人物設定(第三章終了時)
宇佐美マコト
風見台中学校の女子中学生。
その長身を生かして、バスケットボール部に所属している。
彼氏の「佐倉杏介」とは、チンピラに絡まれていた所をボコボコにしていたところを止めてもらって以来の仲だ。
と、巴マミが作った「設定」。
正体は女体化した「宇佐美真」。
彼、いや彼女に一目惚れしてストーカーになった「中沢直人」を諦めさせるための作戦だった
佐倉杏介
風見台中学校の空手部主将。
言い寄られたチンピラに肉体言語で「会話」していたところを止めた所、バーサーカー状態のマコトとすぐバトルになる。
お互いの力を認めた二人は「強敵」と書いて「恋人」となった。
身長はマコトよりも少し背が高く、筋肉質な身体をしている。
ツリ目も相まって強面な印象を持つが、常に甘い菓子を口にしているなど、マコト曰く「かわいいところもある」とのこと。
と、巴マミが作った「設定」。
正体は幻惑魔法を自らにかけて男体化した「佐倉杏子」。
巴マミ
今章では中沢から「魔法少女」の秘密を守るとの大義名分のために、真と杏子を性転換させてデートさせたり、ラブホテルに行かせるなど、変態淑女ぶりが更に悪化している。
中沢直人
女体化した真に一目惚れした少年。
行動力は高く、真と杏子の行動範囲を調べ上げるなど恐るべき執念を見せる。
ただ、立ち直りは早いらしく、その後出会ったキリカに告白している。
・・・・無論、真と杏子に記憶が飛ぶまでノされたが。
また、落ち込んだら毒ぺ、もといドクターペッパーとルートビアを混ぜた謎ドリンクを飲むという妙な嗜好を持っている。
インキュベーター
存在しないはずの「別の世界の記憶」を持つ魔法少女達の存在に気付き始めている。
そのための介入も辞さないつもりのようだ。
現在は、情報を統合し分析している様子。
織矢探偵事務所の面々
呉キリカ
真と杏子の策略により、恋破れた中沢に突如告白された少女。
余りにも織莉子とべったりだったため、レズだと思われていたが実はそうではないようだ。
本人曰く、「姉妹のような・・・バディのような関係」とのこと。
ちなみに中沢の告白は生涯最初の告白で、混乱して宇佐美邸にカチコミに来た。
舞台裏の人々
佐倉清介
佐倉杏子と妹のももの父親。
風見台で小さな教会を開いていたが、教義にないことを説法して本部から破門される。
極貧生活の中、杏子は「魔法少女」となる。
ここまでは「フェアウィル・ストーリー」と同じだが、杏子が魔法少女であるとバれる前に全世界修行の旅に出てしまい、一家心中は起きなかったことになる。
しかし、それには叔母の一二三美緒が関わっていた。
現在はメキシコで革命組織の一員になっている。
「キレた宗教家は怖い」、まさにそれである。
一二三美緒
杏子達の叔母。
彼女達の窮乏を見かねて援助を申し入れるが、彼女の生業がレズビアン専用のデートクラブ経営であることから杏子の父親はそれを拒否する。
やがて、前触れもなく教会に信者が戻ってくるという「奇跡」を目撃し、杏子が魔法少女となったことを知り、彼女は暗躍を開始する。
杏子の父親、佐倉清介の資金を偽名と偽装口座で融通して全世界修行の旅に送り出したのは、堅物の清介が真実を知ってキレるのを防ぐためだった。
また、杏子には親愛以上の感情も持っているようだ。
飛鳥ユウリ
二つ名は「献身の魔法少女」。
余命いくばくもない親友の治癒を願い魔法少女となった。
魔法少女形態は背中の大きく開いた真紅のナース姿。
魔獣討伐の傍ら、難病の子供たちを救っていたが、魔力枯渇を起こしてしまう。
そこを一人の魔法少女に救われ、彼女の弟子となる。
固有武器
幾つもの針が突きだした注射器。
そこからガトリングガンのように弾きだされる光弾が主な攻撃方法である。
道化の魔法少女
あすなろドームで最後を迎えつつあったユウリを助けた「黒い魔法少女」。
先端が渦を巻くような黒の三角帽、エプロンを模したような露出度の高すぎる魔法少女形態。
そして、その顔を隠すのは道化師の仮面。
彼女自身、何らかの目的を持ってユウリを弟子にしたようだがその思惑は見えてこない。
正体はクローンかずみの元になった、「和紗ミチル」。
その言動から転生者と思えるが、かつての仲間「プレアデス聖団」とは接触していないようだ。
杏里あいり
「未来の記憶」を頼りに、ユウリを殺した魔法少女達に復讐するために「ユウリになること」を願いに契約した少女。
その方法はキュウベェをスタンガンで気絶させて拉致して、有無も言わさず契約させるなどかなり強引。
しかし、この世界ではユウリは死を迎えず、ミチルの弟子となっているのを知らなかったなど、かなりのドジッ子ぶりを披露している。
魔獣
ある少女の願いにより作り変えられた世界で「魔女」の替わりに生み出された存在。
故にその行動は自動的であり、そこに感情はない。
だが、特定の人間を結界内に引き込むなど、かつての「魔女のくちづけ」のような行動も目撃されている。
転生者
近似する世界の記憶を持った存在。
共通するのは「強い因果」をもった個体であるということと、皆悲劇的な最後を迎えているということ。
また、記憶が蘇るタイミングもまちまちで共通する点は見られない。
転生者は往々にして、
特定の魔法少女候補の契約を邪魔する
消えようとした魔法少女を助ける
インキュベーターの抹殺を図る Etc・・・・
彼らの計画の障害となることが多い。
過去には見られなかった現象であり、そこに「近似する世界線を繋ぐ」能力をもった魔法少女が生まれたか、ないしはイレギュラーが巻き起こした現象なのか、インキュベーターとしても状況を理解できていない。
今取り掛かっている章では千歳ゆまが出てきます。
あと「かずみマギカ」でサブキャラのくせに結構登場回数が多い「アノ人」も