妄想戦記   作:QOL

2 / 20
「え―――――マジかよ。」

 

 

 

 

 やぁ皆久しぶり!みんなのアイドル、フェンくんだよ~!キラッ☆

 

 

 

 

 

―――――ハァハァ、OK、COOLに行こう……だから生暖かい目で見ないでくれ。

 

 

 

 

 さて平地から高地、寒冷から亜熱帯に続き、海辺を満喫した後デザートにジャングルを味わうという“地獄の行軍サバイバル付き~君は未来を勝ち取れるか編~”をなんとかクリアした。なんつーかね、もうね、平温の世界って素晴らしいね。熱中症で倒れたりしもやけになったりしないんだもん。

 今の俺は3歳児なのだが、両親の血筋のおかげか、転生したおかげで効率よく学べるからなのか、魔法習得のしやすさを両親の遺伝子に感謝した。コレくらいで無ければ、あのサバイバルはクリアできなかっただろう。終わった今だから分かるが半ば拷問の一種みたいなアレは普通のガキなら心身共に耐えられないだろう。

 

 

 まさかねぇ、栄養源は現地調達だったから、食べるもの食べられない物を叩き込まれて、現地にて実食したもんな。騙されたと思って芋虫を食ってみたらプディングの味だったのは衝撃的だった。おまけにラストは3週間森の中に放置だ。一応サーチャーで見張られてはいたけど、それでも野生の獣がいる森の中でのサバイバルってマジで辛い。

 下手にご飯も集められないだぜ?集めたら解体の時の血の匂いで、肉食系の奴ら集まってくるような場所だもん。おかげでタンパク質を確保するのがつらかった。今じゃトカゲとか蛇が食い物でネズミが御馳走にしか見えん。ミミズはソーメンですってか?あはは…はぁ。

 

 

 蛇ついでに蛇足なんだが、人の居ないジャングルに居た所為かな……ますます人前で表情を出す事がなくなり完全な鉄面皮になってしまいました。この間久しぶりに訓練が休みで公園に一人遊びに行ってみたら、そこですれ違う子が皆泣いちゃったんだよ?こんなにかわいい顔してるって……自分で言うと痛いなコレ。

 とにかく、俺は別に威嚇もしてなければ声すら出していない。それどころか一人で散歩してただけなのにすれ違った子供たちは泣いた。子供に同伴してた親たちなんかは俺がなんかしたんじゃないかと睨んでくるし…睨んだ癖に目線逸らすし…まぁ人形のように整った顔してて無表情なら一般人なら怖いかもしれないけど釈然としねぇ。

 

 正直、コレで良いのか?魔導師に成りたかったけど訓練の方向性は大丈夫なんだろうか…俺大丈夫だよなぁ?そうは言ってももう遅いだろうけど思わず悩んでしまうフェン君であった。

―――とりあえず暗い話はやめて話題を変える事にしよう。

 

 

 実は最近ふと思い出したんだが、俺が居る国の名前はU.S.N.ニューコンチネント合衆国というらしいのだ。んで思い出したのは何かって言うと、この国名前に聞いたことがあるんですよ。ずばりFRONT MISSIONの世界に登場する巨大合衆国でした。

 

 まぁアメリカだとかアフリカだとか日本だとかの様な、地球の国家のソレは一切含まないが、それでも巨大国家の代表格である我が祖国の名はUSNでした。対立相手となりえる連合国もO.C.U.オシアナ共同連合とか言う名前だったりするけどね。

 

 

 これらのお陰で俺は現在魔法がある異世界に転生という状況だけで無く、魔法という要素が絡んだ上で、人型陸戦兵器のヴァンツァーの出ないフロントミッションの世界に居ると言う訳ワカメな状態な訳だ。ヴァンツァーの代わりが魔導師なのかもしれない。

 

 しかしフロミねぇ~道理でデバイスが武器関連多い訳だよ。なんせこの世界フロミの世界観に漏れず、超大国同士U.S.N.とO.C.U.がケンカしてるからなぁ。今は冷戦中だけど戦争中なのはかわりない。となればお互い不安感は抜けないようだ。

 

 

 そうなると結局最後は武器に頼りたくなるのが心情ってもんだよな。この世界においてデバイスが武器の形なのも、そういった理由なのかもしれないなぁ。ちなみに俺の訓練用に渡された量産型も待機時の姿は、デリンジャーみたいなチビ銃である。展開してもハンドガンサイズだけどガキの手には大きすぎらぁ。

 

 後は俺の近況報告と参りますか。現状の俺の強さだがまず魔力量が非常に多い。瞬間的に発揮できる魔力量も中々だ。すでに3歳にして魔力量だけならば、普通の大人のソレを超えてるのだからその凄さが解るだろう。ビバ転生チート万歳。

 

 いや~正直転生してからそれなりに苦労したけど、特に致命的失点も無くて、こんなに順調でいいのかな~って思ってたら、やっぱりありました問題が。

 

 

 

 

 それが判ったのは母上に相対しての魔法練習の時……。

 母に教えてもらったクロスファイアシュートという魔力の誘導弾を使った日の事。

 以下、ダイジェスト――――

 

 

『説明は以上だ、概略は理解したな?』

 

『アイマム』

 

『よろしい座学はココまでだ。実践してみろ?』

 

『了解…………クロスファイア―――――――シュート』

 

≪バシュッ!≫ ←まっすぐに飛ぶ魔力弾。

 

『良し、使えるな?次は誘導を試してみろ?』

 

『了解…………クロスファイア―――――――シュート』

 

≪バシュッ!≫ ←どこまでもまっすぐな魔力弾。

 

『………おい、私は誘導してみろと言ったのだが?まぁ新しくやる魔法だから仕方ないか』

 

 

――――出来たには出来たんだけど………真っ直ぐにしか飛ばない。

 

 

≪バシュッ!≫ ←まっすぐに飛ぶ魔力弾 

 

『違うッ!誘導だ!魔力弾を誘導させろ!!』

 

≪バシュッ!≫ ←まっすぐに飛ぶry

 

『おちょくっているのか貴様…』

 

≪バシュッ!≫ ←まっすぐry

 

『おい!いい加減に……おかしい、確かに遠隔操作術式は出来ている、なのに何故だ?』

 

『………解りません』

 

 

 この後、何度繰り返そうが魔力弾は誘導されてはくれなかった。ただその速度は目を見張るものがあったが、それ以上に俺は落胆してしまう。誘導弾なのにこれじゃただの弾丸じゃん!ミサイルが撃てないロケットポッド装備戦闘機か俺は!

 

 後に判明したのだが、思考誘導に必要な無意識下における計算が出来ない。要するに俺は生来魔力弾の誘導にリソースを割り振れない体質らしいのだ。今まで基礎の魔法の時には問題なかったのに、誘導系は一定のレベルを超えるとダメらしい。なにこの歪な体質?

 

 だから、折角高魔力の誘導弾を覚えても宝の持ち腐れ。すごく頑張ってもかすかに軌道がブレる程度の誘導じゃ、野球の変化球くらいの意味しかない。これなら普通に無誘導のフォトンバレット撃ったほうが手間がない分燃費がいいだろう。

 

 というか基礎のフォトンバレットの方が単純な魔法なので魔力を上乗せしやすく威力が高い。

 

 

『お前は……誘導系は素質がゼロだな。というか体質では仕方が無い、諦めろ』

『…………了解』

 

 

 流石の母上もこれには辟易したらしく、そうそうに訓練に見切りをつけてしまわれた。たぶん苦手分野を鍛えるよりも得意な方面で伸ばしたほうがいいと即断されたのだろう。だがそうなると母上に師事している俺はお手上げで仕方なく誘導系は諦めた。

 

 悔しい、悔しいノウ、ギギギ……俺はファンネルも出来ないのか?

 ああいう機動戦闘端末を複数操作するのって夢だったのに。

 

 まぁそんな訳で魔法に関する一つ目の問題が露呈した。実は問題はもう一つあった。

 それは大空を自由に舞う母上に憧れ、空飛ぶ魔法を教えてもらった時のこと――――

 

 

 

『―――そう、慎重に魔力を操作しろ。下手に魔力配分を間違うとひっくり返るぞ?』

『了解――(頑張れ頑張れ出来るできるもっと熱くなれよぉぉry)――≪フワッ!≫』

『―――良しッ上手いぞッ!!』

 

 

 空を飛ぶ前に基本の宙に浮く魔法を教えてもらい実践したところ成功。しばらくしてから、ああ、次は大空だ…って感じで、サァ飛んでやろうと訓練用バリヤジャケットを展開し、俺は大地を蹴ったのだ。

 

 

『おお、上手いな。よし、フェン戻って来い』

『………っ!?』

『なに?!まがる事が出来ない?!取り合えず動くな!そこで止まれッ!!』

 

 

―――結果は飛べましたよ。但し真っ直ぐに…な。

 

 

 大地を蹴った俺は飛行魔法の術式を使って体を動かした。当然身体は前進したのだが、あろうことか曲がることが一切出来なかったのだ。これでは母上のような空飛ぶ魔導師、通称空戦魔導師にはなれないッ!

 

 なにせ空戦魔導師の強さは、三次元空間における運動性にある。敵の攻撃を三次元の動きで回避しつつ翻弄し、魔砲を叩きつける。その為にハイマニューバは必須スキルなのだ。なのに俺の場合、ただ真っ直ぐに突っ込むだけである。

 

 魔力誘導弾の時みたく直線スピードこそ速いが運動性0なら意味がない。闇雲に突っ込むのは早死にのモトだ。特攻じゃないんだから。

 

 

『一応浮かべるから誘導弾の時よりは見込みはあるか……ちゃんと制御が出来るようになるまで、空を飛ぶのは禁止だな……特訓メニュー増やさないと……』

『………(ガタガタガタ)』

 

 

―――というわけで、飛べない訳じゃ無いけど、陸戦に進むしか無くなった……鬱だ。

 

 

 おまけに母上がポツリと漏らしたあの言葉。恐らく本気で血反吐だす特訓メニュー付きになる訓練も追加―――アレ?死亡フラグ?べ、別にいいさ…基本的な魔法ならちゃんと使えるし。負け惜しみなんかじゃないんだからね!ほんとなんだからね!

 

 

 

 勿論、人生山ありゃ谷ありで、こんな事ばかりじゃなくてうれしいこともあった。何と俺は生まれつきの才能と呼べるレアスキル持ちだったのだッ!レアスキルとはいわば突然変異みたいな物で生来の物だから修得できるものじゃない。

 

 そんなすっごいモノを持っている俺は、きっと特別な存在なのです。ベル○ース風にそう考えたが、まぁ俺は転生者な訳だし間違いじゃない。そういうわけでご都合主義万歳ぃぃぃぃぃ!!

 

 

――――まぁこれにも致命的な問題があったりするんだけど。

 

 

 ちなみに、何故レアスキルがあるのか解ったのか?

 もはや鉄板となりつつありますが、これも母上との訓練の成果といっておこう。

 

 魔法の訓練法の一つに模擬戦というのがあります。実戦形式で経験を積めるので、ある意味とっても有意義な練習法です。ところが俺らが使う魔法は普通に人間に使うと人間が消し飛びます。ではどうするか?そこで登場するのが非殺傷設定というドSモードなのです。

 

 大まかな説明は省くけど、非殺傷設定にすると魔法の衝撃だけ相手に伝えられるそうな。だから非殺傷設定にした魔法を使えば、どんなに見た目が派手な大魔法や魔力砲を使っても、相手は死にません。そう、死ねないんです……アハ、アハハハ。

 

 

 

――はっ!いかんいかん、別の訓練の記憶でトリップしてた。

 

 

 

 えーと、そうレアスキル修得の話だったな。とにかく、そういう訳で上記の設定を使った訓練を行った訳だ。模擬魔力弾が飛び交う光景は、遠目から見れば綺麗であり、俺も慣れるまでは命中直前に何度も“ふつくしい”とか思ったもんだ。

 

 んで、その日は何を考えたか母上がね?

 

 

『今日は殺傷設定だ。死にたくなかったら避けろ』

 

 

 と言ってくれやがりまして…。

 

 ええ、殺傷設定です。無意識下の魔法防御力が低い今の年齢だと、命中すると死にます。かすっても威力的な意味で死ねます。前の世界基準で言うなら模擬戦なのに実弾で撃たれるようなもんです。実弾演習って聞いたことあったけど、味方同士撃ち合うもんじゃなかったでしょ!?

 

 でも文句垂れても新兵に文句を垂れる口はついていないなとすごまれて…う、うう。そらーもう、こちとら必死だったよ?だって普段の母上の攻撃ですら容赦無しで急所狙われるんだぜ?絶対にこのヒトならヤルッて確信があったね。

 

 後で聞いた話じゃ殺傷設定でやることで実戦の臨場感を出そうとしたそうな。

 だが、あえて言おう。俺幼児ですよ?母上。

 

 でまぁ、戦々恐々とした感じで訓練は始まったんだけど……正直、気が狂うかと思った。始まった途端俺の顔を掠めるように魔力弾が通過した。低速で低威力、でも殺傷設定のそれが通過した瞬間、頬にヌルってした感触を感じた。

 

 まぁそれがどういうことか解るよね?気が付けば頬には一筋の傷、深くも無いし魔法使えば直るだろうけど、痛みは本物。

 

 

――――たった数センチ、たった一つの怪我……でもコレが後十センチずれていたら?

 

 

 それだけで、俺を本気で回避に専念させるのは十分過ぎるほどの脅しだった。ある時は回避し、ダメな時はラウンドシールドに角度を着けて魔力弾を逸らすことで必死で抵抗した。だけどさ母上、俺一応幼児だぜ?魔法使ったチートで動けても精々15分が限度だよ。

 

 まぁ当然のことながらアレだ、俺途中で集中力の限界に来ちまって……一瞬だけ意識が跳びかけた。時間にしたら0,1秒にも満たない時間だったけど、迫りくる魔力弾が回避不能な位置に来るのには十分過ぎる隙だった。

 

 

 顔面に完全に直撃コース。母上の魔力弾で殺傷設定なんだから、俺の顔なんてドドリアさんもビックリな感じで弾け飛ぶに違い無い。ホントはそれほどじゃ無いらしいけど正直ね、マジ絶叫したよ。再び感じた死の恐怖でさ。

 

 前世では平和世代の日本人、ゲームでは撃つ撃たれるなんてシチュはあっても現実にソレを体験したことは無い。避ける事も出来ず、混乱した頭では魔法で障壁張る事も出来ない。俺は迫りくる恐怖に叫び声をあげながら、何を考えたか両腕で魔力弾を受けとめようとしたのさ。

 

 イヤホント冷静に考えたらバカなことだと思うよ?相手は現役の魔導師、対して俺はちょっと前世の記憶を受けついだお陰で成長が早い幼児。そんな俺が現役が放つ殺傷設定の魔力弾なぞに耐えきれる筈も無いのだ、精々よくて肘が残れば良い方だと思うよ?威力的にさ。

 

 

――――でもその時、奇跡は起きたね。

 

 

 魔力弾が俺の腕に当った瞬間、腕を切り裂きながらもその魔力は俺の腕に吸い込まれていった。感じたのは物凄い充足感……そして両腕に異物が入るかのような激痛。それと、気絶しそうになるくらいの神経系の痛みだった。

 

 つーかそのまま気絶した。目が覚めたのは3週間もたった後でした。目が覚めた時、ベッドの横にいた母上が泣きだした事には驚いたけどね。そらもう泣かれましたよ、もう訓練は止めようかって言われるくらい。でもさ、ココまでやっておいて今更宙ぶらりんってのもいやだから続けるようには頼んだ。

 

 それが良かったのかはしらないけどな。

 

 

―――まぁそんな訳で、俺は訓練で覚醒しレアスキル持ちであると、病院で診断された。

 

 

 その名も『リサイクル』、空間にある魔力素子や魔法使った後の霧散した筈の魔力を吸収、自分のモノとして活用できるってヤツだ。理論上魔力が充満している空間なら、魔力切れが起こる事もないという、もう魔導師ならちょー有り難いスキルであると言っても過言ではない。

 

 おまけに吸収とかの副産物としてSクラスの魔力収束が可能。

 

 

―――うわっチートと思ったけどその実、問題が多かった。

 

 

 まず吸収できる魔力だが、撃たれた魔法の場合だと大なり小なり関係無しに半分しか吸収できない。おまけに吸収した魔力を自身の魔力に変換する際、制御が繊細な為無意識に神経系にかなりの負担をかける事になる。

 

 ソレで生じる痛みは…………そうだな、前世でトラックに潰されたアレ並みかな?いままでの訓練で痛みになれた俺じゃ無かったらショック死してたかも知れないくらいだった。一応使用すれば徐々に身体が慣れて行くので気絶しない程度に痛みは治まるらしいが痛いのはイヤでおじゃるッ!!

 

 もうマジ勘弁やっちゅーのッ!痛いのは訓練で沢山だ!!つーか、転生でチート能力が発現するんなら普通に使えるヤツにしてくれよッ!!中途半端に痛みが来ると戦闘に集中出来ないじゃないかッ!!

 

 

 まぁ、このスキルのお陰で、俺は常人が考えられない程の長い時間、単独戦闘が可能になった訳だが、それは正直言ってあんまし良く無い。いや強くなる事に反対はしないんだが、レアスキルの覚醒によって魔法的な持久力の大幅上昇が果たされたんだが、ソレの所為でまた母上の訓練の内容が増えちまってよ?

 

 レアスキルの制御に馴れる為だッ!とか言って魔力スフィアに手を突っ込んで、火箸を突っ込まれるような痛みを我慢しながら魔力吸収を行ったり。弱くても常時発動しているから、マジでぶっ倒れるまで魔法使わせ続けられたり……etc。

 

 

―――そんなこんなあって、気がつけば更に一年たっていた。

 

 

 四歳になって、更に魔法に磨きがかかったよ。無口にも…。最近は声に出さなくても、両親が乏しい俺の表情を読んでくれるのであまりしゃべらなくていい。返事は首を縦に振るか、横に振るか…お陰で最近会話してない…。

 

 それが原因で関係が崩れることは無くて、コレが普通って認識されてるから、家族との関係は良好だ。今は母上から中距離の戦い方を伝授してもらっている。とりあえずまじキツイ…でも楽しい!

 

 

 母上も教えるのが楽しくなったのか、それともゾンビーみたいに這い上がってくる俺を痛めつけるのが楽しいのか、最近手を抜かなくなってきたから、俺の耐久力レベルはどんどん上がってる。

 

 実質いまだ冷戦状態にあるこの世界、おまけに国名が国名だ。いつ戦争が始まるか解ったモンじゃ無い。最初こそ魔法覚えられるぜヤッフゥゥゥッ!!って感じだったが、もしもの時の為にも力を付けといて悪い事は無いね。

 

 

――――主に俺が生き残る為にわなッ!

 

 

 あ、今日は感覚遮断室で精神鍛錬訓練だ。急がないとまた特別訓練が入っちまうぜ。

 

 

 それじゃあ皆さま、また生きていたら会いましょう。

 

 

 

 

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。