ラブライブ紅き翼の剣リメイク版   作:★ルル★

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最初2話に分けようと思ったのですがやっぱり1話にしました


始まりの女神との出会い

俺達の出会いから1年位たった今日

俺達は2年生になった

が俺は今

 

「zzz」

 

 

ピーンポーン

 

「zzz」

 

ピーンポーン

 

「zzz」

 

……

 

「zzz」

 

ガラガラ

 

バサ

 

「綾人君いつまで寝てるつもりや」

 

「zzz」

 

「布団を剥がしてるのにまだ寝てるんやね

ならこっちにも考えがあるんやで」

 

ウチは綾人君の上とまたがり綾人の顔に顔を近ずける

そして…

 

「……お前まともに起こせないのか?」

 

「ならウチが起こす前に起きてや」

 

「どっから入って来た」

 

「窓からや」

 

「…お前は」

 

 

「もういい、起きたから退け

重くて動けん」

 

「重いって女の子になんて言う事いうの」

 

「ハイハイ、悪うございました」

 

「もう!

外で待ってるからね」

 

「あぁ」

 

希はそう言うと出て行く

 

「…アストレア」

 

〔何ですかマスター?〕

 

「何故起こさない?」

 

〔私は起こしましたけどマスターが起きなかったので〕

 

「だからって希が入れる様に窓の鍵を開けるな」

 

〔…何のことですか?〕

 

〔「………」〕

 

「…もういい、学校行くぞ」

 

〔はい、マスター〕

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「2人ともおはよう

遅くなってごめんね」

 

「もう遅いわよ」

 

「そうよ何してたの?」

 

「アハハ、綾人君が寝坊して」

 

「………」

 

「あーやーとー!!」

 

「…………」

 

「黙ってないで何とか言いなさい」

 

「って希綾人は?」

 

「え、ウチの後ろに……」

 

希は後ろを見るがそこには誰もいない

 

「「逃げたわね」」

 

「綾人君の大アホ!!」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

〔マスター、せっかく東條さんが遅刻しない様に起こしてくれたのにどこに行くのですか?〕

 

「うるせー腹減ったからコンビニ行ってから行く

それに今日はクラスがわかりませんでしたって言えば通用する」

 

〔そんな無茶苦茶なぁ〕

 

バン

 

「わぁ〜ごめんなさい」

 

「…気を付けろ」

 

呑気に歩いてると見知った制服を着た女の子が俺にぶつかり尻もちをついていた

 

「大丈夫か?」

 

俺はその子に手を差し伸べる

 

「すいません、ありがとうございます」

 

その子を立たせた時

 

「あ、遅刻しちゃう貴方も早く行かないと」

 

その子は俺の手を握りながら駆け出す

 

「おい、ちょっと待て」

 

「早く!」

 

俺はその子に引っ張られながら学校に向かった

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「穂乃果遅いですね」

 

「そうだね

今日こら高校生なのに」

 

「全くこれだから穂乃果は!」

 

「アハハ」

 

「綾人来ないね」

 

「もうほっといて行くわよ」

 

「もう少し待ってニコっち

もしかした来るかも」

 

「「「「「ハァ」」」」」

 

!!!!!

 

「貴方達どうしたの?」

 

「私達は友達が1人遅れてるので待ってるんです」

 

「そっか、お互い大変やね」

 

「先輩達も誰か待ってるですか?」

 

「途中まで一緒だったんだけど逃げ出したらしいのよ」

 

「おーいー!

ことりちゃん、海未ちゃん!!」

 

「「穂乃果(ちゃん)」」「「「綾人(君)」」」

 

「「「「「誰あの人(子)」」」」」

 

「ハァ、ハァ、ごめんね2人共遅くなって」

 

「本当ですよ

全くこんな日に遅刻とはどうゆう事何ですか?」

 

「まぁまぁ

海未ちゃんもそこまでにして

それより穂乃果ちゃんその人誰?」

 

「あ、この人は「「「綾人(君)説明して」」」ビックリした」

 

「説明も何もこの女が無理やり俺の手を引っ張って来たんだよ」

 

「そうゆう意味やない

なんでウチから逃げたんや」

 

「逃げてねぇよ

ただ途中で希がいなくなっただけだよ」

 

「綾人君いい「希、そこまでよ綾人に言っても無駄よ」…エリチ」

 

「それよりいつまで手を握ってるの?」

 

「わぁ〜ごめんなさい」

 

「早く行くわよそろそろチャイムが鳴るわよ」

 

「あ、俺クラス知らないだが」

 

「大丈夫や

ウチは4人共同じクラスや」

 

「え〜マジかよ」

 

「不満なん?」

 

「あぁ、これじゃあサボれない」

 

「アンタサボれると思うの?」

 

「うん」

 

「即答しない」

 

「「「アハハ」」」

 

コレが穂乃果、ことり、海未との最初の出会いだった

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

はっきり言おう高坂に関わるとロクな事がない

例えば……

 

「綾人先輩調理実習でケーキ作ったんですけど一口食べて下さい」

 

高坂かそう言い走ってくる

 

「わぁ〜」

 

高坂はつまずきケーキが俺目掛けて飛んで来る

 

ベチャ

 

「あ」

 

「こーおーさーかー!」

 

「ご、ごめんさい!」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「綾人先輩、途中まで一緒に帰りましょう」

 

「断る」

 

「え〜なんでですか?」

 

「お前に関わると俺は不幸になるからだ」

 

「酷い!

なんでそうゆう事言うんですか!」

 

高坂は怒り向かって来るが

 

「わぁ!」

 

俺に近る前に何かにつまずく

 

「!大丈夫か?」

 

俺は高坂を支える

 

「あ、ありがとうございます

綾人先輩」

 

高坂は少し顔を赤くし御礼を言う

 

「アーヤートークーンー」

 

「「希(先輩)」」

 

「ちょっと向こうで話そうか?」

 

「ハァ、なんでだよ?」

 

「いいから来る」

 

希は俺の腕を掴む

 

「ちょっと待て、お前何か勘違いしてないか?」

 

「言い訳はいいから行くよ綾人君」

 

「待ってお前が考えてる様なやましい事はってお前力に強いぞ」

 

「…………」

 

「うわぁ〜〜〜」

 

言葉を失った高坂と俺の悲鳴が響いた

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「綾人先輩」

 

「断る」

 

「まだ何も言ってないですよ!」

 

「お前の頼み事は聞かん!」

 

「え〜そんな事言わないで下さいよ」

 

高坂は俺の腕を掴みタダをこねる

 

「あぁ、鬱陶し今度はなんだ?」

 

「勉強教えて下さい」

 

高坂はそう言い頭を下げる

 

「ハァ、勉強教えるのは言いがなんで俺の所に来る?」

 

「それは、希先輩に勉強なら綾人君に教えて貰えって

綾人君いつもサボってるけど勉強教えるの凄く上手いって聞いたので」

 

「…あの狸女」

 

「あ、後私の家和菓子屋なので先輩の好きなおはぎ出しますよ」

 

「……」

 

「それも希先輩が言ってました」

 

「あの狸女!!」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「じゃあ私おはぎ貰って来ますから部屋に行ってて下さい」

 

「了解」

 

2階に上がって来たはいいがどれだ?

 

ドアが4つ

確率は4分の1これだ

 

ガラ

 

そこには変なポーズを取っている女子の姿があった

 

ガラ

 

「……」

 

ガラ

 

女子にきずいたのかポーズを取りながら俺と目が合う

 

 

「「…………」」

 

ガラ

 

「……帰ろう」

 

俺はそう決めた時

 

ガラ

 

「…今の見ました?」

 

「何の事だ?」

 

「2人共どうしたの?」

 

「穂乃果」「高坂」

 

「「なんで園田(南沢先輩)がいる(のですか)」」

 

「アレ言ってなかったけ?」

 

「「うん」」

 

「ごめんなさい、後ことりちゃんも来るから」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「これだけやればいいだろう」

 

「ハァ〜勉強終了」

 

「お疲れ様」

 

「でも、南沢先輩って凄いですね」

 

「何がだ南?」

 

「だって学校の授業とかサボってるのに勉強教えるのすっごく上手いし頭いいですね」

 

「え、こんなの教科書見ればわかるだろ?」

 

「「「え……」」」

 

「「「「……………」」」」

 

「…南沢先輩」

 

「何だ」

 

「もう一度言って貰ってもいいですか?」

 

「こんなの教科書見ればわかるだろ?」

 

高坂達がそれぞれ電話を取り出し電話をかける

 

「希先輩(絵里先輩)(ニコ先輩)!綾人先輩が」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

場所は変わり俺達は今近くのファミレスにいる

 

「急に呼び出されたから何事って思ったらそうゆう事ね」

 

「まぁ、確かに信じれないよね」

 

「まさか、短にそんな事を軽々と言う人が居るとは」

 

「羨ましい」

 

「ウチらも最初聞いた時ビックリしたよ」

 

ウチら5人は綾人君に目をやる

 

「綾人先輩!」

 

「な、何だよ」

 

「私にもそのやり方教えて下さい」

 

高坂は頭を机にぶつけながら俺に頼んで来る

 

「「「「「アハハ…」」」」」

 

「俺トイレ行って来る」

 

綾人は立ち上がり席を離れる

 

「そう言えば先輩達に聞きたい事があるんですけど?」

 

「「「「何?」」」」

 

「南沢先輩って誰かとお付き合いしてるんですか?」

 

「ウチらが知ってる分だといないよ」

 

「そうなんですか

私はてっきり3人の内の誰かと付き合ってるって思ってました」

 

「こ、ことりどうしてそう思うの?」

 

「「うんうん」」

 

「え、これって結構1年生の中で凄い話題になってますよ」

 

「そう言えばそうだね

私も何回か聞かれた事ありますよ」

 

「そう言われると私も聞かれました」

 

「「「…………」」」

 

「先輩達は綾人先輩の事どう思ってるんですか?」

 

「「「…………」」」

 

「俺がなんだって」

 

「「「うわ〜」」」

 

「ビックリした、何だよ」

 

「ビックリしたのはこっちよ」

 

「そうよこの馬鹿」

 

「乙女の会話中に話かけるとかデリカシーないのちゃう?」

 

「……帰る」

 

「「「ごめん、ウチ(私)達が悪かったです」」」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

テストも終わり俺は1人街を歩いている

 

ちなみにテストは全員高得点だった

高坂なんかビビって固まっていた

 

「何だこれ?

名札が落ちていた

前を向くと長い髪の女が歩いている」

 

「おい、落としたぞ」

 

女は俺が声をかけ振り向き

手に持つ名札を確認して受け取る

 

「あ、ありがとうございます!」

 

「この声何処かで聞いた事あるぞ?」

 

俺は女の顔見た

 

「…南?」

 

「…南沢先輩?」

 

「「…………」」

 

「お前その格好」「どうして此処に?」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「で、説明してくれるのか?」

 

「…はい、実話…」

 

今俺は初めてメイド喫茶って所に入っている

 

 

「……なる程ね

自分を変えたいか…」

 

「はい、私は穂乃果ちゃうと海未ちゃんみたいに何か取り柄がないですから」

 

「…俺はお前にもちゃんといい所あると思うがなぁ」

 

「え……」

 

「それは自分で考えろ」

 

「すみません」

 

!!

 

「店長」

 

「ことりちゃん彼知り合い?」

 

「そうですけどどうしたんですか?」

 

「貴方ウチでバイトしない?」

 

「ハァ!」「え〜!」

 

「お願いします

1週間だけでいいですから」

 

店長はその場で土下座をする

 

「ちょっと待って!

そこまでするなぁ」

 

「じゃあやって貰えますか」

 

「イヤ、やらないです」

 

「お願いします!!」

 

店長は再びその場に土下座する

 

「誰が頼まれてこんな恥ずかし格好できるか」

 

「「は、恥ずかし…」」

 

「しまった、つい本音が」

 

2人はみるみる小さくなる

 

それから悪夢の様な日が続いたのだった

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

ピーンポーン

 

ガチャ

 

「おはようございます、綾人先輩」

 

バタン

 

ピーンポーン

 

「………」

 

ピーンポーン

 

「…………」

 

ドンドン

 

「綾人先輩朝ですよー

学校行きますよ」

 

「アレことりちゃん朝からこんな所にどうしたの?」

 

「あ、希先輩おはようございます

綾人先輩を迎えに来たんです」

 

「へぇーそうなんだ」

 

ピーンポーン

 

「…………」

 

「綾人君早く出て来てね

説明してもらうからね」

 

「…………」

 

ドンドン

 

「早く出て来て」

 

ドンドンドンドンドンドンドン

 

ガチャ

 

「「あ、綾人君(先輩)」」

 

「…………お前ら」

 

どうしたんや(したんですか)?」

 

「朝からうるせーだよ!!」

 

「「ご、ごめんなさい!!」」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「綾人君、説明して」

 

希は南に指を指し説明を求める

 

「そんなのそいつに聞け

俺はその間に着替えてくる」

 

「ことりちゃん説明お願い」

 

「はい」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「アハハハハハハハ

綾人君が執事

アハハハハハハハ」

 

「笑いすぎだ」

 

「だって、綾人君が執事なんてアハハ」

 

「だから笑いすぎだ!!」

 

「これみんなに言ったら絶対に笑うよ」

 

「だからやらないって言ってるだろうが!」

 

「綾人先輩お願いですから1回やって下さい」

 

「断る

こんなに笑われる事

誰がするか」

 

綾人は怒って先を歩く

 

「…希先輩」

 

「…ごめんなぁ

まさか本気で怒るなんて

でも、カードがきっと綾人君がことりちゃんの力になってくれるって言ってるから大丈夫やよ」

 

私はこの意味をこの時は理解できなかった

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

日曜日部屋で寝ていると電話がなる

 

「……もしもし、南ですけど綾人先輩の携帯ですか?」

 

「あぁ、そうだがどうした?」

 

「実話今日お店の子が私以外みんな病気になって今大変なんです

助けて下さい」

 

「………」

 

「もう、綾人先輩にしか頼る人がいなくて」

 

南は泣きそうな声で俺に頼んで来る

 

「……分かった今から行くから待ってろ」

 

「あ、ありがとうございます!!

綾人先輩!」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「お帰りなさいませ、お嬢様

何名様のお帰りですか?」

 

俺は客が来たのでお決まりのセリフを言う

 

「あ、2人です」

 

「かしこまりました、では此方の席をご利用下さい」

 

「は、はい」

 

客を案内し俺はバックヤードに入る

 

「2人案内したぞ」

 

「綾人先輩、すっごくカッコイイです」

 

戻るとすぐに高坂が話掛けて来る

 

「褒められても全然嬉しくない

それより水の用意しろ」

 

「まぁまぁ、綾人今日位は我慢しなさい

了解、希コップ取って」

 

「そうやで似合ってるよ

了解や」

 

「そうよ、ついでにその無愛想な顔を直したら?

はい、綾人メニュー」

 

「………ニコ後で覚えてろ

行ってくる」

 

どうやら南は高坂、園田、絵里、ニコ、希にも助っ人を頼んだらしい

 

「みんな今日はありがとうございます

お陰で何とかなりそうです」

 

「困った時はお互い様よ

それに……」

 

「お待たせしました

此方お冷とメニューなります

御注文方がお決まりでしたら及び下さいませ」

 

「あんな綾人の姿が見れたんだし」

 

そう言うと絵里先輩は笑っていた

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

しばらく働いているとアストレアが念話をしてくる

 

〔マスター〕

 

『あぁ、分かってる

あの男だろう?』

 

〔どうします?〕

 

『もう少し泳がしておく

奴が行動をしたら此方も動く』

 

了解です、マスター

 

「お冷のおかわりいかがですか?」

 

「お願いします」

 

その時南がその男の水を注ぎに行く

 

「チィ、あの野郎」

 

俺は2人に近ずく

 

「おい」

 

!!

 

「綾人先輩どうしたんですか?」

 

「靴に隠してるカメラ今すぐ壊せ」

 

!!

 

「な、何の事だい?」

 

「惚けるな、お前の靴にカメラが入ってるのは分かってる」

 

「巫山戯るな、僕がそんな事「なら靴を脱げ、俺が間違っているのなら頭でもなんでも下げてやる」………」

 

「希」

 

「何?」

 

「盗撮してる奴が居るから警察を呼べ」

 

「分かった」

 

希がバックヤードに戻って行く

 

「どうする?

今ならまだ間に合うが?」

 

「うわー」

 

ガン

 

そいつは俺の顔面を殴り逃げようとするが

 

「「「「綾人(南沢)(君)(先輩)」」」」

 

ガン

 

「1回は1回だ」

 

俺はそいつの肩を掴みこっちに向かせ腹を殴り気絶させる

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

お店も閉店し俺達はご飯を食べている

あの後警察が来て男を連れて行った

あの男は他の店でも同じ事をやっていたらしい

騒動があった為今日は早めに店長がお店を閉めた

 

「今日はみんな本当にありがとうね

お陰で何とかなったわ

お店の余り物で悪いだけどよかったら食べてね

南沢君も本当にありがとう」

 

「いいえ、今回は偶々きずいただけですから」

 

「綾人先輩顔大丈夫ですか?」

 

「あぁ、こんなの痛くも痒くもない」

 

「でも、赤いですよ

ちゃんと冷はないと」

 

「そうやで跡でも残ったら大変やで」

 

「あ、私奥から氷持って来ます」

 

「いらねぇよ」

 

「駄目よ、ちゃんと冷やしなさい」

 

「ことり私も行くわ」

 

南と絵里はバックヤードに入って行く

 

「ハァ、こんな物ほっとけばいいのに」

 

「アハハ、綾人君からしたら大した事ないかもしれないけどウチらからしたら心配なんよ」

 

「………」

 

「綾人先輩お待たせしました」

 

南が氷が入った袋を渡してくる

 

「…ありがとう」

 

「はい」

 

「あ、そうだ」

 

!!!!!!

 

「綾人先輩」

 

「何だ?」

 

「これから私達の事名前で呼んで下さい」

 

「ハァ、なんで」

 

だって絵里先輩達は名前で呼んでるのに私達は名字じゃあないですか?

 

「今さらいいだろう」

 

「駄目です

だって私達もう友達じゃあないですか?」

 

「……」

 

綾人は立ち上がり店を出て行く

 

「あ、綾人先輩」

 

「穂乃果待って」

 

絵里が穂乃果を止める

 

「なんで止めるんですか?

私綾人先輩に謝らないと!」

 

「安心しなさいアレは怒ってるんじゃあない」

 

「どうゆう事ですかニコ先輩?」や

 

「嬉しいやよ

ただ、その顔を見られたくないから出てっただけやよ」

 

「本当ですか?」

 

「「「うん」」」

 

しばらくほっときなさい

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「お、おはよう、穂乃果、ことり、海未」

 

そこには顔をそむけた綾人先輩が立っていた

 

「「「はい、おはようございます綾人先輩」」」

 

これが始まりの女神と俺との出会い

この後も色々あった修学旅行に体育祭等いろんな行事があった

 

だか俺の心は

 

このままでいいのだろうか?

 

このまま楽しい学生生活をしていていいのか?

 

犯罪者である俺が普通の人の幸せを味わってていいのか?

 

この時の俺に答えがわからなかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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