっただろう。

俺は彼女に、確認しなければならない事があった。

 

「シノン。――君は、一人暮らしか?」

 

「う……うん」

 

「鍵は……それと、ドアのチェーンは?」

 

「一応、電波ロックだけじゃなくてシリンダー錠も掛けてあるけど……。 鍵そのものは、家も初期型の電子錠……。 チェーンは……」

 

シノンは眉を寄せ、懸命にダイブ前の記憶探る。

 

「……してない、かもしれない」

 

「そうか。――シノン、いいか。 落ちついて聞いてくれ」

 

シノンの顔には、恐怖が色濃く浮かんでいた。

この事を、彼女に告げる事はしない方がいいのかもしれない。

――だが、今告げねばならない。

 

「廃墟スタジアム近くで、死銃は、麻痺した君をあの黒い拳銃で撃とうとした。 いや、実際に撃った。 それはつまり……準備が完了しているということだ。――今この瞬間に、現実世界の君の部屋に死銃の共犯者が侵入して、大会の中継画面で、君が黒い拳銃で撃たれるのを待っている――という可能性がある」

 

告げられた言葉が、シノンの意識に浸透するには長い時間が掛った。

――その言葉を理解した瞬間。

 

「嫌……いや……いやよ……そんなの……」

 

不意に、喉の奥が塞がる感覚と共に、シノンは呼吸が出来なくなった。

背筋を反らせ、空気を求めて喘ぐ。

ユウキ彼女を力一杯抱きしめ、シノンの耳元で叫ぶようにして声を掛けた。

 

「ダメだよシノンさん!! 自動切断でのログアウトは危険すぎるよ!! 頑張って……気持ちを落ち着かせて、今は大丈夫だから、危険はないから!!」

 

「……あ……あっ……」

 

シノンは闇雲に手を動かし、声の主に縋り付く(すがりつく)

その身体に腕を回し、無我夢中で抱き付く。

ユウキは、シノンの耳に優しく囁きかけた。

 

「死銃さんの黒い拳銃……《黒星》に撃たれるまで、侵入者は何もする事が出来ない。 それが、死銃さんたちの定めた制約。 でも、自動ログアウトして、死銃さんの顔を見ちゃうと逆に危険だよ。 だから、今は落ち着いて」

 

「でも……でも、怖い……怖いよ……」

 

シノンは子供のように訴えながら、ユウキの胸に顔を埋めた。

ユウキは彼女の頭を撫でながら、『大丈夫、大丈夫』と安心させるように囁き続けた。

 

 

♦♦♦♦♦♦♦♦

 

シノンの身体の震えが治まったのを感じたユウキが、シノンに訊ねた。

 

「落ち着いた?」

 

シノンは深く息を吐き、瞼を閉じてから、呟いた。

 

「うん、ありがとう。――これからどうすればいいのか、教えて」

 

思ったよりも、しっかりした声が返ってきた。

ユウキはシノンの髪を撫でるのを止め、即座に答えた。

 

「死銃さんを倒すんだよ。 そうすれば、現実世界でシノンさんを狙う共犯者は、何も出来ないはず。――と言っても、シノンさんは此処で待機していてね。 ボクたちが戦うよ。 あの銃を使っても、ボクたちを殺すことは不可能だからね」

 

「本当に……大丈夫なの?」

 

俺はユウキの隣に移動し、答えた。

 

「ああ、大丈夫だ。 俺たちはエントリーの時に名前も住所も書いていないし、そもそも俺たちは自宅からダイブしているわけじゃないんだ。 すぐ近くに人も居るしな。 だから大丈夫だ。 ゲームに則って奴を倒すだけだ」

 

「でも……死銃は≪黒星(ヘイシン)≫抜きでも、かなりの腕だわ。 回避力だけでも、貴方たちと同等かもしれない」

 

「確かに、絶対の自信があるわけじゃない……。 でもな、俺には隣で戦ってくれる人が居るから大丈夫だ」

 

「ボクとキリトは、愛の力でどんな困難も乗り越えて来たからね」

 

シノンは苦笑した。

 

「こんな時もそんな事が言えるなんてね。 やっぱりあんたたちは凄いわ。――私も戦う。 死銃の隙を狙って牽制は出来るかもしれない」

 

俺たちが言葉を発しようとしたが、シノンが遮った。

 

「今回の発言は自暴自棄になっていない。 それに此処にも隠れて居られないしね。 私たちが洞窟に隠れてることに、他のプレイヤーも気付いてる。 何時グレネードで攻撃されてもおかしくない。 むしろ、三十分近くも無事だったのはかなり運がよかったわ」

 

俺とユウキは頷いた。

 

「じゃあこうしよう。 次のスキャンで、俺たちがわざとマップに位置を表示させて、死銃をおびき出す。 その隙を狙ってシノンは狙撃してくれ」

 

「ボクたちが囮になるよ」

 

「…………自分たちが囮になって観測手(スポッター)をやるのね」

 

俺たちの戦闘スタイルでは、これが最善な作戦かもしれない。

俺たちは頷き合った。

 

次のサテライト・スキャンまで残り三分だ。

 




矛盾点なかったかな……。
無いことを祈ろう。

今回でシノンの過去が露わになりましたね。

さて、次回は死銃との戦い?なのかな。

ご意見、ご感想、評価、よろしくお願いします!!

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