鉄仮面の魔法少女   作:17HMR

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ほむらのベレッタM84FSは私の趣味だったりします


照準、その先に

「何のつもりかしら?巴マミ」

 

デリンジャーの照準を暁美ほむらにむけるマミ

混乱する真の脳裏にマミから念話が送信される

 

~ 真さん、これから言うことを必ず実行して! ~

 

~ マミさん!これは一体・・・・~

 

~ いいから!すぐ変身して! ~

 

マミの迫力に気圧され、真は事情を掴めぬまま魔法少女に変身する

ポケットの中のソウルジェムが光を放ち、真を海の泡を思わせる虹色の泡が包む

 

華奢でありながらも男性的な真のシルエットが丸みを帯びた女性的なものに変わり

 

手足を覆っていた泡が弾けるとともに銀のガントレット、銀のレッグアーマーがその姿を現す

 

そして全身の泡が弾けると青を基調にしたプリーツスカート、白いマントを装着した騎士のような姿に変貌した

 

最後に顔を覆っていた泡が消えると三つ目の鉄仮面を装着した「魔法少女」としての宇佐美真が、そこに立っていた

 

 

「う・・・うそぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」

 

聞きなれない声にその場に居た全員が声のした方向を見る

そこには

 

「え・・・えっ・・・うにゃん?」

 

件の猫が居た

 

 

「悪いけど暁美さん、そのままその猫を拘束しておいてくれないかしら?」

 

「ええ」

 

「うにゃん!にゃーーーーーーーー!」

 

「今更猫の振りはどうかと思うけど?」

 

「往生際が悪いぜ!この出歯亀野郎!」

 

佐倉杏子が槍の穂先を猫に向ける

 

「暁美さん、事情を説明せずに銃を向けてごめんなさい」

 

「気にしないで。今の巴さんが意味もなく私に銃を向けることはないってわかっているから」

 

「今の?」

 

「・・・・何でもないわ」

 

ほむらは服の下に忍ばせたベレッタM84FSにセーフティを掛けた

巴マミも、真を含め彼女がどのような人生を歩んできたかを知ることはない

「ある真実」を知った「巴マミ」に殺されかかったことさえあるのだ

それ故、「ある真実」が消滅した今でも彼女は常に銃を隠し持っていた

 

 

「あら?セーフティーを掛けて安心するには早くなくて?ついでに言うと9mmショートは少々威力不足よ」

 

再び、聞き覚えの無い声が響く

今度は真の背後から

 

「真さん!後ろ!」

 

マミが叫ぶ

しかし、真が背後に振り向こうとした時だ

 

「捕まえた」

 

白いドレスを着た少女 美国織莉子が真を背後から抱きしめていた

 

「貴方が不確定要素だったのね。誰も魔法少女に変身できる男の子なんて予想も付かないモノ」

 

「は・・離せ!!!」

 

真がもがくが少女の拘束は緩まない

 

「怖がらなくてもいいわ。私はあなたに危害を加える気はない。ただ・・・・・」

 

織莉子が真の胸を弄る

 

「おねえさん、真きゅんの身体にちょっと興味あるかな~」

 

「ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!」

 

昼間はショタに童貞を奪われそうになり

 

今は謎の少女に貞操を奪われそうになっている

 

苦難の一日はまだ終わらないようだ

 

 

 

 

 

 

 

 

NGシーン

 

織莉子「Aカップ Bカップ Cカップ Dカップ Eカップ Fカップ Gカップ Hカップ、 8組のバストを選ぶとしたらキミならどれが好き?」

真の胸を揉みながらトンチンカンなメロディーとともに織莉子とキリカが歌いだす

 

「さあ降参するなら今のうちよ!」

 

織莉子が笑みを浮かべる

 

「畜生!ハーメルンが歌詞NGだと知ってて!」

 

佐倉杏子が槍の柄を握りしめる

 

「いいのかしら?キリカ」

 

「F!」

 

「「「Noooooooooooo!!!!!!!!」」」

 

ハーメルンは歌詞NGなので強制終了

 

 

 




バスト占いの歌は名作
そういえば織莉子もきょにゅーでしたね・・・

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