東方大魔王伝   作:黒太陽

17 / 45
第16話 和解

「ハアッ!」

 

「フン……」

 

二人が放つ弾幕がぶつかり合う

 

「ちっ……」

 

力負けする弾幕に幽香が舌打ちし、弾幕を回避しながら後方に下がる

 

(侮りは禁物ね)

 

一度の接触でバーンの真の実力を感じた幽香は気を引き締める

 

(あの頑丈さに加えてこの攻撃力……少し癪だけど搦め手でいきましょうか、力を借りるわよ)

 

作戦を決めた幽香が弾幕を撒き散らしながら高速で動き始める

 

(何か仕掛けてくるな)

 

先程と変わらぬ弾幕を放ってくる幽香に直感ではあるが感付くバーンは警戒する

 

「せめて余を楽しませるがいい……」

 

迫る弾幕に弾幕で迎え撃つ、幽香の弾幕を捩じ伏せた弾幕が幽香を襲うが華麗に回避する

 

「そこだ!」

 

回避する幽香に向かいメラを高速で放つ、回避の間に合わないタイミングで放たれたメラは幽香を正確に捉えた

 

「フン……ハッ!!」

 

メラを傘で弾き幽香は更に飛び回り弾幕を張る

 

(ほお……アレに反応するのも驚きだが余のメラを軽く弾く身体能力、大言を吐くだけはあるようだな)

 

バーンも幽香の力量に関心を示し弾幕を処理する、だが弾幕と同時に放たれたとても小さい物体が足下に埋まったのをバーンは気付けなかった

 

「むっ!?」

 

突然、幽香が弾幕を掻い潜りバーンに突進してくる

 

(何か仕掛けて来ると思ったが……身体能力に任せた突撃か)

 

「甘いわ!」

 

幽香をギリギリまで引き付けたバーンは暗黒闘気を圧縮し闘魔滅砕砲を放つ

 

「!?」

 

その時足に異変を感じる

 

(花の……蔦!?)

 

足に絡まる蔦に反射的に注意を向けた瞬間、暗黒闘気は発射される

 

(これが狙いか!)

 

蔦に注意を向けたせいで僅かに暗黒闘気の狙いが狂う

 

「掛かったわね!貴方程の者なら些細な事でも注意を払う……僅かに逸らす……それで……充分よ!」

 

闘魔滅砕砲を身に掠めながら回避しバーンに接近した幽香は傘を捨て殴り掛かる

 

「くっ……」

 

怯むバーンに更なる殴打で反撃の隙を与えない

 

「ハアアアッ!」

 

ゼロ距離で放たれた弾幕が爆発を起こし砂埃を巻き上げバーンの様子を隠す

 

「ふぅ……呆れるわね本当に……頑丈さは鬼以上かしら?」

 

爆発の瞬間に後方へ下がった幽香が砂埃から姿を現すバーンに面倒そうに呟く

 

「驚いたわ……傷ついているとはいえ余にここまで善戦出来る者がいるとはな、褒めてやろう風見幽香……よくやった」

 

埃を払いながら賛辞を送る、実際、少々の傷を負っていた所で並の妖怪ではバーンに命を掛けても善戦すら出来ない、力を上げた魔理沙や妹紅でようやく善戦出来る程の力量を持つバーンに幽香は渡り合っているからこその賛辞

 

「……舐められたものね私も」

 

殺そうとしている相手に褒められる屈辱が幽香を苛立たせる

 

「死ぬまでイジメてあげるわ……」

 

傘を拾った幽香の宣言にバーンは目を閉じ返した

 

「いや……お前ではもう余に傷を付ける事すら叶わん」

 

「根拠の無い強がりは言わない事ね……その男前の顔を吹き飛ばしてあげる」

 

幽香が飛び出しバーンの顔面に殴り掛かる、拳が触れる刹那、バーンの体を魔法力が包む

 

 

ガァン!

 

 

金属を叩いた様な音を響かせ幽香の拳はバーンの顔面を歪める事無く止まる

 

「!?」

 

続けざまに殴打を繰り返すが金属音を響かせるばかりで無防備のバーンを動かす事すら出来ず逆に殴る手を痛める

 

「……何をしたの?」

 

後退した幽香が手を労りつつ聞いた

 

「スカラと言う呪文を使用した、これは対象の防御力を高める呪文、対象の防御力が高い程その効果は高まる、余に使えばこの通りオリハルコン以上の防御力を得る事が出来る」

 

「……小癪な真似を」

 

悠々と説明するバーンに幽香の顔が怒りで歪む、自分を前に余裕を持つバーンが気に入らないのだ

 

「膂力に自信がある様だったのでな、普段はこのような呪文を使わずとも充分なのだが……お前の反応が見たくてな、どうだ?自慢の力が効かぬ気分は如何かな?」

 

「……殺す」

 

バーンの馬鹿にするかの言葉に完全にキレた幽香は妖力を全て開放しバーンを睨みつける

 

「ハハハ!更に怒らせてしまったか、だが余を殺すなどと大層な事をほざいた割にはその程度か」

 

「舐めるなぁ!!」

 

バーンへ突進し殴り掛かる幽香

 

「がっ!?」

 

幽香の拳より先にバーンの掌底が当たる

 

「かっ……はっ……!?」

 

体勢を立て直し動き出そうとした初動を抑えたバーンの掌底が幽香の腹を打ち前屈みになる

 

「このっ……うがっ!?」

 

反撃しようと頭を上げた所を掌底が襲い、顎を打たれ、飛ぶ

 

「この……!!」

 

着地した幽香は口から流れる血を拭いながら睨む

 

「わかったか?これが実力の差だ、身体能力においても余の方が上だ、諦めろ」

 

「……諦めろですって?黙ってやられろと言いたいの?笑えないわね」

 

差を見せ付けてなお戦う気の幽香に数瞬間を置いてバーンは話し出した

 

「……お前の力と言うプライドを砕いた、わかっておるのだろう?勝ち目は無いと」

 

「……」

 

幽香は肯定も否定もしない、だがその胸中にはバーンの言う通り敗北を感じていた

 

(確かにね……でもただでは終わらないわ!)

 

一矢報いようと決意する幽香にバーンが告げた

 

「殺しはせん、そのプライドを砕いただけで余は満足よ」

 

「……何が言いたいのかしら?」

 

予想はついている、だが聞いてしまった

 

「許してやる……と言っているのだ、良かったな、余が寛大な心を持つ者で」

 

「……許……す?私を……?」

 

許してやる、その一言が幽香に最後の一線を越えさせた

 

 

 

「フザケルナァアアアアァ!!」

 

 

 

理性を飛ばし、限界を越えた妖力を爆発させる幽香、リミッターを怒りで外した幽香の妖力は離れた花に干渉し瞬時に枯らせてしまう

 

「……花が枯れてしまっているぞ?」

 

声を掛けるが幽香に返事は無い、一心に妖力を高め続けている

 

そこへ

 

「何だ!どうしたんだぜこれは!?」

 

魔理沙がやってくる

 

「幽香!?いったい何がどうなってるんだぜ!」

 

状況の掴めない魔理沙だがただ事ではない雰囲気に慌てる

 

「魔理沙か……何をしに来た?」

 

「バーン!それよりこれは!?」

 

「すぐに済む、下がっていろ」

 

魔理沙を下がらせたバーンは幽香に向かい歩を進める

 

「うぅ……!!」

 

迫るバーンに傘を突き立て妖力を集中させる

 

「なんて力だ……山くらい軽く吹き飛ばせるぜあれは……」

 

傘に集まる力に戦慄する魔理沙をよそにバーンは更に歩を進め幽香の目の前に立つ

 

「ガアアアァ!!」

 

傘からビームが放たれた瞬間、フェニックスウイングで傘を弾き銃口は空に向かされる、巨大なビームは雲を突き抜け空に光の柱を作り出す

 

「アアアアアァ!!」

 

第二射を放とうと妖力を再び傘に集め出す幽香の額に指を当て唱えた

 

「ラリホーマ」

 

眠りを誘う呪文を幽香に掛ける、本来なら幽香程のレベルの者にラリホーマはかなり効きづらいが幽香に与えたダメージと理性を飛ばした事による抵抗力の減少、そして今のビームで力を落とした幽香には効果的だった

 

「うっ……うぅ……!?」

 

ふらつきながら妖力は徐々に収まっていく、そして妖力が完全に収まった所で幽香は倒れた

 

「眠らせたのか……何してたんだよ!……って原因はコレか……」

 

バーンに近寄って来た魔理沙が花畑にあるイオナズンの爆発痕を見て納得する

 

「その原因を作った元凶はお前であろう?」

 

「ああ、ナイトメア……だったな……あ!そうだった!それどころじゃないんだ!バーン!香霖……霖之助が怪我をしたんだ!助けてくれないか!」

 

「……」

 

反省より先に霖之助を助ける事を優先する魔理沙の頼みにバーンは応えない

 

(ダメか……)

 

落胆し顔を下げた魔理沙は振り向こうと足を動かす

 

 

 

「……余に掴まれ、場所は永遠亭だろう?」

 

「バーン!」

 

バーンの承諾にとびきりの笑顔を向け、手を掴む

 

「幽香はどうするんだぜ?」

 

地面に横たわる幽香を見て魔理沙が聞いた

 

「放っておけ、ダメージも大きい物では無い、直に目を覚ますだろう」

 

「そうか……わかったぜ」

 

そして幽香を置いて二人はルーラで永遠亭に向かった

 

 

 

 

 

 

永遠亭

 

永遠亭に着いたバーンは早速 霖之助にベホマを掛ける

 

「大丈夫なのか!?」

 

バーンの回復魔法の効果を知ってはいるがそれでも不安は拭えない魔理沙

 

「安心しろ、死ぬことは無い」

 

霖之助の傷が完全に治癒したのを確認したバーンの言葉が魔理沙を安堵の溜め息をつかせる

 

「良かった……」

 

魔理沙の安堵の言葉に、治癒を見ていた永琳がバーンに話し掛けた

 

「便利ね……医者要らずじゃないかしら?貴方が医者なら私の商売上がったりね」

 

嫌味たらしく話す永琳、彼女に悪意は無い、医者としてのプライドなど長き時の果てに昇華されている彼女は助かるなら医者である私が必ず治す必要は無いと思っているのだ、だからこれはジョーク

 

「余が治せるのは肉体の傷のみだ、病や精神的な物は治す事は出来ん」

 

「あら……じゃあ私の商売はまだ安泰のようね」

 

フフンと鼻を鳴らした永琳はいつもの様に依頼された薬の調合を始める

 

「用は済んだ……帰らせて貰う」

 

霖之助の傍にいる魔理沙に告げるとすぐに永遠亭を出る

 

 

「バーン!待ってくれ!」

 

 

ルーラを唱えようとしたバーンを魔理沙が引き止めた

 

「どうした?」

 

いつもと変わらない表情で問う

 

「ありがとうバーン!香霖を助けてくれて……」

 

「よい……たまには褒美をやらねばならんからな」

 

「何だよそれ……」

 

二人は苦笑する

 

「あのさ……バーン……その、悪かったよ……お前と喧嘩する気なんて無かったんだ……ただ私達をオモチャみたいに思ってるんだと感じてさ……」

 

謝罪と共に理由を語る、自分がオモチャの様な扱いをされたら誰でも怒るのは当たり前だ、それが友人と思っていたバーンだから余計に

 

「……余も言い方が悪かった」

 

頭を下げる魔理沙に近付きながら話す

 

「確かに余は弱者を倒すのに愉悦を感じている、お前達に対しても同じだ……」

 

「やっぱりそうなのか……」

 

裏切られた思いが魔理沙の目に涙を浮かべさせる、帽子でバーンからは見えないが肩が震えているのはバーンにはわかる

 

「だが……それだけでお前達を鍛えたりはせん、何故だかわかるか?」

 

「わからねぇよ……!!」

 

下を向いたまま搾る様に出した言葉、魔理沙は口論はすまいと誓っていたのに叫んでしまった

 

「私は!!お前の事を友達だと思ってた!なんで……なんでなんだよ……」

 

二人の時は止まる……そして、バーンの一言で時は動き出した

 

 

「わかっておるではないか……そうゆう事だ」

 

 

「えっ……?」

 

驚いた魔理沙は顔を上げバーンを見つめる

 

「余もお前と同じ思いだと言ったのだ」

 

「えっ……って事はつまり……?」

 

「……二度言わせるな」

 

魔理沙の涙を指ですくいながら語るバーンの表情はいつもより少しだけ柔らかい、共に過ごしていた者だけがわかる程の小さい……小さい変化

 

「へへ……わかったぜバーン!」

 

鼻を啜る笑顔の魔理沙、とても……とても良い笑顔で笑った

 

 

二人のわだかまりは解けたのだ、その証拠に二人は笑い合う

 

 

 

「魔理沙……1つ、頼みがある」

 

「そりゃあもちろん良いけど……珍しいな、バーンが頼み事なんて……何だぜ?」

 

頼み事の詳細を聞いた魔理沙は嬉しそうに承知し、バーンが帰った後、霖之助を永琳に任せ飛び立っていった

 

 

 

 

 

「はぁー!散々な目にあったぜ……」

 

山道を歩くにとりが呟いた、巻き添えを食らわずに済んだにとりはテクテクと帰り道を歩く

 

「死ぬかと思ったけどなんとかなったな……霊夢がいたからなんとかなってるだろ」

 

1人呟きながら歩くにとりは突然足を止め耳をすます

 

「なんか……聞こえるな……葉音?動物にしちゃデカイ音だな……」

 

音のする方へゆっくり向かうにとり、音が段々近付いていき、木の陰から覗く

 

「!!」

 

慌てて顔を隠し木に寄り掛かる

 

(ゲッ!?さっきのドロドロじゃねぇか!仕留め損なったのかよ!)

 

にとりが見つけたのはナイトメアだった、気持ちを落ち着かせもう一度様子を確認してみる

 

(……コアがボロボロ……修復してるのか……なんにせよ危険だね、退散退散)

 

ナイトメアに気取られぬ様にその場から逃げるにとり

 

(って事は作っといた方が良さそうだな、フム……一肌脱いでやるかね)

 

そうしてにとりは妖怪の山へ帰っていった

 

 

 

 

 

 

太陽の畑

 

「……ッ!?」

 

目が覚めた幽香は飛び上がり周囲を確認する

 

(あいつは……いや、今は夜……)

 

身構えていた手を下ろしもう一度周囲を見る

 

(負けたのね……負けて気絶させられていたから昼間から夜に……)

 

自分の敗北を悟る

 

「……クソッ!!」

 

拳を握り締め怒りに震える、強者たる自負が、プライドが敗北を受け入れがたい物として幽香を震わせる

 

(許さない……絶対に……!!)

 

バーンへの復讐に燃える幽香、その幽香に背後から声が掛かった

 

「おー!起きてたか、間に合って良かったぜ」

 

「魔理沙……」

 

話し掛けたのは魔理沙、手に大きな袋をいくつか持っている

 

「……何の用?消えてくれないかしら?」

 

顔見知りの魔理沙だが今は誰とも会いたくない

 

「まぁそう言うなよ、ほら!コレ!バーンからだ!」

 

手にしている袋を差し出す

 

「バーン……?」

 

「お前を倒した奴だよ、良いから開けてみろって」

 

自分を倒した者の名を聞いてムッとするが袋を手にし開けてみる

 

「これは……花の種……」

 

袋に詰まっていたのは大量の花の種、何十種類もの花の種を魔理沙は持ってきていたのだ

 

「バーンから頼まれたんだぜ、金を出したのは私だけどな!」

 

バーンが魔理沙への頼み事とはこの事だった、当初は紅魔館にツケておけと言ったのだが霖之助の治療のお返しにと魔理沙は自腹で花屋から大量の花の種を購入し幽香の所に持ってきたのだ

 

「……憐れみのつもり?」

 

敗北した上に生き永らえ、そして贈り物、プライドの高い幽香にはそう感じられ魔理沙を睨む

 

「そんなんじゃないぜ、あいつはさ……悪いと思ったんだろ、お前の大事にしている花を散らしてしまったのをさ」

 

「……」

 

聞き入る幽香に魔理沙は続ける

 

「あいつはさ、不器用なんだよ、だから私とも喧嘩したしお前とも殺しあった……照れ臭いんじゃないかなぁ……まっそうゆう奴なんだよ幽香」

 

へへッっと笑う魔理沙

 

「でもあの子達はもう戻ってこない……種をやるから許せと?じゃあ私はこの怒りは誰にぶつければ良いの?」

 

それでも復讐を諦めない幽香

 

「あいつさ……強かっただろ?」

 

魔理沙が聞いた

 

「……それがどうしたのよ?」

 

突然の質問に意図の掴めない幽香は問い返す

 

「勝つまで挑むと良いぜ!」

 

「……何言ってるの?」

 

訳のわからない事を……と言った顔で見る幽香

 

「だから気の済むまでバーンに挑んだら良いんだよ、あいつは逃げない、何度でも挑めば良いんだぜ!私達はそうしてる!」

 

「……」

 

魔理沙の意図を理解した幽香は暫し考える

 

「……そこまで気楽には出来ないわね」

 

勝つまで何度も挑む、そんな遊び感覚で気楽に挑むには幽香のプライドは高過ぎた

 

「そっか……じゃあどうするんだぜ?」

 

「……今回の事は保留にしといてあげる、でもいつか必ず報いを受けさせるから覚悟しておく事ね」

 

「アハハ!お前も不器用だよなぁ……わかった!伝えておくぜ!じゃあな幽香!」

 

飛びさっていく魔理沙を見送り花の種を持ち畑を歩く

 

「!!」

 

幽香は見つけた、自分の妖力で枯れた花を

 

「ごめんなさい……」

 

もう答えてはくれないそれに頭を下げた

 

「私も人の事言えないわね……」

 

枯れた花を供養しながら1人呟いた……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紅魔館・バルコニー

 

「……」

 

1人椅子に座るバーンは物思いに耽っていた

 

(力こそが全てを司る真理……正義……そう、そうなのだ……だが……)

 

自身の信条とも言える考えを思いながらバーンはかつて聞いたある言葉を思い出していた

 

((力が正義……常にそう言っていたな……バーン!!))

 

((これがッ!!これがッ!!これが正義かっ!!?より強い力でぶちのめされればおまえは満足なのかッ!!?))

 

((こんなものがっ……!!こんなものが正義であってたまるかっ!!))

 

それは竜魔人となりバーンを越えた力を持ったダイの言葉、その言葉はバーンに深く残る否定の言葉

 

「……」

 

目を閉じ暫し考える

 

(今でもその考えは変わらん……だが……)

 

目を開き月を見上げる

 

(お前が仲間を守ろうとした気持ち……今なら少し理解出来る)

 

スッと立ち上がり部屋に戻る、そして夜の静けさだけがそこには残った……

 

 

 

 

 




……好き勝手やっちゃってます、これにてナイトメア編は一端終わりです。

ゆうかりんは絡ませたいとは思ってたんですが先に神奈子とのバトルやっちゃったんでどうしても力不足感が出てしまいますね……やってしまった……

次回は誰と絡ませようかな……

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。