第十章時の設定
人物設定(第十章終了時)
マギカ・カルテットの面々
佐倉杏子
マギカ・カルテットに所属する魔法少女
得意とするのは多節棍に可変する朱槍を使った近接戦闘と、変化自在な幻惑魔法
ややぶっきらぼうな性格ではあるが、誰よりも仲間とのつながりを大切にしている
織莉子から教えられた情報から、あすなろ市への偵察に参加する
マギカ・カルテットのリーダーである「巴マミ」とは古い付き合いで、彼女の最も得意とする分身魔法である「ロッソ・ファンタズマ」を名付けたのは巴マミだったりする
巴マミ
マギカ・カルテットを率いる少女
偵察に同行した佐倉杏子、美国織莉子、呉キリカを裏切り、敵に寝返る
彼女は自身の寂しさと空しさを吐露して彼女達の同情を引くが、キリカに一閃される
その後絶望に飲まれるが、宇佐美真琴が彼女を回収し現在は彼女と行動しているようだ
織矢探偵事務所
美国織莉子
有名議員「美国久臣」の長女にして、まどかによって「救済」される前の絶望の世界の記憶を持つ転生者
真の父親である「宇佐美蓮助」の告白から何故かよそよそしくなったマミに疑いの目を向け、彼女の裏切りを「アカシック・レコード」で察知した
しかし、彼女は裏切る可能性だけでマミを断罪することはなかった
それは彼女が「かつての世界」で、「絶望の魔女」となる可能性「だけで」を断罪し、多くの罪のない人間を虐殺したことと同じだったからだ
呉キリカ
「かつての世界」で最後まで織莉子に従った黒の騎士
織莉子の指示で観葉植物に擬態して、巴マミから「魂の欠片」を奪い取る活躍をみせる
皆を裏切り罠に嵌めた巴マミの告白に皆が同情する中、ただ一人キリカは彼女の妄言を一閃した
その脳裏には、軽薄そうでいて誰よりもひたむきな、彼女の恋人である「中沢」の言葉が響いていた
「楽園」の中の人々
宇佐美真
不可思議な白昼夢を忘れて、「恋人」と平和な日常を生きることを選んだ
しかし、彼の奥底では、平和で幸せな日常を送ってもなぜか心が満たされなかった
その事が「彼女」を呼び、夢の奥底「イドの闇」で、以前に織莉子が真にインストールした美樹さやかの記憶に出会い、全てを思い出し「鉄仮面の魔法少女」宇佐美真に覚醒する
オルフェレウスの空気時計
真の父親である「宇佐美蓮助」の収集品の一つ
気圧の変化に連動して、自動的にゼンマイが巻かれる「半永久機関」
なぜか目覚まし機能がついていて、真はこれを「夢の世界」から目覚めるためのタリスマンとして使用している
製作者のオルフェレウスは、過去に永久機関を作ったとされる人物でその当時の詳細な検証実験の記録が残されている
「さやか」
円環の理に導かれて、消えてしまった「美樹さやか」を求め続ける上条恭介を助ける為に、織莉子が真に記憶した「美樹さやか」の記憶
それが、イドの闇の中で自意識を持った存在が彼女だ
あくまで「美樹さやか」の記憶を土台にして、意識が生み出されたものであり実際の美樹さやかとはいささか差異がある
真を悩ませた「赤い少女」の幻影も彼女が真を目覚めさせるために、彼の「夢」に干渉した結果だった
和紗ミチル
不幸な事故で声が出せなくなってしまった浅海サキの妹を笑わせた少女
彼女はボランティアで病院や老人ホームを巡っていたが、浅海サキが仲間に加わったことにより劇団プレアデス聖団を結成する
しかし、彼女の正体は・・・・・・
浅海サキ
空港へ父親を迎えに行く際に、姉妹ともども不幸な交通事故に巻き込まれる
妹の「美幸」とも軽微な怪我で済んだが、目の前で人が焼け死ぬ光景を見たことにより美幸は声を出せなくなってしまった
現在は、妹の声を取り戻してくれた和紗ミチルと一緒にボランティアで劇を見せる日々を送っている
だが、それは彼女の「夢」だった・・・・
救済者
宇佐美真琴
真やゆま、プレアデス聖団の皆を拉致し夢の牢獄つないだ張本人
「量産型魔法少女」、「イーブル・ナッツの大量生育」など、様々な暗躍をする
彼女の言う救済は魔法少女の為であり、それには例外など存在しないと巴マミに話す
量産型魔法少女
適正のある少女達に「魔力を帯びた武器」を与えることにより変身させた姿
故に彼女達は魔法少女にあるべき「ソウル・ジェム」もなければ、魔力もない
イーブル・ナッツ
「かつての世界」の「プレイアデス聖団」で生み出された「グリーフ・シード」の成り損ない
織莉子は人間を「魔女モドキ」に変えるだけだと思っていたが、真琴はそれに瘴気を吸い取る機能を持たせたことまでは気付いていない
劇場版「SPEC」後編
なんだか「永遠の物語」+「叛逆の物語」みたいな話だった
よくほむらが叛逆しなかったら?とか言われているけど、実際やっちゃったらこのSPEC後編みたいな凡庸な終わりになるんだろね・・・・・