なのはの世界で必死に引き籠りしようとする転生者・・・なのか? 作:観月 衛
それはレリック集めをしていた時に起こったんだ・・・
「うぇぇぇぇぇん!!!」
「えいい!先ほどから、うるさいぞこの小娘!なとかしろユーリ!」
「もう~願いだから泣き止んでよ~。」
「ほら、いい子ですから泣き止んでください。」
「ほらほら!これならどう?ベロベロ・・・ば~あ!」
「ひっ!?ママ怖いよぉぉぉ、うわーーーーーん!!」
「ああほら、よしよし。」
あえて言わせてくれ・・・
「どうしてこうなった!?」
ことの始まりはさっきも言った通りレリック回収に向かっていた時だ。
例の漫画の番外にセラを向かわせたあとミッドチルダの首都から離れた場所からレリックの反応が出て変わりに俺が回収するため、部隊を編成し向かった。
そこには人目につかないところにできた構造物がありスキャンしたところ、違法研究所だとわかり、まずレプリで基地周辺及び内部のの鎮圧を行った。
その後システムに侵入し研究内容を確認して驚いた
あのヴィヴィオを作っていた研究所だった。
つまり・・・
もろ原作ブレイクやっちまったorz
どう対応しようか迷った結果
ヴィヴィオを完成させてしまおう。
だってもうどうしようもないじゃん!管理局破壊するんだから原作もクソも無いでしょ!
んでヴィヴィオの入った生体ポッドとレリックを回収してヴィヴィオをアトランティスで仕上げを行おうともって帰った
帰って早々に黒いオーラを出したユーリに
「その子…ドウシタンデスカ?…返答ニヨッテハ…」
いや~あの時は走馬灯が見えたね
まあ~その死亡フラグを何とか回避して、ヴィヴィオの最終調整を行ったんだよ
それにしても管理局はクローンをこんなお粗末な作り方してるなんて馬鹿かって思ったよ!
テロメアが外見年齢と比例しないほど消費されていて対策も考えなかったのかって思ったよ。
この子もし原作通りに進んで普通の人間が80歳まで生きられるとしたら、この子は50~60歳ぐらいまでしか生きられなかったよ…あっ!
元々ゆりかごだっけ?あのおもちゃ動かすために作ったんだっけ?
んなら納得
まあそんなこんなでヴィヴィオを生体ラボに連れて行って遺伝子の問題をチャチャット解決する遺伝子治療を行ってテロメアの問題も解決したんだよ
それに今後のことを考えて遺伝子治療の際にアルハザード人特有の遺伝子配列も組み込んだ。
そんでみんなを呼んできて・・・ポッドから出したのは良いんだが・・・
「・・・パパ?」
って言ってきたんだよ。
おい!
ヴィヴィオさぁぁぁぁん!!!あなたは生まれたての小鳥ではないんですよぉぉぉぉぉ!!!
はっ!!不味い!ユーリがまた怒る。
「ジャックがパパですか・・・なら私がママですね。」
・・・はい?
えっ?なんで?むしろ喜んでるの?
「私はユーリって言います。お名前は?」
「…ヴィヴィオ」
「じゃあヴィヴィオ…今日からさっき言った人がパパで私がママですよ。」
おいいいいいいいいいいいいい!!!
ユーリさん何暴走してるんですか!?
「…ママ?」
「はい!」
「パパ?」
いや違うからね!いやだよ俺!まだ童貞なのに子持ちなんて
「ママ!」
そう言ってヴィヴィオはユーリに抱きついた。
「いい子ですねヴィヴィオは。」
「あの~…俺の意見は…」
「却下です。」
「理不尽だああああああああああああああああああああああああ」
そんなこんなでヴィヴィオの父親、母親になってしまった俺とユーリであった。
その日の夜ジャックの寝室にて
「・・・ところでジャック。」
「何?」
「ヴィヴィオには弟か妹が必要だと思うですよ。」
「・・・それはヴィヴィオのクローンを作れってことだよな!そうと言ってお願い!」
「・・・いいえ…減数分裂の方です。」
おいいいいいいいいマジかよ・・・ってかユーリさん何服を脱ぎ始めてるんですか?
「わっ私も始めてなので/////…やさしくしてくださいね///」
あっちょっとま、あああ
翌日肌が艶々になったユーリと寝室で干からびかけたジャックが発見された・・・