今回は短いです・・・
「おい織莉子!真は大丈夫なのか?」
キリカの眼前には無数の杏子「達」に囲まれた真の姿が写っていた
「信じなさい、キリカ」
そう言う織莉子の瞳にも焦燥の色が見てとれた
「なんだ、ブルってんのか真?」
「いいえ」
真が構えを取る
しかし、今の状況では真にできる攻撃はたった一つしかない
「スコッピオ!」
再び爆発が起きる
しかし、彼には致命的に足りないものがあった
いくら固有の魔法を再現できても、それを使いこなす「経験」が足りなかった
ブファァァァァッ!!!!
大量に巻き上げられた土砂が結界内に充満する
そして、土煙が落ち着くとそこには何もなかった
― 最後の審判! ―
「!」
ドガァァァァッァ!!!!!!!!
背後からの一撃を喰らい、真は為すすべもなく吹き飛ばされる
消えつつある意識の中、背後に大蛇を従えた赤い髪の少女が微笑んだ
― 最後の審判 ―
佐倉杏子の持つ最大の技
巨大化させた槍を大蛇のように操り、対象を殲滅させる大技だ
「アタシにこれを使わせるなんて真はなかなかだぜ。でも・・・・それも終わりだ」
先ほどの爆発を生き残ったのだろう、数人の分身が意識を失い人形のようになった真を持ち上げる
銀の輝きを放っていた銀のガントレットとレッグアーマーは砕け散り
白いブラウスとスカートはところどころ破れ、その白い素肌を覗かせていた
ビリィィィィィィィィ!
杏子は真の上着に手を掛け、引き裂いた
その拍子にたわわな果実が夜風にたなびく
彼女はその谷間
オパール色に輝く、真のソウルジェムに手を伸ばし・・・・ソレを引きずり出した
「コイツは預かっておくぜ」
真自身である、ソウルジェムは虹のように光り輝く
「心配しなくていい。お前の分のグリーフシードはアタシが用意してやる・・・・だからお前は日常に戻るんだ。ヘタうって消えることのない日常へ」
今にも泣きだしそうな顔で杏子は声を絞り出した
「それが貴方の優しさですか?」
気絶したはずの真が呟く
「その優しさ確かに受け取りました・・・でも僕は倒れられない」
凛とした真の声が響くと同時に真の身体が爆ぜた
瓦礫に包まれる佐倉杏子
「人一人分の水素」を至近距離で爆発させられた割に彼女の被害は軽微だった
とはいえ、再び槍を手に戦うことはできないだろう
ガラッ・・・・
瓦礫を分けながら一人の少女が佐倉杏子の前に現れた
「チェックメイト。これが僕の答えです」
佐倉杏子が「真」の声で杏子に宣言した
NGシーン
白いブラウスとスカートはところどころ破れ、その白い素肌を覗かせていた
ビリィィィィィィィィ!
杏子は真の上着に手を掛け、引き裂いた
その拍子にたわわな果実が夜風にたなびく
彼女はその谷間
オパール色に輝く、真のソウルジェムに手を伸ばし・・・・ソレを引きずり出さずにその二つの果実を揉む
「とりあえず・・・犯しとくか」
ハーメルンの運営に怒られるので強制終了
このペースで今年中に第二章を終えられるんだろうか