魔法少女まどか☆マギカ -女神の決断   作:てにー

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この世界に来て、早くも6日目を過ごしている翔一。

そして、明日が___



第15話「本編前夜」

 

まどか「おはよう、戸原君」

 翔一「ああ、おはよう」

さやか「おはよーズル休みー」

 翔一「だからそのネタ何時まで続かせるんだよ・・・・明日か」

さやか「明日?明日何かあったっけ?」

 翔一「い、いや、こっちの話だ・・・」

・・・俺がこの世界にやってきて、6日が経った。等々明日がほむほむが転校する日・・・のはずだ。

あの後(前話の後)、マミさんにご馳走を作ってあげて、

マミさんは心底嬉しそうだった。

 

キュゥべぇに魔銃の説明を詳しく受けたけど、魔石は今週の分はまだ残っており、

4個のストックがあるらしい。・・・明日もしもほむほむが転校してくるのなら、

魔女に備えて少しでも節約しておいた方が良い。

 

それに今後の頑張りによっては魔銃の改造やらもしてくれるそうだ。

あんな凄い物を改造って・・・宇宙って凄いな。

 

まどか「そういえば戸原君、数学の宿題やってきた?」

 翔一「・・・まぁやってきた。・・・ほとんど間違ってると思うけど」

まどか「だ、大丈夫だよ!きっと!」

 翔一「というか元々やる気出なかったしな」

・・・・この世界でも数学は苦手だ。中3になってからもう無理ゲ。

っていうか、全然やる気にならない。もう俺の頭の中に入りそうにもないぐらい。

 

・・・まぁ、それはさすがに言いすぎだけど、あまりにも気がダルかった。

 

さやか「あたしもやったんだけどさー・・・あまり解けないんだよねぇー・・・」

まどか「わ、私も・・・あまり解けなかったなぁ」

 翔一「・・・そういえばさやか」

さやか「んー?」

 翔一「えぇーと・・・上條_・・・恭介はどうだ?腕・・・」

・・・さやかを救う=魔法少女になるのを阻止する。

という事は、あの上條君に会わないと何かと不都合な訳で。

 

さやか「まだまだ、だね・・・。でもいつか良くなるよきっと!翔一も

    お見舞いに行ってあげたら、きっとあいつも喜ぶよ!仲良いんだし!」

 翔一「・・・そう、だな・・・今日にでも行くとする」

まどか「・・・翔一君?」

 翔一「あー・・・何でもない。そろそろ席に着こう」

まどか達を促して、席へと座る。

 

___

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「お弁当の具にはたまご焼きとハンバーグ、どっちが良いですか、中沢君♪」

「えっ・・・・えぇーと・・・ど、どっちでも良いかと?・・・・」

 

___

__

 

・・・HRが終わり、その後の午前の授業が終わって・・・。

 

さやか「うーん!午前も終わったぁ!」

まどか「もうクタクタだよぉ・・・」

 翔一「それじゃあな、2人共」

さやか「ヒューヒュー、思い人と食べるんだなぁ~!?」

 翔一「なっ・・・そんなんじゃない」

さやか「またまた~隠しちゃって~!」

まどか「ウェヒヒ。嘘下手だね~?」

 

 翔一「だからそんなんじゃないって言ってるだろ?・・・まぁ、じゃあな」

2人と別れて、教室から出る。そして階段を上って、屋上へと・・・。

 

 

===屋上===

 

 マミ「来たわね。それじゃ食べましょうか?」

 翔一「ああ」

うぉー!今目の前にマミさんがいる!うぉぉぉ!ウッヒョー!

 

 マミ「?」

 翔一「じゃ、じゃあ食べよう!」

マミさんと一緒にお弁当。・・・うわー、もうこれダメだわ。俺リア充扱いされて良いや。

もう爆発しても良いや・・・・あ、ちゃんと救ってから爆発したい。

 

___

__

 

・・・・・・・

 

昼休みも終わり、午後の授業も、終わり・・・。え?飛ばしすぎだろって?

 

だってさ・・・本当に50分間の内容の授業何回も聞きたい?聞きたくないだろ?

少なくとも俺は聞きたくないね・・・。

 

そんな訳で、放課後。

 

 

さやか「そういえば翔一、恭介のお見舞い行くの?」

 翔一「あ、あぁ・・・そのつもりだけど?」

さやか「それじゃ、あたしの代わりに行ってきてよ。さすがに2人で押し込むといけないから」

 翔一「そ、そうだな・・・え、ええーと・・・何号室・・・だっけ?」

さやか「えぇ?この間行ったばかりなのにもう忘れたのー?」

まどか「翔一君忘れっぽいもんね?」

 

さやか「――号室だよ。・・・もしかして、病院の場所も忘れたとか~?」

・・・正確には忘れた、じゃなくて、知らない なんだけど。まぁ教えてもらおう。

 

 翔一「お、覚えてるけど・・・何だか自信ない」

さやか「ってえー!? 冗談で言ったのよ、あたしは!!」

 翔一「教えて・・・くれないか?割りとマジで」

さやか「ここらの病院ってあそこしかないじゃない!何で忘れるのよ!?

    はぁ・・・・・とりあえず、学校出て~~~~~」

 

 

 

 

・・・・・・・・・

 

さやかに病院の場所を教えてもらって、教室を出る。

 

とりあえず玄関に行き、マミさんには悪いけど、恭介のお見舞いに行くので

一人で帰ってもらった。・・・後で何かしてあげないとな・・・。ケーキとか。

 

 

___

__

 

 

学校を出て、さやかに教えてもらったルート通りに歩いてみるものの、

あまり自信がないので、人に道などを聞いて、やっとたどり着いた見滝源総合病院。

 

受付の人に面会の許可をもらって、俺は何度かここに来ているらしく、

 

「それじゃ、励ましてあげてね」

と言われて、ナースさんが一緒に来てくれなかった。広いからどうしようかな・・・

 

 

 

__

_

 

何とか院内マップで病室を見つける。

 

・・・緊張する。恭介の方は俺の事を知っているだろうが、

俺はアニメで見ただけで、初めて会う奴だ。

 

・・・トンッ トンッ

 

「どうぞ」

 

中から声が聞こえた。畏まっていたら怪しまれるだろうから、

なるべく普通を装い、中に入る。・・・・というか広いなこの病室・・・マジで病室かよ・・・。

 

 翔一「こんばんは・・・? きょ・・・恭介」

 恭介「翔一じゃないか。来てくれて嬉しいよ」

 翔一「あ、当たり前だろ!・・・友達、なんだからさ」

 恭介「ははは。とりあえず座ってよ」

 翔一「そうだな・・・」

 

スライドドアを横に引いて、ドアを閉めてから、恭介の近くに置かれている椅子へと座る。

やっぱり左腕が動かないらしく、包帯が巻かれている。

 

 恭介「どう?学校は」

 翔一「え、ええと・・・。普通?だな。授業が退屈すぎて眠りそうになるぐらいだ」

 恭介「はははは、翔一らしいね。・・・さやかは?」

 翔一「今日はヤボ用?があるらしいな。まぁ俺が来ようと思ってたし。

    ・・・・それにしても良いよな」

 恭介「・・・何が?」

 翔一「毎日毎日・・・?幼馴染がお見舞いに来るって奴。もう羨ま・・・いや、爆ぜろ・・・!」

ちなみに今言った言葉が、ここに来た理由の一部でもある。

 

 恭介「あ、ははは・・・。僕もいつもすまないって思ってるんだけど・・・」

 翔一「お前が例えさやかに来てほしくなくっても、さやか毎日来るだろうよ。

    ・・・うわー・・・やっぱりお前爆発しろ、果てしないほどに爆発しろ」

 恭介「爆発はどうやってもできないね・・・ははは・・・」

 翔一「チィッ・・・。そういえば・・・腕は・・・大丈夫なのか?」

 恭介「分からない・・・。でもきっと良くなると思う。翔一やさやかが見舞いに来てくれるし」

・・・・・良くならなくて・・・お前は・・・・。それでさやかが・・・。・・・そんな事させるか。

本当に、本当にイザとなったら、俺が魔法少年(?)になってでもお前の腕を直す。

・・・会って数分の奴だけど、こいつがどんな奴なのか、俺は知ってる。

自分が好きな物ができない。その気持ちは、俺も良く知っているし、更には一生できない

となると、凄く憂鬱になるに違いない。

 

だから別に良いし、それに契約すれば、視力だろうが握力だろうが、

魔力使えば強化できるし、俺得じゃないか。俺得俺得。

ゾンビになるのは、まぁ・・・。でもイザとなったらの手段だ。

 

もっと大事な時に使うべきだろうし、

さやかが魔法少女にならない様、救う方法だってあるはずだ。

 

もしかしたら、俺が魂をソウルジェムに変えてでもこいつの腕を直すのが、

母さんへの罪滅ぼしになるかも知れない・・・しな。

 

 翔一「・・・まぁ良くなるだろ。良くならないならお前の事殴るからな」

 恭介「な、殴るのはひどいよ・・・」

 翔一「うるせ・・・お前の事羨ましがってる奴どれだけ居ると思ってんだチクショー」←本音

 恭介「羨ましい・・・か。でも確かに・・・いつも来てもらうのはさやかに迷惑が・・・」

 翔一「自分が苦労してでも他人の事考える奴だと思うぞ、さやかは」

・・・自分が人間じゃないと分かっていても、正義の味方を真っ当しようとしたんだから。

 

 恭介「そう・・・だね」

 翔一「そんな幼馴染持ってるんだ、良くならないならマジで殴るからな?」

 恭介「何だか今日の翔一は怖いよ・・・。

    でも、励ましてくれてありがとう。元気が出てきたよ」

 翔一「そりゃ結構な事で。・・・それじゃ、俺はもう行くな?ちょっと・・・用がある」

 恭介「翔一が一緒に通学してる先輩でしょ? 確か、巴先輩・・・だっけ」

 

 翔一「なっ!?///」

 

 恭介「言わなくても分かるって。翔一こそ頑張ってね」

 翔一「・・・あぁ」

付き合ってもないけど。でもそう思われてるなら別にいいかなー。ふひひ。

・・・ああマミさんマジ天使・・・

 

 恭介「それじゃ気をつけてね、翔一」

 翔一「ああ。お前こそな。・・・今度来る時は、何かお土産持ってくる」

 恭介「楽しみにしてるよ」

 翔一「・・・あぁ。それじゃあな」

病室から出て、扉を閉める。

 

 

__

_

 

・・・・・・病院から出て、家へと向かう。家の方向はわかっているから大丈夫だ。

 

・・・さて。何かケーキでも買って帰るとするか。

ついでにとろーりク○ームプリン一杯買ってこよ。この世界でもある=傑作の品だしな。

 

今度ここに来る時は、何か持ってくるとしよう。

上條にプレッシャーをかけないような物を、な。

 

・・・自分を犠牲にして他人救うなんて、偽善者にも程があるな、俺は。

だけど・・・それでも、何と言われようとも・・・俺は。

 

___

___

 

 

マミ「おかえりなさい」

翔一「ただいま~・・・はい、これ」

マミ「あ・・・これ・・・!」

翔一「駅前の所に売ってたよ。安かったから買ってみた」

マミ「これ・・・今人気のケーキなの・・・! 翔一、ありがと!」ニパァ

 

翔一「あ、・・・あぁ・・・」

やべ、まともにマミさんの顔見れない・・・見たら失神する・・・!

 

マミ「~~♪」

すぐさま奥に戻っていくマミさん。

まぁ・・・マミさんが喜んでくれたから良いか。

安いと言えば安かったけど、それはケーキとしてであって。

普通に考えれば・・・いや、何でもない。

 

翔一「さて・・・明日、だな・・・」

___

__

 

・・・俺がこの世界に来てから、6日が経った。・・・やはりここはまどマギの世界だ。

というより、

元々俺がこの世界に居たという事になっているのは、やはり色々と都合が良すぎる。

 

・・・あの声・・・。というか、自宅のドアを開けようとしたら、異次元の穴?に落ちるとか

都合良すぎるだろ・・・。

それに俺はもう高2なのに、中2の時の体に戻ってるのはおかしいと思うんだ。

 

誰かなぜこうなったか、説明してほしい所だ。まぁ説明できないだろうけどな。

それにあのマミさんの隣に住んでいてるとかさ・・・。

 

・・・この世界で俺の家族がどうなっているか分からないのは何かと歯がゆいが、

元いた世界ではピンピン生存しやがっている・・・はずだ。

・・・・親父と俊太、元気にしてっかな・・・。時雨達も心配だけど・・・。

 

・・・・・・やっぱり、あの声の通りに、

まどか、マミさん、さやか、それにまだ会ってないけど杏子ちゃんとほむほむを

助けるべきなのか?

 

というか助けろってどうやって!・・・って思っていたが、

 

この世界の俺はどうやら、昔からマミさんの魔女退治を、キュゥべぇさんがくれた

魔銃で手伝っていたらしいんだよな・・・。

 

 

それに、あの憎たらしいQBが、俺には魔法少女の才能があるとか言ってきやがった。

 

何を考えてるんだ。俺は男だっつーうの!それに本来ならもう高2ですから!

 

・・・だけどQBは実際良く見るとホントに可愛らしいんだよ、これが。

犬や猫好きの俺には、正直可愛いんだよ。それに本当にえみりん声で話しやがる。

 

正体もあいつがどれだけ外道なのかも知っているが、心から嫌いには・・・まだなれずにいる。

それにまだ、ほむらが転校してくる日にはなっていない。

・・・丁度一週間前に飛ばされたらしい。

 

・・・その肝心のほむほむが、前に居た時間軸でも、俺が居た(?)かどうかにもよって、

救う難易度が決まるし。

 

どうかイージーモードであってほしい所だ。

 

・・・本当にこのまま魔女退治の手伝いをしなきゃいけないなら、救う難易度とか関係なく、

全体的にスーパーエクストラでルナティックなハードモードを強いられる事になるだろうが。

 

・・・魔銃があるから魔女戦は何とかなるとして、人間関係・・・がな。

 

さやかと上條、そして仁美お嬢の恋路だろ・・・?

杏子ちゃんだろ・・・?

キュゥべぇの外道発覚イベントだろ・・・?

 

 

そして・・・そして・・・マミさんが・・・

 

 

マミ「どうしたの?顔色悪いわよ?」

翔一「え?ああ・・・大丈夫・・・大丈夫・・・死なせない・・・死なせなんかしない・・・」

マミ「・・・?」

翔一「ほ、本当だって。・・・そういえばマミさ_・・・マミ?」

マミ「ん、なぁに?」

ぬぉぉぉ!? マズい、今のインパクトでかすぎるだろ・・・

・・・この世界の俺?は、過去にマミさんに何かしたんじゃないか?・・・ってぐらいヤバい。

 

マミ「・・・やっぱりどうかした?最近様子がおかしいけど・・・」

翔一「な、何でもない。・・・それよりお腹空いたな・・・」

マミ「あら、もうこんな時間ね・・・。食材は揃ってるから・・・翔一、お願いね?」

翔一「はいはい、分かりました・・・。何食べたい?」

マミ「う~ん、ハンバーグが良いかしらね。翔一好きでしょ?」

翔一「作るのは俺なんですけどね・・・。それじゃ、さっそく作りますよっと」

・・・マミさん料理ベタだとは思わなかったんだ。もう6日目だからさすがに慣れたけど・・・

 俺もある程度は料理ができる・・・が、思ったより料理ができるとは思わなかった。

 

人間、やれば出来るもん、なんだな・・・。

 

 

____

___

 

何だかんだで、完成した俺流ハンバーグ。自分で言うのはアレだが美味そうだ。

 

別に作っておいたサラダを、2つの小皿に入れて、皿に乗っている何個ものハンバーグを、

例の三角テーブルに運ぶ。

 

マミ「何時見ても美味しそうね」

翔一「そりゃ美味しそうに見えなかったら後味悪い」

マミ「そうね・・・キュゥべぇも食べる?」

QB「僕は良いよ。何だか最近、急に翔一に睨みつけられるようになったしね。

   ・・・今もだけど。」

・・・自分でも気づかない内に睨んでいたらしい。そんなつもりはなかったんだけど・・・。

 

マミ「そうよね・・・キュゥべぇ、翔一に何か失礼な事したんじゃないの?」

QB「そんな事した覚えがないんだけど?」

マミ「自分でも気づかない所で、何か失礼をしたのかも知れないじゃない。謝ったら?」

QB「やれやれ。どうしてこう、確証もないのに謝らなきゃいけないんだい?」

マミ「そうしないと失礼だからよ。キュゥべぇも男の子なら、ちゃんと謝りなさい」

QB「分かったよ。・・・翔一、僕が何か君に失礼をしたなら、謝るよ。だから睨むの

    やめてくれないかな?」

翔一「・・・まぁ・・・たぶんやめる」

QB「折角謝ったのに、たぶん、か。まぁ翔一は面倒くさがりだし良いけどね」

マミ「さぁて、謝ったところで。頂きましょう?」

翔一「そうだな・・・それじゃ」

 

翔一「いただきます」 マミ「いただきます」

 

___

__

 

 

テレビ番組を見ながら、夕食を食べる。・・・そういやまだ聞こうと思っていた事が・・・

 

 

翔一「マ、マミ?」

マミ「ん?何かしら」

・・・どうするか。もしかしたら、本当なら俺が知らない可能性だってある。

 

翔一「あ・・・その・・・きょ、杏子・・・元気・・・かな?」

マミ「・・・分からないわね。あれっきり会ってないんだもの・・・元気にしていれば良いけど・・・」

翔一「そうか・・・そう、だよな・・・」

 

良かった。・・・杏子ちゃんはマミさんに弟子入りしてたって事は、

この世界の俺も知っているはずだ。

結局杏子ちゃんはマミさんの元から離れたみたいだけど・・・。

 

そうなると、杏子ちゃんに会うフラグが立たなくないか?・

・・・いや、何か別の手段を考えよう。

まだほむほむにも会っていないし。

 

・・・ここが本当にまどマギの世界なら・・・恐らく、

ほむほむが時間を撒き戻すのは5度目・・・のはず。

 

もし2週目やら3週目だったら・・・・。いや、それも別に悪くないんだけど・・・。

できれば4週目、5週目であってほしい。個人的な意味で。罵りられたi・・・・おっと

 

___

__

 

夕食を終え、マミさんと話しながらテレビを見たりして、9時半ほどになっていた。

いつも10時ぐらいには、マミさんの家から出なきゃいけなかった。

 

マミさんに「お休み」と言ってから、隣の自分の部屋に入る。

・・・・・・・この世界でも@chがあって、まどマギの存在自体がアニメとして知られていたなら、

『今マミさん宅に潜入中。安価で行動する』とかスレ立てたいな・・・。

 

あー・・・でも試しにググってみたけど、この世界でまどマギの事は

一切出てこなかったからなー・・・。それにレベル足りないだろうし。

 

やっぱり、タブーやらそういうのだろうか・・・。

 

まぁ良いや。・・・今後どうするか、真面目に考えないと。

 

 

___

__

 

 

 

翔一「・・・それにしても・・・考え付く訳ないだろうがっ!!」ガツガツ

 

私、戸原翔一、脳の回転をフルにさせるため、とろーりク●ームプリンx3つを、

一つのボウルに投下して食べてます。 えっ?甘党?

 

それが良いんじゃないか。

 

翔一「しかもベランダから星見ながら食べるって風流じゃないか」ドヤァ

・・・だがしかし、考え付かない。

 

 

翔一「あぁもう!こうなりゃヤケだ!アイス投下っ!!」ドバーッ!

ボウルの中にス●パーカップ投入。 

 

翔一「仕上げにチョコソースってな!」ジュプルル

翔一「へへへ・・・会いたかった!会いたかったぞ!!!」

 

 

 

 

 

 

マミ「・・・さすがにやりすぎじゃない?」

 

 

 

 

 

 

翔一「うぉぉわくぁせdrftgyふじこlp;@:!!!?????」

マミ「あ、危ないわよ!?」

また隣のベランダにマミさんがー!!!

 

 

翔一「・・・・・・・・・・欝だ・・・変な所見られた・・・」orz

マミ「でも折角作ったんだし・・・食べないと」

翔一「はい・・・家の中で食べます・・・」

 

マミ「えっ?」

翔一「えっ?」

マミ「さっき『ベランダで食べるのが風流』って言ってたじゃない?」

翔一「・・・また変な所見られた・・・泣きたい・・・もう部屋で食べるっ・・・!」グスッ

 

マミ「あっ・・・えぇーと!ご、ごめんなさい!」

翔一「良いよ・・・どうせ俺は変人ですよ・・・」ボソッ

マミ「えぇーと・・・!」

 

翔一「・・・お休み・・・」

マミ「あっ・・・おやすみ・・・なさい」

 

・・・その後、俺はその『物』をヤケクソに、一気に食べ、

何でベランダで食べたんだろうと自分を責めながら眠りに落ちていった・・・。

 




本編に突入する前に、今までのあらすじなどを含めようと思って
書いた話です。







ヘタレ主人公による、5人の少女を救う物語が、次話、始まる。

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