なお、作中には一部オリジナルの解釈が含まれておりますのでご注意を。
○バトルステータス値解説
EX=計測不能 S=桁外れ A=超スゴイ(Sランク相当) B=スゴイ
C=近代兵器レベル(一般的な魔導師級) D=ニガテ E=超ニガテ F=一般人以下
なお『魔力総量』については個々がその身に宿すリンカーコアの性能に準ずる。
例) 魔力総量:A ならばAランク魔導師相当の魔力保有量を示す。
◎登場時期:『無印』
○Name :
Device:【
・Battle Status
攻撃力 :EX
防御力 :A
スピード:B
射程距離:B
持続性 :A
隠密性 :E
魔力総量:D
成長性 :EX
・Ability Skil
●『
あらゆる次元世界に存在する因子の所有者の情報を感知、解析する”能力”。
たとえ別次元に存在しているとしてもこの能力を防ぐ手立てはなく、一切の防御手段が存在しない。
ただし自動で統べての情報が判明するわけではなく、あくまで現時点での戦力情報に限る。対象を視認することで逐次情報が更新されていく。デメリットとして、他人の日常を常時覗き続けていることと同義のため、他人から無意識下で嫌われやすくなる。
元々、特典として与えられたのは”接触した転生者の能力を解析し、最適な戦術を見出す”という『
●『
魔力を瞬間的に消費することで、限界以上の肉体強化を可能とする”
ダークネスは半融合しているジュエルシードの『次元干渉』を利用して次元の壁を突き破り、光速すら凌駕する速度を叩き出す。多用すると世界を覆う次元の壁を穴だらけにしてしまうため、通常空間では多用できないのが欠点(バトルパラメータでスピードが最高値でないのは、いつでもこの技を発動できる訳ではないため)。
●『
ジュエルシードの産み出す魔力と『次元干渉』能力を、自身の魔法に付与させる”
この技能を用いた加速強化で、発動までの術式を簡略化させたものが『
●『
余波だけで惑星を破壊するほどの威力を内包した超破壊波動砲。魔法的な概念こそ込められていない純粋な破壊の奔流であるが故に、この無慈悲な砲撃の前には対魔法障壁などは無意味と化す。
世界を支えるほどの体躯を持つ大蛇の名を冠したこの砲撃は、対象をいかなる世界の理も意に介さずに飲み込み、ただ“零”へと成す。ただ破壊という一点のみを追求した神代魔法。
●『
ジュエルシードの力で強化させ、破壊力の向上と次元破壊効果を付与させた極限破壊魔導砲。
重複神代魔法と呼ばれる、複数の神代魔法を組み合わせることで初めて発動させられる究極の魔法の一つ。『
●『
純粋な破壊の奔流である神代魔法に『全てを破壊する』という概念を織り込んだ、《新世黄金神》の状態でのみ発動可能な超絶破壊魔導砲。その破壊力故にリミッターを掛けられており、もし全てのリミッターを解除した状態で放ったとしたら、ひと薙ぎで次元世界全てを灰燼と化し、平行世界と隔てられる時空の壁すらも崩壊させてしまう程の可能性を秘めている。
●『
両手の平で集束した魔力球を天空へと放ち、無数の集束砲撃魔法陣を展開、天空を埋め尽くすほどの無数の魔方陣より砲撃を振らせる広域殲滅魔法。
セカイという概念そのものを破壊する概念干渉型の神代魔法であり、その威力は星の表層を消し飛ばして余りある。全力で発動させれば、地球全域を魔方陣の天蓋で覆い尽くすことも可能なほど。
敵味方を識別して、敵対存在のみを打ち抜く性質上、繊細な魔力調節が必要であるために詠唱が必要。詠唱の節は【終末を呼びし暗き光 現の世を黄昏に染め上げ 終焉なる黙示録を告げよ】
●『
『
聖人と称される神の祝福を受けた存在を葬り去る『神殺し』の概念を具象化させており、神、或いは神の加護や恩恵を授かった存在であれば、如何様な“能力”を秘めていようとも問答無用に消滅させることができる。
“
●《
『神成るモノ』を超えた存在、金色の守護竜として己を顕現させる。
”能力”を無効化する『
しかし、肉体的、精神的な反動が大きく、保有する”
保有する”
●『
スペリオルダークネスのもう一つの姿。
人型とはうって変わり、野性味あふれる三つ首のドラゴンへと変身する。
実は『神成るモノ』の段階からドラゴン形態には変身できてはいたものの、この姿になると闘争心が膨れ上がってしまい、理性が薄まってしまうという欠点が存在するので変身は控えていた。
●『
己が内に取り込んだ万物の根源たる”
・人物解説:
本作における主人公の一人。最も早く『神成るモノ』への覚醒を果たした人物。
転生後の幼少時にとある理由から左目を失い、死に瀕するほどの重傷を負ってしまう。一か八か生き残るために特典として受け取っていたデバイスを自身に埋め込んで活力の強化を図った結果、神の揮うチカラを感じ取ることが出来るようになる。神が用意したデバイスは神力の結晶体であったため、デバイスと半融合することで、特典の強化や人間を超えた高次生命体『神成るモノ』への強制覚醒へ至ってしまった。
こうした要因から、元々持ち合わせていた『何があろうとも生き抜く』という目的のために他の総てを切り捨てる事を厭わなくなっていった(神サマからの説明不足という隙をついて、ゲーム開始前に他の対戦者を始末していたのもこのため)。不意打ち上等、相手を排除すればそれでいいという考えに憑りつかれていたが、大魔導師の才能を受け継いだ子どもの方が利用しやすいという理由から救ったアリシアとの生活、決して交わることのないであろう生き方を選んだ花梨への興味などを通じて、徐々に心境が変化している。
彼を知る人々からは『幼い少女をかどわかせるイケナイ神サマ』的な扱いを受けていることを密かに気にしている……らしい。
○Name :
Device:【ディザスター・ロード】 形状:指輪
・Battle Status
攻撃力 :C
防御力 :C
スピード:F
射程距離:B
持続性 :B
隠密性 :A
魔力総量:S
成長性 :F
・Ability Skil
●『
他者の身体、精神はもとより、根源である魂や存在そのものを操り操作することのできる概念魔法。
神代級魔法相当の技術であるために、これを防ぐには同じく概念魔法を行使できるほどヒトを外れた者でなければならない。
この魔法に囚われてしまえば最後、対象の存在総てが塗り替えられてしまう。
●『
“どんなものでも切り裂く”、“対象の存在をなかったことにする”という複数の概念を一つに束ねた重複概念魔法。
元来、概念魔法というものは1つの概念しか内包できないという理が存在するが、異なる概念を込めた糸を束ねて一つの本の糸とすることで、糸に捕えられた対象の理を自由に書き換える事を可能とした。
・人物解説:
常にアリス風の衣装の上に白衣を羽織り、頭にはメカ的な猫耳カチューシャを装備している少女。
『無限の欲望』ジェイル・スカリエッティの妹として誕生し、彼のバックアップとして助手を務めている。
興味のない相手には徹底したドライ主義で、家族とごく一部の例外を除いて、その他の存在は等しく無価値な“物”であると捉えている。大切なものには無上の愛を、切り捨てたものには何ら興味を抱かぬ無関心を。まさに悪魔の如き冷徹さを兼ね揃えた少女。
愉快犯的な一面があり、真面目ぶった相手を悪意ある悪戯でからかうのを趣味にしている(家族に対しては致死に“ギリギリ”至らないレベルの悪戯に留めている)。
もとより神の座に興味はなかったのだが、“
本人曰く『食指に触れれば、男でも女でもイケる』らしい。
○Name:
Device:なし
・Battle Status
攻撃力 :A
防御力 :E
スピード:C
射程距離:F
持続性 :D
隠密性 :C
魔力総量:B
成長性 :B
・Ability Skil
●『
幻獣種ドラゴンの迎撃用に生み出された古代魔法の一種。属性は『無』
神サマより与えられた”FailyTail”に登場する『滅竜魔法』という”特典”を自分に合うようにアレンジを加えたものでオリジナルとは若干性能が異なる。文義上は”能力”に属する(”特典”をそのまま使用しているわけではないから)。
術者の体質をドラゴンに極めて近づける効果もあり、アルクの身体能力が優れているのはこのため。
無属性とは物質の最小単位である原子を操ることが出来るということであり、使い方次第で非常に強力な”能力”ではあるが、アルク本人が脳筋のため十全に発揮できておらず、基本的に原子を振動させることで爆発を起こさせる“爆竜魔法”を好んで使用している。
●『
とある世界を救った聖なる者が振るったとされる、刀身の形状を変化させることで異なる特殊能力を発動させることのできた聖剣の能力を自身の肉体に付与させる。
常時発動が可能なタイプの魔法ではあるが、一度に使用できる特性は最大で二つまでという制約が存在する。
●『
『
『それぞれの能力ごとによる致命傷を一度だけ無効化させる』という限定的な蘇生能力で、該当した特性による生死に関わる傷を負った時に自動的に発動する。
斬撃、爆発、ダメージの蓄積、魔法、風、炎もしくは氷、重量、精神干渉、光など。能力発動は完全に
さらに複数の特性を宿した攻撃……例えば炎を纏わせた斬撃ならば『斬撃』『炎』と二つに当てはまるので二つの能力が消えるという事になる。
●『
『
“羅刹”によって限界を遥かに超えた身体能力から放たれる拳に、邪悪なるものを浄化するという光の属性を付与させた『神代魔法』。
対象が邪悪であればあるほどに威力が高まる特性が籠められた、闇を打ち払う聖なる拳。
・人物解説:
スクライア一族に転生を果たした少年。
ユーノとは幼馴染であり、発掘に赴く際にはコンビを組むくらい親しい間柄。戦闘特化型でオツムの方はあまり良いとは言えないので、もっぱら肉体労働専門だった。これは、葉月に飼われるようになってからも同じことが言える(『暇があれば筋トレや訓練に打ち込んでいる脳筋おバカさん』とは葉月の言)。
気さくで飾らない性格で、初対面の相手ともごく自然に親しくなれるという特技を持つ。
葉月の屋敷でお世話になっている間は、省エネも兼ねて『フェレット』ならぬ『オコジョさん』モードで過ごしている(小動物形態ならば必要な食事の量も少なくて済むから)。
ちなみに動物化魔法を使うとなぜかオコジョになってしまうという変な特技があったりする。
戦闘時には燃え盛る業火のごとき苛烈さを露わにする。近接格闘戦を得意としており、『滅龍魔法』の効果を生かした戦闘スタイルを好む。
某プールでの黒歴史を無かったことにするために、記憶を改善出来るロストロギアを探してトレジャーハンターへの道を進んだらしい。
○Name:
Device: 【ロト】形状:剣、盾、全身鎧の一式
・Battle Status
攻撃力 :S
防御力 :A
スピード:D
射程距離:E
持続性 :F
隠密性 :F
魔力総量:S
成長性 :F
・Ability Skil
●『
荒貴自身ががこの世界の主人公だと信じて疑わない思い込みが昇華した完全自己陶酔型”
●『
かつての世界で誰もが知る伝説のヒーローと自分を同意存在と成す”能力”であり、一種の概念魔法。あらゆるものを切り裂く剣、総てを弾く盾、傷をいやす全身鎧の三つの武具から構成されるデバイスにそれぞれの概念を付与させる。
また、病的なまでの自己陶酔によって自分が世界の中心、選ばれた主人公であると強く思い込むことで、妄想を現実のそれへと昇華させることすら可能となる。
“主人公は死なない”“主人公の考えはいつだって正しい”“主人公は最強”であるという自分だけの
この”能力”を封じるには、術者本人の持つ上記の認識は誤りであると理解させることが必要だが、自分以外の総てを下等存在として見下している荒貴が己の誤りを認めることは考えにくく、それ故にこの“能力”を打ち破るのは非常に困難であると言わざるを得ない。
●『
展開しているデバイスとバリアジャケットを一時的に解除し、身の丈を超える弩弓へと変化させて放つ神代魔法。障壁、バリアジャケットの一切を展開できないという制限と引き換えに、小さな星系すら一撃で消滅せしうる破壊力を秘めた、本人曰く『オリ主の裁き』。一撃必殺を目論んで開発されたため、その性質上、連射が利かないというデメリットが存在している。しかし、術者本人は今までに対人戦闘でこの神代魔法を使用した経験がないため、この弱点に気づいてはいない。
・人物解説:
この世界は自分のために用意された遊び場であり、その中心にいるのはオリ主である自身だと豪語する少年。
歪んだ笑みを常に浮かべており、他人を見下したかのような態度や発言で相手を愚弄、罵倒、卑下する。その根底にあるのは自らが絶対的な勝者であると信じて疑わない“自信”とも取れる“驕り”があるためである。思い通りにならないことがあるとすぐに暴力に奔る傾向があるが、他人を傷つけることに何ら後ろめたさも感じていない。
転生直後から親を含む周囲総てを見下し続け、欲しいものは力で総て手に入れることが出来てきたことから、なのはら主要人物すらも己が好きにできる
優れた力を持って生まれたせいもあって、修行や特訓などは一切未経験。戦闘技術は欠片も持ち合わせておらず、強大な力にものを言わせたゴリ押し戦法しかできないでいた。ちなみに『新藤 荒貴』という名前は”主人公はやっぱり地球風の名前でないとな!”という考えの元、本人が思いついた自称であり、本名は別に存在する。
○Name:
Device: 【トールギス】 形状:戦刃槍
・Battle Status
攻撃力 :C
防御力 :F
スピード:S
射程距離:D
持続性 :D
隠密性 :B
魔力総量:A
成長性 :F
・Ability Skil
●『
魔力変換技能により雷へと変換させた魔力と肉体を半融合させることにより、自らを雷光と化すことで文字通りの光速移動を可能とする“特典”として与えられた力。
全身を包み込む雷はそれ自体がAランクの魔法に相当する威力を内包しており、総ての攻撃に雷属性を付与する攻撃補助、触れた相手への雷熱によるカウンター、そして光速を叩き出す加速術式という三つの複数効果を同時に発現させることを可能としている。
完全な雷化ではないため、物理攻撃を完全無効化するには至らず、使用者本人以上の魔力が込められた攻撃ならばダメージを受けてしまうという欠点があるが、超光速機動が可能となった使用者に触れられる者が存在するとは非常に考えにくい。
●『
雷光と同化しての高速移動を可能とする『雷光天承』の弱点であった『思考速度は変化しない』という弱点を補うために編み出された”
光速機動時に発生する脳に与える過度の演算処理に伴う負荷を軽減させ、脳の思考速度までもを光速レベルまで加速させることができるようになる。脳のキャパを超える演算速度を叩き出すため並列思考が使用不可となる、脳の演算速度を優先させるため“特典”の発動中は五感が機能しなくなるというデメリットが存在するが、ひとたび発動させれば光速機動中に攻撃の軌道を変えることが可能となる。これにより、『雷化したときの攻撃は、速いが直線的すぎる』という弱点の克服を可能とする。
●『
雷へと変換させた魔力と展開させた『雷光天承』がまき散らす雷を融合させ、自身の肉体そのものを一本の雷槍と化して敵を貫く神代魔法。
・人物解説:
フェイトと同じく、『アリシア・テスタロッサ』のクローンとして生み出された“失敗作”の少年。
性別の違いやテロメアが短い(短命)などの理由から、培養ポッドに入れられたまま時の庭園の実験室に保管されていたが、ジュエルシードの探索に向かうフェイトのサポートをさせるためにプレシアの手から戦闘に関する知識を脳に直接インプットされ、バルディッシュの試作品の一つであったデバイス(本当は転生特典として与えられた神サマ印のデバイス)を手に、フェイトのボディガードとして海鳴市に現れた。プレシアからはアリシアのクローンとしてすら見られていなかったために”テスタロッサ”の姓を名乗ることを許されていなかった。
自身の寿命が僅かだと自覚しており、己の存在意義としてフェイトに降りかかる外敵の排除を誓い、花梨たちと刃を交えることになる。独占欲にも近い感情をフェイトに向けて抱いており、彼女を救うであろう高町 なのはに対しても少なからず敵意を持っていた。魔力を変換させた雷を纏っての高速戦闘を得意としている。使用する魔法の術式はミッド式だが本人の資質を見るに、ベルカ式に近い戦法を好む。
○Name :
Device: 【ルミナスハート】 → 【ルミナスハート・アンブレイカブル】 形状:杖
・Battle Status
攻撃力 :A
防御力 :A
スピード:D
射程距離:A
持続性 :C
隠密性 :F
魔力総量:S
成長性 :EX
・Ability Skil
●『星の守護者』⇒『星詠みの守護乙女』
覚醒した『神成るモノ』としての真の姿。
限定時は肩部分が露出した巫女服然としたバリアジャケットが、振袖と袴の上から部分的な甲冑を纏ったものへと変化。性能も飛躍的に向上し、従来の魔法の効力も格段に高まっている。
10年の歳月を経て完成させた花梨の『覚悟』の証でもあるが、保有する”
●『
花梨が覚醒した『神なるモノ』としての真なる”能力”。
自身の魔力に『消滅』と言う概念を付与することで、いかなる存在であろうとも”無”に還すことが出来る。このチカラの根源にあるのは、ふざけた儀式を始めた『《神々》を消し去りたい』という想いそのもの。本人ですら気づいていない強烈な感情が、《神》を消すチカラとして具現化したものがこの”能力”の正体である。
概念魔法の一種であるためにいかなる防御も不可能であるが、唯一の例外として術者本人だけは『消滅』の影響を受けない。
●『
魔導師が使うマルチタスクを超えた超神速の演算能力。
戦闘の中で見て・感じて・理解した要素を解析・組み合わせることで未来予知や心眼とも呼べる論理思考を実現する。
●『
自立機動によって攻防一体のミラーピットを産み出す“技能”。なのはの奥の手であるブラスターシステムのビット機能を彼女なりにアレンジした結果誕生した。特定方向からの物理攻撃を除けば、魔法非魔法問わず、完全に攻撃を防ぐことを可能とする防御能力と、移動砲台としての攻撃機能を併せ持つ。ただし、予め内包させておける魔力には限界値が存在するため、半永久的に展開し続けることは不可能である。
●『
『
特筆すべきは破壊力でなく、万物を消し去る魔法の性質そのもの。これの前では、ダークネスや雪菜の『神代魔法』ですら拮抗することも叶わずに撃ち負けてしまう。
・人物解説:
本作におけるもう一人の主人公。ダークネスとはあらゆる意味で対極に位置する少女。
原作主人公『高町 なのは』の双子の姉として転生し、彼女と瓜二つの容姿を持ち、見た目の違いは髪型をポニーテールにしていることくらい。妹とは違って人並みの運動神経を有しているので、父より最低限の護身術を学んでいる(あくまで自衛に留まるレベルのため、御神流剣術の教えは受けていない)。才色兼備、スポーツ万能の優等生として人気を集めているが、本人は周囲から向けられる好意にかなり鈍感 & ニブチン。友人の葉月などからその辺を弄られることが多々あり、いじられキャラ(?) としてごく一部で密かに人気を集めていたりする(無論、本人は全く知らない)。本人に自覚はないが説教癖があったりする。
彼女は転生時に『生まれ変わった世界で、チョットした“ゲーム”に参加してもらうつもりだけど、危険はないから』と偽りの情報を与えられ、生死を掛けた儀式に強制参加させられるという事実を生まれ変わった後になって教えられた(彼女を転生させた神サマの悪ふざけ)。そのため、“
妹と同じ遠距離砲撃型の魔導師で、なのはより魔力の収束率は劣るものの、バインド技術や遠隔操作の才能は勝っている。最近、親友の愛情がどんどん重いものになりつつあるのが悩みの種。
○Name :
Device: 【グリモワール】 形状:魔導書
・Battle Status
攻撃力 :使用する魔法次第
防御力 :C
スピード:F
射程距離:使用する魔法次第
持続性 :S
隠密性 :A
魔力総量:S
成長性 :A
・Ability Skil
●『
正確には”能力”ではなく、【グリモワール】の保有していた”特典”。
999頁からなる魔導書。各頁ごとに異なる魔法の術式が刻み込まれており、使用したい魔法が記載されたページに手をかざして魔力を注ぎ込めば、詠唱もチャージも無しに魔法を放つことが出来る。【グリモワール】自体に魔力を生成する機能(疑似リンカーコア)が備わっているからであり、ありとあらゆる魔法を行使できる。さらに『魔導書』というカテゴリーに分類されるロストロギアなどが宿す特殊能力も、魔法で疑似的に再現することで使用が可能となる(たとえば『ネギま!』に登場する、名前を呼んだ相手の思考を絵日記として記録、表示するアーティファクト『いどのえにっき』など)
しかし、使用可能な魔法の種類は本人の実力に比例しており、現時点の葉月が有する実力を上回る魔法は封印され、使用できない。
●『
超高高度の空気と同じ状態に変質させた空気の刃で対象を切り裂く。
●『
【グリモワール】に貯蔵された魔力を全開放させることで発動可能となる究極魔法。
【グリモワール】の各頁には一つとして同一の物のない異なる魔法術式が刻み込まれており、その中にある攻撃型魔法
・人物解説:
花梨の親友であり、志を共にする戦友と呼べる間柄の少女。
花梨たちと同じ学園に通っているがクラスが異なっているため、なのはやアリサ、すずかとは面識がなかった。大企業のお嬢様であり、仕事の関係上海外を飛び回っている両親と離れて、町の郊外に建てられた屋敷に使用人たちと共に暮らしている。
物静かで大和撫子然とした雰囲気を纏っているせいか、クラスメートはおろか教師陣からも一種の尊敬向けられるほどに人間が出来ているが、その反面、友愛よりも尊敬の念を向けられることが多いため、親しい友人と呼べる相手は少ない。
豊富な魔法の知識を生かした戦略を展開する策士タイプで、コンビを組んでいる近接特化型のアルクのサポートに回ることが多いが、彼女自身の戦闘力も決して低くはなく、遠距離での魔法の撃ち合いに持ち込めば、砲撃魔導師である高町 なのはすら軽く凌駕するほどの実力を有している。
実は重度の百合属性持ち。標的はもちろん高町 花梨。
ゆくゆくは自分を『お姉さま』と呼ばせるのが夢だとか。
○Name:
Device: 【グレイスレート】 形状:白と黒の二丁拳銃
・Battle Status
攻撃力 :D
防御力 :D
スピード:S
射程距離:B
持続性 :B
隠密性 :EX
魔力総量:E
成長性 :A
・Ability Skil
●『
自身の存在感を極限まで低下させることで、何があっても、何をしようとも他人の意識の外で起こった出来事であると世界に認識させる”特典”。
姿や気配を消すのではなく、視界の端に映る無関係の人物(モブキャラの一人)、もしくは背景の一部としてしか認識できなくさせる。つまり、一対一の決闘場に入り込んでいたとしても、『彼がそこにいるのは当たり前で、何ら不自然な事では無い』と周囲は思い込んでしまう。無意識下の刷り込みに近く、たとえ”能力”の所載を理解できたとしても対処することができない(何故なら、『自分が”能力”の影響下にあるのは当然であり、それに対する疑問を抱くことの方があり得ない』と強制的に思わさせられてしまうから)。
“能力”の発動中は他者からアッシュの存在を感知できないため、誘導性のあるシューターなどの攻撃は一切通用せず、空間そのものを対象とする広域殲滅攻撃であっても絶対に触れることは出来ない。それはこの“能力”が世界の理を書き換える概念魔法であるため。そのため、この”能力”を破るには、込められた概念を上回る概念、もしくは魔力を以て無効化させる以外に手段は存在しない。
●『
発動のキーとなるスフィアの着弾地点から一定範囲内のあらゆる『音を遮断』する結界を展開する”
詠唱、魔力の集束音を消し去る。『遮断』するとはいっても、発せられる音を消し去るのではなくて音を発する原因そのものを静止させることで無音とする。
それが生物である以上、何かしらの動作を行う瞬間には必ず『音』が発生する。それを静止させるということは身体の動きを、如いては生命活動そのものを停止させるということに等しい。
魔法を発動させる際にも、リンカーコアの脈動という『音』が発生するため、この”能力”の発動中はリンカーコアすら完全に静止させられる。当然、心臓などの器官も強制的に停止させられる特性があり、用途次第では魔導師、一般人を区別しない大量殺戮兵器となり得る可能性を秘めているために、対象の識別機能は存在しない(つまり、有効範囲内に術者が残っていたら自身も影響を受けてしまう)。
・人物解説:
『P・T』事件の直前、アースラの武装隊に新人隊員として補充された管理局所属の魔導師。
部隊内では『新人隊員A』と呼ばれていた。
殺し合いを嫌い、されども生まれ変わりを望んだ結果、平均的な魔導師程度の身体能力を与えられて転生を果たした青年で、生粋のヘタレ。管理局員としての戦いならまだしも、”ゲーム”については断固逃避の姿勢を貫いていた。故に、他の転生者から隠れ続けられる”能力”を産み出した(ついでに、逃げ足を鍛えたおかげでスピードも極めて早い)。
”ゲーム”の進展状況を知るためにアースラメンバーに加わったは良いものの、(”能力”を別にすると)本人の戦闘能力は決して高くはないこともあり、主要人物と親しくはない武装隊員という立場を貫いていた。しかし、”Ⅰ”の強襲によって次々と傷ついていく仲間たちの姿に耐えられず、立ち上がった。そんな彼の胸には『正義の魔導師になって、沢山の人たちを助けてあげたい』という願いが燻っていた。
戦闘スタイルは二丁拳銃と”能力”を活かしたヒット&アウェイを得意とする。
◎登場時期:『A's』
○Name :
Device:【レイアース】 形状:大型の盾と西洋剣
・Battle Status
攻撃力 :B
防御力 :S
スピード:B
射程距離:E
持続性 :C
隠密性 :C
魔力総量:A
成長性 :B
・Ability Skil
●『
コウタ唯一にして最強の“能力”。燃費が非常に良い上に、葉月の教えを乞うてからは周囲の魔力素を還元させる機能も追加された。
これによって、ひとたび展開すれば完全に破壊されるまでは永続的に発動し続けるほどの性能を有している。
自身の領域であると認識した一定の空間を不可視の結界で覆い尽くし、如何なる外敵でも突破不可能な結界を造り出す。
擁護対象と定めた存在は自由に出入りが可能だが、少しでも悪意を持っている者は徹底して排除する。
悪意ある者には物理的な障壁となるに加えて、無意識下において「結界に近づきたくない」と思わせる洗脳系の効果も付与されており、“闇の書”事件の最中にリーゼ姉妹が八神家に近づけなかったのもこのためである。
結界の強度は極めて高く、密度を上げればアルカンシェルの直撃にも耐えうるほど。
最大有効範囲もクラナガンクラスの大都市を丸々包み込むことが出来るほどではあるが、範囲を広めただけ全体としての強度は低下してしまう。小規模の結界を複数同時展開させることも可能で、コウタは日常的に『八神家』『翠屋ミッド支店』『地上本部』『機動六課隊舎』に発動させており、外敵からの強襲を予防している。
・人物解説:
”闇の書”改め”夜天の書”の主『八神 はやて』の双子の弟。
家族を大切にする正義感の強い少年。家族をないよりも大切に思い、行動しているが、天然が入っているのか時々大ポカ(ラッキースケベとも言う)をやらかす。主な被害者は家族であり彼女でもある某三つ編み少女。その馴れ初めは、ほとんどコウタの一目惚れ。好きな女の子を守りたいが故に剣術を習い、彼女や家族が戻ってくる居場所になろうと『守りの剣』を身につけた。
はやてと騎士たちが”王”と”騎士”ならば、コウタは彼らの帰るべき居場所……夜天の王の居城を守る守護者というところである。
戦闘スタイルは堅牢な盾を活かした後の先、カウンターを得意としている。
ミッドチルダ移住後は、地上本部の『リアコン』(
○Name :
Device:【ディーノの剣】 形状:漆黒の大剣
・Battle Status
攻撃力 :EX
防御力 :S
スピード:A
射程距離:F
持続性 :取り込んだ怨念が潰えるまで
隠密性 :F
魔力総量:取り込んだ怨念が潰えるまで(本人のリンカーコア出力はSクラス相当)
成長性 :―(正気を失っているため)
・Ability Skil
●『
プログラム生命体であるヴォルケンリッターを滅ぼすために生み出された“能力”。
常人よりもはるかに頑丈で、回復力に優れている魔道生命体の構築プログラムそのものを侵食し、破壊するウイルスプログラムを刀身に纏わせる。
かすり傷でも受けてしまえば最後、回復させる手立ては一切存在しない、まさしく一撃必殺の猛毒。
●『
ディーノが常時発動させていた自己強化魔法。
竜の神の加護を自身に与えることで、潜在力を十全に引き出し、さらに幻想種最強のドラゴンの加護を受けることで人知を超えた斥力、耐久力、回復力を実現させていた。
作中では語られなかったが、この”能力”があったからこそ、膨大な怨念と宿しながら精神が完全に崩壊せずにいられていたと言える。
●『超竜魔人』
集落の人々が宿る『招魂の輝石』を飲み込み、文字通りの意味で一心同体となることで覚醒した凶悪なる『神成るモノ』としての姿。
竜鱗に全身を覆い尽くされ、腕の先に竜の頭部を模した器官が生えるその姿は、まさしく竜の魔人そのもの。どす黒い『
・人物解説:
前回の闇の書事件の際に、生まれ育った集落をヴォルケンリッターに滅ぼされた少年。
目の前で家族を殺されたことで、“ゲーム”は二の次で復讐に走った。集落の秘宝である『招魂の輝石』に集落全員の魂を宿すことで、理性を対価に込められた魂分の魔力を行使できるようになった。
復讐と狂気に誘われるまま、凶刃を振るい続けることしかできない、”闇の書”が生み出した悲しき復讐者。”闇の書”に関わる全ての存在を憎み続けていたが、暴走する状態の自分に嫌悪するでもなく、むしろ手を差し伸べてすらくれたダークネスにはいくらかの恩義を感じている節があり、彼はもちろん、共にいるアリシアにも牙を剥くことはなかった。
この事からも、本来は義理堅く、心優しい性格の少年であったと考えられる。
◎登場時期:『Strikers』
○Name :
※【真名】は『
とある事情によって偽名を名乗っている。
Device:【
・Battle Status
攻撃力 :EX
防御力 :A
スピード:B
射程距離:B
持続性 :A
隠密性 :E
魔力総量:C
成長性 :EX
※上記パラメータは真名解放による全能力解放時。
現在は封印によってパワーダウンしているため、魔力総量(リンカーコア出力)以外の数値が1~2ランクダウンしている。
・Ability Skil
●『
魔法と魔術を同時発動させることによって極限まで強化した四肢による近接戦闘術。
魔術師として戦場を渡り歩いた前世にて積み重ねた経験を活かした近接戦闘において、ほぼ敵無しとも呼べるレベルに昇華された”
●『
”蒼意 雪菜”の根源が具象化した災厄の杖とも呼ばれる神代魔法。
”ゲーム”を終わらせるために最大の障害となり得る『No.”Ⅰ”』を屠るために女神によって『神殺し』の概念を持つ概念武装として強化を受けた結果、”対神”とも呼ぶべき神殺しの秘奥へと至った。
かつて、世界の総てを焼き尽くしたとされる神話時代の魔剣であり、全力で発動させた場合はあらゆる結界をも焼き斬ることが可能とされている。
しかし、”ゲーム”で発動される『
発動には膨大な魔力が必要とされる上に肉体にかかる負荷もすさまじく、『神成るモノ』の状態でも数発放てれば獲物(デバイス)の方が自壊してしまう。
●『
具現化させた【
2振りの剣より繰り出される斬撃は相乗効果によって威力を向上させており、『
●《
『炎剣使い』としての自身を昇華させた末にたどり着いた、英雄を超えし者。
戦闘能力は《新世黄金神》に匹敵し、ほぼすべての能力が飛躍的に向上している。
炎は純度を増して蒼炎へと至り、遍く邪悪を焔き薙う断罪を司る英雄神。
●『
『
●【
世界の理を書き換え、自らの心象世界を具現化する大魔術【固有結界】。
雪菜のソレは『救済の聖域』を形作るもので、効果は『敵の放った呪いやそれに属する邪なる効果を無力化し、味方の傷を心身ともに癒す』というもの。敵を打倒するのではなく、味方を守る力を具現化したもの。
●『
飛行能力が付加され、すべての攻撃、防御に「変換資質『蒼炎』」が付加される。
すべての術式、魔法行使に炎熱加速が加わる強化魔法の一種。
・人物解説:
かつて生きていた世界(型月世界に告示した平行世界のひとつ)で『英雄』という殺戮者になり果てた、『たった一人の
フリーランスの魔術師として行動している最中に出会った少女の想いを引き継いで、『理不尽の被害者』として涙を流す人々を救済し続けていた。その果てに世界を救うまでに至った『救世騎』と呼ばれる存在で、新しい神を造り出す儀式を良しとしない女神の要請を受けて転生(蘇生)した異色の参加者。赤子として誕生している他の参加者と異なり、10才前後の状態でこのセカイに落とされたところをティーダ・ランスターに次元漂流者として発見、保護された。
『原作』知識は全く知らされていなかったので、ティアナやスバルたちに先入観無しに友好を結んでいる。
遠距離攻撃適正が皆無で、魔力スフィアひとつも生成できない生粋のインファイター。
※ちょっとした裏話
読者様のアイディアを参考に誕生したキャラクターの一人。
転生前に重い過去を背負ったという、済出キャラとは別系統の理由で転生を果たした稀有な人物としてデザインしました。
○Name :
※本名は『有栖 宗助』。
花梨の義理の息子となったことで、高町性を名乗るようになった。
Device:なし
・Battle Status
攻撃力 :B
防御力 :A
スピード:EX
射程距離:C
持続性 :A
隠密性 :E
魔力総量:C
成長性 :S
※上記パラメータはフェンリルと共闘時。
・Ability Skil
●『
実体化すれば体長3メートルに達する巨狼型の神獣。普段は宗助の魂に融合している。
宗助を背に乗せて騎乗しながらも戦う事ができ、肩を並べ背を向け合い共に戦ってくれる戦友でもある。その牙は神性の高い物に対して非常に強力な効果を発揮する。
元来地上の生物でない故か、致命傷に近いダメージを受けたとしても非実体化して宗助の体内に送還されることで消滅を免れることができるが、傷が完全に癒えるまでは実体化できなくなる。
●『
転生時に与えられた“特典”であり、デバイスではなく宝具に属する武器。
普段はフェンリル同様に非実体化して宗助の体内に収納されているが、あまりに強力な効果を多用しないように、フェンリルが封印している。
通常は『魔を絶ち、弱体化させる』呪いを齎す効果を持つが、真名を解放することで『必殺の死』を齎すものへと変貌する。
神聖な力を持つものなどは通常の状態でも一撃でも食らってしまえば死に至らしめる事が可能なほど。
さらに、触れただけで対象の体力を一割削り取るという非常に強力な能力を内包している。
●『
神狼に騎乗し、人獣一体となって放たれる聖にして邪なる神代魔法。
神聖なる物を汚染し、弱体化させた上で噛み砕く特性を持っており、特に神性の高い相手には一撃必殺となり得る性能を秘めている。
・人物解説:
生前は人の身でありながら、神格フェンリルに唯一認められ『神造遊戯の参加者』に選ばれた少年。
“能力”のひとつであるフェンリルは転生時に与えられた“特典”ではなく、生前から繋がりがある家族のような存在。
かつて、黒魔術に陶酔していた前世での両親が生まれたばかりの宗助を触媒にして召喚魔法を執り行った際に偶然地上に召喚された神獣こそがフェンリルであった。
フェンリルは降臨した余波で宗助の両親を消し飛ばしてしまったことに対する後ろめたさや神獣としての自分に怯えるでもなく笑顔を見せてくれた宗助に心を許したことで、彼と魂間の結びつきを築くことを望んだ。
だが、何ら素養も無い宗助はフェンリルから注ぎ込まれる力に耐えきれず、命を落としてしまう。
その事実に嘆いたフェンリルの願いを受けて、“
追撃者である“影”に相棒にして半身であるフェンリルを瀕死に追い込まれるものの、何とか転移で逃げ切ることに成功する。
その後、たまたま発見した花梨に拾われ、なし崩し的に厄介になることに。
自分の正体については『あの場所』に関する事以外の事情を花梨に(強制的に)説明させられたが、重要な部分は花梨が信頼できるまで事情を話さなくても良いという条件付きで、高町家に養子として迎え入れられる。その後は、ザンクトヒルデ魔法学園に編入している。
現在は仲良くなったクラスメートの八神 リヒト、ルーテシア・アルピーノらと行動を共にしている。
※ちょっとした裏話
読者様のアイディアを参考に誕生したキャラクターの一人。
"0"とは異なり、信頼関係を築き上げた意志ある”能力”を秘めた参加者としてデザインされた。
○Name :
Device:なし
・Battle Status
攻撃力 :F
防御力 :F
スピード:F
射程距離:F
持続性 :S
隠密性 :A
魔力総量:B
成長性 :S
・Ability Skil
●『
カリムの記憶と知識に存在する”異世界の特殊能力”を希少能力として再現、他者へ付与させる”特典”。オリジナルの複製ではなく、あくまでカリム自身に効果が左右される特性故に、見た目は同じでも全くの別物が生み出されてしまう可能性もある。だが、“能力”に匹敵する希少能力の発現すら可能というすさまじいポテンシャルを秘めている。これほどの”能力”を身に付けられた背景には、自分自身には使えず、敵になるかもしれない相手にも力を渡せるので、容量内に収まったという経緯がある。まさに、自分自身を聖杯であり、他者の願いを受け入れる器であると定めたことで体現できた“能力”であると言える。
・人物解説:
最後の参加者、ラストナンバーであり、『転生者』でなく『憑依者』として原作キャラと融合した女性。りりなの世界の『カリム・グラシア』とNo.”ⅩⅢ”に選ばれた人間の魂が融合した存在であり、”
カリム本来の希少能力と、他者へ異能を与える”能力”という非常に強力な支援系スキルを有している反面、もともと戦いの才能を持っていなかったが故に、本人の戦闘能力は一般人レベルでしかない。『人間』である自分が儀式に勝利することで、勝利者が暮らす世界を滅びから救い出そうとしている。
――◆◇◆――
○Name :
Device:なし
・Battle Status
攻撃力 :S
防御力 :S
スピード:S
射程距離:S
持続性 :S
隠密性 :S
魔力総量:EX
成長性 :E
・Ability Skil
●『
十個の”能力”の種を作り出す”能力”。
この種を元にして、本人の望む形の異能を産み出すことが出来る。
一度産み出したチカラは本人の意思で消すことも出来、その場合は元の種に戻る。
○『
炎の剣を具現化させて、敵を焼き切る。
○『
相手の心を読む
○『
”能力”を無効化させる。ただし、強力な概念が込められている場合、或いは純粋に込められた
魔力が莫大すぎる場合は、完全に無効化できない。
○『
参加者たちの”能力”に関する情報を神々より与えられる。
○『
対象の体感速度を遅延させる。
○『
炎の巨人を具現化させる。
○『
炎による障壁を展開させる。
○『
身体を包み込む球体状の防御壁を形成し、近くにいる最も強い存在の体内に潜り込むことで傷が回復しきるまでの時間を稼ぐ。
○『
超広域結界を展開させる。
しかしその本質は使用者である白夜が想像だにしていない秘められた効果を宿していた。
その正体は、『
○『
天に仇名す悪逆を焼き滅ぼす、神の炎を具現化させた神代魔法。
対象が邪悪な心の持ち主であればあるほど、その威力を増す
○”紫天の書”一派
当初はオリジナルを模したコピーとして彼女たちとマスター権限を”能力”で産み出していたが、ダークネスに追い詰められたことで、彼女たちを解放した(捨てた)。
白夜によって生み出された存在であるが故に、彼女たちにはオリジナルと比べ、いくつかの違いが存在する。
・人物解説:
神々を束ねる大神によってこのセカイに送り込まれてきた新たなる転生者。
”ゲーム”を終わらせるために天より使わされた選ばれし者だと聞かされており、それが真実だと微塵も疑わないまま、戦いに介入してきた。『正義』という行為に非常に執着しており、独自の考えの元、好き放題に介入行動を行い、”Ⅷ”を倒し、”Ⅰ”を追い詰める程の戦闘力を有していた。
しかし、真実のところは儀式を盛り上げるためだけに用意された捨て駒でしかなく、”
彼のNo.が一人だけ数字だったのはこのためである。