魔法少女リリカルなのは 『神造遊戯』   作:カゲロー

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今話で、新たな勢力が参戦(『A's』編におけるキーキャラクターでもあったりします)。


乱戦の終局

「――ずいぶんと、愉快なことになっているな」

 

珍妙な空気を展開していたなのはたちに向けられる呆れを多分に含めた声が闇夜に響き渡った。

その声に反応すれば、腕組みの体勢で宙に浮かび、何とも言えない微妙な表情を浮かべているダークネスの姿が在った。翼から放出される黒い魔力の燐光が、まるで雪のように周囲へと降り注いでいく。

 

『――――ッ!?』

 

ダークネスと目が合った瞬間、心臓が握りつぶされるほどの圧力がなのはたちを襲う。

なのはを助けることが出来た喜びに包まれていた空間を、瞬く間に支配するほどの、圧倒的な重圧(プレッシャー)……葉月とアルクは理解する。

悠然と佇むこの相手こそが、転生者(じぶん)たちより上の存在へと至った花梨すら凌駕する正真正銘のバケモノ――No.“Ⅰ”なのだと。

大切な人を救った反動で意識を失ってしまい倒れたままの少女(花梨)の姿をどこか満足そうな表情で見下ろすダークネスの雰囲気が先ほどまでとは別物のようだと、クロノは感じていた。

数多くのロストロギア事件や次元犯罪者と対峙してきた彼の積み重ねた経験が、どこか王者の風格すら漂わせる今のダークネスの存在に警戒を呼び掛ける。

ダークネスは緊張に身を固くする一同を見渡し、気絶した花梨を庇うように身を繰り出す葉月とアルクに視線を留めた後、やや不審の響きを含ませて唸る。

 

「……違う、か」

 

落胆したとでも言いたげな呟きが単純に気に入らなかったアルクが怒鳴り声を上げる。

 

「テメェ! いったい何が言いてぇんだ!?」

「……」

 

返答は無言。無駄な事をするつもりはないのか、それとも傍から相手をするつもりがないのか……果たしてどちらであろうか。

 

「――現状維持のほうが、いろいろと有効利用(かつよう)できそうだな」

 

そう呟きながら、翼を羽ばたかせてさらに上空へと浮き上がる。己が展開した空間すべてを見渡せる高度に達すると、かろうじて放出される魔力光の輝きを確認できるほどの遠い位置で交叉し合う二つの光が見えた。色は『紫』と『金』。激しいドッグファイトを繰り広げているらしく、二つの光は縦横無尽に天空を飛び交っていた。

 

(やれやれ……かなり昂揚しているようだな)

 

だがこのままだらだらと留まり続けるのは避けておきたい。予想外のイレギュラ―が潜んでいることが間違いない以上、まだまだ未熟なアリシアを一人で放置したままにするのは悪手以外の何物でもない。

念話を送り、撤退と合流を指示すれば、戻ってきた返事はやはりというか不満混じりのぶー垂れた声。

 

『え~、せっかく楽しくなってきたトコなのに~~……もうちょっとくらい、いいでしょ~~?』

『駄目だ』

 

本当の意味での『危険』というものを理解していない少女の要求を一言で斬って捨てる。今は彼女の言い分を認めるわけにはいかない。

警戒し過ぎることは誤りではない。特に、容易く戦局を覆してしまうチカラの存在を誰よりも理解している一人として、この判断に誤りはないのだ。文句を垂れ続けるアリシアを納得させるべく、理由を話す。

 

『よく訊け、アリシア。俺が“Ⅷ”を仕留めようと放った神代魔法……ソレから“Ⅷ”を救い出した奴がいる』

 

そう。

ダークネスが警戒している原因はまさにソレ。

彼はこの戦場を包み込む概念空間魔法を展開した際、空間内に取り込まれた人物の情報を“能力”で解析していた。その時の解析結果から導き出した答え、それが『自身の放った神代魔法を防げるものは、この空間内に存在しない』ということだった。確かに、アッシュという予想外の存在があったものの、アレは本当に例外中の例外。

魔法の展開後に空間内に侵入してきたのは“Ⅲ”と“Ⅶ”だけなのも確認済みだ。ならば何故、ダークネスはアッシュを仕留めることが出来なかったのか?

そう、必殺を疑わぬ神話魔法(切り札)を放ったというのに、アッシュはいまだに健在しているのだ。確かに姿、気配共に感じ取ることは出来ない。だが彼の“能力”の影響を考えるとむしろ自然であるし、何よりもアッシュが敗北していたのなら、勝者であるダークネスに何かしらの変化がなければおかしい。だが未だに、新たなチカラが目覚めるような兆候も、内包魔力の増加も起こらない。

時の庭園でバサラを斃した際には、彼の身体が『魔力粒子(エーテル)』となって霧散した直後に、身体の奥底から新しいチカラが生まれ出たような感覚を感じたのだ。

しかし、全力を出し切って消耗しきっていたアッシュに、神代魔法を回避できる余力が残されていたとも考えられない。

以上のことから導き出せる答えはただ一つ。ダークネスの感覚ですら捕えられない何者かがあの戦いの場に居て、アッシュを助け出したということ。

最悪の場合、イレギュラーが複数存在している可能性も考えられる以上、このままここに留まるのは得策ではない。

力技で総てを薙ぎ払うという手もあるにはあるが、この空間はいまだ不完全な未完成品。これ以上の破壊を繰り広げてしまえば最悪の場合、空間そのもの、如いては現実の世界を自分で壊してしまうかもしれない。それだけは何としても避けなければならない。必ず生き残ることを信条とする自分が自爆して終了するなど、マヌケにも程がある。

それに、未だ己が内で脈動を続けるジュエルシードの件もある。戦闘の最中、突如として会話できるようになってから今まで、ひっきりなしに念話で語り掛け続けているのだ。

単純に『お話しましょ~♪』というものから、『(管理局に封印された)他の仲間たちを助けてください』という懇願まで、息つく暇も無く騒ぎ続けているのだ。

どうやら長きに渡って遺跡の中で封印され続けてきたことの反動が出たらしい。会話に飢えているようだ。

騒ぎまくる宝石たちのせいで気が散って仕方がないし、全身から溢れだす『蒼い』魔力もうまく制御できていない現状、さっさと撤収するに限る。

イレギュラーについてはいろいろと気になるが、まだ敵と断定するだけの情報が手元にない以上、余計な考察と先入観は思考の幅を狭めてしまう。うまくいけば、花梨たちが勝手に対処してくれるかもしれない。

ぶっちゃけた言い方をすれば、自身が生き残れるならば、局地戦の勝利者が誰であろうとも対して関係ないのだ。結局のところ――

 

(最後に生き残る(しょうりする)のは俺だからな)

 

手首を返し、何かを握り潰すように拳を握る。

たったそれだけで、次元航行艦の処理能力をフル稼働させても、突破はおろか、術式の解析すら叶わなかった空間魔法(リンディらは特殊な結界と考えていたようだ)が解除され、まるで今までの出来事が総て幻であったかと思わせるほどにあっけなく、消え去っていった。分解された魔力の粒子が大気に溶けて、霧散していく。

これに慌てたのは管理局と騎士たちだ。

自分たちを捉えていた結界が、何の前触れも無くいきなり解除されたのだから。足元からは人の気配が感じ取れ、静寂に包まれていた空間が一瞬で色を取り戻す。

『魔法は隠蔽しなければならない』というのは、彼ら共通のルールである。空間が解除されたとみるや即座に撤退していく騎士たちの姿を見つけ、ふと感じた違和感に眉を顰める。

 

(連中の数が減っていない……? ディーノの奴が斃しきれなかったのか? あるいは、向こうにもイレギュラーが……)

ドゴォオオオオオオンッ!!

「おお~い! ダークちゃ~ん!」

 

再び思考の海に沈みかけたダークネスに、都市中に響き渡るほどの爆音をBGMにした能天気そうな少女の声が届く。

声の主の方へと目を向ければ、金色の紐らしいもの(おそらくはバインド)でミノムシ状態にしたディーノを箒形態のデバイス先端にぶら下げながら飛んでくる。その光景は、まるで某有名アニメーションの巨匠が生み出した名作『ブラシで宅配便の営業活動に勤しむ』映画のワンシーンのようだ。

精一杯に抵抗しているのか、激しくもがいているディーノに笑いが込み上げてくるが、何とか堪える。それより先に問いたださなければならないことがあるからだ。

 

「アリシア、フェイト・テスタロッサはどうした? それにさっきの爆音は?」

「ん~~? フェイトはさっきぶっとばしたんだよ! 爆音もそれ~~♪」

 

目の前まで近づいてきたアリシアが満面の笑みでそう答える。ダークネスは帰ってきた答えに、意表を突かれたという表情を浮かべつつ、まじまじとアリシアの顔を見つめてしまう。

 

「意外だな……妹と遊びたかったんじゃないのか? てっきり、軽くいなす程度で済ませるだろうと思っていたんだが」

「そりゃ、私だって最初はそのつもりだったんだよ? そうなんだけどさ~~……フェイトったら、ダークちゃんの悪口ばっか言うんだよ!? 『あんな外道と手を組むなんて!』とか『自分だけ母さんから大切にされてっ!』とか……挙句、『あんな化け物と好きになるなんて、頭がおかしい!』なんて言われちゃったんだよ! そこまで言われちゃぁ、さすがの私でも『ぷっつん』しちゃうってモノなんだよっ! ……だから、メッ! てしてきたんだよ!」

 

おそらく、膨大な雷撃に蹂躙されて程よくローストされたフェイトが、どこかのビルの屋上で見つかることだろう。

ぷんすかと頭の上から湯気を出しつつ憤慨するアリシアの頭を撫でてやりながら、逆の手で転移魔法陣を描いていく。

程なくして完成した魔方陣に身を潜らせながら、ふと気になった事を尋ねる。

 

「そういえば……そっちに何か妙な連中が現れなかったか? こっちは横槍を受けたんだが」

 

問われ、んー、と形の良い顎に人差し指を当てながら何かを思い出すように虚空を見上げ、

 

「……あ。そ~いえば、いたかも。えっとね? 私じゃなくてコイツ(ディーノ)のトコに、だけどね。止めを刺そうとした瞬間にいきなり現れた変な()に邪魔されたみたいだよ」

「……変な娘?」

 

告げられた言葉に僅かな引っ掛かりを感じたダークネスが確認する様に訊き返す。アリシアは特に気にした風も無く、淡々と事実だけを述べる。

 

「うん。なんだかやたらと偉そうな話し方の灰色の髪をした女の娘でね、“王”様って呼ばれてた。もう一人は茶髪で蒼い目の娘でね、なんてゆ~か……そう! なのはちゃんにそっくりな顔だったよ!」

「なんだと……?」

 

完璧に予想外の情報が出てきたことに、ダークネスは驚いていた。知識としてなら“彼女ら”の存在を知っていたが、その存在が表舞台に立つのは当分先だと思っていたからだ。

第一、いまだ壊れたままの“闇の書”から抜け出すなど完全に予想の斜め上をいっている。そんな非常識が在るはずが――

 

「……これは少々、調査が必要だな」

「んぅ?」

「なんでもない……行くぞ。“Ⅹ”、ついでにお前も来い。傷の手当くらいはしてやる」

 

殆んど命令形の提案を投げかけた挙句、ディーノの返事も訊かぬまま、ひときわ強い輝きを放った魔方陣が煌めいた次の瞬間には、彼らの姿は満天の星々が浮かぶ夜空から消えさっていた。

 

 

戦場から遠く離れた海上、波の引く音も遠い上空に佇む三つの影。

影の一つ、アリシアの語ったやたらと偉そうな少女……仲間内では“王”と呼ばれる少女が、傍らに浮かぶ茶髪の少女へといらだたしげに問いを投げた。

 

「……『あ奴』の容体は?」

 

言葉使いこそぶっきらぼうであったが、相手を想う心を隠しきれていない不器用な少女に、問われた少女は彼女らしい無表情のまま答える。

 

「大丈夫ですよ、“王”。幸いと言うか、流石と言いますか……彼女の本体は無傷でした。今は『書』の中で修復と魔力の回復に努めています。数日のうちに目覚めることが出来ますよ」

「数日……だと? 無限の魔力生成機関そのものである『あ奴』がか?」

「……はい。これは私にも、予想外の事態です。まさか彼女の全魔力に加え、身体を構築させている魔力すらも費やしてようやく数秒間だけ耐えられるほどの魔法を使いこなす輩が存在しているとは……。“彼”に命じられた通りに、彼女が攻撃を防いでいる間にあの管理局員を助け出した“力”も少なくないダメージを負ってしまいましたしね」

 

言って、“力”と呼ばれた少女へと視線を向ければ、片足の膝下から先が完全に消失してしまい、傷口から魔力の燐光を散らしている。それでも水色の髪をツインテールに纏めた“力”と呼ばれる魔導師は気丈に振る舞ってみせる。

 

「だ、だいじょ~ぶだよ! ボクらは人間じゃないんだし、この位の傷なんてすぐ治るよ! だから“王”様も“理”もそんな顔しないでよ! 僕まで気が滅入っちゃうでしょ!」

 

気を遣わなければならない筈の存在からそんな事を言われてしまえば、彼女たちも苦笑を浮かべざるを得ない。どこまでいっても、彼女は彼女だったようだ。その事実に改めて気づくことが出来た二人は、知らず、困った末っ子を見守る姉の如き優しげな表情を浮かべていた。たとえオリジナルの姿形をモデルに生み出された自分たちだとしても、今こうして抱いている感情は、確かに彼女ら自身のものなのだと改めて思う。穏やかな雰囲気が場を包み上げていく中、唐突に彼女らの頭の中にここに居るはずのない男の声が響いてきた。契約を交わした者同士間に構築される魔力回路(ライン)を利用した念話だった。

 

『聞こえるかい、――――?』

 

声を聴いた“王”の表情があからさまに歪む。他の二人も彼女ほどではないが少なくない嫌悪感を露わにしていた。

 

『……聞こえている。何の用だ』

『どうしたんだい? ずいぶんと不機嫌そうだけど』

 

誰のせいだ、誰の! あの男の命令で、大切な家族が傷を負ってしまったのだ。“誰かを救うために自分が傷つくことを厭わない”言葉だけなら立派だが、それを他人である彼女らにまで強要してくる男に、“王”はどうしようもない怒りの感情を浮かべる。

怒鳴り散らしたくなる衝動を歯を食いしばって堪えながら、“王”が声の主……彼女らの『主』の問いに答える。そうせざるを得ない理由があるからだ。

 

『――……なんでも無い。それで? 今度は我らに何をさせようというのだ?』

『いや、どうやら今回の戦いはここまでらしくてね。これ以上そこに留まり続けるのは危険だから、一度戻っておいで。あの“巨悪の権現”はもちろん、アレ以外にも斃さなければならない“悪”は多い。まずは情報の整理から始めるとしようじゃないか』

『――ならば、どうしてあの管理局員を助けたさせたのですか? 彼もまた、あなたの言う“悪”なのでしょう?』

 

“理”の抱いた疑問はもっともなもの。当然の疑問に対して念話の相手は、実に何でも無いように答える。

 

『単純に“悪の度合い”の問題さ。確かにあの管理局員も僕が斃さなければならない“悪”であることは疑いようも無い。けれども、今最優先で対処しなければならないのはあの“巨悪の権現”だよ。幸い、彼らは互いに敵対し合っているようだからね。このまま潰し合わせて、互いの戦力を消耗させればいいと思わないかい?』

『ずいぶんと調子の良いことを言われますね。総ての“悪”とやらを斃すために、このセカイに来たのではなかったのですか?』

『うん? どこがだい? そもそも彼ら“悪”は存在すること自体が邪悪で許されない事なんだよ? 正義の執行者である僕の戦略が間違っているわけないじゃないか! 最後に統べての“悪”を斃しきれれば良いのさ! それに、“Ⅷ”にはもうひと働きしてもらうつもりだからね』

『……ああ、そうですか』

 

これ以上の問答は無駄な行為でしかないですね。自分に酔っている声の主の様子に頭の中がどんどん冷めていくのを感じながら、“理”は話はここまでだと言わんばかりに会話を打ち切る。

 

『では、これより帰還いたします』

『うん、よろしくね』

 

返事を返すこともせずに念話を終わらせたシュテルは、“理”と“力”へと向き直ると、足元に転移用魔法陣を展開させる。

 

「くっ! なぜ我らがあのような雑兵に従者の真似事をせねばならぬのだ!」

「王様~~仕方ないよ~~、“紫天の書”のマスター権限がアイツにある内は、逆らえないよ」

「そうですよ、今は機会を待つのが最良かと……それに、最後の手段が無いワケではありませんし」

『最後の手段』

 

その言葉が差す意味を理解した“王”と“力”の顔に苦い物が浮かぶ。

 

「それは……だ、だが、それをすれば最悪の場合、我らは皆、散り散りに……」

「え~~!? イヤだよそんなの! お別れなんてしたくないよ!」

「無論私もです。ですが、このまま道具として利用され続けるくらいならいっそ……と、思わないでもないんですよ」

それに、と前置きを入れた“理”がポツリと一言。

「良いかも、と感じられた人もいたことですし」

「ナヌッ!?」

「ウソっ!?」

 

予想だにしないカミングアウトに、“王”と“力”が驚きを露わにする。

無表情の中に隠された僅かな『照れ』を目聡く感じとった二人が、まるで親しい友達に抜け駆けされて恋人を作られたかの如く、切羽詰まった表情で詰め寄っていく。

完全に、年相応の子供そのものな姿であった。

 

「だだ誰だ!? 相手は一体誰なのだ!? 王が命ずる! 答えよっ!」

「ね~ね~! ちょっとだけ! ほんのちょこっとだけでいいから、教えてよ~~!」

「はいはい、また機会がありましたらね」

 

ものすごい喰い付きで詰め寄ってくる二人をどうどう、と両手で額を抑え込むことで押し留めながら、愛機【ルシフェリオン】に転移の強制実行を命じる。

結局、最後はグダグダな空気を撒き散らしながら、『マテリアル』と総称される少女たちは海鳴市から姿を消していった。

ちなみに、どこかの“書”の中でこの様子を眺めていたとある少女は、復活した暁には必ず彼女から聞き出そう! とウキウキしつつ眠りについていったとかなんとか。

真実は文字通り『闇』の中、である……いや、彼女らにとっては『紫』の中と言うべきかもしれないかも?

 




意外と慎重派なダークネスさんによる、強制終了のお知らせ。
ちなみに、守護騎士&コウタ(&仮面の男) VS ディーノの方は、一進一退のこう着状態になっていました。

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