いぬがみっ!   作:ポチ&タマ

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 20日に投稿予定でしたが、前話のダメダメっぷりが悔しかったので頑張って二日で仕上げました。
 これでようやく六千文字か……一万まで長いな。

 ご指摘を頂きまして、以下を修正します。
・一部描写の変更。


第十三話「理由」

 

 うへぃ! 仙人と契約が結べなかったということで落ちこぼれにランクダウンしました川平啓太です。

 契約をしたはいいが、その仙人の力を使えないのなら失敗なのでは、という訳の分からんお言葉を受けました。まあお婆ちゃんの鶴の一声で批判は止んだけど。

 なので、お婆ちゃんに強く言えない親戚連中は俺に対する風当たりをさらに強めた。

その結果、親戚連中からは「契約に失敗したため宗家に庇ってもらった」なんて言われ、川平きっての落ちこぼれなんて陰で言われて いたりする。

 ん? 前は人形だったから、この場合はランクアップなのか?? まあ、どちらにせよあまり良く思われていないことには変わりないんだけどね!

 ありがたいことに女中さんなどの一般人は軽蔑の視線を向けないでくれている。そういった蔑んだ目で見てくるのは親戚やその子供たちだ。

 まあ、他人の評価なんて気にもならないから別にいいんだけどね。なんだって。ただお婆ちゃんには悪いことをしたかなとは思う。

 ――俺、大きくなったら祖母孝行するんだ……。

 そうそう。それと大きなニュースが一つ。というか、俺的にはこっちの方が大ニュースだ。

 なんと、初めての友達である薫くんなのだが、昨年から海外へと引っ越したらしい。

 詳しい話は俺もわからないが、親戚の人と一緒に出国したとのこと。行き先はフランスだかイタリアだか、まあその辺だ。

 ああ、悲しきかな……。せめて最後の挨拶だけはしたかった。

 今度、エアメールを送ろうと思う。

 

「むぅぅー……!」

 

 さて、いま俺は裏庭である技の練習中だ。

 超高速での反復横跳びから成る残像。それらに霊力と気を織り交ぜて作る分身の術。これを習得するための練習である。

 師匠はホッホッホ、なんて笑いながら軽く三十人に分身して見せたなぁ。身体操法を極めれば俺もあそこまで出来るのだろうか……。

 

「うぅー、やっぱりダメか……」

 

 切らした息を整える。まあ必ずしも習得しなければいけないわけじゃないんだけどね。あれば便利というか、宴会芸や大道芸に使えるかなと思っただけだし。

 

「やっぱり難い、身体操法」

 

 身体操法とは読んで字の如く身体――脳、神経、筋肉――を自由自在に操る方法である。

 霊力や気、呼吸法、集中法、自己暗示など様々な手法を駆使して脳を細部まで活性化、また神経系を強化させる。

 これにより脳のリミッターを外したり、記憶力を強化したり、筋肉を個別に動かしたり、反応速度を向上させたりと人体が行っている様々な現象を意識的に発現、向上させることが可能。らしい。

 それって、もしかして某漫画に出てくるような、特殊な呼吸により生み出したエネルギーを用いた技術とかも再現できるの? と以前師匠に聞いてみたら、似たようなことは出来るらしい。マジかよ師匠パネェ。というか師匠も知ってたんだねその漫画。

 まあ、習い始めて三年、しかも基本中の基本しか教わっていない俺はいわば初心者。師匠いわく極めるには最低でも三百年は掛かるみたいだしな。

 ま、気長にやっていきますよー。いまの俺に出来ることといったら、精々脳のリミッターを数段階に分けて解除するのと、全身の筋肉を意図的に動かせるくらいだしな。

 身体操法を習ったおかげで無駄のない身体の動かし方というのも分かってきたし。

 ……今の俺の実力ってぶっちゃけどのくらいなんだろうね?

 

「――すぅ……」

 

 一瞬の精神統一。一秒に満たない時間で集中力をマックスにまで引き上げる。

 流れる風に運ばれ、舞う木の葉。視界に移るそれらを一枚一枚数えていく。

 十……二十三……五十一……一二三……二一〇……。

 枚数の確認を終えた俺は徐に右足を振り上げる。

 風圧により地面に落ちた木の葉が再び舞い上がり、それら一枚一枚に拳を走らせる。

 

「……すぅぅぅ……こぉぉぉ……すぅぅぅ……こぉぉぉ……」

 

 呼吸はコンマ数秒でもズレがあってはいけない。この呼吸法と集中法で身体のポテンシャルを引き出しているのだから。

 一五〇枚すべてに拳を当てた俺は残心をとり、高ぶった気を鎮める。

 

「……ふぅ」

 

 持ってきていたタオルで汗を拭く。集中を切らすとドッと汗が吹き出るんだよなぁ。

 さて、次は武器での鍛錬だ。

 

「創造開始」

 

 生み出すのは一振りの刀。

 四尺半の長刀。美しい曲線を描く刀身は木漏れ日に照らされて鋭い光を放っている。

 込めた霊力は約二〇〇。大体、十数時間かそこらはもつだろう。

 

「せいっ」

 

 刀を上段に構えて振り下ろす。

 まずは素振りの鍛錬から。上段、中段、下段を各三〇〇回ずつ。

 太刀筋にブレがないように意識しながら、一定のリズムを刻む。

 刀というのは鉄製のため重い。この物質化した刀も重さを再現したため重い。 

 そのため、振り下ろした刀を静止させるときに結構筋力を使うのだが、身体操法を習得した俺は刀を静止させるのに必要な筋肉だけを使うことができる。

 まあその分疲労も強くなるが、それも筋肉を意図的に緩和させて血液の循環を速くすれば回復も早くなる。

 てか、この方法で鍛錬してたら、一部の筋肉だけ発達するよな……。バランスよく筋トレしないと将来がヤバイな。

 

「創造開始」

 

 素振りを終えたら今度は投擲の練習。

 投擲用の刀を八本創り出す。

 投擲用の刀は無骨の直刀。飾りは一切なく鍔もない、刀身と柄のみの刀だ。

 直径七十センチの刀をそれぞれ指に挟み、腕をクロスさせる。

 

「……はっ」

 

 気合一閃。腕を大きく開き、すべての刀を投擲する。

 宙を裂く刀は的の大木に突き刺さった。

 

「んー。八本中、六本かぁ」

 

 残りの二本は的から外れて地面に突き刺さっていた。

 的中した刀もそこまで深く突き刺さっていない。せめて刀身の半分は埋めたいな。

 投擲の鍛錬は最近になって始めたものだ。

 当初はまったく突き刺さらず、刺さったとしても角度が甘かったりと満足できるものではなかった。

 それを思えば結構上達したのではなかろうか。

 まあ、俺の心の師匠である某メガネが似合う神父に比べればまだまだひよっこだがな。いつかあの人のように音速の投擲術を習得して、強化ガラスを破砕できるくらいの技量になるんだ!

 ちなみに込める霊力が五〇〇を超えると物質化した物は霧散することなく何故か残り続ける。

 初めて霊力を千込めた木刀なんて四年間も在り続けてるしな。今は実家の倉庫に眠ってるけど!

 

 

 

 1

 

 

 

 俺の目的は強くなることである。

 では何故、強くなるのか。無論将来のためである。

 この先、犬神使いとして悪霊や妖怪などという魑魅魍魎たちとドンパチをすることになるだろう。

 科学という学問が広く普及し浸透している現代に妖怪である。幽霊である。

 科学的に証明できない――もしかしたらされているかもしれないが、明るみになっていない――奴らが自重しろと言いたくなるくらい関わってくるのである。

 生憎、俺の頼もしい味方である前世の謎知識は糞ほどの役にも立たない。

 どこぞの国家の機密情報やら大統領のプライベート情報、世界的に有名な暗殺事件の真相など、なぜ知ってるんだと思えるような情報を持っているくせに、妖怪などの非科学的な情報はまったく無い。

 たぶん、前世の俺はそういった世界とかかわりの無い人生を送っていたか、はたまた妖怪などがいない世界のどちらなんだろうな。何分、記憶の中で自分に関することの一切が抜けているので関連性がまったく分からないのだ。だから謎知識と呼んでいるんだが……。

 まあいい。というわけで、霊能者としてやっていくにはそれなりの実力が求められるのだ。

 当然、危険な仕事もあるだろう。中には命に関わる仕事もあるかもしれない。

 死にたくない。

 そう、死にたくないのだ……。

 二度目の人生を送っているからか、俺は死というものにひどく臆病なのだろう。だからこんなにも強くあろうとする。

 ついでに痛い思いなんてしたくない。極力怪我なんてしたくないし。

 なので、俺は死なないために強くなる。欲を言えば怪我をしないくらいの実力を身につけたい。

 

「と、いうわけで……」

 

 道場破りなのでごわす!

 今、俺は静岡のとある空手道場に来ている。

 顔には縁日にあるようなピ○チュウの仮面をつけて、万が一にも顔がばれないようにしてある。

 なぜ、ここにきて道場破りなのか?

 それはある日、鍛錬をしていて気がついたのだ。

 ――俺には圧倒的に実戦経験が足りないのだと。

 強くなるには実戦経験が必要不可欠!

 犬神使いになっての初仕事で躓くかもしれないし。早め早めにやれることはやっておきたい。

 しかし、実戦経験を積むとはいったものの仕事なんて出来るわけない。

 ヤンキーやチンピラなんかじゃないんだから、その辺の人を相手に喧嘩を売るわけにもいかないし。しかも、そこそこ強い人が相手でないと意味がないときた。

 これ、詰んだんじゃね? と思った俺だったが、ふと謎知識にある情報があったのを思い出したのだ。

 それは某漫画の話なのだが、若かりし頃に強くなるための修行と称して手当たり次第に道場に顔を出し、看板を潰していったという人がいた。また世直しの旅とか言って全国を回りながら紛争地帯や、強者とバトッてたなぁ。

 流石に世直しのたびは出来ないが、道場破りならどうだろうか?

 しかし、今時道場破りなんかあるのだろうか。そう疑問に感じた俺はパソコンで“道場破り”で検索をしてみたのだが。何件か道場破りにあいましたといった話が上がっていたのだ。

 よし、ならこれで行こう! 翌日、顔がばれないようにお面を購入して電車に揺られてこの道場にやってきたというわけだ。

 通常の対人戦闘が犬神使いとして役に立つのかという疑問はあるが、まあやって損は無いだろう。

 なにせ俺の対人経験ははけと師匠しかいないのだから。

 

「たのもー」

 

 玄関をガラガラと開けての一言が館内に響いた。

 中では汗をかきながら稽古に勤しむ人たち。パッと見た感じ十歳以下が十人、十~二十代あたりが十五人、三十代が十人いる。道場にしては少ないようだ。

 突然の乱入者に動きを止める人たち。目を丸くしてなんだなんだとこっちを見てくる。

 

「えーと、なんの用かな? 入門希望者?」

 

 道場主と思わしき青年がやってきた。空手の道場主のイメージ通りながっしりとした体つき。

 黒帯には羽山と刺繍されている。

 

「道場破り、希望」

 

 シュッシュッとその場でシャドーする。

 漲るこの熱い血に道場主はキョトンとした顔になると破顔一笑した。

 

「はっはっは! 道場破りか。面白い子だな」

 

 入門希望なら今度お母さんかお父さんと一緒に来な。

 そう言って道場主はキャンディーを一つ渡すと俺の頭を乱雑に撫でた。

 初道場破り、子供扱いされて終わる。

 

 

 

 2

 

 

 

 前回の失敗を活かし、今度こそ道場破りをしてみせる!

 あの道場はあれだ。道場主がいい人だったのがいけないんだ。

 そりゃそうだ。いきなり十歳くらいの子が道場破りに来たと言っても信じてくれないだろう。

 冗談として捉えあんなにも紳士に応えてくれて逆にこっちが赤面ものだ。

 と、いうわけで。今度は評判が悪い道場をピックアップ。

 その道場は実践形式に近い空手を教えており、力の上下関係が明確な場所だ。

 指導という名のイジメがあり、過剰な暴力でも力こそすべてという言葉に許容してしまう、そんな道場。

 ここなら門前払いを食らうこともないし、こっちも思いっきりやれるだろう。と、思ったらまさに魂胆通り。

 

「たのもー」→「ぬうっ、何奴! 道場破りか!」→「小童の癖に道場破りとは生意気な奴め……お前ら、一丁もんでやれ!」→「うっす!」

 

 こんな感じで当事者の俺が唖然とするほどトントン拍子に話が進み、気がつけば回りを門下生で囲まれるハメに。

 一応、一対一という形らしく、相手は見上げるほどの身長差があるお兄さん。つーか、道場破りする俺が言うのもアレだけど、十一歳の子供に大学生はないだろう……。

 なんてブラックな道場なんだ。一人戦いていると、審判である道場主が間に立った。

 

「時間無制限! 禁じ手なし! 投げ技、寝技、関節技あり! 気絶、または降参により敗北と見なす! では、始め!」

 

「へっへっへ、楽な試合だぜ。粋がった自分に後悔しな!」

 

 死ねぇ! と威勢よく拳を突き出す大学生。

 しかし、その突きは師匠の拳に比べれば止まっているようなもので、はけの扇子と比較すればあまりにも遅い。

 なんなく躱す俺に大学生は驚いたように表情を歪めた。

 

「ほぉ、今のをよく避けたな。ガキにしてはやるじゃないか。はぁ!」

 

 重心の傾きと筋肉の緊張具合いから上段回し蹴り。

 一呼吸先に安全圏へと踏み出し、俺も上段の回し蹴りで迎え打つ。

 狙うは股間――だと可愛そうだから蹴り足のふくらはぎ。

 

「ぐぉ! うぁっ!」

 

 相手の蹴り足を回し蹴りで迎撃。下から救い上げるような形のため、体制を崩して勢いそのまま転倒。

 禁じ手もないこの試合はいわばバーリトゥード。なので、関節技で仰向けに倒れた大学生の動きを封じつつ靭帯を責める。

 

「ぐぅぅぅっ!!」

 

 十秒ほど粘った大学生だが、結局体勢を覆すことができず降参した。

 

「やるな少年! だが次の相手は手強いぞ?」

 

「俺が相手だ」

 

 前に出てきた男は見上げるほどの巨漢。この道場一の門下生らしい。

 ここに来てナンバー二かよ! 思わず心の中で突っ込んだ俺は悪くない。

 

「そのふざけたお面、バッキバキにしてやる」

 

 そう息巻き、始めという合図とともに踏み込んできた。

 

「ふんっ!」

 

 正拳突きを外側に踏み出すことで躱し、回し蹴りをしゃがんで回避する。

 

「ちぇあ!」

 

 喉を狙った抜き手。体を開いて躱し、抜き手を把持。

 流れに逆らわず、前下方に引いて力を誘導。相手の体勢が崩れたところで軸足を右足で払い、うつ伏せに潰れる相手の顎目掛けて左の膝を立てる。

 

「がふっ」

 

 ガチン! と歯が鳴る。

 立てた膝の上に顎が落ち、強制的に閉口。ついでに少々脳を揺さぶったようだ。

 平衡感覚を狂わせている隙に男の背後を取り、手足を固めつつ頚動脈を絞める。

 

「……っ」

 

 ぽんぽんと手を叩かれる。降参の合図。

 手を緩めて拘束を解く。

 

「……馬鹿め!」

 

 待ってましたとでもいうように肘打ちが襲い掛かる。

 外側に転がり回避すると同時に肘に腕を絡め、転がる勢いを使って相手の体勢を崩す。

 

「なっ――ぐぁああああっ!」

 

 気がつけば違う関節技の完成。激痛に苦悶する男は今度こそ降参の声を上げた。

 

「むぅ、このままでは我が道場の威信が落ちる……かくなる上は。お前ら、全員でかかれぇ!」

 

「おいおい」

 

「ふはははは! ルールには反してないからな! やってしまえ!」

 

 道場主の合図に門下生達が一斉に襲ってくる。中には木刀や棍、ヌンチャクなどの武器を手にしている者もいた。

 なら、俺も相応の対応を取らせてもらいましょうか!

 今までは身体強化・弱で挑んでいたが、ここに来て出力を中に上げる。

 まっ、多対一もいい経験になるさ!

 

「うぉおおおおお!」

 

 木刀を振りかぶって襲い掛かる少年。その隣から同じく木刀を手にした門下生が目に入った。

 少年の木刀を持つ手に腕を絡ませて力を誘導し、そのまま隣の男が振り下ろす木刀を受け止める。

 男の腹に前蹴りを食らわせて吹き飛ばし、少年の膝裏を軽く踏んで体勢を崩したところを地面に引き倒す。

 背後から気配。後頭部を狙った攻撃を反転すると同時に先手で制す。虚を狙った一撃は相手の脳を揺さぶりダウン。

 正面から薙刀での横薙ぎ。屈んで回避すると同時に回転し足払い。立ち上がりつつ尻餅をつく相手の胸を強く踏み込む。

 胸部を押さえてもがき苦しむ男は放置。横でヌンチャクを無茶苦茶に振り回している男を視認。

 何かしてくる前に先手を取る。喉に抜き手を放ち、膝に蹴りを入れる。

 ヌンチャクを落とす男の後ろから二人突出。

 右の男の回し蹴りを踏み込んで回避し、がら空きとなった股間に蹴りを入れる。間髪いれず隣の男の正拳突きを片手で逸らしつつボディーブロー。

 くの字になる男の背の上を転がって立ち位置を変えて、襲いかかろうとしてきた門下生たちに苦しむ男を突き飛ばす。

 たじろいでいる隙に飛び蹴り。

 乱戦でのコツはとにかく動きを止めないことだ。目まぐるしく動いて相手をかく乱し、一撃一倒を心がける。

 

「そ、そんな馬鹿な……」

 

 気がつけば三十はいた門下生たちは例外なく地に沈んでいた。

 身体強化をしている俺はこのくらいでは息も切らせない。というか、この程度で息を乱したら仙界での地獄の鍛錬についていけないし。

 

「く、クソがぁぁぁ!!」

 

 どこから持ち出したのか、日本刀を抜き放ちながら振りかぶってくる道場主。

 無造作に剣腹を払って軌道を逸らし、反対の拳で顔面を殴り飛ばす。

 道場主の驚愕した顔が印象的だった。

 こうしてピ○チュウのお面をかぶりながら悪徳道場を回っていったのだった。

 

 




悪徳道場はぶっちゃけ存在自体がネタです。
また道場破り云々はあくまで作者のイメージです。関節技云々は深く突っ込まないでください!
その場の雰囲気をお楽しみくださいませ(笑)

次回、いよいよ犬神選抜の儀です!
感想や評価お待ちしております!

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