ソードアート・オンライン ~黒の剣士と絶剣~   作:舞翼

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どもっ!!

舞翼です!!

今回はいちゃいちゃを書きました~。

上手く書けているかわからんが。

あと、ぐだぐだになっていないか不安だな~。

誤字脱字があったらごめんよ。

では、さっそく本編をどうぞ。


第53話≪翡翠の都スイルベーン≫

俺とユウキはじわじわと加速するリーファの後ろに追随(ついずい)した。

全身を叩く風圧が強まり、風切り音が耳元で唸る。

 

「もっとスピード出してもいいぜ」

 

「ボクもいいよー」

 

「ほほう」

 

俺とユウキは、リーファの最高速度に追随した。

 

「うそッ!」

 

「はうー、わたしはもうだめです~」

 

ユイは俺の胸ポケットにすぽんと飛び込んだ。

 

「あれかな」

 

ユウキが指差した先には、色とりどりの光点の群が姿を現した。

シルフ領の首都《スイルベーン》と、そのシンボルである《風の塔》だ。

街はぐんぐん近づいてくる。

 

「真下の塔の根元に着陸するわよ!……って……」

 

不意にリーファがあることに気付いて、笑顔を固まらせた。

 

「キリト君、ユウキちゃん。 ランディングのやりかた解る……」

 

俺は顔を強張らせた。

 

「えっ……と……解りません……」

 

「ボクは大丈夫かな」

 

すでに、視界の半分以上が巨大な塔に占められている。

 

「頑張れ!」

 

「うん。 幸運を祈るよ」

 

二人は急減速に入った。

翅をいっぱいに広げて制動をかけ、広場めがけて降下を開始する。

 

「そ……そんなバカなああぁぁぁ―――」

 

俺は、絶叫と共に塔に突っ込んでいった。

数秒後、凄まじい大音響がシルフ領首都、スイルベーンに響いた。

 

 

♦♦♦♦♦♦♦

 

「うっうっ、ひどいよリーファ、ユウキ……。 飛行恐怖症になるよ……」

 

塔の根元、色とりどりの花が咲き乱れる花壇に座り込んだ俺は、二人を恨みがましい顔で言った。

 

「はいはい。 頭を撫でてあげるから機嫌直して」

 

とユウキが言い、俺の頭を撫でてくれた。

……立場が逆転している気がする。

 

「眼がまわりました~」

 

俺の肩に乗っているユイも頭をふらふらさせている。

リーファが両手を腰に当てて言ってきた。

 

「キミが調子乗りすぎなんだよ~。 あと、人前でいちゃいちゃしない!」

 

「「うっ……ごめん」」

 

「まぁいいか。 ヒールしてあげるよ」

 

リーファは俺に右手をかざすと回復スペルを唱えた。

俺に青く光る雫が放たれ、放たれた雫によってHPが回復していく。

 

「お、すごい。 これが魔法か」

 

「高位の治癒魔法はウンディーネじゃないとなかなか使えないんだけどね。 必須スペルだから君たちも覚えたほうがいいよ」

 

「種族によって魔法の得手不得手があるのか。 スプリガンてのは何が得意なの?」

 

「トレジャーハント関連と幻惑魔法かな。 どっちも戦闘には不向きなんで不人気種族ナンバーワンなんだよね」

 

「マジか…。 そう言えばユウキが選んだインプは何が得意なんだ?」

 

「えっとね、暗視、暗中飛行が得意かな」

 

「俺もインプにすればよかったかな……。 まぁいいか」

 

俺は大きく一つ伸びをして、周囲をぐるりと見渡した。

 

「おお、ここがシルフの街かぁ。 綺麗な所だなぁ」

 

「そうだね。……ねぇ…手を繋いでいいかな……?」

 

「おう。 いいぞ」

 

今日のユウキは何時もより甘えてくるな。

俺はユウキの手を優しく取り、恋人繋ぎをした。

街の人の眼がこちらに集まってきているな。

まぁ、気にしていないが。

 

「和人の手、温かいね。 ずっと繋いでいたいよ」

 

「俺もだよ。 ユウキ」

 

「んッんッ!!」

 

リーファに咳払いをされてしまった。

うん。 “ピンク色のオーラ”をメッチャ出していたな。

ユウキさん。 俺のリアルネーム出したらダメだよ。

まぁ、嫌な気はしないが。

 

「和人。 大好き!!」

 

「ママだけズルいです。 私もくっ付きます」

 

あっ、ユウキとユイが俺の左腕にくっ付いてきたよ。

……ユウキさん。 胸が当たってますよ。

今日のユウキはマジでどうしたんだろう?

 

「はぁー、私の前で見せつけないでよー」

 

「和人。 大好きだよ。 世界で一番好きだよ……」

 

「俺もユウキのことが世界で一番好きだよ」

 

「……和人になら……なにされてもいいよ……」

 

「……おう」

 

……なにをされてもって……いや、邪の心を持ってはいけない……平静を保つんだ……。

少し大胆な事をしようかな。

俺は左腕をユウキの腰に回し、抱き寄せた。

ユイは俺の頬にすりすりしている。

 

「……和人。 いつもより……大胆だね」

 

「ん、まぁな」

 

……なんでこれが現実世界では出来ないんだろうな。

ユウキは、俺の肩に寄り添ってきた。

俺はユウキを支える為、少しだけ抱き寄せている左手に力込めた。

 

「和人……。 現実世界でも同じことをしてね」

 

う、マジか。

 

「……わかった」

 

ユウキは幸せそうな顔をしていた。

俺はそれを見て顔を綻ばせてしまう。

大好きだよ。 ユウキ。

 

「もうダメだこりゃ」

 

リーファは大きな溜息をついた。

それから数分間、この状態が続いた。

その間街の人たちの眼は、俺とユウキに集中していたのだった。

 

「うん。 もういいよ」

 

「ハイです~」

 

ユウキとユイはとても満足そうにしていた。

 

「おう。 じゃあ、行こうぜ」

 

「はぁ~、行こうか」

 

リーファはとても疲れていたが。

スイルベーンは、別名《翡翠の都》と呼ばれている。

華奢な尖塔(せんとう)群が空中回廊で複雑に繋がりあって構成される街並みは、皆艶やかなグリーンに輝き、それらが夜闇の中に浮かび上がる有様は幻想的の一言だ。

街に見入っていたら、リーファに声を掛ける者が居た。

 

「リーファちゃん! 無事だったの!」

 

顔を向けると、手を左右に振りながら近寄ってくる黄緑色の少年シルフが見えた。

 

「あ、レコン。 うん、どうにかね!」

 

リーファの前で止まったレコンは目を輝かせながら言った。

 

「すごいや、あれだけの人数から逃げ延びるなんてさすがリーファちゃん……って……」

 

レコンは、俺とユウキを見て口を開けたまま数秒間立ち尽くす。

 

「な……スプリガンとインプじゃないか!? なんで……!?」

 

飛び退き、腰のダガーに手をかけようとするレコンをリーファが慌てて制した。

 

「あ、いいのよレコン。 この人たちが助けてくれたの」

 

「へっ……」

 

リーファは唖然とするレコンを指差し、俺と木綿季に言う。

 

「こいつはレコン。 あたしの仲間なんだけど、キミたちと出会うちょっと前にサラマンダーにやられちゃたんだ」

 

「そりゃすまなかったな。 よろしく、俺はキリトだ」

 

「ボクはキリトの婚約者のユウキだよ」

 

ユウキさん。 さりげなくリアル情報出しちゃダメだよ。

 

「あっどもども」

 

レコンは俺の差し出す右手を握り、ぺこりと頭を下げてから、

 

「いやそうじゃなくて!」

 

また飛び退く。

 

「だいじょうぶなのリーファちゃん!? スパイとかじゃないの!?」

 

「あたしも最初は疑ったんだけどね。……これは……とてもスパイに見えなくてね」

 

リーファは、俺とユウキを見た。

 

「ボク達はスパイじゃないよ」

 

「だな」

 

ユウキは俺の肩に頭を乗せてきた。

俺はユウキの頭を優しく撫でてあげる。

ユウキは目を細め、気持ち良さそうにしていた。

子猫みたいだな。

うん。 可愛いな。

 

「えへへ~」

 

「……これがスパイに見える?」

 

またリーファに溜息をつかれてしまった。

 

「えっと……見えないかな。……リーファちゃん、シグルドたちは先に≪水仙館(すいせんかん)≫で席取っているから、分配はそこでやろうって」

 

「あ、そっか。 う~ん……。 あたし、今日の分配はいいわ。 スキルに合ったアイテムもなかったしね。あんたに預けるから四人で分けて」

 

「へ……リーファちゃんは来ないの?」

 

「うん。 お礼にキリト君とユウキちゃんに一杯おごる約束しているんだ」

 

「えー、こないの~」

 

レコンは、残念そうな声を上げていた。

 

「次の狩りの時間とか決まったらメールしといて。 行けそうだったら参加するからさ、じゃあ、おつかれ!」

 

「あ、リーファちゃん……」

 

リーファは照れくさくなったのか、強引に会話を打ち切ると、俺の袖を引っ張ってきた。

『いくよ』っていう合図かな。

 

「行こうか」

 

「うん」

 

ユウキは俺から離れ、リーファを追う為歩き出した。

ユウキは、『もうちょっと和人の肩に頭を乗せていたかったな』と言っていたが。

俺もリーファの後を追い、歩き出した。

 

 

♦♦♦♦♦♦♦

 

「さっきの子は、リーファの彼氏?」

 

「コイビトさんなんですか?」

 

「ボクも気になるな~」

 

俺とユウキと俺の胸ポケットから顔を出したユイが訊ねた。

 

「ち、違うわよ! パーティーメンバーよ、単なる」

 

「へ~、それにしては仲良さそうだったね」

 

「だよな」

 

「はぁ~、キリト君とユウキちゃんは仲良すぎだよ」

 

俺とユウキは恋人繋ぎをしている。

さっきから周りの視線がすごいな。

 

「着いたよ」

 

どうやら目的地に着いたようだ。

目的の店は《すずらん亭》という店だ。

スイングドアを押し開けて店内を見渡すと、プレイヤーの姿は一組もいなかった。

まだ、リアル時間では夕方になったばかりなので、冒険を終えて一杯やろうというプレイヤーが増えるには暫く時間がある。

俺とユウキとリーファは窓際の席に腰を掛ける。

リーファと向き合うように、ユウキは俺の隣に座っている。

 

「さ、ここはあたしが持つから何でも自由に頼んでね」

 

「じゃあお言葉に甘えて……」

 

「うん。 お言葉に甘えるね」

 

「私もです~」

 

「あ、でも今あんまり食べるとログアウトしてから辛いよ」

 

実に不思議なのだが、アルヴヘイムで食事をすると仮想の満腹感が発生し、それが現実世界に戻ってからも暫く消えることがないのだ。

俺たちが頼んだ料理は、リーファはフルーツババロア、俺とユウキは木の実タルト、ユイはチーズクッキーをオーダーし、飲み物は香草(こうそう)ワインボトルを一本取ることにした。

NPCのウェイトレスが即座に注文の品々をテーブルに並べる。

 

「それじゃあ、改めて、助けてくれてありがと」

 

不思議な緑色のワインを注いだグラスをかちんと合わせ、一息に飲み干す。

 

「いやまあ、成り行きだったし……」

 

「てか、ああいう集団PKってよくあるの?」

 

「うーん、もともとサラマンダーとシルフは仲悪いのは確かなんだけどね。 領地が隣り合っているから中立域の狩場じゃよく出くわすし、勢力も長い間拮抗していたし。 でもああいう組織的なPKが出るようになったのは最近だよ。 きっと……近いうちに世界樹攻略を狙ってるんじゃないかな……」

 

「そう!! ボク達は世界樹について教えて欲しいの!!」

 

「俺とユウキは世界樹の上に行きたいんだ!!」

 

俺とユウキは先程と打って変わり、真剣な表情になりリーファに聞いた。

リーファには少々呆られてしまったが。

 

「……それは、多分全プレイヤーがそう思っているよきっと。 っていうか、それがこのALOっていうゲームのグランド・クエストなのよ」

 

「「どういうこと(だ)」」

 

俺とユウキは首を傾げた。

 

「滞空制限時間があるのは知っているでしょう? どんな種族でも、連続して飛べるのはせいぜい十分が限界なの。 でも、世界樹の上にある空中都市に最初に到達して、《妖精王オベイロン》に謁見した種族は全員、《アルフ》っていう高位種族に生まれ変われる。 そうなれば、滞空制限はなくなって、いつまでも自由に空を飛びことができるようになる……」

 

「「なるほど……」」

 

俺とユウキは頷いた。

 

「うん。 魅力的な話だね。 世界樹に上に行く方法っていうのは判っているの?」

 

「上に行く方法を教えてくれ」

 

俺は急かすように言った。

 

「世界樹の内側、根元のところは大きなドームになっているの。 その頂上に入り口があって、そこから内部を登るんだけど、そのドームを守っているNPCのガーディアン軍団が凄い強さなのよ。 今まで色んな種族が何度も挑んでいるんだけどみんなあっけなく全滅。 サラマンダーは今最大勢力だからね。 なりふり構わずお金を貯めて、装備とアイテムを整えて、次こそはって思っているんじゃないかな」

 

「そのガーディアンは、そんなに強いの?」

 

とユウキが聞いた。

 

「もう無茶苦茶よ。 だって考えてみてよ、ALOってオープンしてから一年経つのよ。 一年かけてクリアできないクエストなんてありだと思う?」

 

「「確かに……」」

 

「う~ん……何かキークエストを見落としている。 もしくは……単一の種族だけじゃ絶対に攻略できない?」

 

俺は頭を悩ませながら言った。

リーファはババロアを口許に運ぼうとしていた手を止め、俺を見た。

 

「クエスト見落としのほうは、今躍起になって検証しているけどね。 後の方だとすると……絶対に無理ね。『最初に到達した種族しかクリアできない』クエストを、他の種族と協力して攻略しようなんて。 だから、世界樹攻略は現状不可能ね」

 

「不可能なんて言わないでッ!!」

 

ユウキが声を上げて言った。

リーファが吃驚(びっくり)して視線を上げた。

 

「ママ……」

 

両手でチーズクッキーを抱えて端をかりかり齧っていたユイが、クッキーを置いて飛び上がり、ユウキの肩に座った。

宥めるようにユウキの頬に小さな手を這わせる。

 

「ど、どうしたの、ユウキちゃん?」

 

「……驚かせてごめん。 スグちゃん」

 

「…ユウキ」

 

「うん。…大丈夫」

 

俺はユウキの小さな手を優しく握ると、俺は真剣な表情になりリーファを見て言った。

 

「俺たちはどうしても世界樹の上に行かなきゃいけないんだ」

 

リーファは俺とユウキを見てから、ワインを一口飲み如何にか口を開く。

 

「なんで、そこまで……?」

 

「スグちゃん。 ボク達はね、……人を探しているの」

 

「ああ。 俺たちがこの世界に来たのは、人を探すためなんだ」

 

「ど、どういうこと?」

 

「……簡単には説明できないんだ……ごめんね。 スグちゃん」

 

「そうだな」

 

俺とユウキは、リーファを見て微笑んだ。

だが、ユウキの瞳はとても悲しそうだった。

 

「ありがとう。 色々教えて貰って助かったよ。 じゃあ、俺たちは行くな」

 

俺とユウキが立ち上がろうとした時、リーファに止められた。

 

「ちょ、ちょと待ってよ、お兄ちゃん、木綿季ちゃん。 世界樹に……行く気なの?」

 

「「ああ(うん)」」

 

「無茶だよ、そんな……。 ものすごく遠いし、途中で強いモンスターもいっぱい出るし、お兄ちゃんも木綿季ちゃんも強いけど―――じゃあ、わたしが連れていってあげる」

 

「「え……」」

 

俺とユウキは眼を丸くする。

世界樹が存在するアルヴヘイムの央都《アルン》まで行くのは、現実世界での小旅行に匹敵するほどの旅になる。

ということは、リーファが領地から出ることにもなってしまう。

……本当にいいのか?

 

「……いいの?」

 

「……いいのか?」

 

「うん。 いいの。 わたしが連れて行ってあげるよ」

 

「ありがとう。 スグちゃん」

 

「ありがとな。 スグ」

 

「じゃあ、明日は午後三時に此処に集合ね。 あと、ログアウトには上の宿を使ってね。 また現実世界でね」

 

と言い、ログアウトボタンを押し、リーファは虹色の光に包まれ現実世界に戻った。

後に残ったのは、俺とユウキとユイだけになった。

 

「スグちゃんにお礼をしないとね」

 

と言い、ユウキは俺の胸の中に飛び込んで来た。

俺は、飛び込んで来たユウキを優しく抱きしめる。

 

「そうだな」

 

 

♦♦♦♦♦♦♦♦

 

俺とユウキは、カウンターでチェックインを済ませ、階段を上がる。

俺とユウキは、リーファの言葉に従って《すずらん亭》の二階でログアウトすることにした。

部屋に入りログアウトボタンを押せば即現実に復帰できるはずだったが、ゲーム内と現実世界に情報の差がありすぎると、現実に復帰した時に不快な酩酊感(めいていかん)を覚えるのだ。

なので、俺とユウキは《寝落ち》を試してみるべく、武装を解除するとベットに腰を下ろした。

ユイも空中をぱたぱたと移動し、くるんと一回転したかと思うと、本来の姿に戻って床に着地した。

ユイは両手を後ろに回すと、僅かに俯きながら言った。

 

「……明日まで、お別れですね、パパ、ママ」

 

「……そうか、ごめんな。 せっかく会えたのにな……」

 

「またすぐに戻ってくるよ、ユイちゃん」

 

「……あの……」

 

眼を伏せたユイの頬が僅かに赤く染まった。

 

「パパとママがログアウトするまで、一緒に寝てもいいですか?」

 

「おう。 いいぞ」

 

「パパとママの真ん中においで」

 

とユウキが言うと、ユイは俺とユウキの真ん中に横になった。

 

「パパ、ママ。 ねぇねぇとママのお友達を助け出しましょうね」

 

「そうだな。 ねぇねぇもユイに会いたがっているはずだぞ」

 

「うん。 早く助け出してママのお友達を紹介してあげるね」

 

「はい。 おやすみなさい、パパ、ママ」

 

俺とユウキは暖かい暗闇の中に意識を手放した。

 

 




う~ん、上手く書けたかな~。

次回あたりに鳥籠内部書こうかな。(予定)

ご意見、ご感想お待ちしています!!

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