東方大魔王伝   作:黒太陽

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第9話 未知との遭遇

「なぁバーン、香霖堂に行ってみないか?」

 

言い出したのは魔理沙

 

「道具屋か」

 

「そうだぜ、あそこには色んな物があるからお前も楽しめると思うぜ!」

 

「異界のアイテムも扱う道具屋だったな、フム……ならば行ってみるか」

 

「ダニィ!?あたいも行く!大ちゃんも行こ!」

 

「良いよチルノちゃん!」

 

お出掛けに上機嫌な二人、ぴょんぴょんとバーンの周囲を跳ねている

 

「私は遠慮しとく……ツカレタヨ……」

 

そう言うのは妹紅、チルノに振り回され大分お疲れの様子

 

「早速伝説のアイテムを購入しに出掛ける!後に続けもこたん!」

 

「へあっ!?……わかったぜ親分……後もこたんは止めてくれ……」

 

「チルノさん!闇雲に購入するのは危険です!もっと情報を集めてからでも……」

 

小悪魔が乗った

 

「臆病者は着いてこなくともよい!もこたん早くしろ!」

 

「だからもこたんは止めてくれ……」

 

「フフ……行ってらっしゃい」

 

パチュリーの見送りを受けて一行は紅魔館を後にした

 

 

 

 

「そういやバーンに挑んでくるやつ居なくなったな」

 

香霖堂に向かう途中、魔理沙が話し出した

 

「流石に記事の度が過ぎた様だな」

 

バーンと妹紅の戦いを雨にも負けず観戦していた文はやはり次の日には新聞を発行し幻想郷にバラ撒いていた、しかし度重なる誇張とでっち上げに幻想郷の民の関心は薄れていきバーンは幻想郷で知名度のある人、程度の扱いになっていた

 

「だな、でもそれはそれで寂しいな、紅魔館の名物みたいになってたもんなバーンは」

 

レミリアが怒りそうな事をさらりと言い放つ魔理沙

 

「フッ……これで良いのだ」

 

「そうなのかもな……おっ!見えた!あれだぜ!」

 

遠目に見える香霖堂を指差した

 

 

 

「邪魔するぜー!」

 

勢いよく香霖堂のドアを開けた魔理沙に主人の森近霖之助が無愛想に答えた

 

「また来たのかい……そろそろツケを払って欲しいんだが……」

 

「まぁまぁ、その内利子付けて返してやるぜ!」

 

「その言葉程信用出来ない物は無いね……ああ、今日はお友達も一緒なのか……」

 

魔理沙の後から入ってくるバーン達に視線を送る

 

「いらっしゃい、ここは道具屋だよ、おや……噂の大魔王バーンじゃないか、会えて光栄だよ」

 

「……書物で知ってはいたが本物の男の様だな」

 

バーンがそう思うのも無理は無い、今まで出会った妖怪や人間は全て女性だったからだ、幻想郷に男性がいない訳では無いのだが不思議とバーンは女性としか会わなかった

 

「ハハハ、まぁそうだろうね、幻想郷は妖怪にしろ人間にしろ女性の方が活発だからね」

 

「確かにな」

 

そう言って笑うと店内の商品を見始めた

 

 

「なにこれ?変な杖ね?」

 

チルノが手にした杖を見て呟く

 

「それはマグマの杖だよ、念じる事で強力な炎が出せる、危険だから反応しないようにしてるけどね、ちなみに非売品だよ」

 

「ふーん……」

 

手にしたマグマの杖を戻しチルノは他の品を物色する

 

「霖之助さん、これはなんですか?綺麗です……」

 

大妖精がショーケースに入った黄金の武器を指差す

 

「それは黄金のツメだね、ただの武器なんだが呪われているんだ、それを装備すると2歩歩く度に妖怪に襲われるんだ、あの時は参ったよ」

 

「こ、恐いですね……」

 

大妖精は怯えながらショーケースを離れた

 

「この剣は?えらく厳つい剣だけどよ……」

 

妹紅が壁に飾られた剣を指して尋ねた

 

「アラストルと言う魔剣だ、それは切る剣では無く殺す剣、落ちてたのを拾ったんだがどうやらそいつには意思があるみたいでね、主人の元に帰りたがってる」

 

「付喪神みたいなもんか?」

 

「いや、また別の存在の様だ、そこまではわからないけどね」

 

「へー……」

 

妹紅は飾られた剣を興味深げに見つめている

 

「……!?……これは……」

 

バーンがショーケースに飾られる物に眼を止め凝視している

 

(非常に強力な光の力を感じる……神々のアイテムか?忌々しい……)

 

その掌大の大きさの物から感じる聖なる力にバーンは破壊衝動を感じていた

 

(何故これに因果を感じるのだ……何だ!これは!)

 

「何か気に障ったかい?それはロトの紋章、用途はオメガルーラを発動させる物らしい」

 

「オメガ……ルーラだと?」

 

思わず聞き返す、もし聞き間違いでなければ自分の使う魔法と同種だからだ

 

「そう、オメガルーラだ、僕にはそれがどんなものかわからないけどね……知っているのかい?」

 

「いや……余にもわからぬが、ルーラに関するならバシルーラに近いかもしれん、相手を強制的に飛ばす呪文だ」

 

(それだけとは思えんがな……)

 

「なるほどね……ありがとう、気になってた事が1つ解決したよ」

 

霖之助が礼を述べた時に店の奥から魔理沙が嬉しそうにやって来た

 

「なあ!この珍しい妖精どこに居たんだ?」

 

その手には拳程の大きさの妖精を捕まえていた

 

「Hey!Listen!」

 

捕まえられた妖精は必死に呼び掛けている

 

「離してやってくれ、彼女の名はナビィ、異世界の妖精だよ、幻想郷に迷い混んだ彼女を保護して一緒に暮らしてるんだよ」

 

「外来人ならぬ外来妖精って訳か、悪かったな、ホイ」

 

「もう!やっと離してくれたわ!話も聞いてくれないのよ彼女!」

 

解放されたナビィは霖之助に愚痴る

 

「許してやってくれ、確かに魔理沙はがさつだけど優しい子なんだ」

 

「がさつは余計だぜ!」

 

 

その後も多様な商品を見ながら時は過ぎる

 

 

「中々楽しめた……帰るぞ」

 

「結局何も買ってくれなかったね、まぁいいんだけどね」

 

「じゃあまたくるぜ!」

 

帰ろうとしたその時、霖之助が思い出した様にバーンに話し掛けた

 

「そうだバーン、君なら知っているかも知れないな、少し待っててくれ」

 

そう言うと店の奥に入った霖之助は物体を抱えて現れた

 

「これの名はナイトメア、用途は物騒だが地上の侵攻だ」

 

霖之助の半分もあろうかという大きさのそれは異様な雰囲気を漂わせている、球体だったのだろうが破損して欠けている

 

「侵攻……」

 

「ホントに物騒だな……」

 

大妖精と妹紅が不安気にナイトメアを見る

 

「壊れている様だが……それがどうした?」

 

「君に聞きたいのはこれの起動方法だよ」

 

「……幻想郷でも侵略するつもりか?」

 

「そうじゃない、危険な代物だろうから誰かが起動しないように方法を知っておきたいんだ、もし簡単に起動出来るなら隔離しとこうと思ってね」

 

「なるほど……」

 

納得したバーンはナイトメアに手を添える

 

「……これはコア、魔力によって動く様だな……今は魔力が空ゆえ動かないのだ、魔力を与えなければ安全だろう」

 

ナイトメアから読み取った情報を霖之助に伝える

 

「簡単だった様だね……わかったありがとう、これは厳重に保管しておくよ」

 

苦い顔をしながら霖之助はナイトメアを睨んだ

 

「おーい帰んないのかー?チルノが待ちくたびれてるぜー?」

 

先に外で待っていた魔理沙が呼びに来た

 

「おっ?なんだそれ?見たとこ魔道具みたいだけど?」

 

ナイトメアを見つけた魔理沙、興味の目でナイトメアを見ている

 

「いやそうじゃない、ただのガラクタだよ」

 

そう言ってナイトメアを背で隠した

 

「待たせたな……帰るぞ」

 

「あ、ああ……」

 

バーンに促されて外へ歩く

 

(いや……あれはガラクタじゃないぜ……多分あれは……)

 

魔理沙の魔法使いの観察眼が霖之助の嘘を見抜いていた

 

 

 

 

 

 

「なぁバーン、人里に寄って行かないか?」

 

空を飛んでいた妹紅が聞いた

 

「……何故だ?」

 

「折角みんなで外出したんだからさ食事なんてどうかなって」

 

「おっ!妹紅の奢りか!」

 

「良い心掛けね!さすがあたいの子分!」

 

「ごちそうになります」

 

「なんでそうなる……良いけどさ……ってな訳でどうだ?」

 

少し間を置いてバーンは答えた

 

「……よかろう」

 

バーン達は人里へと向かっていった

 

 

 

 

人里に着いたバーン達は食事処に向け歩いている

 

「あれが大魔王か……恐い顔してるぜ……」

 

「チルノと魔理沙が配下らしいけど増えてるわね……」

 

「おいおい、ヤバイんじゃねぇか?」

 

ヒソヒソと話される会話がバーンの耳に入る

 

(わかってはいたが……慣れるものではないな……)

 

色々と大きな事をやらかしたバーンが人里に来ればこうなるのは当たり前だ、大魔王時代は畏怖こそされていたがこういった興味の対象にされるのはバーンには無かった事、それがわかっていたから返事に少し間を置いたのだ

 

「人気者だからなバーンはしょうがないさ」

 

「そうそう!気にすんなバーン!」

 

バーンの様子を察した妹紅と魔理沙がフォローする

 

「気になどしていない、店は何処にあるのだ?」

 

「ああ、ここだ!中々旨いから期待してくれ」

 

着いた店に一行は入っていった

 

 

 

 

「美味しいねチルノちゃん!」

 

「そうね!あたいの子分にしちゃ上出来ね!」

 

「だろ?親分の口に合って良かったぜ」

 

食事を始めた一行は談笑を交えながら食を進める

 

「バーン食べないのか?」

 

手付かずのバーンの皿を見た魔理沙が聞いた

 

「余は本来物を食さずとも生きていけるのだ、それにこの箸と言う物を使う気にならんのでな」

 

「そういやパーティーの時もワインしか飲んでなかったもんな、ふーん……大魔王ってそんなもんなのか、まぁでも食べれるんだろ?旨いから食べてみろって!箸も良い経験だぜ!」

 

「確かにそうだな……どれ……」

 

そう言うと箸を持ったバーンは数秒構えると流暢に箸を扱い品を食した

 

「……お前箸が初めてって嘘だろ?」

 

「初めてだが……お前達の使い方を見れば造作も無い事だ」

 

「……可愛い気が無い奴だよなお前って……」

 

そんなやり取りをしながら食事は進む

 

「!!」

 

バーンがピクリと反応し側の窓を見た

 

「……何用だ?」

 

誰も居ない場所に向かい話すバーンに全員首を傾げる

 

「おやおや……気付かれたか、久しぶりに降りて来たら面白そうな奴がいるねぇ……私に気付くとはやるじゃないかあんた」

 

「その酔っぱらった声……萃香か!」

 

声に反応した魔理沙が名を呼んだ、良く見ると何も無い場所に見えたそこには薄い霧が漂っていた

 

「久しぶりだね魔理沙、天界は暇だったから散歩に来たんだよ」

 

「天界に住み着いて帰って来ないと思ってたぜ」

 

「流石に飽きたのさ、それよりさこの……妖怪?じゃないわね……こいつは?」

 

萃香と呼ばれる霧がバーンの事を尋ねた時に妹紅が喋った

 

「あー……悪いんだが今食事中だから後にしてくれると嬉しいんだが……回りの目も痛いからさ……」

 

妹紅が顎で指した先には他の客が何やってんだあいつら?といった顔で凝視していた、萃香に気付いていない客からすれば当然である

 

「おお!これはすまないねぇ、じゃあ命蓮寺に居るから食べ終わったらおいで」

 

そう言うと萃香は霧散して行った

 

「……だってよ?行くのかバーン?」

 

「余の方に用は無い、捨て置いても問題あるまい」

 

妹紅の問いにバーンが答えた

 

「そう言わず会ってやってくれないか?酔っぱらいのあんな奴だけど悪い奴じゃないんだぜ」

 

魔理沙は申し訳なさそうに頼んだ

 

「……良いだろう」

 

「ありがとうだぜバーン!」

 

会うことを承諾したバーン達は食事を再開した

 

 

 

 

 

 

「おう来たかい!待ってたよ!」

 

命蓮寺の庭で座って待っていた萃香が酔い顔で手を振る、待ってる間に更に飲んだのか溢した酒が萃香の服を濡らしている

 

「さぁ聞かせて貰おうか、あんたは誰だい?」

 

「先にお前の名を聞かせて貰おうか」

 

「おっと、これは失礼したね、私は伊吹萃香、鬼だよ」

 

「余はバーンだ、萃香よ、幻想郷で高い力を持つ鬼が余に何用だ?」

 

「あんた強いだろ?見ただけでわかったさ、だから興味を持ったんだ」

 

酒を飲みながら愉快に話す萃香

 

「そりゃあ大魔王だからなバーンは」

 

「大魔王?へぇ……って事はあんた魔族な訳か!納得したよ」

 

魔理沙の発言に納得のいった萃香は嬉しそうに酒を飲む

 

「ねぇあんた、私と勝負しない?あんたが勝ったら……そうね……酒を奢ろう!」

 

いきなりの勝負の提案、勝負事が好きな鬼の性質がバーンを前に沸騰したのだ、だが賞品が酒というのは萃香にとって痛くも痒くも無い物、何故なら彼女の持つ伊吹瓢は酒を無限に出せるからだ、少々セコいが何でも良いので賞品を付けてバーンと勝負をしたかったのだ

 

「……帰るぞ」

 

しかしバーンは受けなかった、酒を飲みながら勝負を挑んでくる萃香に酔っぱらいの戯言の様に感じ身を翻した

 

「ふむ……ならこれならどうだい?」

 

フラレた萃香は立ち上がり強烈な殺気をバーンに向ける

 

(ほお……)

 

殺気を感じたバーンはその殺気の高さに感心し萃香に向き直す

 

「!!」

 

「そらぁ!」

 

向き直したバーンに飛び込んだ萃香の拳がバーンを打つ、咄嗟に反応したバーンは掌で受けるがその威力はバーンの体を浮かし斜めに飛ばした

 

「おいおい何やってんだよ!」

 

「そうよそうよ!」

 

突然の奇襲に抗議する妹紅とチルノ

 

「名刺みたいなもんさ、私の力はわかったかい?大魔王?」

 

殴り飛ばしたバーンを見て愉快に笑う

 

「これが幻想郷で最強の妖怪と言われる鬼の力か……」

 

着地したバーンは手の痺れを感じながら萃香を睨む

 

「強い……だがやはりお前とは戦う気にならん」

 

「……どうして?」

 

奇襲を受けてそれでもなお勝負を拒否するバーンに萃香は少し苛立ちを含みバーンに問う

 

「確かに強い力を持っているが酔ったお前は全力を出せんだろう……全力で無いお前は戦うに値しない、どうしても戦いたいなら酒を止めるのだな」

 

出された理由は酒、勝負の条件は禁酒だった

 

「……それは無理かな……はぁ……嫌って言うんならしょうがない、諦めるわ」

 

力を抜いてポンっとその場に座り込んだ萃香はまた酒を飲み始める

 

「数日止めるだけだろう?出来ないのか?」

 

妹紅が萃香に聞く

 

「もう習慣と言うか癖と言うか……1時間も我慢出来ないねぇ……数日なんて狂っちゃうわ」

 

「アル中ってレベルじゃねーぞ……流石酒好きの鬼……」

 

その異常な飲酒レベルに妹紅は呆れ果ててしまう

 

「私が鬼の中でも異常な酒好きってのもあるんだけどね、あー……つまんないから霊夢の所に行こうかな」

 

呟いた萃香は霧になり辺りを漂う

 

「じゃあ私は行くわ、またねバーン、酔ってる私との勝負できたら考えといてね」

 

そう言うと萃香は霧散して行った

 

「行っちゃった……大丈夫バーン?痛くない?」

 

「大丈夫だ……帰るぞ」

 

飛び立とうとしたその時、突然声が掛かる

 

「あら魔理沙、来ていたんですか、どうしたんですかそんな所で?」

 

「白蓮!久しぶりだぜ!まぁちょっとあってな」

 

現れたのは聖白蓮、命蓮寺の住職

 

事の次第を説明した魔理沙と白蓮は世間話に花を咲かす

 

「ああ!そうだ!紹介しとくぜ、こいつはバーン、聞いた事あるだろ?あの大魔王だよ」

 

「ええ、知っています、彼が……私は聖白蓮と申します、貴方程ではありませんが魔法使いです」

 

「白蓮はスゴいんだぜ?大魔法使いなんだぜ!」

 

「大魔導士に近い物か……だがお前はその魔力を強化に使っている様だな」

 

「ええ、貴方に比べればまだまだ未熟者ですが……それより……」

 

言葉を止めた白蓮はバーンを見つめる

 

「……なんだ?」

 

「いえ……何でもありません、私はこれから用事があるので失礼します、それでは皆さんまた……」

 

そう言って命蓮寺を出ていった

 

(あやつも八雲紫の関係者か……)

 

見送りながらバーンは直感した

 

(余を利用する程の事……この幻想郷に何がある?)

 

疑問を胸にしまいながらバーン達は紅魔館へ帰って行った

 

 

 

 

 

 

命蓮寺の石段を白蓮は神妙な顔つきで降りていた

 

(やはり魔族ですね……それも規格外の怪物……その気になれば幻想郷など簡単に滅ぼせる程の力……今ああして仲良くいるのが奇跡と感じる程に……)

 

(いや……それよりも今はアレの方をどうにかしなければ……魔界に封印を移したのは良いのですが力が漏れて魔界が少しずつ幻想郷に拡がり始めた……今はまだ数センチ程ですがこのまま拡がればそう遠くない内にアレは封印を破るでしょう……)

 

「……急いで下さい、八雲紫……」

 

不安を抑え込み、願うしか無かった

 

 







ネタを挟みたくなる病気になってます……

捕捉:香霖堂に出てきたアイテム等について
マグマの杖、黄金のツメはドラクエの武器です。
ロトの紋章はマンガ、ドラゴンクエスト・ロトの紋章から
アラストルとナイトメアはゲーム、デビルメイクライから
そしてナビィはゼルダの伝説・時のオカリナからです。

こういったクロスが出来るのも東方ならではないでしょうかね、楽しいです。

次回からは少し東方のネタを探すので遅くなると思います。

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