魔法少女まどか☆マギカ -女神の決断   作:てにー

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しばらく更新できなくてすいません、更新再開します。

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しばらくオリジナル展開で、まどか、さやか、ほむらなどの出番が無くなる+
ちょっと作者のテンションを上げるために書いた話。和やかムード。
この話は次の話などに影響はありません。・・・たぶん。凄く長め。
タイトルは誰かさんの心情。





閑話「自分の秘密を知られたくない人に知られたら凄く気まずい」

 

 

 

 

 

~放課後~

 

 

まどか「あ、やっと来た」

さやか「いやぁ、ごめんごめん。ちょっと用事があって」

 仁美「今日は私もお稽古はありませんし、ゆっくり出来ますね」

まどか「あ、ほむらちゃんだ」

さやか「おーい、ほむら~~!!」

 

__

_

 

 

ほむら「あんなに大声で呼んで、あなたは恥ずかしく思わないのかしら」

さやか「出たよ! 毒舌ほむら!! でもあたしはもう慣れたのだ! もうめげない!!」

 

ほむら「『おーいほむら~~』・・・ふっ」

 

 仁美「『でもあたしは慣れたのだ。もうめげない』・・・(笑)」

 

さやか「・・・まどかぁー! ほむらと仁美が私の事虐めるぅー!!」

まどか「さやかちゃん」

さやか「ん・・・?」

 

まどか「もうめげないんじゃなかった?」

 

さやか「おっと、そうだった!! あたしがこれぐらいでめげると思ったら大間違い!」

 仁美「それでこそ、『美樹さやか』・・・。私のライバルです・・・!」

さやか「いやぁ、私もライバルとして負けない! 負けられない・・・!」

 

仁美 さやか「「イザ・・・」」 ゴゴゴ

仁美 さやか「「尋常に・・・!」」 ゴゴゴ

 

ほむら「この二人の切り替えとテンションの高さにはついていけないわ」

まどか「でも面白いよ?」

 

___

__

_

 

 

===イーオン/ゲームセンター===

 

まどか「それで、いっつも二人はここに来るんだよね」

ほむら「やってて飽きないのかしら」

 

さやか「ぜぇ・・・ぜぇ・・・! まだだぁー! まだ189(コンボ)だ!!」ドンドン

 仁美「甘いですわ・・・! 私こそ・・・!」ドンドンカッカッ

 

ほむら「二人で太鼓の○人。しかもこれで9回戦目。・・・他の人に迷惑じゃない」

まどか「そうでもないよ? もう二人は常連ってくらいにここで太鼓の○人やってて、

    二人の姿見て拍手する人いるんだよ?」

ほむら「・・・中学生が難易度:鬼をいつも連戦していれば、拍手ぐらい起きるわよ・・・」

まどか「ほむらちゃんはやらないの?」

ほむら「・・・難易度:鬼を軽く連戦する二人には勝てないわよ」

まどか「言えてるね・・・あっ」

ほむら「・・・?」

まどか「ほむらちゃん、あれ・・・」

 

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===イーオン/1Fフロア===

 

中沢(うぉぉ・・・! 何と、何と何と何と・・・! 一人で歩いていたらまさか・・・!)

 

「よーし、中沢君! 本屋さん行こっ」

 

中沢「お、おぅ!」(・・・神様、ありがとう・・・ありがとう・・・! 

          一緒に買い物させてくれる様にしてくれてありがとう・・・!!)

 

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===イーオン/ゲームセンター===

 

まどか「中沢君、最近積極的になったんだよね。・・・1年生の時から出回ってたし」

ほむら「出回ってた・・・?」

まどか「中沢君が今一緒に居る娘の事が好きって噂。・・・佐藤君が言いふらしたらしいけど」

ほむら「・・・タチが悪いわね」

 

 佐藤「だーれがタチが悪いだ」

 

まどか「あっ、佐藤君」

 佐藤「よう。・・・あの二人の付き添いか。いつになったら飽きるのやら」

ほむら「・・・失言したわ」

 佐藤「まぁ良いけど。・・・まーたあの二人はドンドン叩いてるのか」

まどか「また・・・だよ?」

 佐藤「正直『おりゃぁー!』とか『うぉー!』とか『まだだぁ!』とか『せいっ!』とか、

    声が聞こえて集中できないっつーの。・・・全く、良い迷惑だ」

 

ほむら「・・・全部さやかじゃない」

 

 佐藤「他にも、『まだ負ける訳にはいけませんの!』とか『負けられないのですわ!』

    とかさ。・・・あの二人は、このゲーセンで良く叫ぶ事で有名になってる」

ほむら「良く注意されないわね」

 佐藤「・・・それがさ。あの二人があまりにも目立ちすぎて、逆にこのゲーセンの宣伝に

    なってるんだよ。『このゲーセンには太鼓の○人、難易度:鬼を連戦する可愛い

    女子中学生がいますよ~』って感じで。だから注意もされないわけだ」

ほむら「ゲームセンターの経営も難しい物なのかも知れないわね」

まどか「そうだねぇ・・・・あっ」

 佐藤「ん、どうし・・・リア充爆発しろっ・・・!」

ほむら「・・・」

 

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===イーオン/出入り口付近===

 

翔一「今日はどうする?」

マミ「どうしましょうか?」

翔一「いやぁ、マミが決めてくれて構わないって」 

マミ「いえ・・・翔一が・・・」             

 

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===イーオン/ゲームセンター===

 

 佐藤「ちょっと戸原呪ってくる」ガタッ

 

まどか「ダ、ダメだよ・・・」

 佐藤「くっそ・・・何か良い方法はないのかっ!?」

ほむら「・・・あの二人の場合、変なちょっかいをすると余計に距離が縮まると思うわ」

 

まどか「・・・そうだね、・・・二人共抱き合ってたし・・・///」

 

 佐藤「・・・なん・・・だと・・・・・・・!?」

 

まどか「・・・あっ!?」

 

 佐藤「・・・・・・・戸原・・・テメェは俺を怒らせた・・・」 ゴゴゴゴ

 

ほむら「・・・凄い気迫だわ」

まどか「佐藤君って変な所で本気になるからね・・・」

 

 佐藤「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!!!!」 ダッ!!!

 

 

 

 

 

「はい、そこまでだよ」ガシッ

 

まどか ほむら「「 あっ 」」

 

 佐藤「なっ・・・!? わ、我が妹よっ!?」

「やっぱりこんな所に居た。・・・今日の当番お兄ちゃんでしょう!?」

 佐藤「い、いやぁ・・・ちょっと食材の買出しついでに・・・」

「それで遊んでる内に忘れて、そのままノコノコ帰るつもりだったでしょ?」

 佐藤「・・・な、何の事だか、僕にはさっぱり分かりません・・・」

 

「 ノ コ ノ コ 帰 る つ も り だ っ た で し ょ ? 」 ゴゴゴゴ

 

 佐藤「ひぃぃぃい!! すいません!! すいません!! はい、そのまま

    ノコノコ帰るつもりでしたぁ!! 『精々弁当買って帰るぐらいで良いや』って

    思ってましたぁ!! 許してくださいぃ! こんなお兄ちゃんを許してくださいぃ!」

 

ほむら「妹に尻を引かれる兄って情けないわね」

まどか「でも面白いからそのまま見てよう」

 

「土下座」

 

 佐藤「・・・えっ?」

 

「土下座♪」

 

 佐藤「でもここゲーセンなんですが_」

 

「聞こえなかった? 土 下 座♪」

 

 佐藤「でも周りの人が見てるし・・・」

 

「 ど げ ざ!!!」

 

 佐藤「はいぃ!!・・・・・・申し訳ございませんでしたぁ・・・」ドゲザァ...

 

ほむら「・・・・哀れだわ・・・」

まどか「・・・佐藤君の妹さんって怒らせると怖い事が分かったよ・・・」

 

「・・・・・あっ、もしかして暁美先輩ですかっ!?」

ほむら「え、えぇ・・・」

「うわぁ・・・! 本物だ・・・! あ、握手してください!!」

ほむら「べ、別に良いけど・・・その・・・」

「あぁ、あのバカは放っておいて構いませんから」

ほむら「・・・・・はい」

「あっ、暁美先輩の手冷たいですね」

ほむら「そう?」

「はい。でもそれが暁美先輩っぽくって良いです!」

ほむら「なら、良いけど・・・」

「あっ、もしかしてそっちは鹿目先輩ですか?」

まどか「えっ!? う、うん!」

「可愛いですね、そのリボン!! 後靴下も良い感じです!」

まどか「あっ、えぇと・・・ありがとう!」

 

「いいなぁ・・・・私も二人と同じクラスが良かったなぁ・・・何でお兄ちゃんより一つ下に

 生まれたんだろ・・・はぁ・・・同じクラスなら喋り放題なのに・・・」

 

ほむら「・・・・・・それはそうと、何時まで土下座しているつもり・・・?」

 佐藤「勝手に立ち上がったらこいつが当番の時に俺の晩飯がなしになるんだよ・・・!」

「あっ!? お、お見苦しい所をお見せしました!!・・・それじゃ、行こうかお兄ちゃん」

 佐藤「・・・・はい」

「それじゃ、暁美先輩、鹿目先輩、また今度~!」

 

 

まどか「うん、じゃあね~!・・・って行っちゃった。台風みたいな子だったねぇ」

ほむら「・・・まどか?」

まどか「うん・・・?」

 

ほむら「私らしさって、何かしら・・・?」

まどか「・・・?」

 

ほむら「・・・いえ、何でも_」

まどか「うーんとね。ほむらちゃんはどんな時でもカッコ良くて、美人で、私を守ってくれて。

    ・・・・・・・言葉じゃ表せないぐらいに素敵な娘だよ?」

 

ほむら「まどか・・・・・・」

まどか「私にとって、ほむらちゃんは憧れの存在だよ」

ほむら「私はあなたが_! ・・・・・・いえ、何でもないわ」

まどか「・・・・・・・?」

ほむら「・・・・・・・・・」

まどか「・・・えいっ!」

ほむら「ひゃっ!?」

 

まどか「・・・・ほむらちゃんの手、あったかいよ?」

 

ほむら「・・・えっ?」

 

まどか「だって、いつも私を見守ってくれてるもの」

 

ほむら「・・・・・・」

 

まどか「私を見守ってくれてるほむらちゃんの手が、冷たいわけない。・・・冷たかった

    としても、私が暖めてあげるよ。・・・私には、それぐらいしか出来ないから」

 

ほむら「・・・まどか・・・///」

 

まどか「・・・ねっ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

\キマシタワー・・・・!!/

 

さやか「ちょ、仁美っ!? 鼻血が・・・!」

 仁美「・・・キマシタワー・・・遠まわしのプロポーズ・・・頂きました・・・」

さやか「仁美~・・・・・・おーい、戻ってこーい・・・」

 

まどか「・・・・あっ!///」

ほむら「・・・っ!///」

 

まどか「ひ、ひどいよ! いつの間に終わってたのっ!?」

さやか「佐藤がズリズリ引っ張られて帰った時から」

まどか「そ、それって!! 最初から見てたのっ!?」

さやか「・・・そういう事、かなぁ・・・?」

まどか「・・・///」

ほむら「・・・///」

 仁美「あぁ、お二人は何時の間にそんな親密な関係に・・・!? も、もしかして、

    身体と身体を重ねあう禁断の関係にまで発展してしまったのでは・・・!?」キャーキャー

まどか「えっ!?///」

 

 仁美「いけませんわ・・・!それは禁断の愛、恋ですのよ_」

さやか「・・・えいっ!」パシッ

 

 仁美「痛っ・・・! ・・・・・・あらやだ私、何を・・・?」

さやか「まーた暴走してたんだよ、悪い癖がね」

 仁美「あら・・・そんなつもりなかったんですが・・・」

さやか「・・・無意識に暴走するほど、危険なもんはねぇわ・・・」

まどか「えぇーと・・・あ、そうだ! さっき戸原君とマミさん見かけたんだけど!」

さやか「・・・何~っ!? ま、まさか、デートじゃないのか~!? やっぱり付き合ってるに

    違いない! 一目であんな恥ずかしい事出来るならそうに違いない!」

 

 仁美「・・・・・・・何ですって!? 私の知らない所で戸原君とあの巴先輩が・・・!?

    ぜひ、詳しくお聞かせください! 出来ればどういうシチュエーションだったかも

    詳しく! 時間帯、場所、ムード、知りうる事全て詳しく!!!」

 

まどか「仁美ちゃん・・・また暴走してるよ・・・」

さやか「えぇーと・・・あれって、言って良いのかな、まどか」

まどか「・・・言ったら凄く怖い笑顔のマミさんに怒られるって・・・」

さやか「そーだよねぇ・・・悪い、仁美っ!! これは言えない!!」

 仁美「まさか・・・お二人だけの秘密ですのっ!?・・・あぁ、私はもう、暁美さんも含めて

    3人の間には入れないのですね・・・!悔しいですが、友人として心より応援を_」

まどか「あっ、そういえばほむらちゃんは・・・?」

さやか「あっ・・・。そういやぁ・・・何処行ったんだろ・・・」

 

 仁美「スルーなんですかっ!?」

 

さやか「だって、構ってたらすごーく長くなりそうだもん」

 仁美「・・・つまり、3人の関係を話すのには、時間が足りない程、親密という事に_」

さやか「あんたはいい加減それから離れなさい」

 仁美「だって・・・! 明らかに怪しいじゃないですか!! 最近、私を放り出して

    3人で話しているではありませんかっ!? これのどこを疑わずに居られるのです!?」

 

さやか「・・・・・・・・・斜め45度のさやかちゃんチョーップ!!」パシッ

 

 仁美「・・・・・効きませんわ・・・!」

 

さやか「何っ~!?」

 

 仁美「さぁ、お二方と、暁美さんの関係を詳しく・・・って、鹿目さんは・・・?」

さやか「・・・あれっ!? いつの間にまどかまで居なくなってる!?」

 仁美「・・・ゲームセンター内から次々に消えていく友人達・・・これは、事件の匂い!?」

さやか「いや、ただ単にあたしら放置してどこか行ったんでしょ」

 仁美「・・・これが噂の放置プレ_」

さやか「あぁー、まどかからメール届いてた。ほむらがマミさん達見つけたから後追いかける、

    ・・・だってさ。やっぱりあたしら放置してただけだよ」

 

 仁美「・・・すぐ行きましょう!!!」

 

さやか「ちょ、速いって!! ・・・はぁ、仁美ってこういう時は行動力はあるからなぁ・・・

 

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===イーオン/喫茶店===

 

ほむら「遅い」

まどか「遅いよ二人共・・・!」

さやか「いやぁごめんごめん、ちょっと白熱してて・・・」

 仁美「・・・それで、戸原君と巴先輩は・・・!?」

ほむら「・・・あそこに」

 

 

翔一「いやぁ、・・・美味いなぁ。腹が満たされるし」

マミ「フレンチトースト・・・ココア・・・・・・ふふ」

翔一「な、何を笑ってるんだよ・・・」

マミ「やっぱり翔一はどこか子供っぽいなぁ って」

翔一「なっ!? こ、子供っぽくないし! バ、バリバリ大人だしっ!?」

マミ「大人っぽかったらコーヒー飲めるでしょ?」

翔一「別に飲める・・・。 ただ、ブラックが飲めないだけだっ!!」

マミ「だけど甘すぎる物はイヤだからねぇ?・・・ミルクティーとか」

翔一「別に飲める。・・・好き好んで飲んでる人よりは飲めないだけだっ」

 

マミ「・・・・・『マミー、俺紅茶苦手なんだーココアが良い~』」

 

翔一「・・・!?」

マミ「・・・会った時のばかりに、私に言った台詞。・・・覚えてる?」

翔一「い、いや・・・」

マミ「・・・こういう中途半端な所が逆に子供っぽいのよ。・・・背も私より小さいし」

 

翔一「い、言うなっ、俺だって気にしてるんだっ!! ほむらに上から見下ろされるのは

   少しばかり嫌に感じてるんだぞっ!? ・・・・・・ま、まぁ後2年ぐらいしたら伸びるし。

   ・・・身長170超えるし。・・・ もうそりゃバリバリ伸びてるし・・・」

 

マミ「はいはい・・・(笑)」

 

翔一「ほ、本当だからなっ!? 今はこんな小さくなったけど、ここに来る前はバリバリ

   伸びてたんだからなっ!? 担任の先生に、『やっとお前にも成長期が~』って

   言われたしっ!! 今のマミよりは伸びるしっ!!」

 

マミ「・・・・? 『ここに来る前』・・・? 『やっとお前にも~』・・・?」

翔一「あっ、やべっ・・・!?」

 

マミ「・・・あぁ・・・。・・・そうなると良いわね。少なくとも、私より大きくなれれば・・・(笑)」

翔一「嘘じゃないって・・・! 本当なんだって・・・!!」

マミ「そうなる事を願っているわ・・・(笑)」

翔一「だから嘘じゃないって言ってるだろ・・・! 信じてくれよぉ~!」

 

 

さやか「うわぁ・・・ここから話し声は聞こえないけどバリバリ仲良いじゃん・・・!」

まどか「・・・///」

 仁美「・・・あぁ、胸が騒ぎます・・・!」

ほむら「・・・もう完全に悪趣味になってるわよ」

 

___

__

_

 

 

~~~夕暮れ~~~

 

 

===道路===

 

さやか「結局あの二人仲良く話してただけじゃん、何かこう、もっと刺激がほしかったなぁ」

 

 仁美「でも・・・私としては、あのお二人の姿だけで良い収穫となりました・・・ふふふふ」

ほむら「人が悪いわよ」

さやか「ほむらだって人の事言えないじゃん。・・・二人の事追いかけて、まどかに伝えた癖に」

ほむら「そ、それは・・・」

さやか「はいはい分かってますって。・・・あんなシーン見せ付けられたら、気になるよねぇ・・・」

まどか「・・・・・・私もあんな感じに成れたらなぁ・・・」

ほむら「・・・!」

さやか「まどかにもきっと素敵な人が現れるって!!」

 仁美「・・・以外にすぐ近くに_」

 

ほむら「・・・」ジーッ

 

 仁美「・・・何でもありません」

まどか「二人見てるとドキドキするんだもん。この前だって夜の公園で二人で・・・///」

さやか「あぁ・・・あれね。もう私たちの事気にせずするんだから驚いたよ」

 

 仁美「・・・ちょっとその話を詳しく_」

 

まどか「あっ、もうここでお別れだねっ」

さやか「そ、そうだね。うん、また明日っ!」

 仁美「ちょ、ちょっとお待ちを_」

まどか「じゃあね~! ほむらちゃん、仁美ちゃん、また明日~っ!」タッタッタ

さやか「また明日~っ!」タッタッ

 

仁美「・・・もぅ! 明日、絶対に聞き出して見せますっ・・・! お二人の様子から見て・・・

    ・・・!? 夜の公園で人目を気にせずっ・・・!? 何て破廉恥なんでしょうっ!?///」

 

 仁美「そ、それは中学生がやって良い事がじゃありません事よっ~!!!///」タッタッタ

 

 

 

ほむら(・・・・・一人で暴走して走っていった・・・・・・さて)

 

 

 

___

__

_

 

 

 

===巴家===

 

ピーンポーン

 

 マミ「はーい」

 

ガチャッ

 

ほむら「・・・失礼します」

 

__

_

 

 

 マミ「それで、魔女が空中にいる場合の対処は~~~~~~~~」

 

ほむら「いえ、そこは私が牽制するから~~~~~」

 

 マミ「・・・その案で決定ね。・・・次に、守りが堅い場合の対処だけど~~~」

 

 

 

 

 

 翔一「はいはい。熱心になるのは良いけど、少し遅めの夕食の時間でございます」

ほむら「あっ・・・」

 翔一「もちろん誰かさんの分もある」

ほむら「い、いえ・・・私は食に細いから_」

 

\グゥ~~/

 

ほむら「なっ!?///」

 

 

翔一 マミ「「・・・・・・」」

 

ほむら「・・・こ、これはその・・・・・・違うのよ・・・!///」

 翔一「本人が違うつもりでも、お腹様はそう仰ってはいませんようですが・・・www」

 マミ「翔一、暁美さんの分まで、お願い・・・(笑)」

 翔一「言われなくとも、そのつもり」

 

ほむら「あ・・・ぅぅ・・・///」

 

 翔一(ドジっ娘はどんなに変わっても中身の性質は変わらないのか・・・萌えるッ・・・!)

 

__

_

 

 

ほむら「・・・ご、ごちそうさま・・・///」

 

 翔一「お粗末様でした。・・・食が細い割りには、良く食べたじゃないか」ニヤッ

ほむら「っ・・・! ・・・・・・・ひ、人の厚意を無駄にはしたくないもの・・・」

 翔一「はいはい照れ隠し乙です。それじゃ、食器片付けてくる」

ほむら「・・・!///」

 マミ「・・・ごめんなさいね。翔一は少し、からかう癖があるから。・・・逆に、からかわれると

    あまり反論できないけど。・・・本当は、暁美さんが完食してくれて嬉しいはずだから」

ほむら「い、いえ・・・こちらこそ・・・」

 マミ「翔一にからかわれる事があったら、暁美さんも遠慮なく仕返ししてね。

    そうしないと少しずつツケ上がっちゃうんだから」

ほむら「・・・」

 

 

『このまな板野郎・・・!』

 

 

ほむら「・・・!!」ピキーン

 

__

_

 

    

 翔一「ほむらはコーヒーで良かったか?」

ほむら「えぇ。・・・あなたはココア?」

 翔一「・・・そうだけど」

 

ほむら「子供っぽい」

 翔一「っ!?」

ほむら「おチビさん」

 翔一「チビじゃねぇしっっ!?」

 

ほむら「・・・・・・・・・・・・・・・・・・変態」

 翔一「なっ・・・!? だ、誰が変態だっ_」

 

 

ほむら「自室、タンス、二重底、その下に金庫。・・・解除ナンバーは_」

 

 

 翔一「ギャーッ!? 何でそこまで知ってるっ!? そこには_」

 マミ「!!・・・・・暁美さん、続けて」

 翔一「えっ!?」

 

ほむら「解除ナンバーはXXXX。中身は_」

 

 翔一「やめろっ!! お願い!! 土下座します!! 許してっ_」

 マミ「中身は・・・?」ゴクリッ

 翔一「ちょっ、マミ、聞くなっ!! そしてほむらは言うなっ!!! お願いぃぃぃ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほむら「・・・・・・・・・・・・・・・その・・・・・・エッチな・・・・・・・・・・・・本・・・・・・・・///」

 

 

 

 

 

 

 

 

 翔一「」

 

 

 

 

 

 

 マミ「・・・・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 翔一(すまん・・・この世界の俺よ・・・お前のmyコレクションは犠牲となったのだ・・・

    そして・・・新しく入れておいた俺のコレクションも犠牲となったのだ・・・

    そして俺の何かが・・・何かが失われた・・・・・・もうやだ・・・泣きたい・・・!!!)

 

 

 マミ「・・・暁美さん・・・?」

ほむら「・・・?」

 

 マミ「何でそんな事知っているの・・・?」ゴゴゴ

 

ほむら「・・・あっ・・・!?」

 マミ「普通なら、暁美さんはそんな事知らないはずよね・・・?」ゴゴゴゴ

 

 翔一(・・・・マズい、何かスイッチ入った。修羅場スイッチ入った・・・!?)

ほむら「・・・・・・・・・えっと・・・その・・・」

 

 マミ「・・・・・・その・・・?」ゴゴゴ

 

 翔一(ほむらが俺の部屋の秘密を何故知っているのか。・・・普通に考えればあり得ないはず!

    地雷踏みやがって・・・! ・・・ん? でも何でマミさんは怒ってるんだ・・・?)

 

ほむら「・・・・・・クラスメイトと・・・話してた・・・」

 翔一「えっ?」

 

ほむら「・・・教室で・・・その・・・聞こえたの・・・・・・・」

 翔一「・・・・・・・えっ!? (そんな事話してねぇぇぇぇ!?)」

 

 マミ「 ・ ・ ・ 翔 一 ? 」ゴゴゴ

 

 翔一「は、はいぃぃ!?」

 マミ「・・・そういう話をする年頃なのは分かるけど・・・」

 翔一「は、はい!!(話してないっ!! 俺は無実だっ!!)」

 

 マミ「・・・教室でそんな話するなんて・・・・・・最低よっ!!!」

 

 翔一「えぇぇぇぇ!? ちょ、待った!! 俺はそんな話、してな_」

 マミ「なら何で暁美さんが翔一の部屋の秘密を知っているの!?」

 翔一「そ、それはっ!! ほむらが良く俺の部屋に忍び込んで_」

 マミ「そんな訳ないでしょう!!!」

 翔一「っ・・・!(くそっ、普通に考えれば嘘だと思うに違いない!だが事実だっ!!)」

 

ほむら「・・・あの時の仕返しよ」ニヤッ

 

 翔一「っ!!・・・(計ったな、計ったなほむらぁぁぁぁ!!)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 マミ「・・せ、せっかく・・・・私しか知らないはずだったのにっ・・・・!!///」ボソッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翔一 ほむら 「「 ・・・えっ? 」」

 

 

 マミ「・・・・・・あっ」

 

 翔一「ちょ、マミ、今なんて_」

 マミ「あっ、もうこんな時間!! 暁美さん、そろそろ帰った方が良いんじゃない!?」

ほむら「・・・・・・そうね。今日はお暇するわ」

 マミ「うん! また明日ねっ、暁美さん!!」

 翔一「ちょ、マミっ!! ワンモアっ!! 今のワンモアッ!!」 

 マミ「・・・? 私何か言ったかしら・・・?」アセアセ

 翔一「言ったよっ!!確か、『私しか知らな_」

 マミ「今日の夜は冷え込むらしいから、気をつけてねっ、暁美さんっ!!」

ほむら「え、えぇ・・・」

 翔一「ちょ!! おいほむらっ!! 今言ってたよなっ!? マミが『私しか・・・』って!」

ほむら「言って_」

 

 マミ「・・・」ニコッ

 

ほむら「・・・さぁ? 何の事かしら」

 翔一「おぃいぃ!? 今『言ってた』って言おうとしたよなっ!? 何でやめたのっ!?」

ほむら「・・・? 何の事だかさっぱりだわ。・・・それじゃ、また明日」

 翔一「・・・・・・・はぁ・・・。また明日 (まぁ良い、メールで聞けば良いだけだ)」

ほむら「・・・えぇ、また明日」

 

__

_

 

 

マミ「あっ、翔一」

 

翔一「ん・・・?」

 

マミ「さっき・・・わ、私・・・何も言ってないからっ!!///」

 

翔一「・・・」

 

マミ「ほ、本当なのっ!! 私は・・・!」

 

翔一「マミ」

 

マミ「・・・?」

 

 

 

翔一「勉強机の一番下の引き出しの二重底の下にある鍵付きの大きな箱の中身は?」

 

 

 

 

 

 

マミ「エ、エッチなDV・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あっ!?///」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翔一「・・・・・・・・・・・・・・さらば我が青春、そして見滝原っ!!・・・うぉおおお!!!

   もう俺はマミの傍には居られないっ!! さよならぁぁぁぁ!!!」

 

 

 

 

・・・マミさんに自分の趣味を知られている、という事実。

俺にとって・・・この見滝原から離れたい衝動を駆るには充分だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・だが、財布も携帯も持たず、自宅の鍵だけを持って出ていった俺は、

その5時間後に自宅に戻ったのだった。

 

・・・その翌日にマミさんに頭下げられたりしたけど、気にしない。

何で知っているのか全く持って分からないけど・・・この世界の俺がヘマをしでかしたのは

目に見えてる。・・・・・・・・・・・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・断じて、気にしないぞっ・・・、グスッ・・・。

 

 

 

 

 

 




・・・閑話でした。 

にじファン様で公開していない時はない話で、新たなに書き下ろしました。
本編だと3話終了、そしてマミさん生存、という良いタイミングだったし、
前書きで言っている通りまどっちさん達の出番がなくなるので、ワンクッション置く事に。
終盤のほむらとマミさんの打ち合わせは、本編では書いてなかったので、
「いつ打ち合わせしてるの?」って話になった時のために書いておきました。

・・・翔一君が逃げ出したくなる気持ちは、分かりますよね。
自分の好きな異性に、そういう系の趣味を知られたりしたら、そりゃ逃げたくなります。

作者は親ではなかったのですが、身内に知られた時に、軽蔑の目で見られました。
・・・・・・・・・・あの時の目は忘れられないorz

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