『G』の異世界漂流日記   作:アゴン

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アーキタイプ:アースだとぉっ!?
引くっきゃねぇぇっ!!




……配布分は消し飛び、諭吉一人を犠牲にして漸く一体。

速攻レベル100にしてスキルマにしたった。




その177

 

 

 

δ月*日

 

 取り敢えず、自分も立香ちゃんも無事に帰還できたので日記に事の顛末を記して置くことにする。

 

まず今回の特異点は、人理焼却とその修正を果たした際に引き起こされる謂わば皺寄せみたいなモノ、規模も小さく、脅威度も低いことからこれ迄の特異点よりかは幾分かマシ、最初はそんな風に思っていた。

 

油断、慢心。個人的にはそんなつもりはなかったのだが、人理修復という人類未踏の大偉業を成し遂げた反動か、自分達は立香ちゃんが先に現地へレイシフトした事に一瞬気付くのが遅れてしまった。

 

いや、言い訳はしない。あの時の自分は確かに腑抜けていた。レイシフトで先に待っていると言う彼女の言葉を受けて、呑気に準備をしていたのだ。結果、立香ちゃんはレイシフト先で出会った現地のサーヴァント………信長によって肩を射たれ、軽傷であるものの傷を負った。

 

立香ちゃんが助かったのは、後に合流したライダーのサーヴァント、坂本龍馬とお竜さんのお陰だった。彼等が立香ちゃんと、沖田オルタちゃんを回収し、手当てをしてくれた事で大事には至らず、自分も合流することが出来た。

 

 なんて、文章ではダイジェストになってしまうが、自分が立香ちゃんに合流するまでの間にも、結構色々とあったので、その辺りの事も書いておく。

 

まず、大急ぎでレイシフトに乗り込んだ自分は、立香ちゃんの気を辿って夜の東京を探索し、途中襲ってきたノッブを一蹴。また信長関連の厄介ごとかと思ったが、生憎今回カルデアの信長は自粛中。本人曰く、夏に向けて色々と準備中との事らしく、今回に限っては完全に白だった。

 

で、立香ちゃんを追って走り続け、もう少しで彼女の元に辿り着けるという所で………人斬りと遭遇。気配は殺していても、これ迄の旅の中で殺人鬼特有の気配と言うものを知った自分は、立香ちゃんがいるであろう建物に向かって幽鬼のごとき足取りで近付く男に、カマを掛ける意味を兼ねて、何のようだと訊ねた。

 

すると、その人斬りの男は一切の応答もなく、ただ自分の首を目掛けて斬り込んできた。かなりの俊敏性だったので目を見張ったが、カルデアにいる沖田さん程ではない為、比較的簡単に対処出来た。

 

ただ、奴の奮う剣筋は少々独特で、長引かせては面倒と思い、早々に決着を付ける事にした。まぁ、普通に蹴りを叩き込んだだけなんだけれども。

 

 大振りを誘った所へのカウンターで入ったので、まぁ吹っ飛んだ。一応情報収集もしたかったから、加減はしていたが、何軒も家屋をぶち抜いてしまったのは普通に申し訳ないと思った。

 

その後、自分の一撃を受けて目を回している人斬り改め岡田以蔵、幕末時代の人斬りを身動き出来ないようにふん縛り、改めて立香ちゃんの所へ合流した。

 

其処にいたのが、立香ちゃんの恩人達である坂本龍馬さんとお竜さんである。二人とも………特に龍馬さんは自分に担がれて伸びている以蔵を見て驚いていたが、自分がカルデアのもう一人のマスターだと知ると困惑しながら納得し、無事に話を擦り合わせる運びとなった。

 

 此処で明らかになったのが、今この帝都東京で行われている聖杯戦争は異常で、サーヴァント達による陣取り合戦みたいな事になっているのだとか。で、これ等を崩し、この聖杯戦争を企てた原因を何とかしない限り、立香ちゃんと自分はカルデアに戻ることは出来ないとされている。

 

なんだいつもの事じゃん、なんて油断はもうしない。自分が気を分けた事で回復したと言っても、立香ちゃんは怪我人だ。完全に動けるようになるまで、彼女の身柄は龍馬さんが拠点としているこの事務所に預ける事にした………かったのだが、此処でまたもや問題発生。

 

この人斬り以蔵、目覚めたかと思ったら龍馬さんの姿を見るなり激昂し、殴り倒した。本当なら持ち前の刀で斬り掛かるつもりだったが、立香ちゃんの事を考えて自分が預かっていた為断念。馬乗りになって何度も殴る以蔵を、龍馬さんは抵抗することなく受け入れた。

 

どうやらこの二人、生前では親しい間柄だったらしく、龍馬さん曰く親友の関係だっらしい。以蔵は否定しているが………。

 

で、その後も色々と話を進めていき、戦線(レッドライン)に陣取っているサーヴァントを倒す事に話は流れていった。自分はランサーを、立香ちゃんと沖田オルタちゃん、並びに以蔵はセイバーの方を受け持つする事になったのだが………。

 

この人斬り、あろうことか自分にリベンジを果たす為、立香ちゃん達を放置して俺の方に来やがった。より正確に言えば、自分の動きを模倣して自分を超える為とか抜かしていたけど、俺としてはそんな事はどうでも言い。

 

何で立香ちゃん達を放っておいた。怒鳴りこそはしなかったが、激昂している俺を見て以蔵はカラカラと笑い、早く済ませないと合流できないぞと抜かして来やがった。もうね、龍馬さんの親友でなかったら、多分俺がコイツを潰してたね。

 

 ともあれ、道中遭遇したチビノブ達を蹴散らしながら、ランサーがいるであろう戦線に向かうと、其処にいたのはカルデアにいるあの人とは別の………李書文先生がいた。

 

書文先生は自分を見るなり、凶暴な笑みを浮かべて仕掛けてきたが、間に割って入ってきた以蔵が先生の槍を受けて戦う運びになった。書文先生は相手が誰であれ全力で戦えるなら割と寛容で、割り込んできた以蔵相手に全力で己の武を晒していた。

 

だが、途中から劣勢に追い込まれた以蔵は状況を覆す事が出来ないまま敗北、地面に座り込み、動けなくなった彼を見て、仕方がないと諦めると、今度は自分が割り込む事にした。

 

再びの割り込み、呆けている以蔵を無視して書文先生と打ち合う。ほんの数回の応酬だが、以蔵とやりあってダメージを蓄積されていた書文先生の強さは、カルデアにいる先生と負けず劣らず鋭かった。

 

だが、先に以蔵との戦いで消耗していた先生はやはり自分と戦えるだけの余力はあまり残されておらず、無理に引き延ばすのも忍びないので、此処は互いに全力の一撃を見舞うことで終わりという流れにした。

 

書文先生は槍での无二打(にのうちいらず)を、自分は極化しての无二打(にのうちいらず)。拳と槍が交差する瞬間目にした書文先生の顔は、とても満ち足りた表情をしていた。

 

で、その後は霊基を貫かれて消えるだけとなった書文先生が、以蔵にとても為になる薫陶を授けて消滅。何故自分は負けたのか、その事実と現実を目の当たりにした奴は、酷く落ち込んだ様子で夜の帝都へ姿を消した。

 

 そんなことより、立香ちゃんと沖田オルタちゃんだ。二人だけがセイバーの所へ向かったと言うので、居たたまれなくなった自分は急いで二人の所へ向かった。セイバーのサーヴァントが陣取っているとされている戦線、果たして二人は無事なのかと駆け付けてみれば、既に勝敗は決した後だった。

 

勝者は、沖田オルタちゃん。彼女自身傷だらけで満身創痍だったが、どうやら無事にこの特異点のセイバー───沖田さんに勝てたらしい。いや、ここのセイバー、沖田さんだったんかい。

 

詳しくは書かないが、沖田オルタちゃんは中々に面倒な出自のサーヴァントらしく、立香ちゃんと一緒にいた時は自分のことも良く分かっていない赤子の様な状態だったらしい。それが沖田さんを倒すぐらいにまで強くなるのだから、サーヴァントの成長具合も分からないものである。

 

 その後、沖田オルタちゃんに自分の気を分けて傷を回復させてから龍馬さんの事務所に戻ると、其処には龍馬さんだけでなく、信勝(?)まで一緒にいた。

 

あれ? 何でコイツもいるの? 不思議に思う自分達を余所に龍馬さんから説明を受けると、何でもこの信勝の中には信勝だけでなく、ノッブの霊基も同居しているらしい。

 

立香ちゃんがこの特異点にレイシフトされた時、ノッブも巻き込まれてこの特異点に転移し、その途中トラブルに遭遇。運良くオマケ感覚で巻き込まれていた信勝に霊基を捩じ込む事に成功し、黒幕が動く時まで大人しくする事にしたのだとか。

 

その黒幕というのが南光坊天海こと明智光秀、後のミッチーである。このミッチー、どうやら“私が考えた私だけの信長様!”とやらを喚び出す為に何度もこの聖杯戦争を繰り返しているらしく、今回でその完成を目論んでいるらしい。

 

その碌でもない野望を阻止する為、自分達は連中の拠点へ突入。他の面々が疲弊している中、自分だけは無駄に元気だったので、途中から合流してきた土方さんと以蔵と一緒に英霊兵なる雑兵達を一蹴した。

 

そうして明智光秀の元へ辿り着くと、何やらアレコレ言っていたミッチーをノッブが言葉の刃で両断。自分が崇拝しているノッブ自身に拒絶され、自棄になった光秀は……。

 

『私自身が、信長公になることだ!』

 

なんて宣い、聖杯を吸収。すると奴の身体はドンドン膨れ上がり、なんかドロドロしてきた。龍馬さんがこれ以上好き勝手させるのは不味いと言っていたし、これ以上長続きするとぐだぐだ感も否めない、なにより自分自身がいい加減面倒くさくなってきたので、最後は超化した自分のかめはめ波で終わらせた。

 

いやね。申し訳ないけど、本当にさっさと終わらせたかったのよ。今回のレイシフトについて皆と相談したかったし、光秀の言い分も信長サマー、信長サマー、そればっか。これ以上付き合うのは無意味だと判断し、文字通り奴を終わらせた。

 

今回のレイシフトで有意義だったのは、書文先生と本気で戦えた事だけだったわ。その後、なんやかんやあったけど無事に自分達はカルデアに帰還し、みんなの所へ帰ることが出来た。

 

 あと、何か沖田オルタちゃんと龍馬さん、お竜さんも来てた。オルタの方の沖田ちゃんは茶々さんが面倒見ることになり、龍馬さんは後日召喚される以蔵のお目付け役になってくれたし、色々あった今回のレイシフトだけど、総じて見ればそこそこ悪くもないのかな?

 

相変わらず、以蔵は自分に食って掛かって来るけどね!

 

 

 

追記。どうやら以蔵って、宮本武蔵に憧れているらしい。ないとは思うが、もしあの武蔵がカルデアに来ることがあれば、それとなく師匠呼びを止めさせようと思う。

 

 

 

 

「オラァ! 修司、もういっぺん勝負せい! あ、こら! 逃げんなァッ!」

 

「修司も大変だな。クソ雑魚イゾーの相手をさせられて」

 

「まぁ、でも以蔵さん、カルデアに来てから随分と楽しそうだよ。この間も円卓の騎士さんに相手して貰っていたみたいだし、此処には色々な人の剣を堪能できるから、以蔵さんにとっても良い環境なんだろうね」

 

「それはそうとマスター、カルデアには彼の大剣豪宮本武蔵はいたりするのかな? あ、まだいないんだ」

 

「以蔵さんは宮本武蔵の大ファンだからさ、いつか喚べたら是非紹介してあげて欲しいんだ」

 

「あ、あはは……。うん、考えておくよ」

 

 

 

 

後日、憧れの宮本武蔵が修司を師匠呼びして、宇宙猫になった以蔵がいたとかいなかったとか。

 

 

 

 

δ月※日

 

 立香ちゃんの帰省の計画もあと少しで大詰め、今日は折角だから向こうに着いたらしたいこと、やりたいことの打ち合わせを立香ちゃんとマシュちゃんの二人を誘ってする事にした。

 

最初は自分が同行出来る事に動揺していたマシュちゃんだったが、立香ちゃんが是非一度自分の地元に来て欲しいと言うので、後日自分がロマニに話を通しておく事を条件に無事に彼女もメンバーの一人に抜擢された。

 

巌窟王、マシュちゃん、あと一人位誰か護衛役として同行してくれるサーヴァントが欲しいのだけれど………やはり、此処は同郷の人間であるアーチャーのエミヤ辺りが妥当かな?

 

あーでも、アイツはカルデアの料理長だし、連れ出すのは難しいか。と、連れてくる人選に悩んでいると、先日山のじっちゃんと同時期に召喚された夢魔、マーリンが参観日の目立ちたがりの子供並みに挙手してきた。

 

まぁ、第七特異点でもそうだったが、コイツの魔術の腕前は確かなものだし、何だったら現時点のキャスター枠の中でトップクラスの英霊だったりする。自分としてはコイツよりもメディアさんを推したいんだけどなぁ。あの人、普通に神代の魔術師で、現代の魔術師より遥かに格上の実力者だし、同時に此方の意図もある程度は汲んでくれる良識者でもある。

 

なんならスーツを着せてしまえば、立派な社会人にも見える。耳なんて認識阻害の魔術でどうとでも出来ると本人も言っていたし、自分としては本当にメディアさんに同行して貰いたいんだけど………自分、あまりあの人に強く言えないんだよなぁ。

 

と言うのも、俺自身あの人にはかなりお世話になっているからだ。元の世界では俺が何かをやらかしてしまう度に事後処理を任せてしまっていたみたいだし、カルデアに来てからはその事でちょっぴり皮肉られた事もあった。

 

 そういう事があったから、あまりあの人には頼みづらい。だったらジャンヌさんでも良いのでは? なんて思い付くも、マーリンの懇願によって押し切られてしまった。

 

コイツ、長年アヴァロンなんて狭っ苦しい所に幽閉されていたから、外の世界を久し振りにみたいなんていう。確実に口実程度の言い訳だろうが、立香ちゃんは頼まれると断るのが苦手な女の子。ロマニの許可が出たら良いよ。と、許してしまった。

 

で、善は急げとマーリンはロマニに立香ちゃん達との外出の認可を得ようとして、少しばかりのやり取りをした後、花の魔術師はにこやかなピースサインと共に戻ってきた。

 

流石のロマニもマーリンを御すのは難しかったか。最後の砦も虚しく突破され、晴れて同行の許しを得たマーリンは自分達と一緒に立香ちゃんの帰省に赴くメンバーの一人となった。

 

はぁ、まだ帰省は先とは言え、今から気が重い。

 

 

 

 

 

「────はっ! そうだ! ベディヴィエールがいたじゃないか!」

 

「そうだ! 常識的かつ円卓の良心である彼ならば、立香ちゃんの護衛も任せられる!」

 

「す、スミマセン。頼りにしてくれるのは本当に嬉しいのですが、私が抜けてしまったらその、他の円卓の面々が………」

 

「ぐぁぁ……マジかぁ……」

 

「くそぅ、やっぱりあのろくでなしに頼るしかないのかぁ」

 

「アハハハ、君達普通に酷いね」

 

「フォーウ、ザントウフォーウ」

 

 

 

δ月?日

 

 今日、国連に向けた四度目の報告書をロマニへ提出しようとカルデアを歩いていると、意外な組み合わせに遭遇した。

 

ムニエルと王さ………英雄王の方の王様の二人が、食堂の一角を陣取り、パソコンに向かってなにやら話し合っていた。

 

本当に意外な組み合わせなので、気になった自分は何をしているのか訊ねてみると、国連に属している魔術師達に分かりやすくこれ迄の旅路を纏めた映像による報告資料を作成していたのだと言う。

 

二人とも凄く真面目な顔をしてパソコンに齧り付いているから、少し手伝いでもしようかと覗き込んでみると………MADな映像が流れていた。

 

いや動画製作かよ!? 愕然となり、大声あげる自分に、王様とムニエルは呆れた様子でやれやれと肩を竦めていた。

 

映像で伝えるには、分かりやすく丁寧な描写が必要になってくる。その為にはこういう資料も必要だと熱弁してくる王様に、自分はそうなのかと納得するしかなかった。

 

正直、自分達の様子が映像として不特定多数に見られるのは抵抗がある。しかもなんか映像に映っているの俺ばっかだし……あとこれ迄戦った連中。

 

イケイケの音楽を流しながら二転三転場面が変わるのは、昔嵌まっていた某DBのMADに似ている気がした。

 

あと、この映像の最終監修はシェイクスピアらしい。

 

いや確かにアイツ演出家だけれども! なに? 英霊の皆さんって割と世俗に興味津々だったりするの!?

 

 その後、何となく落ち込んだ自分はその後山のじっちゃんに相談。動画製作とか、世俗とか疎そうなのに、それでも真面目に最後まで聞いてくれた山のじっちゃんマジ翁。

 

………明日も頑張ろ。

 

 

 

 

 

 

「ふぅ、これで第七特異点迄の動画………もとい、資料作成は完了、と。ギルガメッシュ王、時間神殿の方はどうします?」

 

「我の方で映像は保存済みだが、現在は焼き増し中でな。今暫く待て、その間貴様には休むことを許す」

 

「へへ、早く編集したいッスよ。全ての男子が夢見る変身、超サ◯ヤ人! これを世間に流したら魔術界隈だけでなく、全世界が震えますよ!」

 

「ま、雑種どもは精々作り物と断じて相手にしないだろうがな。だが、分かる奴には分かる。これは、そう言う動画だ」

 

「修司本人はいやがってましたけどね。でも、それでも俺は皆に言いたい! 俺達の夢は、願うだけで終わりはしないってね!」

 

「フンッ、雑種の分際で吼えるではないか。実に無謀な夢だが、その無謀さは嫌いではない」

 

「じゃあ、次はシェイクスピアさんと合同って事ッスね! お先に失礼します!」

 

「うむ、次も励むがよい」

 

 

 

 

 

 






少し先の未来。

アーキタイプ:アースの場合。

第一再臨

「───奴か。フンッ業腹だが認めるしかあるまい、奴は星すら超える怪物だ。いつしか()を超え、その身を更にシンカさせていくだろうよ」

「その果てに何が待つのか。それは、私にも図り知れんよ」


第二再臨

「あ、修司だ! ヤッホー修司、久し振りィー! いやぁ、最初に出会ったときはこーんなに小さかったのに、本当に人間の成長は早いなぁ。オネーサン、ちょっと嬉しい!」

「それはそうと、もう好きな子は一人くらい出来たの? え、まだ? モー、そんなに奥手だとダメだぞ! 男の子なら、もっとガツガツしないと!」

「………え? そう言う私はどうだって? 例の眼鏡の人とは上手くいっているのかって………も、もう! そう言う生意気な奴にはこうだぞ! あ、コラー! 逃げるなー!」



第三再臨

「白河修司。いつか宇宙(ソラ)の大海を目指し、進まんとする者よ。どうか、自分の行く末に恐れないで」

「大丈夫、貴方は一人ではない。貴方には多くの人々の意志が、願いが側に在る。寄り添い、共に突き進む仲間がいる」

「だから、迷わないで。走り続けたその先に、無敵の貴方がそこで待っている筈だから」




それでは次回も、また見てボッチノシ


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