東方転生(しない)録   作:虚無

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プロローグ
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みんな初めましてだな、俺は水城佑都若干厨二病な中学二年生だ。

さっそくだが、目の前の状況が理解できないんだけど、なんか夜寝た後起きたら周りが真っ赤かで目の前で三十五、六歳くらいのおっさんが

サイバーサンダーサイダー踊ってんだけど。何これ話かければいいのそれとも動画撮ればいいの?とりあえず動画撮ってみるわ。ガサガサと携帯をさがしていると突然目の前で踊ってたおっさんが、

「君、動画または写真を撮る時はきちんと許可を取らないとダメだろうが。肖像権の侵害だぞ。」

とかいってきた。そもそも言葉に出さずに考えただけなんだが。そしたら行きなりおっさんが、

「ははっ、心くらい読めて当然だろう私は神なのだからな。」

とかいってきて俺は思わず、

「えぇ〜、神様ってありえないっしょ。」

、いつもなら使わないような言葉が出てきた。

「まあ、君が信じないならばそれでもいい。君は端的に言えばt宝クジに当たったのだ、もらえるものはお金ではないがな。」

まじすか、生まれつき運は良かったけどここまで行くと後が怖いっす。というか何くれるんすか、あと、なんの神様?

「順番に答えよう。まず君は、記憶を持ったまま転生する権利が与えられたが、いささか転生するには早いので先に特典を与えてみようと思いついたのだ、次に私についてだが私の権能は『変化』『転生』『変態』の三つだ。」

エェ、前二つの権能は普通だけど最後の変態ってそれはないっしょ。

「む、変態の権能はいいものだぞ風呂覗いても権能の強化のためって言い張れるし、どんな変態行為をしても見咎められないからな。」

なんすか其の思春期の男子が欲しがりそうな権利。

「まぁそんなことはどうでもいい、早速君の特典を決めようじゃないか。まず容姿について決めよう、この箱の中から一枚紙を引っ張りだしたまえ。」

うおっ、どこからそんな箱出した、まぁ夢だしなんでもありか。ゴソゴソ。じゃあこれで。

「ふむ、フランドール・スカーレットver2か君は本当に運がいいようだ。彼女の容姿に加え、彼女の狂気以外の能力が備わったみたいだな。」

え、まさかの女ですか?あと狂気以外って弱点とかもすか?

「性別はこれからルーレットで決める、弱点については破壊すればいいだろう。だから早速これを回しなさい。」

あ、そっか壊せばいいのか。あ、早速回します。

「ふむ良かったな男だ。」

うっしゃー、男だ。あ、そもそも夢だから現実に反映されないからどっちでも良かったじゃん。ま、いっか。

「じゃあ、能力を決めてくれ、最初から霊力、妖力、魔力、気はある程度備わっているからそういった能力はいらないぞ。あっあと能力もしくは特典は10個までだ。」

十個って大判振る舞いだな、じゃあ・・・・・・・・

 

 

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〜少年熟考中〜

 

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決まった、一つ目は、『時空を司どる程度の能力』二つ目は、『力を操る程度の能力』三つ目は、『術を極める程度の能力』四つ目は、

『有無を司る程度の能力』5つ目は、『むげんを司る程度の能力』六つ目は、『刀を極める程度の能力』七つ目は、『制限を操る程度の能力』八つ目は、『式を操る程度の能力』九つ目は、『境界を操る程度の能力』10個目は、『八雲紫と同等の演算能力』。

「あげた私が言うものじゃないけどすごいチートだね。あと起きたら姿も変わってるから一回きりの能力として『ありとあらゆる人間を説得する程度の能力』もあげるよ。あと刀のかんする能力持ってるのに刀がないのはもったいないから妖刀《刻桜》もあげるよ。これは君の能力で作れる亜空間の中にしまっておきな。今すぐ。」

無茶ゆうな。ま、やってみるけど。多分想像すればいけるはず。えいっ、あなんか普通にできた。

「その感覚を忘れないようにね。あと時空を司る程度の能力にはオートで相対位相をずらして防御するようになってるから。じゃあもうすぐ目がさめるよ、親の説得頑張って。」

 

 

 

 

「は〜ァ、なんか変な夢見た気がする。さっぱりするためにシャワー浴びるか。」

この時俺は、いつもより視点が低くなっていること、声が高くなっていること、服がぶかぶかになっていることにきずいていなかった。だからこそ、そのまま風呂に入ってシャワー浴びていてシャワーのお湯が鏡を濡らして自分の姿が見えた時朝の5時くらいにもかかわらず大声を上げてしまった。

「ん、気持ちい。ん!?なんか周りのものが大きくないか?まるで小三くらいの時と同じだ。………………待て待て待てあれは夢のはずだ事実流水を浴びても平気だぞ、いやもしかしてなんかしみるような痛さを感じるけどこれって、この前授業でこけてすりむいたからだよな。いやそのはずだ。」

ここまで言い切った俺だが現実は非情だった、たまたま前に目を向けてしまい姿見に映る自らの姿を見てしまったのだ。

「なんか金髪幼女になってるんですけどーーーーーーーーーーー‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎」

この言葉で家族全員が起きてしまい自らの性別を確認することができなかった。

「「「どうした‼︎‼︎‼︎‼︎」」」

「てっ、ちょ入んないでーーー‼︎」

ガチャ「あ、」

「「「どちらさまですか?」」」

「今はどうでもいいから出てけーーー‼︎」

この言葉でいったん家族は出て行った。そして叫んだことによって精神に余裕ができたのかおもむろに夢での出来事を思い出し始めた。家族に説明しなければいけないのに。

確か俺って夢の中で神様って名乗るおっさんにいくつか能力とかもらったんだった。ってことはこの体はフランから狂気と自我だけを抜いたものに九個の能力と一つの特典があるわけだ。ならば俺が最初にやるべきなのは弱点の破壊と身体能力の制限だな。ならばまずは弱点の破壊だ能力のつかいかたが同じなら想像すればいけるはず。………よしできたなら制限をどこまでするかいや別にしなくていいか本気出さなきゃいい話だし。よし出るか。あ、母さんたちにどう説明すればいいかな。能力を貸してもらったとわいえ後のことを考えると話の筋を通した方がいいな。よし思いついた。 ちなみにこの間0.0001秒賢者の脳のスペックはさすがに半端ないようだ。

 

 

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〜少年?説明中〜

 

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「話はわかった。ようやくするとその神様とやらにその体をもらったわけだ。佑都これからのことはどうするんだ。」

「そんなこと言われても一応学校には行く気だよ。顔隠して車椅子使えばばれない気がするし。」

「けどそんな自分を偽って平気か?」

「嫌だってそれ以外思いつかないし。」

「そこでだ。いったん学校を辞めて転入すると言う形に為るのわどうだ。先生方には話を通しておくし、父さんこれでもいろんな方面に顔がきくから不可能ではないぞ。」

「そうした場合部活とか立場とかどうするの?」

「一応部活はそのまま継続で立場としては対外的には養子ってことになる。」

「もう一回入部届け出さなくていいんでしょ。ならそれでいいや。」

「わかったじゃあ学校にはそう連絡しておく。多分学校は三学期からになると思うから残りの二学期分勉強しておきなさい。」

「はーい。」

 

こうして体が変わってからの1日目がおわった。




皆さん初めましての方は初めまして、お久しぶりの方はお久しぶり。虚無です。今回も性懲りもなく投稿しました。なんとなく新しいかなと思って書きました。
あ、そうそう皆さん例大祭は行きましたか?わたしは全財産使いました。まぁいろんなもの買えタンで別にいいですけどね。ではまたこんど

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