魔法少女まどか☆マギカ -女神の決断   作:てにー

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突然の出来事に頭がオーバーヒートして倒れた、
何とも情けない主人公、戸原翔一。


第6話 「近未来」

「あら、起きた・・・?」

 

んっ……声? 

目を開けてみる。

…………………………………………………………?

…? あれ? 

……………………………………。

 

「翔一、大丈夫?急に__」

 

「うわぁぁぁぁ!?」

……め、目の前に…!!!!目の前に……!!!!

 

 

 

 

マ、マミさんがいるだとぉぉぉぉぉぉぉぉお!?

どういう事だおい…。 そ、そうだ。これは夢だ。さっきのも夢だったんだ。

何だかさっき居た場所と同じだけど、これは夢だ。 よし、もう一度寝よう…。

HAHAHAHAHA! これは夢なんだぁー!!

 

「…おやすみなさい」

 

「あ、ちょっと!また寝ないで!」

・・・・やべ、ミズハス声が聞こえる…。はは、これを夢じゃなくてどこで夢と言おうか。

 

ん…待て!待つんだ翔一! これが夢なら、夢の中でもマミさんに話せるんだぞ!?

なんと言うチャンス……! このチャンスを逃したら、俺の因果値が50は上がる!!!

そうだよ!朝起きたらルイズが~~のコピペみたいに、夢の中でも対話するんだよっ!!!

 

翔一「あ、あの…マミ……さん?」

マミ「………ん? 何で今更『さん』付けなの?」

うぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!? 死ぬ・・・今ので死ぬ・・・!

というか中3でこの胸はもうダメだろ・・・

クソッ!押し倒したい!押し倒したい! もう無理だ・・・!しかも制服姿ですよっ・・・!

 

マミ「……翔一?」

うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!

今『翔一』って言ったぞ!? ……もう天国行っても良いや…

QB「何だか感情に乱れがあるね……」

翔一「うわぁぁ!?」

……お、お前はっ……!クソ外道野郎!!! 何で居るんだ!?俺の夢の中なのに!

QB「何だか今、もの凄く失礼な事を言われたような気がするよ。」

……えみりん声……と……!? しかも可愛い!?

尻尾モフモフしてやがる…!誘ってんのか…!!

 

QB「やれやれ、少し錯乱しているようだけど……」

マミ「翔一、大丈夫?」

…うわー…クソ、この可愛らしい野郎がいなければ…!

ま、まぁ…夢でも心配させるのはな…。と、とりあえず……

 

翔一「ああ……大丈夫、…です」

マミ「ん?やっぱり頭打ったとか……」ピタッ

翔一「うわっ!?」

・・・マミさんが俺のおでこに手を当てている・・・!?

うぉぉぉ!?やばいやばいやばい……助けてください…!これは氏ぬっ・・・・!

マミさんが俺のおでこに手を当ててる……!しかも姿勢的に胸が強調されているっ・・・!

こ れ は 想 像 以 上 に キ ツ い ………! (主に下半身的な意味で)

 

マミ「うーん。

   やっぱり熱はないみたいだけど……。とりあえず学校に連絡しておいたからね」

へ?学校……? ま、まさか!? あの見滝原中学ですか!?

すっげースケールがある夢だな……。俺の妄想力(?)マジぱねえっす……。

 

マミ「とりあえず、お腹空いたでしょ?お弁当、買ってきておいたから、

   冷めないうちに食べてね」

翔一「えっ?あ、はい……ありがとうございます」

……どうせならマミさんが作った料理食べたいなぁ。

 

マミ「たまご焼き、美味しかったわよ。それじゃ私、少しパトロールに行って来るから」

翔一「えぇ!?」

……せっかくの夢なのにパトロールに行く落ちとかないでしょ…。

 

マミ「大丈夫よ、夕飯ぐらいまで戻ってくるから。それまで安静にしてて?」ニコッ

うっ……何だよ今の笑顔は…!ツァーリ・ボンバ2個分の破壊力だろ……。

ここまでされると引き下がるしかないじゃないか!!

 

翔一「じゃ、じゃあ…いってらっしゃい」

マミ「えぇ。お弁当、ここに置いてくから。キュゥべぇはどうする?」

QB「翔一の意識も戻った所だし、僕は素質がある子を捜しに行くよ」

・・・夢の中まで外道とか……。

 

マミ「それじゃ、私が戻ってくるまで安静にしてるのよ?それじゃキュゥべぇ、いきましょ」

QB「分かった。それじゃあね、翔一」

スタスタスタ・・・・ガチャン。

 

・・・・あ、行っちゃったよ・・・。

というか・・・マジでマミさんだったんだけど・・・。皆さん、大ニュースです。

マミさんは凄く・・・・いやらしい体付きをしています/// それにめっちゃ美人です・・・。

後外道も意外に可愛い件です。えみりん声だよ、えみりん声。

中身があんなんじゃなかったら、一家に3匹はオススメできるよ。うん。

・・・まぁこれも・・・・ってか、さっきからあんまり認めたくなかったんだけど・・・・。

 

 

・・・・これ、現実じゃね? 幻想卿じゃね? マガハラじゃね?

・・・・・イタタタタタ。

やっぱり頬を抓っても痛いし、現に俺がいるのは、光に包まれたと思ったら、

ベッドで横になっていた部屋ですし。

・・・まぁ、長い夢だと思ってやっていくしかないよな~。

 

ここが現実だって割り切っても良いけど、

いや、本来なら凄くテンション上がると思うんだけど、

何て言うか、まだ何となく受け入れられないって感じだ。突拍子もないんだもんな・・・。

・・・・まぁここは現実だって割り切ったら、某配管工も顔負けのジャンプをしてやるよ。うん。

だからここが夢か現実か割り切れるまで、十分楽しませてもらおうじゃないか!

・・・とりあえず、飯食べようっと。

 

___こうして、俺がこの世界で過ごす1ヶ月とちょっと。その幕は開かれたのであった。

 

・・・・・っと、終わる様に見せかけて・・・。

 

まずは探検だろ! マミさんに安静にしとけって言われたけど、

男なら未知なる新世界の一つや二つ、冒険したくなるだろ!!

・・・都合の良い時だけ、前向きになる男、それがワタクシ、戸原翔一。

・・・・っていうか、俺が今着てるの何気に寝巻きだし・・・。

えぇ・・・と。服は服はっと。 

とりあえず、タンスの引き出しでも開けてみるか。

 

・・・・お・・・こ、これは・・・・!!!

 

ゴマダレー!!!

 

==見滝原中の男子の制服一式を手に入れた!!!==

・・・って、何だよ、今のゼ●ダの伝説みたいな音声は。宝箱じゃないっつーうの。

・・・・というか純白じゃん・・・。何これ・・・凄く着たくないわ・・・。

前から思ってたけど、見滝原中の男子の制服は黒白反転させた方が良いと思うんだ。

・・・これ着てる自分を想像すると、凄く違和感が・・・。黒なら良かったのに。←黒好き

 

まぁこれはマミさんが学校とか云々言ってたから、着る可能性が大だと見てっと・・・。

 

ガサゴソ

==翔一は私服を手に入れた!==

 

[説明] 翔一を好みの服に自由に着せ替える事ができます。自分好みの

    服がない場合は、イーオンのお店で買い揃えると良いでしょう。

 

・・・・って何だよ↑は!!!

ゲームじゃないっつーうの!いや、確かに『人生』はプレイしてるけど、

そんなノウハウは説明しなくても分かるよ!というかイーオンって・・・。

しかも所持金なんて・・・・

 

【所持金.5000円】

・・・おうふ。5000yen札が入ってる財布を見つけた・・・・。

 

 

==翔一は、5000_

うるさい! まだ何か見つかるかも知れないだろ! Skipだ!Skip!!

 

__

_

 

ふぅ。とりあえず使えそうな物はこれぐらいかな。

 

・PC

・PSP or DS

・ラノベ

・携帯

・・・他にもちゃんと色々あるけど、省略で。

見つかった物は日用品とかそこらだし。まぁこの部屋の探索はこれぐらいにしておいて。

 

・・・・・。

ガチャ。

 

うぉぉぉ!すっげぇぇぇぇぇ!!!

・・・・俺が目の辺りにしているのは、巨大な高層ビルなど、俺が知っている都会よりも

さらに発展している都会であった。そういや近未来なんだっけか。

・・・道理で、時間を見た時の年が凄かった訳だ。

 

・・・そういえばここグ●マーなんだよな。グ●マーがこんななら、

俺が住んでたトーキ●ーはどうなってるのやら。・・・ア●バはもう凄い事になってそうです。

やべ、ちょっと歩き回りたい。 ちょっと、これはもう・・・興奮するってレベルじゃねーぞ!

・・・・あ、どうするかな・・・。この家鍵閉めないといけないし・・・。

というかそれよりも着替えないと。

 

___

__

_

 

よし、着替え完了+準備万端。 (本当に自分の服なのかも分からないのに着てる)

まぁ財布と携帯持ってりゃいいだろ。

というか玄関にこの家の鍵らしき物をがあったし、試しに鍵穴に入れてみたら

この家の鍵だったし。 もうこれで良いよね!

戸締りもオッケー! マミさんに呼び出されてもケータイあるし!

えっ?迷子になるかも知れないだろって?

甘いな諸君。ケータイという物がある限り迷わんさ(キリッ

 

・・・よし、行きますか!

 

-----

 

エレベータを降りて、マンションの玄関から、外に出る。

・・・・ワォ・・・。何か、何ていうか・・・思いついた言葉が『スゲー』なんですよ。

んー。ほら、とある~~の学園都市みたいな、そんな感じ。

・・・そういや謎のINFOがイーオンがどうたら言ってたけど、そこ寄ってみるか。

よし、マップに頼って、イザ出陣!

 

___

__

_

 

イーオンに向かいながら、通り過ぎる景色や人を眺める。

これが夢なら覚めてほしくないな。 うん。

・・・・おっと、あれがイーオンだな。でかい建物な事で・・・。  

 

===イーオン(見滝原店内)===

 

おぉ・・・。何か、思ってたより、変わってないようで変わってるっていうか。

そんな印象だ。まぁグルグル見て回る他ないでしょう!!!

 

__

_

 

 

・・・・おぉ・・・。結構の数のお店を回ってるけど、かなり新鮮だなぁ。 

思わず喫茶でフレンチトーストを食べてます。 おいしいなぁ・・・。毎日通いたいぐらい。

・・・あれ?良く見たら・・・ここ、一話で出てきた喫茶じゃね?

oh...良く見たら見滝原中の制服着てる学生が数人いるなぁ。

そういや、俺も通ってる事になってるんだっけ? 正直勉強ついていけなさそう。

まぁ良いか。マミさんみたいに、俺の事を知ってる奴が居たら、話しかけてきそうだし。

パク、パク・・・。

 

「んでさー、その時恭介がさー」

ん?・・・

 

「『いや、これは誤解なんだ!』って言ってさ?こっちは全然誤解なんかしてないのに、

  あっちが誤解しちゃってさぁ。本当、あの時の恭介の顔は笑えたよ」

・・・おいおいあれさやかちゃんじゃん・・・。マミさんの次は・・・お、あれはまどっち!?

そういやさやかとまどっちは良く遊んでるらしいからなー。1話でもこの喫茶に来たんだし、

別に今日来てもおかしくないよなー。

 

・・・2人が奥の席に座った。

・・・って!? まどかとさやかじゃん!? や、やべっ!? ・・・おお、2人共美人です・・・。

 

ファンの皆様、2人共見事に可愛いらしいですよ。

というかまどっちマジで白ニーソ履いてるのかよ・・・ありゃ誘ってるんじゃないか?

・・・しかもスカートも短めだよな。 うめ先生、制服のデザインいかしってまっせ・・・。

ただ、男子の制服を黒にしてくれればまるっきり文句ないですよ、はい。

やっぱりまどマギの世界の夢なのか・・・。

あまりにも驚きすぎて原作キャラを見かけても冷静になってるよ

・・・話したら緊張して噛む可能性あるが。

 

・・・ちなみに、俺はさやかやまどかには見えないだろう位置で覗いている。

・・・んー、何ていうか、

 

┌ ────┐ ┌ ────┐

│空席 まど│ │空席 生徒│

│(テーブル) (テーブル) │

│さや 空席│ │空席 生徒│

└──── ┘ └──── ┘

┌ ────┐ ┌ ────┐

│空席 空席│ │空席 空席│

│(テーブル)   (テーブル)│

│空席 空席│ │翔一 空席│

└──── ┘ └──── ┘

こんな感じの具合だ。・・・・クソ、もう声がちょっとぐらいしか聞こえない。

___のお告げ通りに、あの2人やマミさん、ほむほむと杏子ちゃんを助けろだって?

・・・確かに俺もまどマギがハッピーエンドで終わったとは思ってないからな。

可能なら、幸せハッピーなトゥルーEDにしたい所だよ。

・・・って言っても、どうやって助けるんだよ・・・。

まぁまだここに来て一日も経ってないしな。気軽に様子見ぐらいしかできないな。

 

「・・・さやかちゃん、あれ・・・・」

「ん?・・・なぁに、まどか」

・・・・? 何だ何だ? 

思わず、テーブルから少し見を乗り出して、2人の方を__

 

さやか「あぁー!!! 翔一!! あんた、何やってんのよ!?」

・・・・へ? もしかしてお二人ともマミさんみたいに俺の事知ってるパターン?

・・・さやか様が急いでこちらに駆け寄ってきました。

 

さやか「今日は熱を出して休んでたんじゃないの!? あんた!!」

えっ・・・熱? ・・・・あ、そういや・・・

『学校には連絡しておいたから』

・・・・マミさんが言っていた言葉を思い出す。 ・・・というか、もしかして、

俺が元々この世界に居た設定なんじゃないか?

・・・・なるほど、それなら・・・ヘタレな俺でも何とかできるかもな・・・。

 

さやか「ちょっと!黙ってないで何とか言いなさいよ!」

 翔一「えぇ・・・と、その・・・ごめんなさい」ペコリ

・・・嘘をついてごまかす事もできたけど、

この場合どう嘘をついて良いか分かったもんじゃない。

ならいっその事、開き直って謝るぐらいしか選択肢がないじゃないか。

・・・・それにしても美人だな・・・スタイルも良いし。・・・・くっ!?

あー・・・クソ、上條裏山・・・・壁殴り代行さんですか~?今から一本よろs_

 

さやか「謝るぐらいならちゃんと学校来なさいよ! 全く!」

まどか「戸原君、ズル休みはダメだよ?」

うぉぉふ。・・・インパクトすげぇな今の・・・。 

というか本当に幼い顔立ちだな・・・。これはロリコンには持って来いだよ、うん。

・・・それにしても・・・あの時の声は・・・本当に___なんだろうか。

・・・・『過去の私』って話だし、やっぱり・・・そうなんd_

 

さやか「黙ってないで何か言う!」

 翔一「いや・・・あの・・・申し訳ございませんでした」ペコリ

まどか「あぁ、えぇと! そんなつもりで言ったんじゃなくて!」

さやか「そうだぞ翔一!男が簡単に頭下げちゃいけないって!」

 翔一「・・・土下座とか頭下げるとか、あまり気にしないし方・・・だしな。そんなのに

    一々構ってるより、頭下げたりするだけで済むなら、幾らでもやるよ」

さやか「はぁ。あんたねぇ、もっと自分にプライド持ちなさいよ」

 翔一「プライドならある(たぶん)。 ・・・ただ、俺はひねくれてるからな」

・・・・自分でもひねくれると自認している。

さやか「出たよその言葉。先生にも言われてるでしょ?もっと自分に誇りを持てって」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

誇りなんて持てるはずないじゃないか。 

 

まどか「・・・戸原・・・君?」

 翔一「・・・あ、ごめん、その・・・・はははっ・・・・」

心配させているようなので、何とか誤魔化してみる。

 

さやか「・・・・まぁ、明日ちゃんと学校にさえ来ればいいの!分かったかね?」

 翔一「・・・分かりましたよ。ちゃんと行きますよ・・・。」

さやか「なら良いんだよ~! あ、折角だし、一緒に食べる?」

 翔一「!?」

・・・うっぉぉぉおおおおお!!!

マズい・・・これは・・・。もちろん出来る事なら一緒に食べたい

だけどマミさんに言わずに無断で外に出てきたからなぁ。

それに俺も後一口ぐらいで食べ終わるし。んー、どうするかな。 

・・・・・・・・・・・ここはやっぱりマミさんを優先しよう。

 

 翔一「ああ、気持ちは(果てしない程に)嬉しいけど、この後用事がある」

さやか「ちぇー、付き合いが悪いなぁ」

まどか「しょうがないよ、さやかちゃん」

\メザメタココロハ ハシリダシター♪/

 

 翔一「ああ、ちょっとごめん・・・」ピッ

携帯を取り出して、さやか達に背を向ける。

 

 マミ『翔一?どこ行ったのよ、心配しちゃったじゃない』

 翔一「ああ・・・ごめんなさい、すぐ帰ります」

 マミ『・・・? あ、帰りに今日の夕飯のおかず買って来てね』

 翔一「えぇと・・・。何食べたいですか?」

 マミ『・・・・・どうかしたの?今更敬語使わなくても良いのに』

 翔一「あぁ・・・その・・・・すみ_・・・・ごめん。 何食べたい?」

 マミ『んー、カレーが良いかも。できれば手作りが食べたいわね」

 翔一「あぁ・・・それじゃ、帰るついでに食材買ってき・・・買ってくる」

 マミ『カレールーはまだ残ってるから、野菜とお肉お願いね』

 翔一「わ、分かった・・・。それじゃ・・・」

 マミ『えぇ、気をつけてね』

 翔一「はい・・・」ピッ

さやか「・・・」ニヤッ

 翔一「ふぅ・・・」

とても緊張した・・・というか心配されてるのが凄くありがたい・・・

 

さやか「へぇ~?」ニヤニヤ

まどか「さ、さやかちゃん!」

さやか「翔一~。電話の相手は誰だったのかな~?」ニヤニヤ

 翔一「えっ!? ・・・・いや、その・・・」

・・やべ、これどうやって答えよう・・・。

 

さやか「まぁいいけどさ!あんたもあんたで頑張りなさいよ!」

・・・・何か誤解されてるような気がする。

さやか「それにしても~?その年で思い人と同居ですか~?けしからんなぁ」ニヤニヤ

 翔一「はぁ!? い、・・・いや!今のは・・・その!・・・・家族、家族だから!」

さやか「嘘言っちゃぁいけないですよ、翔一さん。このさやかちゃんの目は誤魔化せないのだ!」

 翔一「だから違う!違うんだ!」

・・・確かにマミさんと恋人に見られるのは・・・ 凄く・・・たまらん。 

だけど! だけど事実は違う! だってマミさんとはお隣なんだよ!

家出る時に、隣の部屋ちらって見たら、マミさんの家だったんだよ!

ぶっちゃけ俺声押し殺して「イヤッホォォウ!」って言っちゃったぐらい嬉しかったよ!

 

さやか「あれ~?図星だったのかな~?」ニヤニヤ

だから違う!・・・どうすれば良いか  ・・・と目を泳がすと、さっきから下を向いて赤くなり、

口をあわあわ動かしてるまどっちさんが視界に入った。

 

さやか「おっと、まどかにはまだこういう話は早いかなー?」ニヤニヤ

まどか「そ、そんな事・・・ないよ!///」

 翔一「・・・・と、とにかく!俺はもう行くからな!」

さやか「はいは~い、また明日ね~」ニヤ

まどか「ま、また明日・・・ね」

 翔一「・・・あぁ」

 

まどか、さやかと別れて、支払いを済ませて店から出る。

・・・1階の食品店に立ちよって、じゃがいもなどを買うついでに、

この世界の食品に興味を持ったのでやきそばパンを買い、イーオンから出て、歩きながらそれを食べる。

 

・・・やば、道覚えてたつもりだけど・・・仕方ない、ケータイ使うか・・・。


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