二人のヒーローが死神の世界に現れました   作:落雷氷華

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前回

ヒーロー、一番隊と総隊長に挨拶しに行った

※これから文字数が減るかも知れません。


ヒーロー、挨拶するin二番隊

「二番隊に到着‼︎」

「………はぁ」

上条と一方通行は二番隊本部に来ていた

「いやー……何かピリピリしてね?」

「空気が違うっつう事だろォ…」

一方通行はもう面倒くさいという顔をしている

「……入りずれぇ」

上条はそう呟くのだった

 

上条は決意し、二番隊敷地に入った

「……す、すいませーん…」

上条は大きく、なるべく小さく叫んだ

「何やってンだァ…」

「だ、だっていきなり襲われたらやだじゃん?」

「お前がさっきやった行動からしてそれが連想されると思うが」

「…………………あ」

上条は今更気づいたようだ

そして上条のせいで

「動くな‼︎」

忍者服に身を包んだもの達に囲まれた

上条は顔を青くし、こう呟いた

「不幸だ……」

 

 

「たくっ、尋ねるなら尋ねると前から言っとけ」

「いやすみません本当まじ」

「…………はぁ」

あの後、騒ぎを駆けつけた砕蜂が事をおさめた

挨拶しにきたと上条が言ったら何故か飽きられるが

そして一方通行は睨まれた

まぁ一方通行は原因は分かっているのだが

「さて、一応名乗っとく。私は護廷十三隊二番隊隊長、砕蜂だ」

「上条当麻です」

「…………………」

上条は名乗ったが、一方通行は名乗らなかった

何故なら

「…………………」

砕蜂に睨まれているからである

恐らく一方通行は読み取っているのだろう

その目は言っている。『貴様の名など聞きたくない』と

何故こんなにも毛嫌いしているのか、一方通行は心当たりがあるのだが、あれだけでこんなにも嫌われるか?と一方通行は少し疑問に思ったのだった

「ん?一方通行、お前____」

「さて、折角だから案内しようか」

上条が一方通行が名乗らないのに気づき指摘しようと思ったが、砕蜂に遮られた

一方通行はハァ…と溜息を吐いた

そして砕蜂の心の中では

(くそっ‼︎あの白髪ムカつく‼︎上条という男は問題ないがやはりあの白髪はムカつく‼︎それよりも夜一様に会いたい…‼︎)

と思っていた

 

 

「適当に座ってくれ」

砕蜂がそう言い、上条と一方通行はソファに座った

「実は副隊長の大前田という男がいる。まぁ扱いはどうでもいい」

サラッと酷い事言ったぞと上条は呟いた

一方通行は得に聞く様子もないようだ

どうせ質問しても睨まれるだけだろうと一方通行はそう思い耳を傾けていない

「そういえば、砕蜂さんって憧れている人っているんですね」

「な、何を根拠に⁉︎」

砕蜂は顔を赤くした

「え、だって何か女の人の写真が____」

「その方は夜一様と言って何から何まで完璧な人なのだ‼︎その美貌にあの力。さらに貴族としても有名で最高の人なのだ‼︎さらにさらに____________」

どうやら砕蜂の勢いは止まらないらしい

一方通行はこう思った

 

 

(こいつ頭大丈夫かァ?)

 

この後上条と一方通行(寝てた)は永遠と夜一という女について聞かれそうなので上条は一方通行を叩き起こして無理やり二番隊から出た

 

二番隊

挨拶完了




第11話エンド

「さぁ、護廷十三隊図鑑の時間だぞ‼︎」
「これ何処かのパクリじゃないか?と作者が本気で思い始めたみたいだァ」
「まぁ、このまま行くから良いんじゃないか?と、気を取り直して今日はこの人だ‼︎」

砕蜂

「代々処刑・暗殺を生業として続けてきた貴族『蜂(フォン)家』の九代目。善悪等に関心がなくて、護廷十三隊隊長としての使命にのみ基づいて行動しているんだ‼︎でも任務に障害がある人は例え仲間であっても排除する冷徹な性格。そして部下と親しくあうのは好まないし、大前田っていう人はぞんざいに扱っているらしい。だけど非常時には自分の命より部下の命を優先しようとする根は優しい人なんだ‼︎」

「斬魄刀は『雀蜂(すずめばち)』解放前の状態でも他の斬魄刀に比べて短く、能力開放時と共に右手中指につけるアーマーリング状の刃に変化する。能力は標的の身体に刻みつける死の刻印『蜂紋華(ほうもんか)』を得意とする」

「解号は『尽敵釈殺 雀蜂』だ‼︎」

「斬魄刀の能力の説明をすると長くなるから省くぞォ」

「それにしても砕蜂さんって夜一さんっていう人にデレデレだな」

「何か過去にでもあったンだろォ」

「…いや、あれは憧れているを越しているんじゃないか?」

「もしかしたらストーカーに変貌するかもなァ」

「……………さ、さぁ‼︎今日のコーナーはこれで終了‼︎」

「次回は三番隊…と言いたい所だが、隊長がいないから副隊長を紹介する」

次回「ヒーロー、挨拶するin三番隊」

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